鉄と布のやさしい関係

ありがとう、 の きもちいっぱい

 

TOP

 

←back

 

next→

 

 

旧印西道沿い、馬橋と柏をつなぐ一角。そこだけがぽつんと取り残されたレトロなエリアとなってひそかに息づいている。神社と板塀にペンキを塗った消防小屋。木々が一帯を包むように覆いかぶさる古びた倉庫のような建物。軒下には年季の入った「作業所」の看板。 いり口のドアに小さな「ARIGATO」の文字。

硬い鉄と柔らかな布が出合った。
工場の跡取り息子は鍛鉄の職人を志し、鍛えられて一人前になった。今はオリジナルの作品やリメークの注文に応じる。手作りのギャラリーもきちんと片付いた仕事場もどこもかしこも絵になる空間寄り添うパートナーは古い布でバッグやスリッパなどを制作をしている可愛い方。
林檎箱を積み上げた棚。引き戸はちょっと前にあったお勝手口のガラス戸みたい。懐かしいものがリメークされてセンスの良いモノたちに変身している。木をそのままくりぬいた丸盆をひっくり返して足をつけてスツールに、どこかで見たことがあるものが思いがけないものにヘンシ〜ン!古いものの心をのこして、はっとするほど斬新な感覚で”今”を作り出す。

階段を下りたら足元に
ARIGATO の文字、こちらこそありがとう。 出会えてうれしい

 


Iron Warm-Plus(アイアンワームプラス)
  松戸市金ヶ作120−4
  TEL:047-388-9877
  第2・3・4土日(13:00〜18:00)
  http://www.iwplus.net/


 

ゆりかごにゆれる月

      

            おひょん

世界を旅するおひょんから、

バリの満月の祭りの紀行記が届く。

旅の余韻を少しでも感じていただけたら

うれしい、と

 



対価としてではなく、ただひたすら絵の内面を求めた画家たちの展覧会。世には名も無き作家たち。一人ひとりが個性的。求め続け、ひたむきに秘められた心に向き合っていた。ちょっと前まで苦しかった暗さがマイナスに向かうのではなく外の光に向かうための陰であることを知る。
「再考・幻の画聖たち」大川美術館(09 11)黙々と描いていた彼らの作品を見て、改めて絵を描くということの奥深さを知る。
時とか空気とか人間の感情など抽象的なことをモチーフや色を通して平面に表現するということは描いている人そのものを映し出すこと。技術よりもっと大事なことがある。知ること感じること、表現するということ。文化とは日常の積み重ねの中にただ素直な気持ちで足元を見つめることなのかもしれないと気づかされた。
それにつけても世の中にはうまい人が沢山いる。そんな人たちとの出会いを与えてくれるのも感じる心を育んでくれるのも、この通信のおかげだと思う。忘れられる頃に出す。今の私には年二回くらいのペースがちょうど良い。