ムーミンパパの 今日の交通コラム 1999年4月

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週3回火曜日、木曜日と、土曜日にお休みさせていただいています。
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30日(金)

鉄道林

昨日がみどりの日と言う事で、今日は鉄道林の話をしましょう。鉄道林と言うのは、線路を風や雪、飛砂~守るために植林したものです。非常に高価につくとは言われていますが、効果もかなり良い様です。明治36年東北本線野辺地駅付近に造林された「野辺地防雪原林」が最初と言われています。後に、この林と羽越本線の羽後亀田−新屋で、大正10年造林された「秋田第1号鉄道飛砂防止林」と共に鉄道記念物に指定されています。
鉄道林はもともとが材木を得ようとして植林されたものでない事と、林を維持する必要からどうしても材木的価値は少ないと言われていますが、逆に本来育たないはずの悪条件を克服しての造林したところが多いため日本における造林技術を鉄道がリードしていた時期もあった様です。

28日(水)

動力車操縦者運転免許

26日は、急遽決まった出張でお休みさせていただきました。失礼致しました。
NHKの人気番組の一つ「オトナの試験」の28日放送予定分は「動力車操縦者運転免許」です。これを聞いても何の免許かわからない人が多いでしょうが、鉄道の操縦者の免許です。もっと判りやすく言えば電車の運転士さんの免許証と言う事になります。まあ、電車に限らず、ディーゼルカーから電気機関車蒸気機関車に至まで様々な種類の免許があります。ほとんどの地下鉄と一部の路面電車を除いて、運転士さんたちはこの免許を取得しているわけです。(地下鉄と一部の路面電車でも試験すれば一発合格する程度の講習を受け、訓練を受けていますから危険と言うわけではありません)どのような構成の番組になるかは判りませんが楽しみです。
再放送も含めて放送予定日と予定時間は次ぎの通りです。
水曜日 午後10時45分 〜 10時55分[総合][文字・ステレオ]
(再) 土曜日 午後 7時45分 〜 7時55分[教育][   〃   ]
(再) 翌週火曜日 午前 0時35分 〜 0時45分[総合][   〃   ]

25日(日)

電車のカナ記号

JRの電車のカナ記号は、よく見かけるクハやクモハと言うものでしょうか。客車記号の重量表記を除いたものの先頭に電車の種別を示すカナが1文字か2文字つきます。もっとも車掌室のフはつきませんが。
電車のカナ記号は、ク(運転室つき)、モ(モーターつき、私鉄ではデとするところもあります)、クモ(運転室、モーターつき)、サ(運転室もモーターもないもの、付随車と言います)となります。運転室が両側に二つあるようないわゆる両運車と言うものも、一つしかない片運車もクデ一緒です。ククなんてことはありません。
これでよく見る、クハとか、サハとかモハといったものが判ると思います。
JRになってから、一部のJRでは積極的なダイヤ編成の再検討をおこない、列車の短編成かと、増発をおこないました。1時間に1本8両編成をガラガラ走らせていたのなら、1時間に4本2両編成になれば車両の走行距離は変らないが、便利になって乗客は増えるだろうという考えです。その為、国鉄時代から伝統的に嫌っていたクモハ(運転室モーターつき、制御電動車)が大量に増えると言う事になりました。

23日(金)

航空会社のスト

日本エアシステムでストによる欠航が続いていましたが、とりあえずストは21日で終了しました。ただ、問題が決着したわけではないので、今後再びストが発生する可能性があります。最近の航空関連のストはリストラ関連のものが多く、それだけに解決には時間がかかると思われます。今後の御旅行、とくにゴールデンウィーク開け予定の方は御注意下さい。

21日(水)

クレジットカード

JR西日本のみどりの窓口で大手クレジットカードの利用が出来る様になりました。以前から北海道、四国、九州のJRでは利用が出来ましたし、本州3社でも提携カードや専用カードの利用は可能でした。また、本州3社でも旅行代理店部門の窓口では利用可能だったんですが、やっと思い腰を上げたと言う事でしょうか。既に航空機はもちろん、船や長距離バスでもクレジットカードの利用が一般的な現在、他のJR東海や東日本でも早急に実現してほしいと思います。

12日(月)

貨車のカナによる重量表記

貨車にも客車と同じような重量表記があります。ただしこちらは、荷重になります。客車の総重量とは違います。
記号なしが13トン以下、以後、14〜16トンがム、17トン〜19トンがラ、20〜4トンがサ、24d以上がキになります。このムラサキと言うものの語源が良くわかりません。わたしもいろいろ調べましたが結局判らずじまいです。貨車と言うのは積空差が大きく、それがこのように荷重だけわかれば良いと言う事でしょうか。実際タンク車なんかは6トンぐらいの重量の貨車が40トン弱の石油を積んで走っているわけでこういう車のブレーキと言うのは、この大きな差を埋めるために様々な工夫がしてあります。また、これだけの差があるためにスプリングを硬くせざるを得ず、その為に乗り心地と言うのが犠牲になっています。

11日(日)

貨車のカナ記号

貨車と言うのは地味な存在です。しかし、趣味としてみると一番面白いと言う分野かもしれません。日本の鉄道車両で一番軽いのも一番重いのも貨車と言う事実は貨車の世界が非常にバラエティーに富んでいる証しです。したがってその構造や用途を表す記号も26種類もあって大変です。
そのかで比較的多いのはワ(有ガイ車)、タ(タンク車)、コ(コンテナ車)、ホ(ホッパ車)ぐらいでしょうか。タンク車と言うのもその種類は非常に多いのですが。

9日(金)

車掌室

前回のお約束通り、今回は車掌室のカナ記号です。車掌室にはフがつきます。実はこれ、ブレーキのフなんですな。
それではなぜ、車掌がブレーキなのか?
昔々の大昔の鉄道黎明期の話です。
当時は鉄道のブレーキと言うのは先頭の機関車にしか効かなかった。いまでこそ先頭の車両の運転席でレバーなりスイッチなりを動かすと全車両のブレーキが動作しますが昔はそんな事がなかった。
本当に機関車だけブレーキだと足りないので3両に1両ぐらい客車に手動ブレーキをつけました。この車両にブレーキマン(日本語で制動手)が乗り込み機関車からの警笛の指示でブレーキをかけたり緩めたりしていたわけです。車掌はブレーキマンのベテランがブレーキ作業の合間に乗客の案内をしていました。と言うわけでブレーキマンの作業部屋がブレーキのフの時となったわけです。そのまま、車掌室がフということになったわけです。
しかし、まあのんびりとした時代だったんですな。

7日(水)

客車記号のつづき

少々日が開きましたが、客車の記号の続きです。前回は重量表記の話をしましたが、今回はどう言う車両かの話です。
以前、ロとハの話をしましたが、それと同様に、ロネがA寝台、ハネがB寝台と言う事になります。1両で、A寝台とB寝台があるときはロハネと言う事になります。(電車ですが昨年デビューしたサンライズエクスプレスにそう言う車両があります。)ネはもちろん寝るのネですな。
あと、食堂車のシ、郵便車のユ(いまはありません)、荷物車のニと言うところでしょうか。あと、乗客とは直接の関係はないですが、エの救援車、ルの配給車(配るのルだそうで)、ヤのその他の事業用車というのがあります。配給車と言うのは部品等を各現場に配るための車両です。乗客に食料を配るんではありません。
ところで、寝台と座席が1両でと言うときはどうなるんだろうと調べたら、ハネハとなるんですな。そんなゲテモノ車両はないだろうと思っていたらあるんですな。戦前に、マロネロ38と言う客車があるんですな。驚きました。これらのカナ文字の頭に前回の重量標記がつきます。
オハネ20、スハネ24と言う具合でしょうか。実はカナ表記には客車と貨車にだけ車掌室つきの記号がつきます。電車と気動車は運転席が最低2箇所あるのでそう言う心配は要らないということでしょうか。この記号の話はちょっと面白いので次回のお楽しみです。

2日(金)

男女雇用均等法

4月からちょっぴりデザインを変えてみましたが、いかがでしょうか。
さて昨日から男女雇用均等法が施行されました。これにより、職場での採用や昇進などに男女差がつけられなくなりました。またそれと同時に男女間での労働条件の差についても大幅な見なおしがなされています。
最近交通関係でも女性の進出が目立っていますが、今後ますます増えるんでしょうな。

昨日の朝、出勤時に地下鉄銀座線で私が乗った列車の担当車掌は女性でした。男性との差は車内放送の声が違うことぐらいでしょうか。最近では銀座線の車内で車掌が女性だとざわめくということもありません。しっかり定着してきたと言う事でしょうか。


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