このページは、PCに対してかなり過酷な事を強います。もし実施される場合は、自己責任でやってください。 この結果、PCが動かなくなったり、経済的・社会的な損害が発生しても、筆者は一切責任を負いません。
現在私の家には5台のPCが稼動しています。 2台は娘たちのノートPCで、居間に1台、私の部屋に2台のデスクトップがあります。 私の部屋の1台は比較的新しいスペックですが、もう1台はヨボヨボのマシンです。 これを少しでも良くする為に日夜努力しています。 傍目には、老いぼれ馬の尻を叩いてるだけみたいですけどね。
1.発端
私の趣味の一つに、UOがあります。 UOの売りには、昔のPCでも十分動くというのがあります。 今や嘘です。 実は、私はUOのアカウントを2つ持っています。 理由は、いろんな面で2アカである方が便利だからです。 当然、2台のPCで同時に動かしたくなるじゃないですか。 1台は今のマシンで、もう1台は居間にあるので、一寸何かやろうとすると、2階と1階を往復です。 これじゃ、時間も手間も大変です。 で、引退させていたPCを復帰させる事に決めたのです。2.昔のPCとは
1999年頃、会社の同僚が持っているけど使ってないPCがあり、 安く引き取って欲しいと相談を持ちかけられました。 デスクトップですが、ジェットインクプリンタも付けるというので、買ってしまいました。 スペックは、こんな風でした。 PenUの333MHzでしたから、当時でさえ時代遅れになりかけてましたが、どうせお遊びにしか使いませんし、 人助けにもなるしとつい(笑)。 が、HDDはうまくやらないと2台目が付けられない仕組みになっていたり、メモリの制限が厳しかったりと、 色々苦労させられました。 チョコチョコといじって、HDDは6.4GB×2、メモリは128MBまで増やしました。 でも、あまり体感速度は上がらないものの、困った事は無かったです。 新PCを買ったところで、これは、居間で子供たちの玩具に成り下がりました。3.半年ぶりに引っ張り出すと
すったもんだした新PCは、ドッペルゲンガーを作り出して、2台となりました。 あまり物で組み上がったPCは、当然の如く昔のVAIOよりも遥かに良いものになっています。 お父さんのPCは、一番良いものでできていて、次に良いものは、居間で皆が使う事になりました。 VAIOは、散々子供たちに弄られた挙句、スパイウェアにやられてどうにもならなくなってしまいました。 工場出荷時に戻すのも面倒なので、半年間放置となりました。4.余計なソフトを取ってみる
そして、UOを2アカウントで使いたいばっかりに、安眠中のVAIO君は、目覚めたのです。 しかし、UOは以前よりも高スペックでないと機能しなくなっていました。 工場出荷時に戻して、UOとUOAだけインストールして動かしてみました。 カクカクで話しになりません。 元々遅かったマシンですが、なんとかならないでしょうか。
工場出荷時に戻したと書きましたが、この時、余計なソフトも沢山くっついています。 各種プロバイダと接続する事が目的のソフトを始め、使いもしないバンドルソフトが山ほどありました。 このPCでブラウジングもメールもやりません、だったらウィルス対策ソフトは不要です。 サポートもパターンファイルさえも配布されなくなったウィルスバスターなんか要りません。 これで少し早くなりました。5.余計なハードも取ってみる
このPCにはPCIスロットが2つしかありません。 そのうち一つは、LANカードが占めています。 一寸前までは、ここに56Kのモデムボードがくっついてました。 もう一つは、i.LINK S400とか言う、ゴミボードが占めていました。 こんなもの要りませんから、取りました。 しかし、変化がありません。 このPC、あまりにせこいので、これ以上取る物が見当たりません(笑)。6.田中式を発見
もうこれ以上は駄目かなと半ば諦めていたところ、偶々、田中式というのを発見しました。 が、この人のホームページを見ていると、延々同じ様な事が書いてあって、肝心の方式が判りません。 何やら、無料ダウンロードのページがあるとか、ネットオークションで売るとかあったりして、 うーむ、これはかなり、危険な匂いがします。 ですが、ここを読んだお陰で、Win98の欠点が判りました。 肝は、OSインストール時にレジストリに本来書かれているべき情報が全く不足しているという事でした。7.へろへろ式に行き当たる
田中式を調べている最中に、Yahooの掲示板群に行き当たりました。 で、田中式の反論の一つに、あんなややこしい事をしなくても、もっと簡単な方法があると言うのです。 以下がその全文です。8.7つの仮想ドライバー
へろへろ式
=準備=
1.レジストリのバックアップ(万が一のため)
2.Win98 CD-ROMのHard Diskへのコピー(CD-ROMアクセスできない時のため)
3.[HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000]キーの保存(後で比較する)
=本処置なるもの=
1.コントロールパネル−システム−デバイスマネージャを開く
2.全てのデバイスを削除する(途中の再起動を無視してひたすら削除)
3.再起動
4.Windowsの指示に従いデバイスの再読み込み(再起動を求められたら必ず従う)
5.コントロールパネル−システム−デバイスマネージャを開く
6.DMAコントローラ等が?となっているので、?となっていないものも含め削除
(いくつかの同じデバイスが2重に登録されていることあり)
7.再起動⇒デバイスの再読み込み
8.Safe Mode起動
9.デバイスマネージャにて同じデバイスが2重に登録されていたら両方削除
10.再起動
11.デバイス再読み込み(Win指示に従う)
=検証=
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Enum\Root\*PNP0C01\0000]を準備段階で保存したものと比較
⇒当方環境では当該HP記載の変化と全く同一
⇒新たなフォルダー{127D0A1D-4EF2-11D1-8608-00C04FC295EE}も出現
=効果=
1.ブルーバックが全くといっていいほど無くなる。
2.IE使用時のブルーバックがなくなり、IEのみが強制終了されシェルを巻き込んで落ちることが無くなる
3.上記以外のソフトでもブルーバックではなく、ソフトのみの強制終了になる。
=推論=
1.当方環境ではまさに「安定化」しており、当該HPの記述自体は正しそう。
2.上記方法が「本処置」なるものと同一であれば、何も金を払う必要ない。
3.お決まりの「安定化対策」も併用すれば完璧
4.この方法は vxd がらみは全く関係なし。(個人的には効果なしとみる)
※ 人柱求む
まぁ人柱はともかく、やってみようではありませんか。
へろへろ式の推論4が気になります。 他のサイトを調べていたら、win98の不安定原因の一つに、インストール時にインストーラが システムの仮想ドライバーを入れはぐれると言う情報を見つけました。 以下の7つがバインドされないというのです。 その結果9.へろへろ式を試すvcomm.vxd, vdmad.vxd, configmg.vxd, vdd.vxd, vmouse.vxd, ntkern.vxd, vflatd.vxdこれをc:\windows\systemとc:\windows\system\vmm32の両方にコピーしておけば、 格段に安定すると書いてありました。 一寸待ってください、単純にコピーするだけで、OSがその仮想ドライバーを使うとは思えません。 何か不完全です。
現に仮想ドライバーの一つvmouse.vxdを入れただけでは、マウスの仮想ドライバーは代わりませんでした。 そう、この7つをただCABSからコピーしただけでは、システムが使ってくれないようなのです。 多分、システムは、これが入った事を認識できていないのだと思います。 だから、へろへろ式では、システムのデバイスを一旦削除して、再度認識させる事により、 レジストリーを再構築して、安定させていたのです。 しかし、インストール時に7つの仮想ドライバーを入れはぐれるなら、先にこれらをコピーして、 システムフォルダーにある状態で、へろへろ式を適用したら、より上手くいく可能性があるのではないでしょうか。 えぇ、私はMSの作ったインストーラーを全然信用していませんから(笑)。
で、やった結果、大成功です。 レジストリーもあの通りになりましたし、非常に安定したシステムになりました。 処理も若干ですが、早くなったような気がします。10.注意点と補足事項
バックアップ ユーザデータは当然ですが、 最低限レジストリーと、 autoexec.bat、config.sysはバックアップしてください。 7つの仮想ドライバ 以下のファイルをWin98のインストールディスクか、C:\WINDOWS\Options\CABSから抽出して c:\windows\systemとc:\windows\system\vmm32の両方にコピーしておく。
どのcabファイルかは、Win98かWin98SEかで違うようです。 30番から50番の間のどこかだと思われます、根性で捜しましょう。
vcomm.vxd, vdmad.vxd, configmg.vxd, vdd.vxd, vmouse.vxd, ntkern.vxd, vflatd.vxd
足りないファイルをインストールするため、Windows98のCDをドライブに入れ、 スタートメニューから「アクセサリ」「システムツール」と進んで「システム情報」を起動、 さらに「ツール」メニューから「システムファイルチェッカー」を起動し、 「インストールディスクからファイルを一つ抽出する」を選んで、 vcomm.vxd以下7個のファイルをひとつずつ抽出。
CDではなく、C:\WINDOWS\Options\CABSからでも可能デバイス削除時の注意事項 削除するデバイスでマウスは一番最後にすること。 削除したとたん、マウスが使えなくなる!! その場合は、タブキーでフォーカスを移動してスペースキーでボタンを押すこと。 マウス無しでは、ウィンドウズを操作できない人は、特に注意。
コンパネのショートカットを必ずデスクトップに作っておくと一寸楽になる。 アプリケーションキー・ウィンドウズキーが無いPCは、ショートカット必須。これを試す人に一言 しつこいようですが、自己責任でやってください。
この結果、PCが動かなくなったり、経済的・社会的な損害が発生しても、筆者は一切責任を負いません。
パーソナルなコンピュータなんですから、飽くまでも自己責任で!!