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■■ 内田誠のニュース&コラム「遠きより」
■■ 2005/10/05【告知】
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■読者のみなさま、大変ご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。
気が付けば10月、そして今日の朝刊にはついに「米産牛肉輸入再開へ」の
大きな文字が踊りました(朝日新聞)。昨日の食品安全委員会プリオン専門調査
会を傍聴したものとしては、これほどの大見出しにする必要があったのか、疑
問を禁じ得ません。しかし、政府が輸入解禁の方向に向かって突き進んでいる
こと自体は勿論事実です。小泉内閣にしてみれば、大方、来月のブッシュ大統
領訪日(京都)にあわせて、最終答申の提出など、何かしらのイベントを持っ
てくる算段なのでしょう。大統領への「お土産」として。そして今日を境に、
多くのマスコミは「もうすぐ、あの牛丼が帰ってきますよ!」というトーンに
変わっていくものと思われます。ため息が出ちゃいますが、それもまた現実の
一断面です。さて、この問題についての詳しい論評は、少し後の号に譲ります。
もう少しお待ちください。
それにしても、この間の議論を傍聴していてつくづく思うのは、「食品安全委
員会」というもののデタラメさです。一言で言えば、この委員会は国民の「食
の安全」を守るために作られた政府組織ではなく、「食への不安」が政治不信に
結びつかないようにするための、一種の治安機関だったではないかと疑いたく
なります。誤解の無いように言っておきますが、「治安機関=悪」ではありませ
ん。しかし、この委員会が実際に行ってきたことは、内閣や官邸の意志を体現
して、食品安全に関する情報をコントロールすることであり、その過程で、科
学者である委員を騙して非科学的な結論を報告書に書き込ませ、さらに、大マ
スコミにリークして、その「結論」をさも真実であるかのように大宣伝させた
りすることだったのです。これはもう、「治安機関」を越えて、「謀略機関」の
雰囲気さえ漂ってきています。かなり大袈裟なことを言っているとお感じの方
もあるでしょうが、私自身は決して言い過ぎではないと思っています。食品安
全委員会については、その誕生の経緯からBSE問題をきっかけとした事実上
の「瓦解」の顛末まで、いずれまとまった記事を書きたいと思っています。タ
イトルは「食品安全委員会の崩壊」が良いかなあ。
■実は、今日のこの号はお知らせのため出しました。
明日の木曜日から内田誠の新しい仕事が始まります。
東京エリアのFM局にJ−WAVEという局があり、月金の帯で毎日夜8時か
ら二時間ほどの番組があるのですが、その木曜日のナビゲーター(司会のこと
です)をやらせてもらうことになりました。
番組名は、JAM THE WORLD(ジャム・ザ・ワールド)。
ニューヨークの同時テロのあと、2001年10月から始まったこの番組は
今月、5年目に突入したことになります。基本的にはニュース解説的な構成で、
既に多くの視聴者の認知と支持をいただいているようです。明日、私はナビゲ
ーターとして第一回目を務めますが、早速、BSEについてもやることになり
ます。チャンスがあったら聴いてみてください。番組のキャッチフレーズは「ニ
ュースを読みとる感性を伝える情報プログラム」。ちょっと荷が重いですが、頑
張りますので、お聴きになれる地域の方は是非お試しを。
(他のナビゲーターは、月曜日が角谷浩一、火曜日は野中英紀、水曜日は遙洋
子、金曜日は中田有紀・高瀬毅です。)
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■内田誠のホームページ「遠きより」
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発行者:内田 誠
((有)内田誠事務所)
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