ムーミンパパの 今日の交通コラム 1998年3月

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週2回火曜日と金曜日にお休みさせていただいています。
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30日(月)新幹線着工
東北新幹線の新青森ー盛岡と北陸新幹線の長野ー上越間が着工されました。完成まで20年はかかるとも言われる難工事です。20年後の世の中と言うのは想像も出来ませんが本当に作って良いのかな。そんな交通需要があるのかなと思ってしまいます。


29日(日)明石海峡大橋と長距離バス
4月5日に明石大橋が開業するのに伴って、日本では珍しい、定期路線のバスがフェリーに乗っかると言う路線が通常の路線になります。徳島ー品川(京浜急行電鉄と徳島バスの共同運航)の内、須磨と淡路島の間をフェリーを利用していた物で天気が荒れた時や渋滞でバスが極端に遅れた時など苦労は多かったようですがその苦労も後少しと言う事になります。これにより定期路線バスで途中に船が入るのは急襲の熊本ー長崎間の一部だけとなります。


28日(土)外国製電車
最近、外国製の部品の活用した鉄道車両がずいぶん巾を利かせています。鉄道各社がよりよい物を求めて世界中から情報が集めやすくなった事や航空輸送が発達して部品の手配の心配が少なくなり採用しやすくなった事もあるようです。JR発足後はJR東海や東日本では英国カミンズ製のエンジンが主力になっています。また、電車の制御装置やモーターにドイツ製を採用する動きも出てきています。ヨーロッパ製は環境問題の先進国だけに見るべき物が多いようです。


26日(木)名前の話
昨日からこのホームページを預けているプロバイダーのサブドメイン名が変更になりました。旧のままでもしばらくは使えるのですぐに修正という事ではないので心配という事ではないのですが。
という事で、今日は鉄道会社の名前のお話です。鉄道会社の正式名称の中には、何とか電気鉄道という名称や何とか電鉄という名称が使われています。この電鉄という名称は阪急が最初といわれています。
路面電車並みの鉄道で軌道法によって成り立っている会社が鉄道と名乗るのはおかしいと会社登記を管理している内務省に鉄道省が申し入れたのがきっかけで鉄道と名の着いた会社設立が困難になり考え出した名前といわれています。また、急行という名も阪急が最初と言われ、日本の私鉄のモデルと言われる阪急が名前の面でもモデルである事がみてとれます。
当時阪急は、神戸線を建設してその完成の目処が付いてきた時で阪神や官営鉄道との競争に打ち勝つ為にも新しい社名を模索していたといわれそれが阪神急行電鉄略して阪急になったわけです。この社名変更に当たっては内務省や鉄道省と相当の確執があったともいわれていますが結局「鉄道ではない、鉄の一文字を入れただけだ」という論理で勝ち取ったといわれています。こうして、箕面有馬電気軌道は社名を阪神急行電鉄にかえることに成功したわけです。

なお、今日電鉄や電気鉄道は電気で動く鉄道と説明されていますがこれらの会社のほとんどは戦前は電気事業も営んでおりむしろ電気事業と鉄道事業の意味であったという事も事実です。


25日(水)久しぶりの乗車
3ヶ月ほど前から勤め先の関係で通勤先が変わっています。今日は久しぶりに前の職場で会議出席の為、前の電車と同じ電車に乗って久しぶりにまえと同じ時間の電車に乗りました。同じ乗車位置だったので3ヶ月前と同じような顔ぶれです。もちろんお名前も何もご存知無い方々ばかりです。3年近く通った電車である事を認識した次第です。

朝のラッシュ時の電車は乗る人が決まっているので、「その列車の事は駅員や車掌運転士より詳しい」何て乗客がいるという事を聞きましたがそのとおりだと思います。こういう人達に新しい試みや新しい電車を投入するとその評価はすぐ出ます。また、的を得た評価をする事も多いようです。


23日(月)バス会社の分離
最近、都市部地方に関係なく、バス会社の分離化やグループ内での路線担当の見直しなどがよく行われています。実は最近、各社ともバス部門の採算性が悪化していると言われておりそれが原因と言われています。かっては長距離バスが不採算性を補っていたようなところがあったのですが今日では他の交通機関が対抗策を打ち出してきた事や元々の交通輸送量が少ない事などもあって赤字の長距離路線も結構あるという事で内情はかなり苦しいようです。一般路線バスは交通弱者の最後の砦でもあり生活との結びつきは鉄道以上ともいわれているだけに今から地域交通の在り方に着いて各地域で真剣な検討をしておくのがよいと思います。


22日(日)日本の航空会社
先日、日本航空が累積損失を一掃する為に資本準備金や利益準備金、別途積立金等を取り崩しました。、損失の総計は子会社親会社あわせて1500億円といわれる巨額な物です。会長、社長は経営責任を取り退任する事が決まりました。

これで、半年ほどの間に日本の航空大手3社はいずれも社長交代が行われしかも無配という異常事態となりました。社長交代に関しては予定どうりの交代となった日本エアシステム以外は社内抗争や損失の経営責任と誉められた物ではありません。
日本の航空会社は海外の航空会社に比べると高コストである事、成田空港と羽田空港の陸上交通がお粗末な為、国際線と国内線の連携が薄く日本の航空会社としての利点が生かしきれない事、着陸料が高い事など不利な条件が多いのは事実です。
しかし、ここでは労使双方が手を携えて運行コストの削減に手を付けないと日本の航空会社そのものが存亡の危機を迎えているといってもいいと思います。

日本の航空会社は現在海外の航空会社と積極的に共同運航の提携を行っています。しかし、手を組むまでは仲間、手を組んだら最大のライバルというのが今日の交通関係の共同運航の情勢です。販売力のあるところにより売り上げが集中し、コストの低いところだけが多くの利益を手にする。
これからの2年間が日本の航空会社の歴史に大きな時期にきたという事でしょう。


21日(土)サリン事件の事
あの忌まわしい事件からもう3年にもなります。しかしまだ、犯人の一部は捕まっていませんし、後遺症でまだなお病んでいる方もいらっしゃいます。

地下鉄車内という多数の市民が密集した状態の中での許せないテロ行為に対して強い怒りを覚えます。

後遺症で悩んでいる方々に対して早く健やかな生活を取り戻されるように希望します。
亡くなられた方の御冥福をお祈りします。


18日(水)島秀雄氏の事
新幹線の産みの父ともいわれる旧国鉄の元技師長島秀雄さんがなくなられました。96歳でした。
同氏は戦前幻となった弾丸列車計画の強力な推進者であった島安次郎氏の長男として生まれ、戦前にはSLの代名詞とさえなったD51型蒸気機関車(愛称デゴイチ)の主任設計者として活躍されました。戦後、電車による高速運転に注目し、こだま型特急電車の開発から更には新幹線の開発に陣頭指揮を取られました。また、名神高速道路完成を目前にして本格的な高速バスの開発が出来ていない現状を見て、国鉄単独で開発したR381型高速バスが日本の高速バスの原点となるなど鉄道以外にも大きな足跡を残されました。
国鉄退職後は宇宙開発事業団初代理事長として日本のロケットと人工衛星を実験レベルから実用レベルに持ってきた人としても知られています。

島氏の御冥福をお祈りします。


17日(火)青春18切符
学校が春休みだという事で、もう青春18切符の季節が始まっています。昔と違って今は1枚で5回乗れるという方式の為、使い勝手は悪くなりましたがそれでも結構お安くて使い出のある乗車券です。特急や急行は乗れませんがそれでもかなりのとおくまで行く事が出来ます。また、この切符の使い方をサポートするホームページもあります。
是非一度利用してみてください。


16日(月)鉄道会社の社名
先日、タレントがその芸名に東急の社名を使っているとして裁判で争っていた物で東京急行電鉄の全面勝訴という形になりました。鉄道会社の社名に関する事件は表立ったのは昭和44年の「東阪急ホテル事件」が最初といわれ、この時、阪急電鉄が勝訴したものの普段からの名称管理が不十分と指摘された為、各電鉄会社ともそれ以後相当の力を入れているともいわれています。ほとんどは電鉄会社からの内容証明郵便で相手側が名称変更するケースが多いようで、裁判となるケースは数パーセントともいわれています。ただ、裁判になってこの件で鉄道会社が負けたというケースは聞いた事がありません。


14日(土)青函トンネル10周年
昨日で、青函トンネル開業10周年になりました。10年という時代の中で、JRはスッカリシェアを落とし、今ではローカル線の様相となっています。たいへんな難工事から完成したトンネルだけに何とかして欲しいとおも思いますが地元にとってもJRにとってもこれからが正念場となるトンネルという事でしょうか。


12日(木)京浜東北線の103系
すでに103系車両以外で充分充足数がたっていたのになくならなかった京浜東北線の103系車両ですが今日12日の夕方で京浜東北線から姿を消します。
かっては、山手線と京浜東北線が103系電車の象徴のような感じだったのですが、ここから完全に姿を消した事になります。
特に行事等は予定されていないようです。

最近ではすっかり評判の悪い103系も登場当時はぼろばっかりといわれていた京浜東北線に登場した時は乗客から拍手喝采で迎えられたともいわれています。スカイブルーの103系電車は関東ではもう見れなくなるわけです。


11日(水)線路内歩行
今日の未明、営団地下鉄千代田線で線路内を徒歩移動中の営団職員3名が回送列車に轢かれて死亡するという痛ましい事故が発生しました。地下鉄内での線路歩行は大変危険な行為で、そのために地下鉄では細心の注意が払われているはずなのですが。
亡くなられた方の御冥福をお祈りします。


9日(月)遊園地の乗り物
昨日の日曜日家族揃って、東京ディズニーランドに行ってきました。ここの乗り物にはちゃんとした乗り物が多いのですが、蒸気機関車などはちゃんとしたメーカーのちゃんとした蒸気機関車です。(ただし、協三工業という会社の名前を知っているファンは相当の物です。同社は製鉄所などの大規模工場の専用線や貨物専用鉄道などに実績のあるメーカーです。)

遊園地の乗り物は運行が止まったとしても社会的影響が少ない事から時として新しい技術の試験場とされる事があります。日本で最初の実用規模のモノレールは奈良ドリームランドのモノレールです。これは東芝がモノレールの試験線をかねて遊園地の遊具として建設した物で、当時の記念すべき車両は現在東芝が保存しています。また、新交通システムについても今は亡き京成谷津遊園で1年間遊具として運転して耐久試験を行っていたのは関係者の間で知られた話です。こういった物を遊具とすると、遊園地側にとっても比較的安価に未来思考の乗り物が手に入るというメリットがあるようです。


8日(日)テレビチャンピオン
先日放送されたテレビ東京の人気番組「テレビチャンピオン」の鉄道王選手権の番組を昨日やっとビデオで見る事が出来ました。(今まで仕事で忙しかった物で)。
このての番組としては奇をてらった問題が多いのですが、そういう問題は少なく私としては好感を持てた出題だったと思います。それでも、普通のマニアというには範囲が広すぎるのはやむを得ないのでしょう。ジクソーパズルの1片で、車両を当てるのには脱帽しましたが。
東京から金沢まで列車を調べるのに10分というのはかかりすぎだと思います。


7日(土)無配転落
雪で、どうなるか分からないからと早い目に家を出た為すっかり見落としていましたがなんと全日空が赤字で無配に転落したとの記事がありました。航空大手3社の中でもっとも収益のあると思われていた全日空が赤字無配に転落したという事は単に1企業ではなく様々な分野に影響を及ぼします。

いずれにせよ日本の大手航空3社はいずれも赤字で無配という異常事態に成りました。


5日(木)共同運航
日米航空交渉の妥結を受けて、日本の航空会社と海外の航空会社との共同運航の話が水面下から続々と上がってきました。日本航空はアメリカ路線はアメリカン航空と、ヨーロッパ関係はすでに関空関係でエールフランスと実施済みです。また、全日空はアメリカ路線はユナイテッド航空と、ヨーロッパ路線はルフトハンザドイツ航空と提携する事で決まりそうです。日本エアシステムはマイレージカードの提携先であるノースウェスト航空とKLMオランダ航空と交渉中と伝えられ、各社とも一気に表面化して来ました。昔、全日空とユナイテッドは強すぎて提携できないといわれていたほどだったのですがとうとう提携してしまいました。強力な国内線を武器に国際線を強化してきた会社同士が提携して、どういう強さを発揮するか。これからの日本の空と海外の空を占う重要な節に当たっているんでしょうか。


4日(水)高速バスの車窓
最近は高速道路を走っても防音壁が邪魔をしてさっぱり景色が見えないという事が良くあります。そんな時にバスでもスーパーハイデッカーやダブルデッカーと呼ばれる車両を使った時は結構見える事があります。ただ、これらのバスは貸し切りバスや夜行バスに使われる事が多く、一般の人が景色を楽しみながらというのは難しいようです。京都ー八王子(京阪バス・西東京バス共同運行)の昼路線はアルプスの雄大な景色が見れる路線としてなかなかの物だと思います。そして今度は、飛騨高山ー新宿(京王帝都電鉄・濃飛バス共同運行)という新路線が今月下旬から開設されます。バス路線としてその車窓は一級の物だろうと思います。


2日(月)甲南鉄道黒石線廃止
秋田県の甲南鉄道黒石線が3月31日限りで廃止になります。この線は国鉄の赤字ローカル線を地元の要望で経営を引き継いだ物でいわゆる第3セクター鉄道といわれるものと同じような種類の鉄道です。かっては東北の優良私鉄の代表とさえいわれていた甲南鉄道も黒石線の経営を引き継いでからは相当苦労したとも聞いています。おそらく、国鉄時代の赤字ローカル線の経営を引き継いだ第3セクター鉄道にもこれに続く会社が出てくるかもしれません。


1日(日)横浜国際総合競技場
日本国内では最大の7万人の収容能力を誇る競技場が今日オープンします。7万人というのは物凄い数です。最寄交通機関はJR横浜線と地下鉄になります。横浜線8両編成のラッシュ時の詰め込み状態で2,500人ぐらいでしょうか。それで行くと28本という事になります。通常の輸送量のうえにふだんのらっしゅじの1じかんとを超える量のお客が乗降するわけですから観客輸送にも万全の体制を取って欲しいと思います。


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