ムーミンパパの 今日の交通コラム 1999年11月

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週3回火曜日、木曜日と、土曜日にお休みさせていただいています。
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29日(月)

大阪市営地下鉄堺筋線開業

1969年(昭和44年)12月6日大阪市営地下鉄堺筋線(当時は6号線)天神橋筋6丁目ー動物園前が開業しました。大阪では初めての郊外鉄道との相互乗り入れということになります。また、車庫の用地が沿線に確保できず相互乗り入れ先に本格的な車庫を設置した走りになります。(以前は都営地下鉄浅草線が京成線内に暫定的にありました)他には営団地下鉄半蔵門線もその後に出来ました。
南海と阪急がそれぞれ堺筋を北へ伸ばす南へ伸ばすとすさまじい競争を展開、結局喧嘩両成敗のような形で大阪市が真中を建設、両社が相互乗り入れする形で決着しました。しかし、軌間の違う鉄道同士が相互乗り入れできず万国博があるということでとりあえず阪急と相互乗り入れと決着した経緯があります。

28日(日)

ユナイテッド航空のマイレージ

ユナイテッド航空がマイレージの新しいサービスをはじめました。日本国内ではまだ未適用ですがマイレージを買って他人にプレゼント出来ると言うものです。1マイルあたり0.25ドルということですが面白いですね。ちょっと高いといえば高いような気もしますが。そのうち景品にマイレージ20マイルなんてあるんですかね。ついでだと自分で買えるというのもあればいいですね。あともう少しでハワイ行きだなんていうとき不足分を自分で買ってしまうというのはどうでしょう。

26日(金)

エジプト航空事故の続報U

先日お伝えしたように、エジプト航空機事故は副操縦士の自殺説が濃厚と発表されましたがイスラム社会ではこの発表にカンカンなんだそうです。イスラムでは自殺は最も忌み嫌う死に方だということだそうです。こんなことで、原因究明が遅れたりでもしたらそれこそいい迷惑です。もっと冷静に事故原因に目を向けてほしいし真実も見つめてほしいと思います。
そういえばタクシー運転手の雲助発言。あれも大問題になりましたが、実はあの発端となった事件、タクシー運転手が乗客を殺害して金銭を奪ったという破廉恥事件です。雲助発言を問題視する前にタクシー業界全体が業界全体として重く受け止めてほしかったと思います。

ところで、昨日の京阪の話は予想以上に反響のメールをいただきました。で、訂正です。信貴生駒電鉄の片割れの南側が現在の近鉄生駒線です。北側が京阪交野線になります。私のテツの原点、京阪のことを間違えるというのは大不覚でした。お詫びして訂正させていただきます。
それから阪急電鉄が京阪神急行電鉄から現社名に変更したのは昭和48年です。この会社は箕面有馬電気軌道から阪神急行電鉄、京阪神急行電鉄と社名を変更しましたが社歴の中で現社名が一番長く続いているんですな。
京王電鉄が井の頭線を譲り受けた経緯は98年5月28日の私のコラムをご覧ください。

24日(水)

京阪電気鉄道分離独立

1949年(昭和24年)12月1日、京阪神急行電鉄から新生京阪電気鉄道が分離独立しました。これにより戦時強制合併から結局すべての会社が元に分離したことになり、長く続いた大手私鉄14社体制の幕開けとなりました。(その後相模鉄道が大手に仲間入りして現在は15社です)
阪神急行電鉄と京阪電気鉄道が軍の意向による強制合併で、京阪神急行電鉄(京阪分離後に阪急電鉄に社名変更しています)として発足(存続会社は阪神急行電鉄、京阪電気鉄道は財産を譲渡して解散)その分離が最後になったのは旧新京阪鉄道の取り扱いでした。新京阪鉄道は京阪電気鉄道の系列会社として発足、その高速路線と高性能車は話題になりましたが大赤字で結局京阪電気鉄道はいったん手中に収めた和歌山の電気事業を売却して赤字を清算して京阪電気鉄道に合併しました。しかし分離に際しては旧阪急側に帰属するか旧京阪側に帰属するかで紛糾し、結局旧阪急側に帰属しました。現在の阪急京都線になります。
京阪電気鉄道は子会社として建設した信貴生駒電鉄の建設途中で北半分を軍部の意向で分離し戦争が終わってみれば実質近鉄配下(現在の近鉄生駒線)になっているなど(南半分が現在の京阪交野線になります)戦争被害としては大きなことはなかったといわれていますが財産の散逸という点では被害を受けたといえるでしょう。
なお、戦時の強制合併による分離で元のさやに戻らなかった路線としては小田急系列の帝都電鉄路線が京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)所属になった例があります。

22日(月)

京成電鉄改軌

1959年(昭和34年)12月1日京成電鉄は1372ミリから1435ミリにレールの幅を変更する社運を賭けた大工事を完了させました。1ヶ月ほどかけて乗客に乗り換えをさせながらの大工事でした。この工事により翌年12月4日都営1号線(現在の都営浅草線)と相互乗り入れを実施、世界的にも珍しかった郊外鉄道と地下鉄との相互乗り入れ第1号となりました。
今日においても都営浅草線が地下鉄として2流路線としての地位しか保てない路線条件が関係3社にして相互乗り入れの有効利用に腐心しているとも言われていますが、成田空港と羽田空港直結という事業が出来たのもこの相互乗り入れと相互乗り入れをするための改軌と言う大工事だったからでしょう。
ところで、同じく1372ミリのレール幅の京王線は都営地下鉄10号線(現在の都営地下鉄新宿線)相互乗り入れにあたり改軌を検討したものの笹塚ー新宿間の工事中のバス輸送に責任がもてないと工事を見送りました。あの時と時代は違うと関係者は口をそろえますが、新線の新宿-笹塚ができてからの工事であれば何とかなったのではないかと思うと残念でなりません。現在の都営新宿線は千葉県側は本八幡で終点となって中途半端な存在です。1372ミリという他に例を見ない特殊な軌間が延長も他社鉄道との接続も困難にしているのです。都営新宿線の当初の計画では本八幡で京成線と接続、北総急行線とつないで北総急行は成田空港に直結させて新宿ー成田空港を直結させようちう雄大なものでした。
おそらく京王線が工事を実施しておれば北総開発の工事も個々まで困難なことなくおそらくなりための路線延長も終えていただろうと思われます。残念でなりません。

21日(日)

新幹線点検事故

19日午後1時ごろ、東北新幹線仙台総合車両所で点検準備中の新幹線車両E4系(Max)の先頭車両が破損したということを聞いてはて不可思議なと思っていたら、間違って一般車両用の点検庫に二階建てで背の高いMaxを入選したために屋根点検用の足場が車体上部と接触して破損したんだそうです。
なんと言っていいのやら信じられないというべきか、どこかおかしいというべきかどうなんでしょうね。
そのうち間違って仙台行きが新潟まで言ってしまったり、Maxが入れないはずの秋田や山形行きになってしまうんではないですかね。

19日(金)

山形新幹線の割引

私も気づかなかったのですが、12月4日に開業する山形新幹線新庄延長で新庄から東京往復が団体旅行扱いだとなんと20円だそうです。山形県をはじめ地元の公共団体がいろんな名目で補助するからだそうですが、建設費丸抱えで建設したミニ新幹線がこうしないと採算が合わないということは税金のとんでもない無駄遣いですな。ばかばかしいほどです。税金かけて建設して県内の交通網をずたずたにしてさらに補助金を出して割り引かないとお客が乗らないでは馬鹿馬鹿しくなります。
さらに、東京ー山形間の空路を運行する全日空はカンカンだそうです。そりゃそうでしょうな。1往復を何とか増便をといっておきながらライバルにびっくりするような割引きが出来るだけの補助金を出すんですから。
県も地元も県内の交通をどうするのか、県と体外的な交通はどうあるべきか、何のビジョンもないまま税金だけを無駄遣いしたということでしょうか。
これで、来年春から伝統ある東京ー山形間の空路は廃止でしょうな。

17日(水)

エジプト航空事故続報

先月31日に起こったエジプト航空事故は犯罪の可能性が高いことが明らかになりました。副操縦士による自殺行為という見方だそうです。
こういうことで道ずれになってしまうというのもひどい話です。まだ詳細は明らかになっていませんが事件の背景なども早く明らかになってほしいと思います。
なくなられた方のご冥福をお祈りします。

15日(月)

運送業者の提携

陸運大手の福山通運と日立物流は配送センターやトラックの相互利用などで全面的な業務提携に合意したと発表しました。近鉄系と日立系、ユーザー系とメーカー系列、総合的な運送会社と物流部門に強い運送会社と、この提携は興味深いものがあります。

14日(日)

シャトル便

航空大手3社が共同運行で検討していた、東京−大阪シャトル便が予想より早く年明け早々にも実現の可能性が出てきたことが明らかになりました。今の東京−大阪は世界有数の輸送量を誇る航空路でありながら新幹線にシェア的に問題にならないほどの負けています。3社共同で30分間隔でジャンボクラスを投入すればそれなりのシェアを維持できて新幹線に脅威を与えるかもしれません。
昭和50年代、日本航空の方が著書(すみません、書名も著者も思い出せません)の中で「新幹線がなかったら昭和40年代後半に東京−大阪の航空路線は飽和状態になっていただろう。東京、大阪にそれぞれの専用空港が一つか二つ必要で朝夕はそれでも間に合わないかもしれない。航空会社は共同で専門の会社を設立して共同で輸送力確保に努めるがそれでも輸送力の大規模不足は解決しない異常事態になっていただろう」とかかれていました。共同運行が東京−大阪で実現すると、輸送力が頭打ち状態で抜本的な輸送力増強政策を考える時期に来ている東京−札幌についてもはっきりさせる時期かも知れません。

12日(金)

戦艦大和

先日、広島県呉市で旧帝国海軍の巨大戦艦大和の設計図面が見つかったと言うのがニュースでありました。日本の造船史上の至宝というべき資料の発見でしょう。
戦後の日本の造船の原点は戦艦大和とさえ言われるほど大きな影響を残しながらその資料がほとんど残っていない現実を考えると貴重な資料と言えます。終戦直後に米軍の追及を恐れて破棄したとも米軍が持ちかえったとも言われています。
使用法を誤ったとしても特攻出撃と言われるような状況で、出撃させられたとしてもその船の優秀性を損なうものではないし、何よりその後の日本の造船事業にこの時の技術や手法が現在の日本の造船事業に大きな影響を残したと言う事で名戦艦と言えるのだと思います。
建造から4年あまりの間に見るべき戦火を上げていないと言われていますが、事実は逆です。米海軍は大和と遭遇するのを恐れひたすら逃げ回っていたと言うのが真相です。

10日(水)

海賊

8日分は風邪の為お休みいただきました。多くの方にご心配をおかけして申し訳ありません。まだ本調子ではありませんがそうもいっておれません。かかり付けの医者に行ったら2時間待ちでした。絶ちの悪い風邪が流行っているんですな。

10月22日にインドネシアのクアラタンジュン港を出港したまま行方不明になって海賊に襲われたのではないかと心配されていたパナマ船籍の貨物船「アロンドラ・レインボー」(7762トン)の日本人船長と日本人機関長のほかフィリピン人15人が救命ゴムボートで漂流中のところをタイの漁船に救出されタイ警察に無事保護されました。
この世に海賊がいると言うのも驚きですが、船乗りの世界では海賊がいるのが常識だそうです。船はいまだに行方不明ですが全員無事救出されてよかったと言うのが偽らざる心境です。
日本のシーレーンはこういった海賊の恐怖と戦いながら多くの船乗りに守られている事も忘れてはならないでしょうしもっと関心を持つべきだと思います。

7日(日)

リコンファーム

来年4月から日本航空と全日空は国際線でのリコンファーム(予約再確認)の制度を廃止します。長いこと事実上廃止状態だった子の制度ですが輸送約款上はまだ生きていたんですね。商社など昔から海外出張が多かった方は懐かしい話でエピソードもいっぱいあるでしょうが今では死語の世界ですね。

5日(金)

都営地下鉄6000系引退

都営地下鉄三田線で開業以来走ってきた6000系が今月28日に引退します。昭和43年(1968年)12月27日デビューですから30年と11ヶ月と言うことになります。関東の鉄道としては長寿と言うことになります。すでに九州熊本電鉄に一部車両が余生を送っているほか秩父鉄道にも譲渡が決まっています。その他インドネシアにも譲渡されることが決まっています。ステンレス車両と言うことが長寿をもたらせたのですがそれが逆に解体を難しくさせ解体するよりただで持っていってもらったほうが安上がりと言う可哀想なことに成りました。
もともと、三田線は東武東上線と直通運転するために東武鉄道の企画で建設されATSなどの保安装置も東武鉄道と同じ物を採用するなど異例の車両でした。技術的には技術の端境期と乗り心地の良好を求め始めた時期で興味ある車両になりましたが翌年以降に登場した車両たちによってあまり目立たなくなったのは否めません。
三田線は来年秋の東急目蒲線との直通運転に備えて新しい6300系が大量増備され次ぎの三田線を走ります。
どちらかと言うとローカルな地下鉄を黙々と走ってきた車両だけに地元では思い入れのある人も多いのではないでしょうか。

3日(水)

時差通勤定期

報道したのが全国紙1紙だけのため、真意の程はわからないのですが運輸省では大都市圏の鉄道を中心に最混雑時間帯の乗降が出来ない割引定期の発売の検討を開始したと報道されています。この制度は以前、地方私鉄でおこなわれたことがありますが結局定着しなかったと記憶しています。今は大都市圏では自動改札が進んで導入はしやすいと見ているようですが私の感想では5年ほど遅かったなと言う感じです。5年ほど前に導入していて企業に対する優遇税制と言ったこともおこなわれておればそれなりの定着があったし効果も期待できたでしょうが、今ではちょっと無理でしょう。
人々の生活そのものが意外と時間の分散化が進んでおり時差通勤なども出来るところはやっているような雰囲気があります。
むしろ私は、多少の料金を上げても質的改善が先決だと思います。大都市圏の鉄道は混雑とは裏腹に万年乗客減少傾向に歯止めがかかっていません。ラッシュ時も含めた交通の質的改善が必要な時期に来ている。そんな気がしています。JRのホームライナーや新幹線通勤の人気度などは通勤通学などでも質的なものを求められているし交通機関も応える必要があると思います。
ボックスシート車両をロングシートに改造して質的改善をしたとは言わないで欲しいですな。

1日(月)

エジプト航空事故

ニューヨーク発カイロ行きのエジプト航空機(ボーイング767)が31日午前2時(日本時間同日午後4時)マサチューセッツ沖で突然消息を絶ち墜落が確認されました。離陸から40分後と言うことで安定飛行の直後に起こった事故と言うことになります。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
突然レーダーから機影が消え、無線も突然途絶えたと言うことできな臭い原因も考えられます。


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