ムーミンパパの 今日の交通コラム 1999年3月

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週3回火曜日、木曜日と、土曜日にお休みさせていただいています。
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31日のコラムはORドメインからNEドメインへの移行に伴う作業が予定より遅れているためお休みにさせていただきました。
次回は4月2日になります。


29日(月)コホナオスマカ
JRの客車(電車やディーゼルカーにはありません)には、カナの最初の1文字は重量を表しています。客車の場合には機関車で引っ張るので機関車を運転する機関士がおおよその全体の重量を知る必要があるからです。このカナ記号が今日のタイトルコホナオスマカです。

記号 車体重量 意味
下限 上限
22.5トン未満 小型のコ
22.5トン以上 27.5トン未満 ボギー車のホ
27.5トン以上 32.5トン未満 ナカナカ大きいのナ
32.5トン以上 37.5トン未満 大きいのオ
37.5トン以上 42.5トン未満 すばらしく大きいのス
42.5トン以上 47.5トン未満 ますます大きいのマ
47.5トン以上 格別大きいのカ

意味はあくまでこうだと言う伝承ですが、大正時代にこう言う事を考えて実行した官僚がいるというのが面白いです。これが客車設計時のある意味の目標になっているところもありました。設計時にはオの筈が、実際に作って重量を測ってみたらスで、設計者は大目玉だった何て事もありました。カの47.5トン以上と言うのは客車としては異常で化け物みたいなところがありました。昔,特急寝台の電源車がカニ20と言う車があり保線関係者から運転関係者まで非常に複雑な思いで見ていたものです。


28日(日)イ抜きのロハ
JRの車両にはその車両番号に(新幹線以外)カタカナの2文字か3文字がついてきます。乗客が乗車できる車両には必ず、ロかハの文字がついているはずです。ロがグリーン車、ハが普通車になります。車両の半分をしきって普通席とグリーン席に分けているような車両は両方を書いています。
これが何の略かと言うと、たんにイロハのロとハです。昔は1等から3等まであったのでイロハがそろっていたのですが、3等級制から2等級に切り替えたときに、イロハをイロになおすよりロハに直すほうが楽だからと言う事でこうなりました。昔の3等級制の名残がこういうところに残っているんですな。


26日(金)形式番号JRとJNR
実は形式番号でJRの車両にはカタカナ表記がありますが、私鉄にはないとかしています。JRのカナ表記は国鉄時代からの伝統ですが、実はJRになってからこの表記法に厳密に従う義務がないことからいろいろと怪しげな形式番号が出てきています。JR四国は数字4桁の私鉄並みの車両番号にしており一瞬私鉄と勘違いするほどです。JR東日本でも特急や新幹線車両に“E”の一文字を入れ出しており、だんだん乱れてきています。JR貨物でも機関車の形式番号を3桁にしはじめています。もっとも機関車の場合には国鉄時代にすでに空き番が少なくなって(青函トンネル開通のとき本当に一部の機関車では空きがなくなった)と言う事情もあったからです。
私鉄でも、空きがなくなってなんだこれと言うような形式番号をつけることもあります。10年ぐらい前から私鉄でも形式番号のつけ方が変ってきており、いまはその端境期の為にいろいろ複雑な事に案っています。、


24日(水)形式番号
先日、インターネットのメール新聞(インターネットウワッチ)でJRの車両のカナ記号の意味を教えてと言うのがありました。別にそれにあやかってこちらで、しばらくこれの話をしていきたいと思います。
カタカナのついた車両記号番号と言うのは、国鉄時代から続いていますが私鉄では最近はあまり見かけません。JRでもJR四国は分割民営化ごの新型車両はカナ文字をつけていないのが現状です。関東の私鉄は一時期カナ文字をつけていた事があるので抵抗感はないといわれていますが関西の私鉄ではカナ文字をつけたことはありません.
最近では車両管理にコンピュータ化が進んでくるとカナ文字がネックになってきており、新幹線ではそれを見こんで最初から数字のみでした。もっとも最近JR東日本が頭に’E'の文字をつけており、何やらこの世界も複雑です。


22日(月)スポーツ観戦客
だんだん暖かくなると、プロ野球やら、高校野球やら、Jリーグやらとだんだんにぎやかしくなってきました。各交通機関とも、こういったスポーツ観客の輸送の検討に入っているようです。今年は大物新人の登場でキャンプ地の紅白戦からして混乱したと言う事で大変だったようです。


21日(日)アメリカの踏切事故
米イリノイ州シカゴの南方80キロにあるバーボネで米中部時間15日午後9時53分(日本時間16日午後0時53分)ごろ、アムトラックの旅客列車(機関車2両を含む16両)が踏切でトラックに関係する踏切事故で、13両が脱線、転覆し、11人(内日本人1人)が死亡、100人以上が負傷するという事故がありました。詳しい情報がまだ未入手なのですが踏切事故は洋の東西を問わず、道路側の無謀運転と言うのが多いと言うより、ほとんどです。JRでも、テレビコマーシャルなんかで注意を呼びかけていますがそれでも後を絶たないようです。
車の運転者の方は「俺はそんなへまはしないよ」と言わないで、この事実を真摯に受け止めてほしいと思います。


19日(金)カタカナの名前
先日、共通バスカードのホームページを作られている方から、12日のバスの字が半角になっているよとメールをいただきました。充分注意していたんですが、やってしまいました。もし文字化けしていた方がおられたら、申し訳ありませんでした。で、全ページにわたってチェックをかけたら3箇所も「バス」ばかり半角だよと言われてしまいました。穴があったら入りたい心境ですが、そうも言っておれません。(おまえが入る大きな穴はないということか)
と言う事を考えて時刻表を見ると列車名やバス名、船名なんかに随分、カタカナが増えました。ひらがなもありますが、漢字だけと言うのは地名そのまま以外はほとんど見かけません。「シュトライナー」と言うバスなんて一瞬私は意味がわからなかったんですが、ここは一つ格調高い漢字であっと驚くような名前を考えてほしいと思います。


17日(水)デビットカード
全日空では、4月1日から主要空港の自動発券機で、デビットカードの取り扱いができるようにすると発表しました。すでに一部のデパートや専門店、コンビニで使えるようになったデビットカードがいよいよ交通機関でも使えるようになります。今後他の交通機関でも普及してくるのではないかと思います。
個人的に言えば、通勤定期代が銀行振込のサラリーマンとしては定期がでビットカードで購入できるとありがたいんですが。


15日(月)空飛ぶ電車
すでにニュースに流れていますが、ドイツに発注していた広島電鉄の新しい超低床式路面電車が空路運搬されてきました。飛行機は旧ソ連軍で有名だったアントノフ輸送機と言われているものでエアロフロートのチャーター機扱いです。どのような事情で飛行機にんったのかはふめいですが、従来航空機による車両輸送は不向きと言われているのを考えると隔世の感があります。


14日(日)びわこ空港
びわこ空港の建設是非をめぐって滋賀県議会が住民の直接請求を拒否しました。住民請求を拒否したどうのこうのと言う話はしません。ただ、この空港が本島に必要かと言う事に関して言えば、その必要性はほとんどないと思われます。最近計画のある静岡などもそうですが計画書の予想見こみは作るための数字捏造と思われるようなところが一杯あります。滋賀県の予想を見てもこれはおかしいと思うところがあります。冷静に考えて空港の必要性を考えてほしいと思います。それに、航空業界が採算性を地方路線にも厳しく求めているためこの空港に飛行機が飛んでくる可能性はゼロに近いと思います。
こんな空港を作る金があれば、私なら白木高原鉄道を買いとって複線化と路線延長をしますな。そのほうが滋賀県はもとより近畿地方の交通網にどれだけプラスになるかわかりません。作っても飛行機が飛んでくるかどうか判らない空港よりよっぽど夢があると思います。


12日(金)沖縄のバス
沖縄本島の那覇交通、琉球バス、沖縄バスの3社の労働組合がバス会社の合併推進を言い出し、会社側も東陽バスも加えて労使協議会が設置される事になりました。厳しいリストラが必須になるこのような合併に労働組合が言い出すというのも前代未聞ですが沖縄の場合は鉄道がないために公共交通がバスのみと言う特殊事情、米軍統治時代に路線調整をおこなわないまま専門家不在のままの運輸行政が響いて過当競争気味となっています。
私としては、沖縄のバスは4社が一丸となって乗りやすい利用しやすいバスというものをもう一度考えてほしいと思いますし、その為には全社間での路線見なおしや乗車券の共通化、他社をまたがった乗換え制度などやる事は一杯あると思います。
まず、何よりも観光客が行ってすぐ判るバスというのが一番大事だと私は思います。


10日(水)窓からの駆け込み乗車
一昨日、JR新大阪駅でドアがしまった新幹線に乗客がホーム監視をしていた窓から無理やし車内に侵入を図り、電車は急停車。と言う椿事が起きました。
それにしても開いた口がふさがらない事件ですね。問題の乗客は上司が乗っているからと応えたそうですが、それならもっと早く余裕を見てくれば良いのにと思うのは私だけでしょうか。


8日(月)新車搬入
昨日は東急久しぶりの新車(しかも新型車)が長津田駅に搬入されると言う事でのこのこと見に行って来ました。新車搬入と言ってもJR線を使ってJRの機関車に牽引されてきたのですからそんな難しい事ではないのですが普段機関車を持たない会社での無動力回送と言うのは結構しんどいものがあります。新車搬入は普段余りお目にかからないルートを走ってくるだけに結構話題になったりします。また、最近ではレールの幅が違っても仮台車をはかせてJR線を走って行くと言う光景もありなかなか面白いものがあります。


7日(日)シートベルト
昨日、配達された朝日新聞夕刊によると、1997年6月8日に日本航空MD11型機で機体が突然激しくゆれ、乗客乗務員が多数負傷した事故で、事故直後から意識不明状態になりっていた客室乗務員がなくなられたそうです。この事故の3ヶ月ぐらい後で、客室乗務員が1人意識不明状態で回復していない事を知り心配していたのですが意識がもどることもなく亡くなられたそうです。
飛行機の中でのシートベルトの問題は客室乗務員の悩みの種で、通常の飛行中でもシートベルトを締めていなかったりしたために起こる事故は後を立ちません。特に客室乗務員は乗客がベルトを締めたかどうかを確認するために締めるのが遅れがちで事故に合う確立を高くしています。運輸省でもいかにベルト着用の徹底を促進するか委員会を作って検討するそうです。
亡くなられた、谷口敦子さんのご冥福をお祈りします。


5日(金)ポケモンジェット
新しい全日空ポケモンジェットのデザインが全国の小学生から公募される事になりました。詳しい事は同社のホームページをご覧下さい。
デザインの一般公募は、一世を風靡したマリンジャンボ、日本エアシステムのレインボウジェット(B777)などがありますが今度はどの程度の応募があるんでしょうか。人気アニメを題材にしたものだけにすごい応募数ではないでしょうか。


3日(水)青春18切符
今春も青春18切符が登場しました。5枚一緒とは言え、特急や急行に乗れないとは言え、2200円ほどで一人1日JR乗り放題というのはなかなか魅力あります。普段あっという間に通過している区間をのんびり行ってみると意外な発見をするかもしれません。春休みは気候が良いのと盆暮れにあたらないのでこういったのんびり旅行には最適な季節です。


1日(月)移植手術
日本中が注目した脳死による移植手術が始まりました。移植手術に関しては摘出するためのスタッフ派遣と摘出後の臓器輸送と言う二つの側面がありますが、遠く信州大学はこの面で苦労している様でした。高知から松本へは中日本航空の専用機がつかえたようですが、今後とも1機で十分なのか、大赤字とも言われる中日本航空の専用機の採算性などクリアーしないと行けない面が輸送面でもいろいろあるように思います。


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