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2月&3月
明日はバレンなんとかだからチョコレートパンが食べられるんだとギルモンが大喜びしていた。
何のことだかルキに聞いても教えてくれないのでテリアモンに聞いてみた。
「あぁ、レナモン知らないんだぁ。それはねぇ、バレンタインデーっていって日本では女の人が好きな男
の人にチョコレートを渡す日なんだよぉ。最近はお礼を目当てにチョコレートを配ってる人も多いらし
いよ。ウフフフフ。レナモンも誰かあげたい人がいるの?」
ルキはバレンタインデーについての会話を一切しなかったけれど、なにやら昼からせっせとチョコレートを型に詰めたり、包装紙を何枚も使って何度も包み直したりしている。
やっぱりあれは、誰かにあげるために作ったチョコレートに違いない!!
誰に、誰にあげるのだろう?き、気になる・・・・・・・・・
こんな時、饒舌なテリアモンなら何か気の利いた恋のアドバイスでもするのだろうが、私にはできない・・・
役に立たないパートナーですまない、ルキ・・・。
それにしても、一体誰に?分からない、嗚呼、ルキ、君の心がわからない・・・
パートナーとしての自信が揺るぎそうになるのをレナモンは独り必死でこらえていた。
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12月&1月
今日はクリスマス。テイマー達を呼んでデジタルワールドでクリスマスパーティをすることになったでクル。
みんなで準備に大忙しでクル!
クルモンはツリーに雪をつけるでクル!
ゴマモンは飾り付けをするでクル★
ワームモンはゴマモンのお手伝いをしてるクル♪
チビモンとパタモンはプレゼントの用意でクル!
テイルモンはお料理を作るでクル〜♪
みんな、マジメにやってま〜すカ?
あ〜っ!テリアモンったらギルモンにいたずらしてるクル!
インプモンったらはケーキたべちゃってるでクル!あっマリンエンジェモンまでつまみ食いしてるクル〜!
クルルルルル〜!!ずるいクル!!(怒)
クルモンもケーキ食べたいクル!
もうっ、みんなマジメにやらないからちっとも準備が進まないでクル!!
もうクルモンどうなっても知らないでクルッ。つまみ食いしちゃうでクルルルル〜♪
あぁ〜お〜いしッ☆
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10月&11月
今、ボクたちは温泉旅行に来ています。大輔さんが町内会の福引きで1等をあてたんです。
大輔さんって本当にこういう運が強いんですよね。あ、申し遅れましたが、ボク、火田伊織と申します。
短い間ですがよろしくお願いします。
「ひゃっは〜!!でっけー風呂だなー!露天風呂、サイコー!!!」
「大輔くん、あんまり大声を出すと他の人に迷惑だよ」
「なんだよ、うるっせぇなぁ、タケルはよぉ!たまにはいいじゃんか〜。お前もたまにはハメはずせよ。なぁ、一乗寺!?」
「・・・(はぁ〜温泉って気持ちいいなぁ。心が洗われるようだ。ワームモンもくればよかったのになぁ)」
「ちぇ。おぅい、ポロモ〜ン!ほぅら、ほぅら!」
「うわっあちちっ、熱いですよ大輔さァん〜」
「温泉楽しいぎゃぁ!」
ばしゃばしゃばしゃ
「あはははは」
ばしゃばしゃばしゃ
・・・大輔さん、丸見えです・・・。
すみません。おはずかしい所をお見せしてしまって。みなさんには見えてないですよね?
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8月&9月
楽しみにしていた大江戸花火大会の日、不幸にもぼくは夏風邪をひいてしまったのか熱を出してしまった。
熱が下がってから3日後の夕方、拓也お兄ちゃんがニコニコしながらうちに来た。
「トモキ、体の具合はどうだ?」
「うん。もう大丈夫」
「そっか、じゃぁ今から花火大会やるぞ!」
「えっ、今から?二人で?」
「あぁ。ほら、見てみろこれ!」
拓也お兄ちゃんはそういうと、得意満面の笑みで両手一杯の花火を見せてくれた。
「うわぁぁぁ!!!!」
しょんぼりしていたぼくの顔がみるみる明るく元気になっていくのが自分でもわかった。
「こんなに一杯?!すごいや、拓也お兄ちゃん」
「ははは。元気になったろ?さ、行こうぜ!」
「うん!」
『『拓也お兄ちゃん、だ〜い好き!!』』
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6月&7月
輝一は夕飯の買い物の帰り道、何気なく輝二の通学路を通った。
やぁ輝二、偶然だね?な〜んつって、な。
ま、会えるわけない・・・か。薄い期待を胸に輝二の通う学校を覗いてみると・・・
あれ?校門の所にいるのはまさしく輝二じゃないか。
「おぅい!!輝二ぃ!どうしたんだ、こんな所でボーッとして」
「兄貴・・・別に、何でもねぇよ」
「もしかして、傘がないのか?今日は朝から雨だったはずだけど?」
「知らねぇよ。誰かに持ってかれちまったみたいだ。それより何でこんなとこにいるんだよ?」
「え?いや、ちょっと買い物の帰りさ」
「答えになってねーよ!」
「じゃ、行こうか。家まで送ってくよ」
「なんでそうなるかな。いいよ。近いし、そんなに降ってないし。それに・・・」
「それに?」
「とにかく、いいってば!」
「何を遠慮してるんだ?いいじゃないか、な、さぁ入れよ」
「・・・」
「それにしてもなんか新鮮だなぁ。弟と相合い傘なんてな・お?どうしたんだ、輝二、耳が赤いぞ?やだなぁ、
冗談に決まってるじゃないか。本気にしちゃってんのか?あっはっは。」
「・・・(コロス)」
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4月&5月
今日は選ばれし子供たちみんなでデジタルワールドへお花見だ。
「うっわぁ〜!デジタルワールドの桜、満開だぁ!すげぇなぁ〜」
太一たちはご機嫌だ。
「ほら、お前たちも団子ばっか食ってないで少しは花も見ろよ〜」
「太一、オレ、断然団子派〜!」
「ガク〜っ」
そのころ・・・
「はい、タケルくん、あ〜ん」
「おいし〜い!これ全部ヒカリちゃんが作ったの?!」
「うん。朝早起きしちゃったから」
「すごいなぁ。ヒカリちゃんっていいお嫁さんになるんだろうなぁ〜!」
「えっ」(ドキドキ・・・)
(な〜にが「いいお嫁さんになるんだろうなぁ〜!」よ。このスケコマシが!!ヒカリも赤くなっちゃって。
二人ともアタシがいること忘れてない?どうやらお邪魔さまってことみたいね。あ〜あ。ウィザーモ〜ン)
・・・と独りふてくされているテイルモンがいた。
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