京都のひよしから

百三十年の時を超えて、岩槻に甦る

静かな甘い空気と

黒電話の音が懐かしい

 

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vol.7

 古民家を再生したお店で展覧会があると情報をいただいて連絡をしてみる。おっとりとした奥様が電話にでて「いつでも開いていますよ」その声に誘われて飛び出した。やっと見つけた「ひよし」は住宅地の中にひっそりと建ってる。そこだけが別の世界なのに強く主張するわけでもなく身を潜めているかのように感じる。
 電話でお話ししたのがオーナーの小林さん。「京都の日吉から
130年前の家を移築したのですよ。まだ古民家再生の走りの頃、いち早く建築家にお願いしました。」長い距離と時間を飛び越えて明治維新の頃の建築物が最初に生まれた京都から岩槻に移る不思議。日本の土地行政や文化意識がしっかりしていたら消えることのなかった家たちがたくさんある中で小林さんや関係者の努力で岩槻に再生され、見事に息づいているのを嬉しく思う。
 中に入ると明治、昭和の世界へタイムスリップ。家が日常を支え文化を育ててきたのを実感する。頭上の梁も黒光りする壁の板も全てが暮らす人々を守っている。空気が甘く、京都の山中の空気を平行移動したような凛とした品と家の優しさが漂う。「ひよし」は穏やかな小林さんご夫婦にぴったりのやさしい静かなお店。連絡は居間にある黒電話。「家にはファックスもないんですよ」とお話しされる。アナログやアンティークにこだわるのはこの家を愛して生かしたいという自然な思いが形になるのだろう。 
 ご主人が淹れて下さったほんのり甘いカプチーノ。このコーヒーが大好きで足を運ぶ方も多いそうだ。納得の味。 ごちそうさまでした。

 

ひよし
さいたま市岩槻区原町7−25
TEL 048−756−3868


VOL7 特集 シルクロード最終地点

文明発祥の地〜東トルコ シャンウルファ〜
  今も昔もかわらず異文化の香り漂う国境の町

トルコ

とんぼ玉の馬場さんから
トルコ旅日記が届く
世界を旅する彼女が見た風景を
少しだけお裾分けしてもらう。

 
馬場ゆう子  トンボ玉・ギャラリーなが屋門主宰       http://tonbodama.mo-blog.jp/tonbo/
 


カナちゃん

 今年最初の村のパン屋さんは
 ぽかぽかしていて気持ち良かったですね〜

  JOUR DE PAIN カナパン
www.jourdepain.net

 

自然にこだわった
天然酵母の
やさしいパンやさんは
ときどき
よそでお店を開きます。
であった幸せ
食べた幸せ
いっぱいわけてもらい
みんながゆっくり
元気になります。

大人の情報紙と銘打った通信だが、最近若い方たちと接する機会があり、"大人"ってなんだろうと考えてしまった。若い子が自分を見失うことなく生きる姿を見て、私まで気持ちが柔らかくなり、頭の上の重しがふっとなくなった。彼らはやりたいことや好きなモノをしっかり持って実現している。その姿は半端でゆらいでばかりの私よりずっと大人だ。
カナさんたちが作っているhomegirlの仲間の活動も面白い。フリーペーパーが見事。HPもなかなか。
今回ちょっと若返った表紙でゆったりリズムとナチュラル指向をと思う。感じる心に年齢のボーダーはなく、若い方にハッとさせられる日々。