パニック障害

(過呼吸などの原因と治療のためのチェック項目)



1.パニック障害(過呼吸など)の原因と概要説明

乗り物に乗っている時に、突然、心臓がドキドキしたり、息苦しくなったりすることで、このまま死んでしまったらどうしようと「死の恐怖」を感じるのが心臓神経症や過呼吸と言われるパニック障害の典型的な症状になります。

最近はパニック障害や不安障害という病名を良く聞くようになりましたが、これは最近になって新たに起こってきた症状ではなく、すでに昭和の初期から知られている不安神経症と同一のものなのです。

ですから脳とか神経の異常が原因ではなく「死の恐怖」に対する「とらわれ」が原因だと言えるのです。

しかし、最近はアメリカの学説に影響され、パニック障害の原因がドーパミンなどの脳内の物質によるものとされているのは嘆かわしいことです。

また、このために、今は過呼吸などのパニック発作の症状を表面的に薬の力だけで押さえるだけの治療に終わっていることが多いように思います。

つまり、本来、薬を用いなくても森田療法により治るはずの過呼吸などのパニック障害の症状が薬物依存と重なり、かえって、こじれてしまっていることが多いように感じます。

そして、このため、一生薬を飲みつづけなければならない状態になっている人も少なくないように思います。

しかし、繰り返しになりますが、パニック障害は「とらわれ」という心理的なメカニズムが原因で起こるものであるというのが、より事実に近いのではないかと思います。



2.パニック障害の症状のチェック項目

下記のチェック項目にいくつ当てはまるかで、あなたがパニック障害かどうかを判断する「心理テスト」にもなると思います。

・急に心臓がドキドキし、今にも心臓麻痺で死ぬのではないかと
 感じる時がある。(心臓神経症)

・不安で電車やバスに乗ることが出来ない。(乗り物恐怖)

・不安で家族と一緒でないと外出できない。(外出恐怖)

・急に呼吸が苦しくなり、恐怖を感じることがある。
  (過呼吸、過換気症候群)

・不安で一人で留守番できない。(留守番恐怖)

・突然、動悸が起こってしまう。(不安発作)

・吐き気がしてしまい外で食事が取れない。(外食恐怖)

・密室など狭い所に入ると不安になってしまう。(閉所恐怖症




3.パニック障害治療のためのチェック項目

上記のような症状を持ち、かつ、下記のような神経質性格のチェック項目の特徴を持っている人の場合は、森田療法という精神療法から生まれた森田理論を学習することで、日常生活を送りながら、上記の症状を治すことが出来ると言われています。

神経質性格の特徴(チェック項目)

1.心配性である。  
 悲観的で劣等感を持ちやすい傾向がある。

2.執着性が強い。  
 物事にこだわりやすく、一つのことが気になると、他に目が行かない。

3.自己内省性が強い。  
 内向的で優柔不断である。

4.強い欲求を持っている。
 負けず嫌いな面があり、野心を持ち、理想家肌である。



私自身も森田理論の学習によって、薬などを用いずに神経症の症状を治療することが出来た一人です。

このため、少しはお役に立てるのではないかと思いますので、上記のような症状で悩んでいる方は、下記のアドレスに、お気軽にメールを下さい。


メールアドレス moritaro@js2.so-net.ne.jp
 
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最終更新日 2011.12.11