「ジョン・レノンを殺したのは、
『ライ麦畑でつかまえて』を売り込むためだった。」
マーク・チャップマン

12月8日夜10時50分(日本時間9日午後0時50分)ごろ、
米ニューヨーク市 マンハッタンの自宅付近で、ピストルで射殺された。40歳。
撃った犯人はその場でニューヨーク市警に 逮捕され、
ハワイ出身のマーク・チャップマン(25)と発表されたが、
犯人の動機など詳しい事はまだ 分かっていない。
チャップマンは犯行後、その場でピストルを投げ捨てて全く抵抗せずに逮捕され、
パトカーで連行される時も薄笑いを浮かべていたという。
(1980年12月10日付 朝日新聞)


<2000年12月9日午後1時、ジョンの遺影の前に献花するNANIOくん>

12月8日夜10時50分(日本時間9日午後0時50分)。
ニューヨークのダコタハウス前で、マーク・チャップマンという、
自分を見失って心が弱っていた一人の男が、
その独善的な批判精神から沸き上がった妄想によって
憎しみとも愛ともつかない「狂気」を、
ジョンレノンという「偶像」に撃ち込み、
破壊しようとした日です。

しかし皮肉にも、その銃弾によって、
ジョン・レノンという「偶像」は壊れることなく、
むしろさらに巨大な「伝説」となったのです。

それは当然、マーク・チャップマンが望んだ顛末ではなく、
それにもまして、
ジョン自身、自分が伝説になることを忌み嫌い、
なんとか自然体でいたいと願っていたわけですから、
まったく不毛なハナシです。

僕がこの日、ジョンに黙祷を捧げるのは、
ファンとしてジョンの死を悼むのはもちろん、
彼の死がいろんな意味で「不毛」なものであるがゆえです。

この死に、かつてジョンが夢見て歌った希望の世界はない。
ジョンは、それを身を持って証明してしまった。

僕らはそれをどう受けとめるのか、
それを自問するために、僕はこの日、ジョンに黙祷を捧げます。

・・・な〜んてね。うっそっさ〜。
いちいちそんなこと考えないヨーダ。
祈るのは、ジョンのご冥福だけ。

で、来年もまたご冥福をお祈りできることを祈って、ただひたすら生きるのみ。





ミュージアムの外で、ジョンに哀悼の思いを込めて作ったという
レッド・ウォーリアーズ時代の名曲「John」を歌いはじめた、ダイヤモンド・ユカイ。
背後にはジョンの遺影と、夕暮れに染まるさいたま新都心が美しくリンクしていた。
・・・心霊写真じゃねえぞ(笑)。


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