自分らしい暮らし方

静かな日々の積み重ねの中で 

 

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☆清水さんの刺し子

5年前に三姉妹の末の妹さんが習ってきた刺繍。お姉さんの美紗さんがやってみた。 次から次へとアイデアが浮かび、手が勝手に動く。それを見ていた長姉の島田さんが「美紗に神様が魔法をかけた」と息を呑んだ。
テクニックを教えてもらうたび、次から次に美紗さんの手により、生成り生地のキャンバスの上に糸が虹となり、色が踊る。縫い目が線や点となり、なんとも自由でのびやかな絵が浮かび上がる。

 

2011  2/1〜10
清水美紗の刺し子展
+チクチク報告+
於 ギャラリー・エアー

 

☆奥山さんのニット

奥山さんが車椅子生活になったご主人のひざ掛けを編み始めたのが60歳のころ。今は90歳代だから、それから30年以上の奥山ワールド。 なんといってもその色合いの独創性。配色は一枚の絵を見るようで、見知らないどこかへ誘われるような嬉しさ。おおらかな配色は変わり行く大空の色太陽のきらめきを吸いとった大地の色。赤・緑・青の原色、中間色も混ざり合って心憎いばかりにまぶしく光出す。
時に印象派の点描のように微妙な色合いだったり、南米のインディオのように大胆な色だったり、変幻自在な色使いは誰も真似することが出来ない。


 

2010 11・29〜12・11
奥山ツヤノニット あたたかなおくりもの
於 ギャラリー・エアー

 

 

満ち足りた生活とは世に問うことでなく、自分の中に定めた目標に向かって、ただひたすらに求め、日々積み重ねることなのかもしれない。それが「自分らしく生きる」ということであって、ひとそれぞれの方法でよい。ゆるぎなく、さりげなく、幸せとはこんなところにあるのかもしれない。


二年ぶりの個展が終わり、ほっとしているところ。本来ならば個展にあわせて出す予定だったこの15号。出したいときに・・なんて勝手なことを言っていたらいつになるのかわからない。「やめたのかと思った」「今回のはきていないわよ」とか・・叱咤激励のお手紙もいただいて、温めていた企画で編集。「人」を伝えることに躊躇もあったが、情報とはすべてを丸抱えで伝えるものでなく、源にいたるまでの橋渡しだと思う。通信の原点、身の回りの良いなあと思うことをお知らせしよう。素直になること、説明しすぎない勇気が必要と感じた個展の後。
以前より世に有名ではないけど、こんな見事な人たちがいることを紹介したいと思っていた。まるで私信のような通信になってしまったが、ブログで書いていることをもう一度きちんと通信の読者にお知らせしなくては片手落ちと反省した。原点は紙でなければいけないがそれだけでも伝わらない。どうぞ実物を見に来て触って楽しんで欲しい。息づかいやあたたかな感触は手にとって、目で見て初めてわかるもの。本物は素敵です。