day4: 5/SEP.06. 「これはトレッキングじゃねえだろ〜!登山だろ登山!」たかしゃんのハンド・ダイビング・スキル?あいかわらず手をゆるめないHOTな海・DOLPHIN IS COMMIN'!!!

 またまた雲一つぃない快晴だ。モーニングコーヒーをすすりながら、トップデッキに上がって深呼吸。約9時間爆睡しただけあって体調はすこぶる良好だ。
 早朝4:00頃からの移動で、本船は東に船首をむけていよいよコモド本島に引き返して来た。ここもトリップ上、メインのポイント(ってか、全部メインディッシュな感じですが)コモド島北に位置する、離れ岩群である。
 またまた、いつものようにハシナガイルカが沖合いをジャンプ。人文字ならぬイルカ文字で
「よ・う・こ・そ・コモドへ!」
と華麗なジャンピング・パフォーマンスを決めてくれ‥‥‥ってのは嘘ですが、このところ色々と海に陸に感動続きなおやぢは、感受性が上昇しており、些細なことでも必要以上にうるうるしてしまうのであります。本当に、歓迎してくれてるかのようなパフォーマンスだったんですからぁ。

 7:11a.m.と言う朝食前早朝エントリーで、まずは『CASTEL ROCK』に潜る。文字通り城塞のような岩まわりの根を潜るのだが、んなら綴りは『CASTLE』だろう?とルディにしつこく突っ込むと、いや、ここは『CASTEL』だ!と宣う。まあ形容詞的にCASTEL-●●なんて使う場合はあるみたいだし、撥音も思いっきり「きゃすてる・ろっく」と言ってたから、まあインドネシア語として許そう。ど〜でもいいわね。
 前評判が高く、かなり期待して入ったものの、カレントゆるゆる。
 ロウニンアジ、イソマグロ、ホワイトチップシャーク、グレイリーフシャーク‥‥と役者達は廻ってくるものの、いずれも単体〜ペアだ。ん〜〜?こんなもんじゃないはずだろぉ?なんて騒いでもしょうがないんです。潮止まりだったんですね。と言うわけで、この時点でわたくし、本日3本目か4本目でココ、リベンジ・リクエストかけることを決意しました。
 急峻に落ちるドロップと言い、先端部のカーヴといい、パラオ・ブルーコーナーを彷佛させるイイ雰囲気なんだけどねえ。
 ちょっと流れてきたかな?と思ったら、ウメイロ・タカサゴなどがわさわさっとどこからともなく現れ、ギンガメ30匹くらいの小隊が沸き上がってきた。魚群のアクティヴィティが明らかに少しづつ上がってきてる。ロウニンアジが周囲をとりかこみ、更にその外側に鮫が待ち構える‥‥‥。ん〜、あと15分待てば、バトルが始まりそうな雰囲気だけはひしひしと伝わってきたんだが、時間切れ。根の後方に流しはじめることになった。
 途中、サイズ的に相当でかいワニゴチを発見。ここまでデカいとちょとビビるね。ワニだもんね。
(maximum depth 26.1m/dive time 58min./visibility 20m/W.temp. 26.5℃)DECO.+

 上がって見ると、今回も少々先にエグジットした、巨漢マイバディ・GTさん。今やほぼ専属ガイドとなったハリーさんにハナヒゲウツボを見せてもらっており、見事にデジカメにとらえていた。しつこい窒素系ヒゲダイバー二名、憤慨する。
た「聞いてねえよぉ。言ってくんなきゃあ。ハナヒゲ撮りたかったなあ。ビデオ編集に当たって、ハードな海にひょこっとハナヒゲが写ると和むんだよなあ。ねえねえ、OGさん雑誌的にもそうでしょ。ハナヒゲの画はあった方がいいっすよねえ。」
OG「そうだねぇ。」
た「んじゃ、も一回行きますかぁ、午後から…流れてるとき狙って。」(と唐沢隊長の顔色を伺う)
計画的犯行、大成功だ。お目当てはハナヒゲだけじゃないんだけどね。いやあゲスト4名だと言いたい放題できていいなあ。チームワーク良好ともいいますね。いいぞ「男舟」!

 朝食後、2本目。コモド本島側(手前)にある『CRYSTAL ROCK』にEN.
 朝一よりは多少カレント入ってますが、やはりぬるい。上空をイソマグロ、ロウニンアジが暇そうにてろてろと単発で泳ぎさるのみだった。
 しかしまあ、回遊魚が統べてではない。ゆるゆると流して行く間も、スズメダイやハナダイのサンクチュアリ。魚の個体数に圧倒される。
 お約束の場所(ウミウチワ)に、お約束クダゴンベも発見したが、皆で取り囲むうち、恐れをなして家を飛び出し、となりの饅頭珊瑚に乗っかっちゃった。たはは。ごめんね、脅かして。それにしてもキミ、座布団しいて座ってるみたいでかわいいんだけど、
た「似合わねえぇ。」
 ヤッコ系の種類と数が多くてビックリなのは既述したが、実はコショウダイ系フエダイ系も豊かなのだ。メインディッシュがイマ一つ盛り上がらなかった今回も、流して行く途中の岩陰に、いるわいるわ。チョウチョウコショウダイ、アヤコショウダイ、ムスジコショウダイ、アジアコショウダイ、YELLOW-RIBON SWEET-LIPS‥‥などなど。しかも同じ岩穴にぐっちゃり異種のコショウダイが同居してたりする。

た「キミたちさぁ、となりの人は異種なのわかって仲良くしてるのかぁ?」
た「これはどうなんだい?生物学的に異種交配により進化して行く、決定的瞬間を見てることになったりするのかなぁ?」
とまあ窒素たまり気味ながらも貴重な面白い画にわくわくしてしまう。それにしても「SWEET-LIPS」てな、素敵なネーミングだね。どうでしょ?SWEETかな?
 更に別の穴には、チョウチョウコショウダイとサラサハタなんてカップリングで同居中。これは異種どころか異類だろ?まあ、確かに水玉模様は同じだけどね。コショウダイとハタでしょ?基本的にコモドの魚達は仲いいのかね?とにかく面白い。たまたま居合わせた感じじゃなくて、ほんとに仲むつまじく、一緒に住んでる感じだったぜ。
(maximum depth 27.2m/dive time 55min./visibility 20m/W.temp. 26.6℃)DECO.+

 本日のランチは、親子丼にほうれん草のおひたし。しかも、日本の人気定食屋にも出せるレベルでんまい。敏腕サルジョノ・シェフありがとう。まあ、そりゃあせっかく海外旅行なんだから、ローカルなものを食いたいと言うむきもあるでしょうが、このハードダイブSCHE.だし、インドネシアは初めてってわけじゃないし、やっぱ和食はいいです。食事にストレスがないです。デザート?にバナナのフライっつうのはちょと多くは食べられなかったけど、街から遠く離れたフローレス海沖合いクルーズ船にて、毎度毎度、合格ラインどころか、完璧な和食をいただけるとは思いもよらなかっただけに、ありがたい。んまいっ!

 さて、ランチ終了し、まったりしていると、デッキ後方で首脳陣及び、MD取材陣がなにやら近くの小高い山を指差して密談中である。とりあえず首を突っ込む。
 要は、「本来なら、明日訪れる『ピンクビーチ(後述)』で軽くトレッキング企画をやっているのだが、今回は取材と言うこともあるし、ゲストは皆男性だし、御年配のかたもいないし‥‥もっと景色のいい、360度フローレス海を見渡せる、ここギリワラ山でトレッキングをして写真を撮ったらどうか?絶景だよ。」とのことだった。取材陣は、もちろんGO!。撮影モデルとして、さすがに男船じゃ絵にならんので、ガイドのちよちゃんを連れて登ると言う。さて、問題は「チーム・フォーティーズ」たかしゃん&GTさん(100KG超)。
G「どうしますぅ、たかしゃん。あれ登るんでしょ?で、その後2本潜るんでしょ?行けるかなあ。」
た「せっかくだから、行くよぉ。登っとこうよぉ。後でオフ会かなんかで、すんごい絶景の素敵な画を見せられて、『でもお二人は登らなかったんですよね。』なんてのいやだぞぉ。」
G「ま、ま、ま、そりゃそうですけどね。じゃ、じゃ、じゃあさあ、じゃあさぁ、行けるところまで行くってことで。(藤村D風)」
 唐沢隊長を先頭に、MD取材陣2名、GTさん、モデルのちよちゃん、わたくし‥‥計6名による急増アタック・チームが編成されギリワラ島に上陸。過酷なトレッキング・アタックが始まった。
 まずは暑さにやられ始める。船の上にいると海風が心地よくさほど暑さは感じないのだが、陸(しかもブッシュに赤土にゴロ石の「サバンナ」ですぜ)に上がると、輻射熱により急激に・猛烈に暑い。あっと言う間に息が荒くなり、油汗がダラダラと流れ始めた。まあ、しかし最初の数百メートルは(photo)比較的勾配も緩やかだったので、ゆっくりついていくぶんにはなんとか頑張れた。
た「これは相当危険だぞぉ。藤村くん。ちゃんとチーム一つにまとまって、声出して行かないとやられるぞぉ。とろ〜り〜!!!(サイコロ4より)」
G「おぅ!
た「あっ、藤村さん、声出てない。減点。(ジャングル探検より)」
G「大泉さん、よくそんな冗談かましてる余裕ありますねぇ。ぼかぁねえ、もうねえ、ここをキャンプ地とするっ!(ヨーロッパ21ヶ国より)」
と、GTさんがへたりこんでしまったところは、ちょうど高さ的には半分(中伏)まで来た地点。平坦な広場みたいになっており、ここから先、急に勾配がきつくなっている。いい休憩地だ。しかも既に、充分、絶景。周囲360度ドライ・ブルーの海。眼下に小さく我らがサザン・スター号。美しい。頑張って登って来てよかった。ここで充分だ。達成感でいっぱいだ。取材陣も、器材を準備しはじめ、
SG「じゃあ、このあたりで、ちよちゃんパレオになってもらって。」
OG「こっちの岩がいいかなあ。」
と撮影モードに入ろうかと言う時、アノ男(隊長)の悪魔の一言が‥‥‥

唐「せっかく来たんだから、上まで行きましょうよぉ。」
全員、返事はせず、顔を見合わす。唐沢隊長を除く5名の顔には、『もう、ココで充分だ。満喫した。休憩したら引き返そう。』と明らかに‥油性マジックレベルで顔に書いてあったにもかかわらずだ。隊長は、異様なまでに朗らかなテンションで、追い討ちをかける。
唐「だって、あとちょっとですよ。ほら頂上、あそこぉ。」
 僕は知っている。確かに距離的には、あとちょっとだ。しかし、下から観察リサーチしたところによると、ココから勾配が急になり、高度的には、今まで登って来た高さの2倍は登らなければならないのだ。こ・こ・これは‥こっからが、キ・キ・きついぞ。
 隊員の意志を確認する余裕も与えず、注意事項を軽やかに述べながら、既に隊長の顔と躯は山頂を向いていた。
唐「ここから、急になりますからねえ。」
た&G(見りゃわかるっつうの)
唐「前の人の落石に注意ですよぉ。」
た&G(足元見るのに精一杯で上なんか見れねえっつうの)
唐「石だけじゃなくて人間が落ちる事もありますからねえ。だはは。」
た&G(冗談になってねえぞ、おいおい〜。)
唐「石が落ちて来たらねえ。あのぉ、それはもう、よけて下さい。ナイスキャッチなんつって手を出すのは危険です。」
た&G「落石事故で潜れなくなった日にゃあねえ。そりゃあもう、ボクはぁ、サザンスタークルーズをぉ〜
相手どるよぉ!!
た「ってかさあ、藤村クン、これは既にトレッキングじゃないぞぉ。登山だよ登山。」
G「ボクにとっちゃあねえ、ロッククライミングですよ。ほら見て、両手両足使って
四つん這いになってんだあこっちはぁ。
た「ってか、オレらダイビングしに来たんだよなあ。なんだよこのやられっぷり!
何の刑だよ。
チーム・フォーティーズ最後尾からのボヤキ漫談も上層部には届いていない。次第に寡黙になり、雑念が消え、とにかく「一刻も早くこの灼熱・息切れ地獄から開放されたい。そのためにはあと2〜30M、登れば統べて終わるんだ。」と言うランナーズ・ハイ?のような状態と化してきた。

 登頂成功・完遂!この達成感はなにものにも代えられません。んじゃああしたからキミ登山家になるかと言われたらもちろん、NOですが、少々、登山愛好者の気持ち、いわゆる『「そこに山があるから」その達成感・征服感のために登る』つうツボがわからないでもないような気がした。
 確かに絶景である。我らがサザンクロス号なんか、納豆マメサイズだ。360度地球レベルの丸〜い海。心無しか温度が下がった心地よいそよ風。青さ対決でもしてんのか?どこまでも青い空、海。たまりません。あと欲を言えば足りないのはビンタン・ビールだが、さすがにここで飲んじゃったら、まじ、帰路が危ないっす。
 そして、いよいよ本題。MD取材陣による、あり得ない「画」撮影会が始まった。
 モデルちよちゃんが、水着にパレオを巻いた状態になり山頂からの絶景をバックにシャッターの音が響く。
た「こんな高いとこまで登ってきてにこやかに船を指さす人いないよ、ふつ〜。」
GT「無理だって。その画には無理があるって。誰に手ぇふってんだよっつう話しだよ。」
フォーティーズの横やりチャチャはうるさくしつこい。とは言え、せっかくなので素人なりに構図を考え、遠巻きながらモデルのちよちゃんを撮ってみる。更にはお互いに記念撮影。
た「たのむよぉ。
荒々しく撮ってくれよぉ。藤村くん。」
すいませんね。太字部分、「水曜どうでしょう」ヲタじゃないと何にも面白くありませんですかね。
 帰路はほぼ皆さん無言で、(ってかちゃんと集中して、足元を見てないと滑落しまつ。)もちろん往路よりは楽勝で、全員無事に本船にたどり着くことができた。太腿の裏側と、ふくらはぎに明らかに乳酸が蓄積し、ちょっと急なダッシュでもすれば足がつる状況ではあったが、なにはとにあれ頑張ってよかった。後に、皆で語ることがあれば、間違い無く『伝説のギリワラ登山』として語り継がれるであろう濃厚な体験であった。ある意味、忘れてしまうダイブ(一本)はあっても、この登山アタック(一本)は忘れようったって忘れられない。

 呼吸はすぐに整えられたが、下肢のだるさと、脱力感はぬけきらぬまま本日3本目のダイブにEN.。連戦DECO.diveに、炎の登山。完全体育会系と化した我々の中には、少々の辛辣感と共に一種の連帯感が芽生え始めていた。もちろん誰一人として、
「一本、レスト入れますぅ。」
なんつう輩はいない。
 で、『LIGHT HOUSE』なるポイント。さすがに登山直後と言うことで、DECO.なし、最大15.4MのSHALLOWではあったが‥‥全然、楽勝ではなかった。
 エントリーしていきなり、強いカレントに持って行かれる。見どころでは多々アゲインストで泳がされる。
た「(どこが軽く流しましょ〜!だっ。あん?)」
 脚力の限界を感じ始める。そんな時に限って大きなタイマイが出現。更にはバッファロー(カンムリブダイ)数十匹の大行進。あのさんまちゃん前歯全開でガレキ珊瑚をボリボリむさぼり食い、誰が号令をかけるともなく、そろって移動。また食う。ちょっと追いかけたい。アゲインストで推進力を得るため、フル・フィンキックを5回ほど打ったところで、持病の左ふくらはぎに痙攣感が‥
「ピキピキッ!」
 やばい。下腿が限界だ。ヒラメ筋が悲鳴あげちょる。プロOGカメラマンは余裕でカンムリブダイの前方にまわりこんで撮ってる。
た「(ええい!もう知らんわっ。)」
 新泳法「ハンド・ダイビング」炸裂だっ!要は、フィンキックを使わず、手でガレキや岩をつかまえて無理矢理前進するのだ。海中ランボーのように荒々しくだ。(意味不明)
 ほぼアゲインストの場面では、このハンドスキルを駆使し、なんとかこの一本を乗り切った。(良い子ダイバーの皆様は決して真似をしてはいけません。)
 実は、足がずっとつりそうで、それどころではなかったのだが、ビデオを見直すと、ツバメウオの50匹クラスの群れや、何故か全面クロユリハゼ盆地とでも言うべき、クロユリぐっちゃりの砂地や、鼻に白点があるキュートなカエルウオが映っていた。エグジット真際には、ムレハタタテダイが、すんごいムレムレで現れてくれ、右に左にそろって舞踏会中。バレエ系のclassic musicをかけたいですね。「くるみ割り人形/こんぺいとうの踊り」かなんかですかね。
 おかげで、限界のふくらはぎのことを少しだけ忘れる事ができたんだ。
(maximum depth 15.4m/dive time 59min./visibility 15m/W.temp. 26.8℃)

 上がって、よ〜くストレッチをほどこす。この時間、水をためたトップ・デッキジャグジーも直射日光のおかげで適度に温水になっていて気持ちいい。ってか、よ〜く蓄積した乳酸をもみだしておかないと、マジやばい。次もハンドダイビングで乗り切るようだぞ。

 4本目。「登山」撮影会のせいで、かなり時間が押して、17:04p.m.エントリー。リクエストを聞いていただき、1本目で潮止まりだった、『CASTEL ROCK』に2ND.EN.
 な・な・流れてるぅ。エグソスト・バブルがほぼ水平にたなびくくらい。既述の通り、ゆるやかなカーブを描く、パラオ・ブルーコーナーを彷佛させる、棚待ち先端部を目指すが、先程5フィンキックだったのに、今や3フィンキックでふくらはぎに違和感が走る。まだまだ前半戦つうのに。痙ったら終わりだ。
 やむを得ん。既に完全に修得しつつある「ハンド・ダイビング」(片手にはビデオをかかえ右腕のみで進みます)スキルを駆使して先端部に匍匐前進だ。ええ〜、良い子ダイバーの皆さん。こ〜ゆ〜時は無理せず、ダイビングをキャンセルするのが正解です。
 GTさん、編集のSGさんも、このアゲインストの中、無理はされず、かなり手前で待機しておられる。当然、先頭を争うのは、わたくしとカメラマンOGさんだ。20M超まで落として棚待ち。横を向くと、カレントでマスクが持ってかれそうになる。一本目とは別世界だ。魚影が濃い。ギンガメ大隊のまわりをロウニンアジが悠々と見張っている光景。今度はクロヒラアジの小隊が右方向からやってきた。んんん。潮目の常連たちが集う、いい画になってきた。
 2〜3分ビデオを回し続ける。「ちょっと画が動かないなあ」と言うタイミングだった。ギンガメの群れがバラけたと思ったら、巨大な影が深海から沸き上がるように2尾、急浮上してきたと思ったら、それは「尾」ではなく「頭」だった。

た「イルカ!イルカイルカイルカイルカ!!!」
ビデオ音声にも収録されていました。皆さんに知らせようとする、わたくしの雄叫びが、その興奮を余すところなく伝えている。突然のことだったので余計に驚いてしまいパンが間に合っていないが、一応映像も撮れていた。ギンガメを補食したんだろうか?すんごい勢いだったけど。ビデオはそこまで捉えてはいないが、貴重なハシナガイルカの海中アタックシーン。姿は見えなくなってもしばらくは、イルカ音(声)がしていたので、また来るんじゃないかと、待機してたんですが、さすがに一回こっきりでしたね。
 結局、このドルフィン・アタックを目撃できたのは、わたくしと専属ガイド?のちよちゃんのみ。ラッキーだった。
 頑張るといいことある。ギリワラ山の神が、頑張った御褒美にイルカを遣わしてくれたんだ。

 数分の棚待ちの後は、カレントフックをはずして豪快&爽快なドリフトだ。ん〜気持ちいい。
 1本目では、GTさんしか見ていないハナヒゲウツボを、
た「ボクたち見てないもん。お願いルディ、意地でも見せて。見ないと上がらないからね。」
と、大人気なく頼んであったので、強風ドリフトの途中、ピンポイントで着底し、ハナヒゲくん撮影会。こんな激しい流れの中でも、グルングルン身体よよじらせて、威嚇・補食?するキミは、ブルー&イエローの可愛い配色に似合わず「荒々しい」ねえ。ネーミング通りの「ハナヒゲ」(黄色)がキュートだ。
 言うまでもなく、★★★★★ホットダイブ。ん〜、豊かで深いぞコモドの海。
(maximum depth 20.7m/dive time 43min./visibility 20m/W.temp. 26.5℃)

 まさに沈み行く夕陽を眺めながら、本船に帰投する。
 今日は2/4 DECO.ダイブだったが、コンピュータに残っていない一本(登山)が、最も効いた。皆さん、何処がってねえ‥‥「足に」キテるざんす。足に。
 もちろん至福の黄金水(ビンタン缶ビール)で速攻・乾杯。本日のメニューは、おいしい焼肉定食(日本食)。和食は落ち着きますねえ。
 しばし歓談するが、とてもじゃないが、これ以上、強い酒を飲む気にはなれなかった。要するに、飲酒欲に勝る睡眠欲ってことですわね。いやあ、登山がマジでキキました。やられちゃってます。
 陸上での飲んだくれパフォーマンスを期待していただいてる読者の皆様ごめんなさい。わたくしとしたことが、本日もまたまた早い撤収です。22時には、落ちてたようです。
 とにかくこういう時は寝るに限ります。寝れば元気になります。
 ま、なんだかんだで、四十路飲んだくれおやぢ。今の所、一本もキャンセルすることなく、全ての企画にフル出場・完投しているところが偉いっ!

 てなわけで自画自賛で、おやすみなさい。ZZZZZZZZZZZZ!!!



day5: 6/SEP.06. マンタ爆裂!ピンク・ビーチにて、おやぢ衆の痴話。

 健康的爆睡で当方ゲスト陣は全く関知してないのだが、この日の移動はクルーズ中最長だった。(らしい)とは言え、夜間ずっと航行しているわけではない。4:00A.M.くらいから船を動かしはじめるので、約4時間の移動だったことになる。コモド島の北端から南西端まで。距離にして50KMほどだろうか。
 7:00A.M.には、船の揺れで目が覚めた。今までがベタ凪すぎて、大した揺れではないのだが、大事に感じてしまい飛び起きてデッキに立つ。
た「荒れて来てんのかい?」
R「いつもこの当たりはちょっと揺れるんだよ。ま、こんくらい大したことないけどね。」
コモド島の南端を廻り込むに当たり、要するに、いったんインド洋外洋に出て来た感じなんですね。
 入り組んだ、入り江が続く地形を更に西に進む。ほどなくコモド島南西端のポイント『MANTA ALLEY』にアンカリングした。その名の通り、マンタ狙いのマンタポイントである。
 そして、面白い事実が発覚した。
 御存知!ほぼ(95%以上の確率で)マンタ・ポイントにてマンタをはずさない!?自称『マンタを呼ぶ男』たかしゃん!!!
 一方、今まで一度もマンタを見た事がない。パラオは「ユーカク」まで遠征しマンタのみ狙ってはずした男!巨漢GTさん!!!
 要は、どっちのパワーが強力なのか「マンタ対決」の様相を呈してきたのだ。

た「マンタ来たら、まあオレに感謝してもらわないとね。なんたって『マンタを呼ぶ男』だからね‥‥。ってか、マンタが出なかったら、キミのせいだぞ。GTクン。万が一、はずした際には、そうだねえ。アノ山、もう一本、登ってもらうぞ。」
GT「ちょちょちょっと。それは簡便して下さいよぉ。オレだって、マンタをはずしたがってるわけじゃないんですよぉ。真剣なんですよぉ。」
まわりの皆さんも、賛同していただけた。コレは、ある種の集団いぢめだな。
OG「あの山、昨日の山より厳しそうだなあ。そっかぁ。マンタが出たらそりゃあその方がいいけど、出なきゃ出ないで、GTさんの過酷な独り登山が見れるんだぁ。それも面白そうだなぁ。」
T「そ・それも魅力。」
GT「魅力じゃないって、全然、面白くないって。」
GTさん、少々、顔色と旗色が悪くなって来た。

 8:18.a.m.エントリー。そんなGTさんの冴えない表情も杞憂に終わった。入って30秒もしないうちに中サイズのマンタが飛んで来た。GTさん、僕を見つけて、目を合わせ、これ見よがしに大きくガッツポーズ。
た「ガッツポーズしてないで、マンタ見てなよぉ。初めてなんだろぉ。」

 透明度15mと、ややダウン。ま、ある意味、マンタポイントらしい…マンタが出やすい雰囲気である。ココは一ケ所の根で待つのではなく、数カ所あるマンタ根をダイバーの方で移動しながら、ウォッチングするパターン。ガイド陣が全然、殺気だっていなかった理由が判明した。来るは来るは、次から次へとマンタの行進。堺筋の阪神タイガース優勝パレードみたい。2連、3連マンタは当たり前。最大7枚のマンタが同時に確認できたこともあった。ゆっくり一ケ所でホバリングする感じではなく、マンタの遊戯場?運動場?になってるかのごとく、くるくるしたり猛然とダッシュしたり、あっちから来たかと思えば今度はこっちから‥‥とまあ、上空を凝視して撮影し続けていると、首が痛くなるくらいの派手なマンタ・パフォーマンス。
 そして、なんとブラック(普通、腹側は白いんですが、黒いのがたまに居るざんす)も2個体確認できた。excitingだっ!Hotだ!ブラックは、やや個体のサイズが小振りで、臆病で、あんまり近接できない?気がしたんだが気のせいでしょうか。
 いやあ、やっぱりなんたってマンタはいいねえ。癒されるねぇ。この世の生き物とは思えないねえ。優雅で雄々しく美しく尊大で‥‥毎度のことながら、初めのうちは必死になってビデオをまわすんだけど、後半戦はビデオ放ったらかして仰向けに横になってウォッチング態勢です。至福の時。
 更にこのポイント。マンタだけではない。通常マンタポイントって言いますと、「マンタ出なけりゃただの岩場‥‥」みたいなところが多いんだけど、ココは違う。ヨスジフエダイのみっちり密集した群れ。ナポレオンも登場。上空には巨大イソマグロにロウニンアジが悠々と泳ぐ。もちろんその間にもマンタはかわるがわる現れてくれるので、どっちに注目すれば(撮れば)有効なのか判断にしばし迷うほど、贅沢なポイントだ。いわゆる盛り沢山。ミュージカルのシーンで、ステージ上のあちこちで演技がなされていて、どこを集中して見たらいいか困ってしまう状況に似てる。例えば「ファントム(オペラ座の怪人)」における「マスカレード」のように……。
 しゅごいっ!豊かだ。
(maximum depth 15.0m/dive time 61min./visibility 15m/W.temp. 25.4℃)

 GTさんの罰ゲーム。独り登山は免除された。よかったねGTさん。
GT「いやあ、よかったよぉ。満足したよぉ。それより何より、登山しなくていいからね。だってねぇ、このヒト(わたくしのこと)マジ顔で言ってんだもん。『マジで登ってもらうよぉ。』とか言ってさあ。冗談になってねえものぉ。」
GTさんの喜びはひとしおだったみたいだ。

 わがとりあたま隊員の事前情報によれば、この『manta-alley』がクルーズ中、最南端で一番水温が低くなり、ウエット3mmではちょと寒いかも‥‥とのこと。少々覚悟はしていたが、僕が潜った時点では25.4℃あり、更にはマンタ待ちで、一ケ所に留まることはほとんどなかったので、寒さは全く感じなかった。3mm+ラッシュで充分でしたよ。

 昨日のやられっぷり(疲労)からも完全復活。強いフィンキックは要しなかったが、足の具合もとりあえず大丈夫みたい。

 2本目。今度は南東端に移動(ちょと戻る感じ)、『LEHOK SERA』にEN.
 今度こそ、流れもなく、まったり癒し系ポイントだ。ビッシリと敷き詰められたような色とりどり、各種コーラルが美しい。と、のんびり構えていたところ、
た「(ん〜、OGさん深く行くなあ。何ねらってんだぁ?オレも行かないわけには。)」
と、言うわけで30M超。結局またまたまたまたDECO.でした。とほほ。
 砂地のケーブには大きなマダラエイがはまり込むようにしてお休み中だった。ピッタリ・サイズで、本当にキミのためにあるみたいなお家ですねぇ。
 アオマスクが2尾ペアで美しく漂っている。
た「結構、深いところにいるから、水温低くて寒くて、カオだけ青くなっちゃったんだよ。」
なんてね、ダイバー界では初心者独身女性若手ダイバーに言って聞かせる初歩的常套ギャグなんですが、あ〜あ。必要ありまへんね。男舟。
 早々に深場を切り上げ、15M以浅にやってきた。珊瑚が切れた砂地には、またまたGSJF(gold-speck jaw fish)のコロニーが。まあ、たくさんいるわいるわ。同視野に7個体確認できました。太っといの、細っそいの。元気なの、臆病なの。イロイロですわ、そりゃあもう。モグラタタキみたい。細い(小さい)個体ほど、まだ子供なのか、恐いもの知らずで元気よく、腰まで(どこが腰じゃ?)‥‥違うな。上半身(どっから下半身じゃ?)‥‥??。とにかく大サービスで15cmくらい飛び出しちゃうのもいました。アイツさあ、顔だけ黒っぽくなってんのは、要するに「日焼け」?なんだよねえ、きっと。あの態勢で顔だけ出して見張ってるんだから、そりゃあ日焼けもするよねえ。
 更に浅瀬に移動し、いわばこの手の「癒しコーラルポイント」で最も美しいエリアにやってきた。(ってか、最も美しいんだったら、もっと早めに上がってこいよオヤヂ)アカハチハゼが何故かデカい。通常の1.5倍サイズあるんじゃねえの。
 お約束、スカシテンジクダイ、キンメモドキぐっちゃりの岩陰を発見。美しい。これは雑誌的には絵になるんじゃないかな?と思ってたら案の定、MD取材班、かぶりつきでした。しかし、わたくし、毎度「ザクーッと網ですくって釜上げにして食べたらおいちいだろうなぁ。」などと不埒な事を考えてしまいますが、皆さんどうかな?
 イソギンチャクに隠れる、スレンダーパイプフィッシュ(海ヘビです)を教えていただいたが、こりゃあ寄生虫を思わせるので、職業病かもしれんが、やや拒絶モードでした。絵にならんね。
 更に、大好物、ミナミハコフグ(yg./小学生くらい)も発見。水中で「かぁわぁいぃい〜〜!」を連発するが、誰も反応ありません。ちよちゃんは反応してくれると思ったのにな。
 またまた盛り沢山で、息つくひまなしhot dive!どす。(レギュくわえとるやん)
(maximum depth 30.8m/dive time 68min./visibility 15m/W.temp. 25.8℃)DECO.+

 さて、上がって昼食をとりながら、本船は更に北上する。今日は移動も多いんですね。(diveは3本)
 目指すは、クルーズ中の目玉観光ポイントでもある、「ピンクビーチ」だ。
 紅色のクダサンゴが群生していて、これが砕けて砂になり、ピンクを発色すると言われているが、当初の予想では、

た「ったって、本当に砂浜がペンキで塗ったみたいなピンクなわけねえだろ。まあ、せいぜい赤土のうすいのくらいを想像しといた方がいいんじゃねえの?」
GT「夢を壊すようなこと言うなあ、大泉さんわぁ。ほんっとにピンクなんですよぉ。もうムラムラしちゃうくらいにピンクなわけで。」
た「見た事あんのかい〜?」
GT「ないっ!」
とまあ、楽しみにしつつ、あいかわらずのダイブ・クルーズ大食い(おかわり)大会であった。

 で、到着。遠目から見てもビックリ。ほんとにピンクだ。
GT「わぁっ、すっげえ。マジ、ピンクじゃん。」
た「だから言っただろぉ。ピンクビーチっつってんだぞ、こっちは。ドドメ色だったら、ドドメビーチだろぉ。」
GT「なにわけわかんないこと言ってるんですかぁ、あ〜た。赤土のうすいくらいだとか言ってたじゃん、さっき。」
た「うん。でも、ほんっとにピンクだね。えへっ。」
 早速、テンダーボートに乗り込み正真正銘ピンクビーチに上陸。見てもピンク。触ってもピンク。少々深く掘ってみてもピンクだ。ピンク発色の源となる紅色クダサンゴの破片もそこここに落ちている。そして、我々以外、他には誰もいない。すんばらしいっす。
 ほどなく、MD取材陣は器材の準備をはじめ、例によって、水着+パレオ姿になった、ちよちゃんをモデルにして撮影会がはじまった。もちろん邪魔にならない程度に参加。
た「必要あれば、ピンクビーチにて黄昏れる四十路おやぢの画なんか、ほしかったら言って下さいよぉ。海パン脱ぎましょうかぁ。」
OG「必要なしっ!(意外とキッパリ/お仕事中)。」
GT「海パン脱いでどうすんだよぉ。がはははは。」
しばしピンクの砂浜を散策していたチーム・フォーティーズも横ヤリ・ひやかし態勢に余念が無い。

た「よぉっ。ちよちゃん。かっわぃぃ。ひゅ〜ひゅ〜。」
GT「いいねえいいねえ。ちよちゃん。もっと大胆にこう、セクスィに行こうかあ。はい〜っ。スマイルスマイル。」
た「ピンク・ビーチっつうくらいだからねぇ。こう画も、よりいっそうピンクにねえ。パレオなんか脱いじゃった方がいいんじゃないかなあ。どうだい?ピンクの砂にナマ足は映えるぞぉ。うっしっし。」
GT「そうだねぇ。ピンク・ビーチっつうだけに、ピンクの『びーち○』も露出しちゃっていいんだぞぉ、なんつって、このこのぉ。」
た「‥‥‥‥。」
GT「あらっ。」
た「そこまでは言ってないだろう。オレはぁ。ああん?それはモデルさんに聞こえたらセクハラに値するんじゃねえかあ。おいっ。K県警にちくるぞぉ。」
チーム・フォーテイィーズ。酔ってもいないのに、完全にクダまきエロおやぢに堕した。

 唐沢隊長に至っては、どこまで元気なんだ?このおやぢ。シュノーケリングはじめちゃってゲストをよそにはしゃいでる。
唐沢「魚はあんまりいないんですよねぇ。ココ。不思議だなあ。水ん中で見るとピンクの砂がピンクに見えないんだよねえ。」
た&G「シュノーケリングする意味ねえじゃん。」
 オール・イベント参加を目論むわたくしだが、さすがに昨日からの疲労を考慮し、シュノーケリングは遠慮しときました。(めずらしっ!)

 世界遺産でもあり、本当はいけないんでしょうが、少量ならっつうことで記念に「ピンクの砂」をペットボトルにつめてお持ち帰り。遠慮がちに、ペットボトル半分ほどつめて忍ばせるわたくし。一方、これでもかと、バーゲンつかみどり大会かっつう勢いでパンパンに詰め込むGT氏。
た「おいおいおい。いいのかあ、そんなにパンパンに詰め込んでぇ。」
GT「いただけるもんはね。全部いただいていかないとね。パンパン。」
た「いただけるもんってねえ。世界遺産だぞ。世界遺産の砂をだぁ。K県警の現役警察官がだ。ペットボトルにぱんぱんに詰めてだ。お持ち帰りしていいのか?っつう話だ。コレを成田の税関あたりでチクったらだぁ‥‥。」
GT「もぉぉ。たかしゃんだって持ってくんじゃないですかぁ。冗談になってないんっすからもう。ほんっとにこのヒトは。」
とまあ、漫談いぢめはこれくらいにして、撮影隊の撤収とともに、ピンクビーチを後にした。
 何度振り返ってみても、やっぱりピンクだ。忘れた頃に本船から、もう一度見直してみてもやっぱりピンク。何かそこだけポッカリ浮かんだ異次元・異空間?エンジェルが降り立つ砂浜?
 「常識を覆す美しさをともなった違和感。」とでも表わしましょうか。素敵で不思議な体験だった。そりゃあねえ。黄色いスイカってのもあるかもしれんが。みかんが青かったら、海がオレンジ色だったら、空が緑だったら、カブト虫が赤色だったら……違和感あるでしょ。

 本日3本目は、その名もそのまま『PINK BEACH』。ただし先程上陸した砂浜とは岬を越えて反対側の入り江。上陸するピンクビーチとダイブサイトのピンクビーチは異なります。
 16:50p.m.エントリー。ちょと暗い。
 で、先程、唐沢さんが言ってた通り、水ん中で見ると、ピンクじゃな〜い。
 まずは一気に29Mまで落ちて、オオモンイザリウオを見に行く。茶色系のデカいの。当然、動きはほとんどないんだが、つぶらな瞳は、やはり敢えて、カラダに似合わず「かぁいい!」と言うべきなんだろうか。OGさん、あいかわらず粘る粘る29M。納豆か、メカブか、ナメコかっつうくらい。(まだど〜せDECO.だ。)すぐ脇の根には、巨大サラサハタも待機?してらっしゃった。水玉模様はキュートなのに、あのとんがった顔はつり合わないですよね。
 いかんせん、時間的に暗くてなかなかいい絵にはならないんだけど、後半戦は10〜15mでウメイロ&クマザサ&タカサゴの魚影自慢大会ショー!?圧巻だった。指揮者になったみたいで気持ちよろし。やや暗いせいもあって、逆にウメイロの黄色い背中のラインや、クマザサのブルーのボディラインが、それはまるで蛍光塗料を塗ったみたいに美しかった。ビデオ的には全然撮れてないんだけどね。(暗くて)
 更には、カンムリブダイが十数匹で渦巻いちゃってる。キミタチ、ガレキサンゴついばむだけじゃなくて、そんな芸もできるんだあ。それにしても歯が汚ねえなあ。磨きなよ。
(maximum depth 29.8m/dive time 58min./visibility 10m/W.temp. 26.0℃)DECO.+

 ちょうどサンセットのタイミングでex.
 夕陽。旅も終盤戦に至っており、やや物悲しくセンチメンタルなムードが漂う。
G「あ〜〜。明日で終わりですねえ。」
た「クルーズってさあ、前半は結構、濃厚に時間がゆっくり流れるのに、後半戦アッと言う間だよなあ。」
と思いませんか?窒素がたまってくるからかな。

 さて、夕食の後は、濃厚でdeepな恒例の飲んだくれタイムだ。「琥珀の夢」はいつの間にか空いてしまっているので、いよいよ最後の切り札「夢想仙楽」麦焼酎ペットボトルの登場。二夜連続で爆睡したので、肝臓(肝調)の方は完調である。
 本船に飾ってある、コモドドラゴンの木彫りが気になってしょうがない。コイツ、タンクしょってレギュまでくわえてやがる。50cmほどの高さがある大きめサイズ。ん〜〜〜っ!ほちい。しかし、これを持って行くとなると、当然、機内持ち込み?かなり面倒なことになりそうだ。しかも、ドラゴンの手やレギュレータ・ホースの部分など、ちょいとぶつけたら欠けてしまいそうだ。ん〜、もうワンサイズ小振りなのがあれば、即購入なんだが・・・との気持ちは全員の総意であった。
 すると、ガイドのかなちゃんが、
か「明日、コモド島に買い出しに行ってくるんで、探して来てあげましょうか?確か前回クルーズの時、小振りのダイバー・ドラゴン製作中だとか言ってましたよ。こっちのことだから、いつまで製作中なんだかわかんないけど。」
とのこと。もちろんお願いする。わたくしなど、
た「ボクのぶんは、見つけたら、即購入でいいですから。ど〜せ値段わかんないから、ちょっと手間賃ボッたくってくれてもいいから。探して来て。お願い。」
と、かなちゃんのリサーチ・テンションが上がるように、こっそりプッシュかけておきました。

 カメラマンOGさん、編集のSGさん、巨漢どうヲタGTさんとわたくし。+適宜ガイド・スタッフを加えての飲んだくれトークは0時過ぎまで続いた。
 多くは語らないOGさんであるが、時々発せられる、画像にたいするこだわり、プロ意識には「さすがっ!」と思わせられ、なんたって重みがある。ここに彼のHPを紹介させていただきます。http://tamo2.net/ ただし、MDで今回の特集号が発行されるまでは、コモドの画像は載せられないんだとか。気長に待つしかないね。
 わたくしも、色々と彼の作品を見せていただきましたが、「青に対するこだわり」、「海獣(クジラ・イルカ…)たちの動き・躍動感・生命感」「ちょっと視点をかえる?」なんつうところに彼の主張・こだわりがあるのかな‥と思いました。いい画撮ります。そして、あのパワフルでディープなダイビング。やるな、おやぢ!

 そして編集のSGさん。彼は実に「若づくり」な印象でヤサ男なんだが、実のところ、今回のコモド特集の編集をまかされるくらいの役職・係長様。なんたって、腰の低い取材姿勢には好感が持てた。意外と、要求は厳しかったりして、「優しい顔してキツいこと言ってたり」もするんですが。とにかく、メモ帳片手に、情報やウンチクなど、ネタは一字一句、聞き漏らすまいと、積極的に動いておられた。ま、ヤツラ仕事ですからね。当然ちゃあ当然なんですが。いい仕事されてます。
 今回のコモド特集。発刊は2007年、春を予定しているとのこと。まだ先ですが、楽しみにしています。僕もちょっとは写ってるかな。

 そして、もう散々登場したから、いいか。K県警警察官のGTさん。お仕事の裏話は、まじ本当に面白かった。若い頃は、当然、機動隊員として全国各地のヘルプに、沖縄(沖縄サミット時)から北海道まで飛び回ったんだとか。残念ながら、その面白ネタを公開できないのが残念だが、いやあ有意義でした。勉強になりました。面白すぎでした。DVDできたら、お届けにあがりますので、飲みましょう。ってか一緒に「水どう」見よう。

 とまあ、男4人衆。男舟の夜はふけていく。そりゃあ20代独身女性ゲストがいらっしゃった方がいいに決まってるが、ま、やせ我慢ではなく、これはこれで落ち着いてモノゴトが考えられる、余計な気をまわしたりすることなく、遠慮なく気兼ねなく普段着の状態でいられる旅だとも言える。

 明日はいよいよ、コモドドラゴン登場。楽しみな半分、それはダイブ・クルーズの終わりを意味するんだ。旅の終盤は毎度ながらセンチメンタルな焦燥感が漂う。欲張りで貧乏性な僕は、愉快な仲間たちと一分、一秒でも有意義な時間を共有したくて多弁になり、必要以上に酔い、夜更かしするのが常だ。
 一人、二人と「お先に」「お休みなさい」の声を残して健康的にダイニングを去った。
た「寂しくなっちゃったねえ。」
ち「そうですね。氷・足りますか?」
た「た・足んねえ。」
 業務上、飲んだくれるわけにはいかないんでしょうが、ちよちゃん。相当イケル(alc.)と見た。そして、気のきく、けなげで頑張り屋さんのいい女です。(ほ〜ら酔っぱらいモードだぞ、口説きに入るんぢゃねえぞ、おやぢ。)
た「ちよちゃんも呑もうよぉ。」
ち「そうですね。じゃ、一杯だけいただいて‥‥。」
 コモド島とリンチャ島に囲まれた静寂の海域にて、僕らは焼酎のグラスを合わせた。



day6: 7/SEP.06. 透明度急上昇、爽快ダイブ。コモドドラゴンとの遭遇。しっぽりsunset BBQのことなど。

 ダイブ・ポイント・MAPをとの希望がありましたので、遅ればせながら載っけました。

 さて本日も快晴である。本船は再び、コモド島北側(東岸)に戻って来ている。
 まずは一本目。『BATU BOLONG』なるポイント。ココ。ブリーフィング聞いてるだけで相当、面白そうだ。要は、20M径くらいの巨大根に、片側から強烈な潮があたっており、その反対側(影の部分)をGO&BACKで潜るのだと言う。島影から横にはみ出しちゃうと、強烈なカレントで持ってかれちゃうので要注意だと。想像するに、空力テスト・風洞実験中の車体の後ろ、風が当たらないところに居ろと。顔出すなよっつうことですわね。
 で、そのカレントと渦流の影響か、透明度はとってもよくて、魚達も身を寄せあうみたいにサンクチュアリになってんだって。

 7:45A.M.早朝エントリー。ほんっとだ。35Mはあろうか。至福の透明度だ。
 ハナダイ・ハナゴイ・スズメダイ・タカサゴ系の魚達がぐっちゃり、人口?ちゃう!魚口密度濃厚で、それはもうパラダイスだ。当然、魚達の発色もよく、透明度良好なビューティ・ブルーに映えて、美しい。ヴィヴィッドだ。コントラスト明瞭なシャキンとした画が撮れる(はず)。
 「これより激流!危険!」と立て看でも立てて欲しいくらいだが、根の側面に移動し、岩につかまってちょっと顔を出すと、まさにマスクも飛ばんばかりのカレントだ。そしてその激流中には、カスミアジ・ロウニンアジがビュンビュンと通り過ぎて行く別世界。しばし棚待ち。
カスミ&ロウニン「ほ〜ら。おっさん達ぃ。くやしかったらココまでおいで〜。」
とでも言ってるんでしょうか。気持ちよさげに激流の中ホバリングしてらっしゃいます。鯵クンたち。
 一方、カレントフックをガッシリ引っ掛けて、恐る恐る、凧上げ状態浮遊中のおっさん4名。
た「オレたち、哺乳類だかんねえ。」
苦しまぎれの負け惜しみ?言い訳?わけわかんねえし。
 数分の棚待ちのあと、再びサンクチュアリに戻る。15Mくらいのところに全く動じないホワイト・チップ(ネムリブカ)が、寝てた。もちろん目を開けてだ。かなり寄れたけど、どう見積もっても、カワイイ瞳じゃないねえキミは。頭の上にのっかったコバンザメがチョンマゲみたい。
 サザナミフグ、ヒトヅラハリセンボン、モヨウフグ、ミナミハコクグ(大人)などフグ類も充実。サザナミフグの親分は、このあたりをテリトリーにしているらしく、少々ビデオを向けても、「我関せず」我が道を泳いでいる感じだ。フグ系はやはり正面顔を撮りたいですわね。
 ミヤケテグリ(もどき?)っつうか、コモドテグリか?も発見した。小振りなナポレオン(メガネモチノウオ)も登場。至福の透明度と経験したことない珍しいスタイルのポイントで、かなり満喫できたね。気に入った。もちろんDECO+なんだけど。
(maximum depth 29.0m/dive time 57min./visibility 35m/W.temp. 26.0℃)DECO.+

 上がって、ルディに只今のコースどりをうかがっていると、
ル「へへへ。ココは面白いだろ。でもすんげえデンジャラスなんだぜ。」
た「だよねえ、エッジのとこ、半端じゃなく流れてたものねえ。」
ル「ああ、一番、危険なのはそっちじゃないよ。ココの角だよ。オレねえ。前、友達と遊びで潜っててねえ、ダウンカレントで85Mまで持ってかれたんだよ。死ぬかと思った。」
た「eighty?eighty-five??really???」
ル「yes,85m. I think,that is the limitation of my dive-computer.」

って、おい。もちっと、その、でんじゃらすポイント、先に教えとけよ。
ル「だからぁ。今日はこっち側通って、上がってきただろ。」
た「だからぁ。オレ日本じゃ有名なロスト男だぞ。ホスト男じゃないぞ。そのくらいの距離、平気で離れてどっか行くぞ。言っといてくんないとぉ。」
ル「あはあはあは。そしたら、ぴゅ〜〜^〜〜〜ぅ&バイバ〜イだね。」
お茶目な顔して、「ぴゅ〜」なんつってる場合じゃないだろ、ルディ。
 いくらdeep大好きでも、80は、やんないよねえ。

 

本日はコモドドラゴン観光もあるので、早々に二本目。10:43a.m.エントリー。いよいよ本クルーズ・ラストダイブになる。(15本目)コモド島を離れ、東側のリンチャ島との間、ほぼ中程にあるTATAWA島『TATAWA KECIL』にエントリー。初日の2本目に潜ったところの反対側にあたる。
 やはりヤッコ系が豊富でわくわくする。大好物、サザナミヤッコも数尾見つける事ができた。タテジマキンチャクダイのミクロネシア(南大平洋型)とインド洋型の区別も容易になってきた(photo:区別できますか?)。ロクセンヤッコが異様にでかい。
 ほどなく、中層にツバメウ数十匹の行進が現れた。透明度が高いので、黄色が映えますねえ。カスミアジがビュンビュン飛んでいくのを眺めていると、
た「んん、黄色いなあ。キイロハギ?ち・ちゃうやん。コガネアジだぁ。」
まさにGOLDEN JACK! 単体で小振りだったけど、ゼイゴがある。間違い無い。何か幸運を運んでくれたかな?良好な明るさと透明度のおかげで、より輝いて、後光がさしてましたよ。
 アヤコショウダイぐっちゃり。巨大アカマダラハタ。ワニゴチなども発見し、盛り沢山なラストダイブ。最後は浅瀬で美しいハナゴイ・ハナダイ花火を10分以上眺めていた。何故ならDECO.=5M5min.だから。dive time 64min.だって。ええ加減にせえよ。
(maximum depth 28.3m/dive time 64min./visibility 30m/W.temp. 26.3℃)DECO.+

 さてさて窒素たまりまくりダイバーおやぢ連合。これにてダイブは終了である。ざっと器材を洗って干し、昼食をとった後は、トップデッキにて、またまたMD取材、撮影会となる。日射しが高い時間帯でジャグジーの画を撮っておきたいと言うのだ。いよいよ『僕の出番』だ。前述した通り、僕は、ジャグジー水量・水温管理係長の任務がある。あまり水をくみすぎると、船の移動・揺れで溢れてしまうし、直射日光で水温を上げるためにも、半量くらいに調整しておくのが大切だ。
 「ダイブ後にビンタンビールで乾杯しながらジャグジーで歓談」と言うセッティング。女性二人(もちろんガイドニ名です)では寂しいので、ゲスト二人(たかしゃん&巨漢GTさん)もモデルとして飛び入りし、撮影会。GTさんがジャグジーにつかると、水位が一挙に上がってちょうどいい感じになった。good jobだっ!オレ!!!
 モデルの配置を換えて、数十ショットは撮ったでしょうか。
SG「どうしても、GTさん大きいから目立ちますねえ。」
GT「オレ抜けましょうか?こんなオッサン入ってるより、女の子だけの方がいいって。絶対いいって。(あんまり写り込みたくないヒト)。」
た「んなことないだろぉ。大人数でワイガヤやってる感じの方が楽しそうでウケルに決まってるだろぉ。(どうしても雑誌に載りたいヒト)。」
と、立場と本人の性格上、いろんな意見が飛び交いましたが、なんとかモデルとしてようやく写り込むことができたのさ。(使われるかどうかわかりませんが)

 午後からは、いよいよ観光の目玉。世界最大のトカゲ『コモドドラゴン』を見に行く。一般観光客が入れるのは、コモド島とリンチャ島のnational park。その園内ならば、レンジャー・ガイドを伴って(雇って)、軽くトレッキングしながら野生のコモドドラゴンが見られると言う。我々は、クルーズの行程上、リンチャ島のパークに渡ることになった。
 いよいよドラゴン(コモド・オオトカゲ)に遭える。
た「いいかい、藤村クン。水牛もたおしちゃうって言うからね。相当、足も速いんだってよ。危険だぞぉコレは。危険を感じたら、オレらまず逃げるから。キミがぁ、人柱になってだ。警察官だから当然だよなあ。太腿あたりをガブっとやられてだ。ケツでもいいぞ。ドラゴンにお見舞いしてやってくれよぉ。
GT「ほんっと、あなたは冗談にならないヒトだなあ。もぉ。大泉さん・あ〜た、先・行きなさいよ。
 いよいよ桟橋に着岸し、パーク入り口の門で一枚パチリ。
た「ふああ、よくできてるねえ、そこのドラゴン。」
と、縁の下の暗がりにあったドラゴンを指差してビックリ!
た「う・動いたぁ。ホンモノじゃん!ナマ・ドラゴンだよ。生きてる生きてる。」
GT「舌なめずりしてやがるっ。」
遠目には、巨大な木彫りか何かかと思ってたドラゴンはホンモノでしたぁ。生きてました。門番ドラゴン4頭。野猿までウロウロしてる。
GT「ええっ?そこ通れんの?」
ドラゴンの脇を通りぬけ、しばし撮影大会だ。それにしてもデカい。トカゲじゃないよ、コ・コレは。「ワニ」だね「ワニ」。ワニだと言ってくれれば、こちらも警戒心が働くし、サイズ的にも納得するからさあ。
 一頭がのっしのっしと巨体を揺すぶり歩いてきた。爬虫類特有の細い炎みたいな舌をペロペロしながら、ぶっとい薪みたいな4本の足を膝関節で90度曲げ、いわば腕立て伏せしている状態で歩くのだ。決して効率的ではない。デューク東郷先生が見たら、怒りかねないウォーキングである。おっもしれぇ。
 300mほど歩くと、施設センターや土産物屋や簡易宿泊施設があり、いよいよガイド・レンジャーが迷彩服にて登場された。簡単なインフォメーション§オリエンテーション(インドネシア語なので唐沢さん通訳)の後、彼の後ろを一列になって歩く。先日の登山ほどではないが、結構、斜面を登ったり下ったり。峰の部分を歩く・歩く。珍しい鳥類やグリーンスネイクなどの蛇も見られるかもしれないらしい。別に見たくもないけどね。ドラゴンだけで充分だ。しかも、レンジャーって言ったって、先っぽがYの字になったドラゴン撃退用杖を持ってるだけですぜ。集団になって襲われたらこっちは、ひとたまりもないぞ。
 とまあ、スリリングなトレッキングでしたが、水牛と猿軍団が出現したくらいで終わっちゃった。
「もっとロング・コースもあるよ。そっちなら、もっと動物いっぱいいるよ。」
とのことだったが、例の灼熱決死隊登山のことが脳裏をよぎり、遠慮しておく。
「shortest courseでお願いします。」

 小さめのコドモ・コモドドラゴンも発見。こいつ走ると結構速い。けど、ニ十歩くらい走るとベッタリお腹をくっつけて休憩してやがる。意外と持久力はないんだと見たね。なんたって腕立てしながら走ってんだからね。
 お土産屋さんで、Tシャツやら、木彫りの(normal版)ドラゴンなど購入し帰途についた。
 水曜どうでしょうヲタの二人、肩よせあって何やらヒソヒソ話。
た「『ジャングル・リベンジ』みたいで面白かったね。」
GT「じゃあ、も一回来なきゃ。大泉さんは行き先、知らないで連れて来られちゃうんだからね。」

 さて、本船に戻ると、買い出しに行っていた、かなちゃんが戻って来ていた。約束の品、木彫り「ダイバー・ドラゴン(小サイズ)」完成・試作品が一体だけあったと言うではないか。申し訳ないが、速いもの勝ち(昨夜の時点で契約済み)で、即購入。最も、悔しがったのは、GTさん。
GT「それいいなあ。いいサイズだよなあ。欲しいなあ。」
た「GTさんには、あっちのデカい方が似合ってるよ。デカいのならいっぱいあるらしいから、買っちゃえば。」
GT「どうやって持ってくんだよぉ。そんなデカいもん。」
た「機内、持ち込みでしょう当然。成田まで、ずっとドラゴン抱いてだなあ……。ある意味いい思い出だぞ。大泉さんがカブにダルマ積んで走ったみたいにだ。」
GT「そぉだよなあ。前に、パラオで、欲しくて買わないで、すっげえ後悔したことあったんだよな。」
と言う訳で、ご購入決定!!!!GTさん、体長60cm超のジャンボ・ダイバー・ドラゴンお持ち帰りですぅ。帰路で、何度も笑わせていただくことになりました。突っ込み所満載でした。だはは。

 夕暮れのタイミングで集合がかかった。本日は、お待ちかね、「無人島・サンセットBBQ」企画あり。
 日が沈む30分以上前のタイミングで、リンチャ島近くの無人島に上陸した。夕陽の浜辺でちょっと青春はしゃぎタイム。ガンガゼがいっぱいいるので、水辺に入って行くのは危険だが、それでもセミホウボウみたいに胸ビレが開く美しい魚を捕まえたり、カニや巨大ヤドカリを(捕ってどうしよう言うのではないのだが)とりあえず捕獲しキャッチ&リリースしたりして遊んだ。
 

 ほどなく、BBQスタート。まずはビンタン・ビールで乾杯。喉が乾いてるので、ほぼ一気呑みだ。地物の「サテ」(インドネシア串焼き)や「サンバル」、イカ、海老、ハタなどの焼き物‥‥などなどメニューも豊富。たまりません。んまいっす。
 美しい夕陽が、今まさに沈もうとしていた。一日の終わり、サンセット、そして旅の終わりと言うことも手伝ってか、やや物悲しい、おセンチなムードが漂う。少々静かになった一同を盛り上げるのは、やはりチーム40s???
GT「ああ、コレ、インドネシアの串焼きね。さて〜〜!サテでも食うかなぁっとぉ。」
た「‥‥‥‥‥‥。」
GT「あれっ?さてぇぇえぇ!サテ食おっとぉぉx。」
た「あのね。みんな聞こえてるから。二回言わなくていいから。二回言うようになったら、もう完全にオヤヂ駄洒落の極みだぞ。」

た「これが、サンバルですね。きゃあピリっと辛い、ん、ん、ん、かなり辛〜くて、なんにでも合いますねえ。コレは、いわゆる沖縄県は本部地方で作られるんですよぉ。皆さん。サンバルクイナ‥‥なんてねえ、サンバルばっか食ってる珍しい鳥もいるんですが……。」
ちよ「ふふっ。それ、ヤンバル。」
た「やっぱねえ、こんだけ辛いとねえ、軽装じゃないと駄目だね。靴なんかはいてたんじゃぁ汗かいちゃって、こうゆう‥‥‥。」
ちよ「サンダルでしょ!」(すんごいいいタイミングの突っ込みです。ファイン・プレイです!ちよちゃん。)

た「どうだい?GTくん〜。オヤヂ駄洒落もこうやってポンポンと弾んでいかないと。若い人たちと言葉のキャッチボールしていかないとぉ。」
GT「たまたま突っ込んでもらえたからって、もう。昨日なんか放ったらかしだったじゃないですか。」

 完全に日が落ちると、かわりに満月がのぼってきた。ちょうど月明かりに照らされたサザンスター号が、ベタ凪ぎの穏やかな海面にスポットライトをあびたように見える。取材陣は、器材かかえて小高い丘に登り、お仕事(撮影)をはじめた。
 打ち寄せる潮騒、焚き木・炎の音、自然のまっただ中にいだかれる幸せを感じる。時折はじける飲んだくれオヤヂのバカ笑いが妙に響き渡る。
 そんな中、ふとガイドのハリーさん(GTさん専属ガイド)を見ると、どこか暗い表情をしていた。
 いつもは笑顔で裸足の明るいローカルおぢさんである。なんたって、リンチャ島のドラゴン見学トレッキングの時も、全行程裸足だった。
た「ハリーさん、靴もってないの?」
と聞くと、
ハ「ウチの田舎は、みんなコレ(素足を指差して)。ダイジョウブ!」
とのこと。砂利道やぬかるみなど、痛々しくて全然大丈夫そうじゃなかったけどね。
 ハリ−さんは、ムンジャガンのミンピ・リゾートで長くダイビング・ガイドとして働いておられた経験をお持ちで、日本語もある程度話せるのだ。そして、日本人の奥さんと幸せに暮らしていたのだが、数年前に奥様は病気で亡くなられたんだって。独りになると、ふと漏れるように見せる暗い表情?日本人である僕らと日本語で会話していると、楽しかったあの頃(思い出)、奥様のことを思い出させてしまうのかもしれないね。

た「ハリーさんどうしたのぉ。暗いねえ。海老食った?海老?」
ハ「暗くないよぉ。タイジョウブぅ。オイシイ?オイシカッタ?」
サッと電気を灯したように、ハリーさんの顔に営業笑顔と深く刻まれた笑いシワと白い歯が戻って来た。

 ここコモドでは、ゆっくりと時が流れている。
 それでも、確実に陽が落ち、かわりに月が登り、規則的に潮騒の音が時を刻み、僕らは何度も何度もバカ笑いして、ビンタンビールの空き缶をまた一つ増やして行く。僕らは、着実に生きている。(着実に酔っぱらっている‥‥の方がピンと来ますかね)

ハ「わたしねぇ。日本人、大好き。」
た「オレもハリーさん大好き。インドネシア大好き。」
ハ「ほんとぉ?ほんんとぉ?ほんと〜なら、うれしい。」
た「オレもハリーさんに会えて嬉しい。」
ハ「ありがとうね。また来てね。」
た「おぅ。絶対また来るよ。ほらぁ、またハリーさん顔が暗いよ。生きてりゃ必ずいいことあるからさあ。ガルーダの神様見てんだよ、ちゃんと。ねっ。ハリーさんから笑顔をとったら、ただのシワくちゃオヤヂになっちゃうよ。」
ハリーさんが笑ってくれないと思ったら、少し涙を浮かべていたみたいだった。

GT「なに、しんみり語り込んじゃってるのぉ。オレの専属ガイドとぉ?」
た「キミのダイビング態度を採点してもらってたんだ。ちゃんと後でK県警に提出しなくちゃね。ピンクビーチでピンクの砂を‥‥。」
GT「ほんっと、冗談になってないからね、それ。」
ハリーさんに笑顔と白い歯が再びあふれた。



day7: 8/SEP.06. THE LAST DAY.

 10:00A.M.の送迎まで時間があるので、大旨、荷造りを終えた一同は、ラブハンバジョーの港町(市街)に繰り出すことにした。
 とは言うものの、所詮は離島‥田舎の港である。市街(メインストリート)と言ったって、数百Mで終わってしまう。残念ながら洋楽カラオケ屋もない。
 まずは港湾施設の出口にJAPAN OFFICIAL DEVELOPMENT ASSISTANCE(ODA)のサインを発見。意外とシッカリした立派な港湾設備だなあ‥と思ってたんだが、やはりODAでしたか。このあたり、「日本に造ってもらったんだよ。」と言うインドネシア人の感謝の気持ちを感じることができ、僕が造ったわけじゃないんだが、ちょっと誇らしい気持ちになりますね。パラオのK-Bブリッジにも、ちゃんと表示があります。どこぞの猿人民共和国や、国旗を燃やしたり、他国の国歌斉唱時にブーイングするような国とは一線を画します。インドネシア好きだなあ。

 当てもなくブラブラ本通りを散策する。結構、ダイブ・ショップもある。ラブハンバジョー・ベースにて、僕らがクルーズで潜って来たメジャー・ポイントまで遠征するには、かなり時間がかかると思うんだが、近場にも素敵なポイントがあるんでしょうかね?
 日本人ダイバーは珍しいのか、子供達が怪訝な顔で僕ら一行を見ている。明らかに注目されているのだ。ビデオやデジカメが珍しいのかな。
た「お〜し。じゃあ子供達と一緒に撮ろうよ。いいかい、港町だからねえ。『荒々しく』撮ってくれよぉ。」
GT「ぷはっ、子供相手に荒々しくしてどうすんだよ。」
 ポリスの格好をした子供がいたので、一緒に記念撮影。当然、脇にはホンモノのポリス(お父さん?)がパトロール中。こんな仕事スタイルが許されているのかどうか知らないけど、まあ少なくともコスプレして遊んでるわけじゃなさそうでした。

 ほぼ目貫き通りを往復し、帰路にて「サテ屋台」を発見。中途半端な時間帯だったけど、一応、煙がモクモクしていて営業中だ。聞くと、ヤギのサテだと言う。「焼き鳥」ならぬ「焼きヤギ」ですわね。コッソリお値段を尋ねると、なんと10本で5000ルピア!!!

た「キミたちぃ!ボクのおごりだ。ヤギ食うぞ。なあに遠慮はいらない。ささっ。食べよう食べよう。」
ってね、5000ルピア=¥50ですけど‥‥安っ!!
 ま、コリコリした食感で、特に臭みもなくサッパリしててんまかったよ。

 本船に戻ると、既にピックアップ・バンが横付けされており、器材ものせられていて、「いつでも出発OK」スタンバイ状態だった。そそくさと記念写真撮影したり、お礼を言ったり、御挨拶したりするうち、慌ただしくも物悲しい気持ちになるのは、クルーズ船・下船時の常ではある。スタッフの皆さんと握手したり、必要以上に長いハグをかましたり……僕は大きく深呼吸して、もう一度サザンスター号を見上げた。いい船だったな。また、お世話になる機会もあるでしょう。
 蛇足ですが、この船。実は、ダイブ・クルーズ船としてデビューする前は、四国?瀬戸内海?の方で、イルカ・ウォッチング&観光船として活躍していたんだとか。どおりで、手摺類が頑丈で高い。更に、サイドからよ〜く見ると、『○○島イルカウォッチング』なんて表記が白塗りされたボディーに光の加減で、うっすら浮かび上がって見える。ま、当然「made in JAPAN」なわけで、どこぞの(決して嫌いではないので何処とは言いませんが)怪しい木造船舶と異なって、頑丈で安心感のある船だった。一番のチェックポイントは、エンジン音がどの程度、客室に響くか……つうことだと思いますが、このクラスの船(90feetくらい?)にしては100%合格でしたね。

 唐沢さん、ちよちゃん&かなちゃん、ハリーも一緒にバスに乗り込み、空港まで送ってくれるようだ。(そりゃあなんたってゲスト4人しかいないですから。)
 で、なんたっておかしいのが、例のジャンボサイズ・木彫りダイバー・コモドドラゴンを大切そうにかかえて移動するGTさん。あちこちで、外国人観光客や空港職員に、指さされぇの、失笑されぇの、尋ねられぇの……
外国人「それ、持って帰るのか?」
GT「持って帰りますよぉ。」
た「持って帰るに決まってるだろ。投げたって日本まで届かないだろぉ。(外国人にヤヤウケ)」(『仮に投げたとして、日本に届くと思うかい?』つう感じかな)

 定刻通り、12:15p.m.離陸。50人乗り程度の小型機でバリ島に飛んだ。約1.5時間のフライトはアッ言う間だが、往路と違うのは明らかに、全員テンション低い。更にはやることない。唯一、木彫りをかかえるGTさんのみが、どうやって把持していると安定性がいいかの実験・検証に余念がなかった。

 バリ島到着。約6時間のトランジット。ここからはフリータイムであるが、ゲストのニーズに応じて旅行社側で、適宜、送迎していただけたり交通手段の手配も行ってくれるのでありがたい。女性陣だと、圧倒的に「スパ&マッサージコース」が人気だそうだが、オヤヂ衆4名、目を合わせ、
た「この4人でマッサージ受けてんのも、間抜けでしょ。」
 僕らが、選んだのは、『寸暇を惜しんで観光&ショッピング&ディナーコース』。(作りました)まずは、若干ニ名、口うるさいチーム・フォーティーズが言いたい放題。
た「ウブドゥまでは無理ですよねえ。」
唐「行って帰って来るだけになっちゃいますねえ。」
GT「荒々しい、海が見たいなあ。」
た「キミは何でも荒々しいのが好きなんだねぇ。どうだろ‥こう‥バリっぽい寺院でケチャダンスでも見てだなあ。」
GT「おうおうおう。それ魅力。」
唐「ああ。それならいいところありますよ。ヌサドゥアの先っぽ。断崖絶壁のお寺。ウルワツ寺院。断崖絶壁でケチャダンスもやってるんだけど、なにせショーは暗くなってからでしょうからねえ。ケチャ見てたら、飛行機乗り遅れるかもしれない。でも海は絶景ですよ。荒々しいです。」

てなわけで、MD取材班にも賛同していただけたようで、ケチャは観られないかもだが(18:00開演だったみたい)、とりあえずその『荒々しい断崖絶壁の寺院/ウルワツ』に直行することになった。
 30分ほどバンに揺られて荒々しい道を進み、到着。入場料3000ルピア=¥30.。10世紀頃に建てられ、バリ6大寺院の一つに挙げられる由緒あるお寺なので、短パン禁止。短パンの人は入り口でサルン(紫色の腰巻き)を借りて入場します。「ウルワツ」とは「岬」を意味するそうで、いわば「岬寺」どすえ。
 まず第一に要注意なのは「猿軍団」。とにかくおびただしい数がいらっしゃる。小猿が母猿につかまってこっちを窺う表情が可愛い。ただしかわいいからと言って呑気に写真やビデオを撮ってると、カメラごとひったくられることもあるそうなので警戒が必要だ。食べ物持参なんてもってのほかです。
 いかにもバリらしい門をくぐり、猿の水飲み場?を過ぎ、階段を降りて行くと、「よくもまあなんでこんなところに敢えて建てようと思うかねえ?」つう断崖絶壁だった。(70mだそうです)石造りの寺院は、さほど大きくはないものの、ありえない立地による存在感に驚く。まさに、火曜サスペンス劇場だかなんだかに出てきそうな光景。
GT「ちゃららっ!ちゃ〜ら〜!(CMに行く時のBGMで)」
た「はいっ!CM!」
 残念ながらケチャ・ダンスの時間まではステイできなさそうだ。反対側の岬にある、ケチャダンスのステージ(神殿?)が、これまた絶景で、是非次回は、なんとかココのケチャダンス観覧もメニューに入れたいと思ったね。
 境内(って言うのか?)を一周し、心洗われた(のか?)一行は再びバンに乗って引き返すこととなった。

 クタに戻って、適宜、ショッピングモールやお土産屋で下ろしていただき、土産物をあさる。バリは他のアジア・ダイブサイトと違って、お土産に事欠かないからいいやね。
1.Tシャツもデザイン豊富
2.木製の木彫り猫シリーズ
3.木製食器、箸、フォーク、スプーンなどキッチン用品。
4.アロマグッズ、石鹸など
5.アラック(蒸留酒/ココナッツのもあった)
6.ビンタンビールグッズ
7.かなり怪しいバッタもんサングラス各種大量
などなど。飽きないだす。

 さて、フライトは22時なので早々に(18時過ぎ)に夕食をみんなで食べようと言うことになった。最後に落としてもらったのが、クタの中心にあるDFS。MD取材陣は、ここに至ってもやはり仕事である。雑誌記事においてはアフターダイブ情報、食事処の紹介も必須だからだ。唐沢さんに紹介していただき、DFSの支配人?店長?日本人担当係長?みたいな偉い人が出て来た。取材陣は名刺交換などして御挨拶中だ。
た「わしらも名刺出した方がいいんじゃないかい?GTクン。」
GT「僕らねえ。悪用されたりすると困るから、仕事以外で名刺使わないんですよ。まじで。」
た「だよねえ。」
と、取材に関係のない我々はおとなしく後方待機しています。店内を自由に散策し、施設内にあるお勧めの中華料理屋を紹介していただき、円卓におやぢ5名で陣取った。何をおいても、まずは「乙彼ちゃんビンタンビール」を駆け付けオーダーし乾杯。今日もかなり歩いたので、黄金水が染み渡ります。んまいっ!

た「さてと、何、行きますか。」
とメニューを開いて品定めしていると、不思議なことが起こった。頼んでもいない豪華料理が大皿にて次から次へと運ばれてくるではありませんか。

た「おいおいおい。誰かたのんだのかい?こんな高そうなの行っちゃっていいのかぁ?オレもうルピアほとんど残ってないぞぉ。カード払いにしてもらうよ。」
GT「こ・これはひょっとしてぇ。」
唐「おまかせということでして‥‥ねっ。」
な〜るほど。業種こそ違うが「接○」には結構、場慣れしているつもり。これはもう、大きな声で……

た「あっざ〜っす。ゴチそうさんで〜っす。」
GT「もらえないよぉ。コレはもらえないよぉ。(ジャングル・リベンジより)」
た「そうかぃ。キミは公務員だからなあ。じゃあキミは、そのへん外に出て屋台のサテでも食っときなさいよ。」
GT「なんだとぉ、そう言うたかしゃんだっていいのかぁ?市民の命を預かる医師がだあ‥‥。」
た「関係ないものぉ。いいのいいの。」
と言う訳で、そりゃあもう満腹になるまで完食いたしました。んまかった。全般に、ややピリ辛四川風で、個人的にはツボなお味。お勧めです。

 旅の終わりはいつもセンチメンタル。DFSのフロントに飾られた巨大ガルーダ像に祈る。
た「お世話になりました。おかげさまでたいへん充実したクルーズでした。あとはバゲージがつつがなく成田に届きますように。」

 今回も、濃厚で愉快な仲間に恵まれ、天候もほぼベス・コン。出物もフルコース。申し分ないダイブ・クルーズだった。
 皆さんも心境は同じようで、満足感と多少の未練が同居する微妙な表情をしている。そして帰国後の仕事、喧噪を思い起こし、リゾートモードから日常モードへ、ソフトを入れ替えなければならないのだ。

 僕らは、海で洗われる。

  僕らは、潜って染められる。

   僕らは、青さで充電できる。

 僕の、よく洗浄され青く染まった満充電の精神は、約一年間はもつと言われている。一年を超えると、ガラスの貯金箱みたいに壊れてしまうんだ。

 GA880便は、定刻22:00p.m.,機首を成田に向けて離陸した。
 巨大ダイバー木彫りドラゴンを抱えるGTさんには苦笑してしまう。
GT「コレもいい思い出ですよ。」

 いやね。あのね。
 ほんっとに楽しかった。
 さよならコモド。さよならバリ。
 また戻って来ます。必ずまた来ます。

 僕は、目を閉じて、脳内整理棚を確認するみたいに想起してみた。あのギリワラ山頂から見た絶景が、僕に近付いてきたハシナガイルカの瞳が、コモドドラゴンの腕立て伏せが、ピンクビーチの色が、バラクーダのトルネードが、アケボノハゼの蛍光紫が、口内飼育中のゴールドスペックジョーフィッシュが、去り行くハンマーの姿が、愉快な仲間達の笑顔が………ワンクリックで再現できる。
 口元でニヤリと独りほくそ笑み、狭いエコノミーシートに身をよじるようにして委ねる。
た「お〜し。大丈夫だ。」
 旅の終わりのセンチメンタリズムを払拭し、僕は深い眠りに落ちた。


※追伸/旅の情報

 arrival visa:入国時$10
 国内線dep.空港税(行き):30000ルピア
 国内線dep.空港税(帰り):5000ルピア
 国際線dep.空港税:100000ルピア
 コモド諸島入海税:$25
などが旅行代金とは別途、必要でした。

 国内線のbaggage excess chargeは、結構厳しいが、仮にとられたとしても10000ルピア/kgだそうです。

(FIN.)
 悪名高き、長くて迷惑!引っ張る引っ張るロ〜ングな連載。「たかしゃんと潜る世界のリゾート・シリーズ第15弾」。ついに完結しますた。御愛読いただいたレアな皆様ありがとうございました。

 また来年!!!世界のどこぞの海で潜りましょう。

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