ムーミンパパの 今日の交通コラム 1999年2月

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週3回火曜日、木曜日と、土曜日にお休みさせていただいています。
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28日(日)エアドゥとJR東日本
東京と北海道を結ぶ新しい航空会社エアドゥとJR東日本が提携し、JR東日本の旅行代理店ビューでエアドゥの航空券が買えるようになります。もともと、スカイマークともども低料金を売り物にしてきたために代理店手数料の問題で大手旅行代理店と話がつかずこれらの航空会社の航空券は旅行代理店で買えないという事態が発生していましたが今回はそれが打ち破られたかも知れません。
もっとも新航空会社2社が引き金をひいた低料金騒動はいまや大手3社の旅客争奪戦の様相を呈して新航空会社2社は弾き飛ばされたようなカッコになっており、いまの搭乗率が比較的良いと喜んでいられない状態とも言われており今後の動向が注目されています。スカイマークが初フライトで発表していた4月からの運賃値上げを見送ったのもこのへんの事情があったからであまり安心しておれる状況ではありません。


26日(金)誤通過
ちょっと、信じられなかったのですが25日の朝9時20分頃、常磐線で停車するはずの三河島、南千住両駅を連続して誤通過すると言う事故が発生しました。誤通過と言うのも恐れ入りましたがそれを連続して2駅もと言うのは聞いた事がありません。いったいこの会社はどうなっているのかと疑いたくなります。


24日(水)ポケモンジェット
全日空の名物飛行機ポケモンジェットが、いよいよ国際線に進出し、今日からニューヨークへ向けて飛び立ちます。日本の漫画キャラクターを描いた機体がと、お思いの方もいらっしゃるでしょうがいまやポケモンは世界的なアイドルという事で、スターアライアンス加盟を控えて何とか世界的なレベルで知名度を上げたい航空会社の思惑もからんだ様です。いままでのポケモンジェットと違い、日本語以外に英語と中国語でも書かれているのが国際的です。なお機体はB747−400だそうで、このへんに国際線にも本格的の導入するという航空会社の思い入れが伝わってきます。


22日(月)作業中の事故
21日の早朝に、JR東日本の山手貨物線目黒駅付近で信号関係の工事中に臨時回送列車が突っ込み5人の作業員の方がなくなるという事故が発生しました。遅刻した作業監督員が臨時列車の確認を怠ったというのは前代未聞の不祥事で開いた口がふさがりませんが、こういったことが起こるということは日常的に確認がきちんとなされていないのではないかと考えられます。作業の手順の確認はもちろん体制面や職員の教育も含めて見なおしてほしいと思います。(しかし、この会社最近私の理解を超えた事が多いな)

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。


21日(日)高野山全通
1929年(昭和4年)高野山電気鉄道(現在の南海高野線)紀伊神谷ー極楽橋間が開業し今日の南海高野線の原型が出来ました。極楽橋ー高野山間のケーブルの翌年開業し名実ともに大阪と霊峰高野山を結ぶルートが出来たわけです。今日でも、大阪の都心から30分おきに直通電車が運転されてるのが信じられないような険しい山岳ルートの同線です。道路の建設さえ拒んだといわれる山深い高野山に電車が走るというのは弘法大師もびっくりだったでしょう。


19日(金)バス定期
東京都営バスで一部の営業所で試行中だった1ヶ月と5日間使える定期券の発売が全営業所で始まりました。この中途半端な有効日数は売値がちょうど一万円という切れのよい値段からきているものでこの切れの良い値段からバス車内で通勤定期券の発売がスタートしました。いままで、回数券は車内販売が当たり前ですが定期券というのは例がありません。都バスの通勤定期は無記名ですから友達や家族、職場の同僚同士で共用がで来ます。最近、バスは定期券の売上枚数が落ちておりその為の対策でしょうか。九州では漫画の人気キャラクターの定期券まで登場しています。
都バスの通勤定期は持てば全線乗り放題です。一時期会社から支給されたときは、休みのたびに都内をバス旅行したんですが、そう言う人も少なくなりました。


17日(水)時速130キロ
JR西日本では5月10日からのダイヤ改正で一部新快速列車の最高速度を120キロから130キロに引き上げること、来年の春からはすべての新快速を130キロ運転にすると発表しました。競合する私鉄にとっては大変な脅威だろうと思います。これにより、従来ほとんど時間短縮の可能性のないと思われていた、京都−大阪が29分から2分短縮されて27分になります。一部の特急列車だけだった130キロ運転が特別料金不要の列車にまで広がったという事でインパクトは大きいです。
また、JR西日本の名車両、221系が新快速列車としての第1線を引退する可能性もあります。かって117系が地方へ転属して地方のバスの冷房化率を大幅に引き上げた様に、こちらも様々な事が起こるんだろうっと思います。
しかし、特急より早い新快速が最高速度でもそうなったという事です。


15日(月)病欠スト
アメリカの第二位の航空会社アメリカン航空で病欠ストが続き、大幅な決行が出ており、アメリカン航空の運行の中心マイアミ航空では乗客が暴動寸前とも伝わっています。日本でも成田や関空関連で大幅な欠航が出ています。
あまり知られていませんが、日本でも国鉄時代労使関係のひどいときに同じような事があったようですが労使関係がかなりギクシャクしているという事でしょうか。


14日(日)行政監察
2月9日に総務庁は鉄道事業に対する、行政監察結果を公表しました。対象となったのは運輸省(地
方運輸局を含む)、日本鉄道建設公団、帝都高速度交通営団です。

鉄建公団に付いては、地方機関の事業規模について、その時々の業務量にあわせて柔軟にその規模を減少したり、増やしたりする事を求められています。また、鉄道事業者に対して工事能力のあるかどうかを厳密に精査して、工事委託等を積極的におこなっていく様に求められました。

営団地下鉄に付いては、現業区に対して業務量に対応した要員の見直し、工場業務の外務委託の推進、車両事務所の統廃合、遊休土地や高架下の利用促進、構内営業の営業料率の変更、部外委託作業の競争契約方式の導入が求められました。

運輸省に対しては、鉄道事業者に対する定期監査に付いては事故の発生頻度や内容等を踏まえた監査とする事、保安監査の改善指示は文書とするとともに、改善処置状況の把握をおこなう事、保安監査の実施に先立って鉄道事業者に提出を求める資料は必要最小限にする事(意味がよくわからなかったのですが一度別件で提出したのと同じ資料二度三度と求めるなという事らしい)

といったところでしょうか。あれと思うところもないではないですが、つくべきところをついているような気もします。


12日(金)旅客運賃
スカイマークエアラインズの新規参入で、東京-福岡間で割り引き便の拡大が激化しています。スカイマークエアラインズの対抗処置であった、割引運賃がいまやスカイマークを通り越して大手3社同士での客の取り合いとなっています。その余波を受けて、夜行高速バスのプラチナペーパーと呼ばれた東京-福岡の高速バスが減便に、追い込まれるなどの事態になっています。自由化政策が思わぬ影響をお当てているということでしょうか。


8日(月)ヨルダン・フセイン国王を悼んで
ヨルダンのフセイン国王が逝去されました。国王が中東和平に尽力された事は承知の通りですが、国王が航空機のライセンス所持者であった事はあまり知られていません。空軍で戦闘機のパイロットの訓練を受けたのが最初といわれていますが、その後、旅客機のライセンスも取得されています。
ヨルダン国王専用機(ロッキード社L1011)も、自ら操縦桿を握った事も何度か有るといわれています。中東和平が実現し、帰国するヨルダン国王を乗せた専用機がイスラエル領空を通過して帰国する際、イスラエル空軍が護衛するという歴史的な出来事がありました。このとき、イスラエル空軍の戦闘機の護衛隊長が直接国王と話をしたとも、単にパイロットと事務的、儀礼的な会話をしただけとも伝えられていますが、実際は国王専用機のキャプテンを国王がしていたというのが真相です。このときの無線交信は30分以上といわれ国王の人柄がしのばれます。


7日(日)近郊区間拡大
JR東日本では、イオカードと呼ばれるスルーペイドシステムの拡充にあわせて、従来の首都圏の近郊区間を大幅に拡大すると発表しました。実施は6月1日からです。すでに同様の理由でJR西日本が関西圏の近郊区間拡大を12月1日から実施済みで、今回はそれに続くものです。まあ、これで最短の一駅区間の切符を買ってどれだけ大回りできるのかも注目ですが(一説には始発に乗っても回りきれないルートも有るのではといわれていますが)どうなるでしょう。
高崎から熱海までの切符で途中下車が出来ないという悲鳴も聞こえてきそうですが、その一方で乗車ルートにかかわらず最短距離で計算する運賃の為に値下げになるケースもあるのではといわれています。


5日(金)定員の話
今回もサンデー毎日の話の続きです。なぜ電車は定員の2倍や3倍の乗客を乗せて大丈夫かというものです。通勤電車の場合は定員は床面積と座席の数で決まります。つまり、これ以上乗ると危険だという数字でないのが電車定員の特徴です。新車の解説記事なんかを見ると、定員の200%時の想定性能とか言うものが出てきます。確かに他の乗物の設計者から見ると違和感があるでしょう。飛行機や船の場合の定員は重量というより、非常時の非難誘導体制から来ているというべきでしょう。ケーブルカーやロープウェイはやはりこれ以上乗せると重過ぎるという事でしょうか。

先日の運転席の話に関連して新幹線の関係の方からメールをいただきました。それによると700系新幹線のほうが500系より助手席の出入が難しいんだそうです。また、すでに、JR東海でものぞみとひかりの運転手は一人となっており、700系の運転席もそれを意識したものだそうです。
メールをいただきありがとうございました。


3日(水)運転席の位置
先日発売された、週刊誌サンデー毎日になぜ、電車の運転席は左側かという記事がありましたが、正解はその雑誌を買っていただくとして(別に毎日新聞の回し者ではないけれど)その辺についてもう少し書きましょう。
実は運転席の位置を変えるというのは大変です。信号機から標識まですべてが運転席が右にあるのを前提に設定されているからです。都営地下鉄12号線や、仙台地下鉄はまっさらだったので左側が出来たという事も有ります。だからやはり具合が悪いから右にしようというとそれはそれで大変だろうと思います。
かって、阪和線に振り子電車を入れることになったとき、立てこんだ建物を縫うように走りしかも高密度運転区間という事で、半年以上も前から運転席にビデオを積んで信号機や標識の確認を徹底的にやったといわれています。まあ、信号が見えなかったので事故を起こしたでは大変ですから。
今度デビューする、JR東海の700系新幹線では2人用の運転席が並んでいます。一方JR西日本の500系新幹線では2人目の座席は後ろに申し訳のような座席になっています。このへんで、平素からひかりとのぞみは運転士二人乗務のJR東海と、1人乗務のJR西日本の差がでています。そんな見方をするとまた面白いものです。


1日(月)定期預金
札幌信用金庫では北海道国際航空(エア・ドゥ)の搭乗半券を持参すると定期預金の金利を上乗せする「AIR DO搭乗者応援定期預金」を 2月1日から12月30日まで発売するそうです。航空会社はもとより鉄道やバスも含めてこういう金融商品は余りありません。
地元の熱意が伝わってくるような、北海道の経済の厳しさをあらわしているような。


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