ムーミンパパの 今日の交通コラム 1997年4月

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週2回火曜日と金曜日にお休みさせていただいています。
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30日(水)信越線アプト区間
10月の長野新幹線開業に合わせて横川−軽井沢間のアプト区間が廃止になります。交通量をわざと少なく報告しているとかそんなことはないとかこの付近の交通をどうするかと言う議論は不毛のままでした。こんなことで、地域交通を守もへったくれもないもんですよ。
今年の夏は大勢の人が最後のアプト区間と言うことで乗り収めをするんでしょうな。

28日(月)岳南鉄道
昨日27日はパソコン通信のPC−VANの鉄道SIGのオフ会で静岡県の岳南鉄道にいってきました。

往年の名車東急5000系や7000系、京王帝都3000系が活躍している路線です。改造に当たっては原形のイメージをできるだけ壊さないようにしかも乗客に快適であるように隅々まで気配りされた電車。地元によく利用された鉄道として感心させられました。
帰りに数年以上前の記念乗車券が販売されておりしかもその内容が面白かったので買ってしまいました。

まあ、勝手も乗れない切符をしかも数年以上前の古い切符を買う心理というのはファンだけが分かる楽しみかもしれません。
ちなみにインターネット上では長野電鉄が過去の記念乗車券の通信販売をしています。興味のある方はご覧ください。

27日(日)地方鉄道の経営
一部生命保険会社の実質倒産という声を聞くこのごろです。実は地方の私鉄の中にも憂慮すべき会社がいくつか在ります。
中には休日の列車の運行を止めた会社も在ります。まあ、その会社は平日でも4往復しかありませんが。

そこまで追いつめられたなら私はバス転換などのさまざまな廃止も含めた今後の検討を行い、傷を少しでも浅いうちに行動を起こしてほしいと思います。

26日(土)GW初日
いよいよ、ゴールデンウィークが始まりました。もっとも今年は飛び石でしかも休日が少ないので各交通機関は例年より減収だといっています。

この時期、乗客を当て込んだ各交通機関はホームページの内容を充実させます。ぜひ、ご覧になってください。

24日(木)女性パイロット
日本で初の女性ラインパイロットが誕生しました。ジェイ・エアの長野亜矢さんという方がこのたび副操縦士の資格を取って乗務に就かれました。

すでに海外では女性のパイロットも珍しくなく成田や関空でその姿を見ることも在ります。実は航空会社というのは日本の交通機関が軒並み女性従業員が少ない中で女性の比率が高い会社だったんですが操縦関係だけいないという不思議な状況が続いていました。
今後、どんどん増えるんでしょうね。

23日(水)事故処分
先達て、飲酒運転で、事故を起こした電車運転手と、その時いっしょに酒を飲んだという同僚の運転手、朝の点呼でそれに気がつきながら見逃した助役さんたちで、懲戒解雇や論旨退職を含むカなり厳しい処分です。
当然といえば当然なんですが地方鉄道で運転手を一度に3人を失うダメージは相当なものです。その中でこのような厳しい処分をしたのはこの会社の姿勢を見せたものといってよいでしょう。あいまいな処分でなくてよかったと思います。

21日(月)事故原因
今年の2月に北陸線で発生した特急列車の車軸毀損事故の原因についてJR東日本は車軸の組み立てミスとする原因を発表しました。この事故は、発生したのはJR西日本の管内で運転していたのもJR西日本の運転手。しかもげんいんはJR東日本の整備不良と思われるところから原因究明は早いのではないかと思いましたが車軸の組み立てミスとはね。
今後はなぜ組み立てミスを起こしたかを究明して今後に役立ててほしいと思います。

20日(日)1号機関車
鉄道博物館に保存されている、1号機関車が国の重要文化財に指定されることが内定したそうです。当時の鉄道は国の最高の科学技術水準を示していただけにこれを気にさらなる保存が行われたらいいと思います。
この機関車に関しては昨年の10月にこの欄で詳しいことを書いています。そちらを見ていただければと思います。

昨年の10月へ

19日(土)戦争中の私鉄強制合併
戦争中軍部は大手私鉄を半分強制的に合併させ、それで浮いた間接人員を戦地に赴かせようとさまざまな私鉄合併を行いました。一部のケースはそれを利用した私鉄の勢力拡大も在ったといわれていますが今から思えば信じられない企業合併が行われています。戦争終了後このような結婚がうまくいくわけでもなく次々と分離しましたがその時大きな傷痕を残したけーすも在ります。

東京急行電鉄が京浜電気軌道、京王電気軌道、小田原急行電鉄を次々に吸収合併
戦後
京浜急行電鉄 旧京浜電気軌道の路線を継承
京王帝都電鉄 旧京王電気軌道の路線と、小田原急行電鉄の系列であった帝都電鉄(井の頭線)の路線を継承
小田急電鉄 旧小田原急行電鉄の路線のうち帝都電鉄の路線以外を継承

関西急行電鉄が南海鉄道を吸収合併、社名を近畿日本鉄道とする。
戦後
旧南海鉄道の系列であった高野登山鉄道に旧南海鉄道の財産を譲渡、高野登山鉄道は南海電気鉄道に社名変更。

阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を吸収合併、社名を京阪神急行電鉄とする。
戦後
旧京阪電気鉄道の路線のうち新京阪鉄道(現在の阪急京都線)が建設した路線以外が分離独立、京阪電気鉄道となる。
後に、京阪神急行電鉄は社名を阪急電鉄に変更。

この間には、さまざまなドラマが在ったんだろうと思います。

17日(木)会社設立日
昨日は創業日の話をしました。ということで今日は今の会社の設立日の話です。
会社設立日が現在最も古いのは大手私鉄ではというか全私鉄でも東武鉄道の明治30年11月1日です。

反対に大手私鉄で最も新しいのは京阪電鉄の昭和24年12月1日です。
ところで、実は小田急電鉄、京王帝都電鉄、京浜急行電鉄の3社の会社設立が同じ昭和23年6月1日になっています。この3社にはどのような歴史が在ったのか。明日はその話をしようと思います。

16日(水)小田急創業70年
私が毎日の通勤で利用する小田急電鉄の先頭車両に創業70年のステッカーが貼られています。
私の手元の資料では昭和2年4月1日新宿−小田原開業。相模大野−片瀬江ノ島は昭和4年4月1日となっています。
ということで、大手私鉄の中で唯一の昭和創業ということになります。つまり一番若い会社ということですな。
ちなみに創業の最も古い大手私鉄は南海電鉄難波−大和川(現在は廃止駅)の明治18年12月29日です。

14日(月)新しい駅、新しい人、新しい街
私が通勤に使っているJR横浜線の新駅「八王子みなみ野」駅が開業して2週間になります。相変わらず利用者は少ないですがそれでも少しずつ利用客は増えているようです。また、近所の大学のスクールバスが発着するようになってそれも利用客が増えているようです。

これから、どんな新しい人がどんな新しい街を作り、この駅をどんな駅にするんでしょうか。ちょっと興味が有ります。

13日(日)高額オレカ
偽造品が見つかったと言うことで発売中止になっている5000円以上のオレンジカードですがついに使用中止になったようです。全国のJRのほとんどの券売機で使用が出来なくなったようです。

残の残っているオレンジカードをお持ちの人は駅で残がつと同額になる様調整したオレンジカードに交換してくれます。
1万円のオレンジカードが未使用ならおまけも含めて10700円になります。この時は3000円3枚と、1000円1枚、1000円から300円使用済みの穴明きオレンジカードに交換してくれるそうです。

オレンジカードの場合、1回の使用金額が大きいので5000円以上のカードが無くなると言うのは心細いですが偽物が出回る様では仕方有りませんね。

12日(土)パンタグラフ
今年の春開業したJR西日本の東西線では地上から地下あるいはその逆のときに駅に停車中パンタグラフの上げ下げが見られます。

乗客の方々にはなんでまたと思う人もいるでしょう。地下区間ではパンタグラフを2個上げて走り地上区間では1個で清ましているわけです。

地下区間では架線が軌条架線と言う物を採用しています。この架線は地下区間では面積を大きくとらないことと断線等の事故の危険性が少ないために地下区間ではよく採用されています。ただ、架線とパンタグラフとの追随性がよくないので瞬間的に停電状態になることが多いようです。その一方で電車は瞬電を極端に嫌がる車両と言うことでこういう事に成ったと言われています。
従来はこういう時はパンタグラフをこれでもかこれでもかといっぱいつけた電車が多かったのですが、最近になってパンタグラフは少ない方がよいと言う考え方に傾きつつありこのような途中でパンタグラフを上げたり下げたりと言うことが出てきたわけです。

現在、多くの最新式のパンタグラフが多すぎると言われる車両を抱えた鉄道関係者はこの東西線の実績に注目しています。

10日(木)非常発報装置
先日発生した京浜急行の土砂崩れ事故で、脱線した普通列車の運転士が重傷を負ったにもかかわらず、非常発報装置を操作したために、反対方向の快速特急を停車させて大惨事を未然に防いだ事が分かりました。
この非常発報装置の詳しい説明は事情が有って省略しますが大手私鉄の安全対策は一般に想像する以上に進んでいます。また、それだけにこれらの装置の知識が有ると列車運航を妨げることも出来るわけでこの辺が一般にアピールしにくい事情にもなっています。

最後に、この事故で怪我をされた乗客の方々と乗務員にお見舞い申し上げます。

8日(水)鉄腕アトム
今まで、どこで買っても同じデザインだったバス共通カードにやっと特殊デザインのカードが出ました。東急バスで鉄腕アトムのバス共通カードを発行しています。(もう売り切れたかもしれませんが)

首都圏のバス共通カードはプリベイトカードとしては非常に成功したよく出来た物だけに今後の他社の動きも含めて含めて見ていたいと思います。

発行する会社が多いだけに今後が楽しみですな。

7日(月)JR東海TEX切符
JR東海が新しく発売した新幹線の格安切符が東京駅の丸の内側の改札を通過できないと言うことで問題になっています。少なくとも東京駅発または着となっている乗車券ですからこれの改札を拒否しているJR東日本は何を考えているんでしょうか。まったくの暴挙です。

JR東日本はこの件に関して、「TEXきっぷは東京駅で完結するようになっており、山手線などの在来線に乗り継ぐことは出来ない 仮に乗り継いだ場合、その駅までの差額運賃を請求することになるが、そのようなことになると混乱して不都合が多く云々」と言っているそうですが聞いてあきれてしまいます。
差額運賃を請求すると混乱を起こすならいったいこの会社はどういう職員教育をしているのか。どういう駅管理をしているのか。どういう乗車券確認をしているのか考えてしまいます。

分割民営化したとき、多くの関係者はJR東日本をJRグループの長男格だと言いましたが、今や困った愚かな長男ですな。

6日(日)電車でGO
最近「電車でGO」と言うゲーム機が各地のゲームセンターで設置され結構な人気になっているそうです。電車の運転室を模したシートに座って電車の運転の真似事をするのですが結構並んでいて人気が高いそうです。

しかし、なかなかクリアーできる人がいないと言うことで、やはりなかなか難しそうですね。
結構年配の人も通っているそうです。

5日(土)島原鉄道復活
消費税やらJR10年とかであまり目立ちませんが九州長崎県の島原鉄道が火山噴火で一部区間が不通になっていたのを復旧させました。
一地方私鉄の限界を超えた被害を被っていただけに関係者の方々には頭が下がります。

島原鉄道は非電化私鉄の御三家ともいわれた時代も有りました。しかしこの会社の歴史は苦難と災害の歴史です。それを関係者の方々の努力と創意工夫と知恵と地元住民の熱意と協力で乗り越えてきた会社です。

3日(木)JR10年
JRが分割民営化されて10年になりました。
いろいろいわれていますが、私はそれなりによくやっていると思います。私なりの通信簿です。

JR北海道
頑張っているんだけど、まだ空回りしていますね。ただ、札幌地区の通勤通学の改善は見事です。難しい北国でのラッシュ対策としてはよく出来てます。

JR東日本
ちょっと頑張る方向が違うと思うんだけどな。どこかおかしい。へんちくりんな電車を投入して乗客が総すかんしてもお構い無ではね。まあ、これしかないと言うお客が多いから皆あきらめて乗ってるけど。私もそう思いながら乗ってます。

JR東海
名古屋を中心とした在来線では良くやってますね。新幹線はこれからが正念場でしょう。ますます増える乗客とそれに対応する設備の限界を見据えてこれからどう動くか。この会社の真価が出るのはこれからです。

JR西日本
一番鉄道会社らしい鉄道会社です。まじめに鉄道を考え行動している会社ですね。私鉄王国関西で着実に乗客を増やしているのも納得できます。ところでここの会社の社員の接客態度は全体に非常にいいです。元国鉄とはおもえないと言うか、へたの大手私鉄よりはるかにいいです。

JR四国
小さいながらもよく頑張っています。ただ小さいんだからもっと小回りを利かせたらと、思うのですが。いずれにせよ一番不安定要素の多い会社ですから頑張れと言いたいです。

JR九州
こんな戦闘的な会社だとは思いませんでした。各地で様々な交通機関と競争を挑みそれなりに乗客を増やしています。西鉄の牙城北九州福岡地区でもそこそこの乗客を獲得するとは思いませんでした。カンパニーカラーそのままの会社です。

JR貨物
非常に苦しいと言うか憂慮すべき状態のようです。ただ、国鉄時代の状況から見ると頑張ってるんだけどね。結局国鉄時代から現在にいたるまで鉄道貨物の専門家と言う物がいないのが致命的なんですね。私はこの会社は鉄道会社から脱皮するか他の運送会社の系列に入るかどちらかになると思いますよ。

2日(水)江ノ島電鉄の新しい電車
湘南地区の名物鉄道、江ノ島電鉄に新しい車両が18日誕生します。
レトロ調のデザインの最近では珍しいデザインです。

湘南地区の新しい末永い名物電車になれますように。


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