ムーミンパパの 今日の交通コラム 1998年2月

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週2回火曜日と金曜日にお休みさせていただいています。
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28日(土)自動改札
JR北海道が札幌を中心に全面的に自動改札かを行うと発表しました。大都市とは言え北海道などでも自動改札の波が押し寄せている事をあらわしていますが、その主要目的が不正乗車の撲滅となっています。
かっては人減らしが目的であった自動改札も、今日では不正乗車の減少や乗客動向や乗客数の把握、各種切符の利用状況調査などより戦略的な方向に変わってきています。
今は低金利となった為にそれほどの事はありませんが、全面自動券売機化が大手私鉄の資金運用をより高度な者に変えたように自動改札の高度利用が私鉄各社の業績にも影響するかも知れません。


26日(木)サンライズエクスプレス
JR西日本とJR東海が共同開発して7月にデビューする新型寝台電車の愛称がサンライズエクスプレスに決まりました。列車名はそれぞれ「サンライズ出雲」、「サンライズ瀬戸」になります。従来夜行列車の愛称は夜に関係した物が多かったのですがこれは朝日という事で従来に無いネーミングでJR両社の意気込みが感じられます。バスに押され本当に不人気の夜行列車の朝日となって上れるのか。いよいよ7月にデビューです。


25日(水)甲種車両輸送
ダイヤ改正を控えて、また春の通勤通学客が増えるのを見越して各車両メーカーから続々と各鉄道に新車が納入されそれにあわせて甲種車両輸送と言われる列車が見られます。これは鉄道車両を無動力扱いにしてJR貨物の機関車に牽引して輸送する物です。昔はこの運転日や運転時間は極秘扱だったのですが、最近では一部の鉄道雑誌に載っているぐらいになりました。普段お目にかかれない車両が突然機関車に引かれては知る姿は面白くもあり、ユーモラスでもあります。また、鉄道会社の沿線の人より早く走っている姿を見るわけでちょっと変な気分が味わえます。
ただ、実際には走る事を想定していない線区を機関車牽引で無理矢理走らせての移動ですからそれなりのご苦労はあるようです。


23日(月)長野オリンピック
熱戦を繰り広げた長野オリンピックも終わりました。交通関連ではトラブルはあったようですがまあ、概ね良かったのではないでしょうか。一地方の冬の交通需要としては限界を超えた輸送を負わされていた事を考えれば良く出来たほうだと思います。

ただ、大きく太くなったこの地方の公共交通をこれからどう生かすか。これからが正念場かもしれません。


22日(日)アクセス件数
21日の8時13分、このホームページのアクセス件数が開業以来7万件を越えました。6万件から7万件まで1月とちょっととかなりのハイペースになっています。たくさんのアクセスありがとうございました。ちなみに1日の最高アクセスは1月8日の1089件、最低は開業初日の21件でした。今後ともよろしくお願いします。


21日(土)自動改札機
東海道新幹線の改札が駅改修工事中の新横浜をのぞいて3月中にすべて自動改札に置き換わります。特急券と乗車券を同時に読み取るなどの高い能力の為に普通の自動改札機の数倍の値段とも言われていますがとうとうこういう所にも自動改札が設置されるようになりました。かって、国鉄が何度もテストしながら乗客の協力が得られず失敗した自動改札を阪急が北千里駅で全面的に駅開業と同時に設置して大成功を収めたのが発端です。その後阪急は今日に至るも自動改札の先駆者として、業界全体のリーダー的地位は今も変わりません。かっての人減らし合理化から、今日ではその目的が不正乗車客の撲滅へと変わりつつありますがその分野でも阪急は先進的な地位を占めています。


19日(木)JR追加負担
JRの追加負担問題がまるでゾンビのようにマタマタ浮上してきました。ただ、今回はどうもJR内部でいろいろごたごたしているようですね。新幹線の早期償却による利益でJR追加負担を支払おう何て訳の分からない馬鹿な事をいってるJRがあるようですが。そんな金があれば極端な行き過ぎた合理化によって乗客から総すかんを食って将来の芽を摘むだけつんでしまった最大手のJRが責任とったらと思います。然し利益なんてどこにでも隠れているような見本です。


18日(水)中華航空事故
台北で、着陸をやり直して上昇しようとした中華航空機が住宅街に墜落炎上、203人の方が無くなられるという惨事が起きました。以前、名古屋で発生した中華航空機の墜落事故とダブらせてのみ方もあるようですが、ここは冷静に事故の原因調査を見守りたいと思います。
それにしてもこの航空会社は最近事故が多いですね。と思ったりするのは私だけでしょうか。

亡くなられた方の御冥福をお祈りします。


16日(月)大直通運転
昨日から、神戸高速鉄道を経由して阪神梅田と山陽姫時間の直通特急の運転が始まりました。神戸高速鉄道の開業以来何時かは実現させたい言いながらいっこうに実現しなかった夢の直通特急が実現したわけです。神戸高速鉄道の特殊な運転形態や他の大規模な直通運転では他社線を運転しないのにここでは車両の所有側が運転を担当するなど異例ずくめの直通運転形態が逆に今回のような長距離運転を逆に阻害してきていました。今回の直通列車でも他社の運転士が運転する事をまったく考慮していなかった車両を使っての運転だけに関係者の苦労もたいへんだと思います。また、早朝の姫路発の特急は阪神車両とする為に阪神車両が山陽線内で一泊するなどの異例ずくめの事態になっています。
また、神戸高速鉄道に乗入れているもう1社の阪急が山陽須磨浦公園までの乗り入れを中止し全列車新開地または高速神戸までとし乗入れを縮小しています。この辺の判断の差も今後注目していきたいと思います。


15日(日)イベント輸送
熱戦が繰り広げられている長野オリンピックで一部競技会場用のシャトルバスが観客を運びきれなかったという事態が発生しました。どこで、どうしてそうなったのかは知りませんが、こういったイベント主催者に交通関係に精通している人は少ないのが現状で此れが交通関係車の頭痛の種になっています。
たとえば、4000人をイベント用としてバスで運ぼうというのはとんでもない話でバス1台に50人乗るとして80台のバスを出発させる必要があるわけで此れは地方のバス会社にとっては非情につらい物があります。また、人口の半分以上の人間が外部から集合する時はその集合に当たって道路等が整備されていない為予想以上の時間が食う事を覚悟したほうが良いと思います。
観客のほうもイベント慣れしていない地域でのイベントの時は都会の感覚や普段の感覚で行動せず最低でも1時間できれば2時間以上の時間的余裕を持って出かけられる事をお勧めします。


14日(土)船マニア
船関係のマニアと言うのはおそらく乗り物では最古のマニアではないでしょうか。その歴史と夢は帆船模型の素晴らしさときめの細かさに良く見る事が出来ます。ボトルシップは船乗り達が暇を持て余して作り始めたのが最初らしいですがそれを地上でも遣り出そうと言うところやその見事さを他人が見て驚くのを喜んでいる姿はマニアの王道かも知れません。夢とロマンを追いかけている姿にこの世界の息の長さを感じます。


12日(木)飛行機マニア
飛行機マニアというのは大きく分けると軍関係と民間路線関係とに分けられます。ただ、この両者の間にはそれほどの交流が無いのが特徴でしょうか。
ところで、飛行機マニアというのはある意味では可哀相な集団です。と言うのは、大好きな飛行機が空を飛んでいる光景(一番かっこいい姿)を見る事が出来ないと言うハンディがあります。実際に見れるのは空港近辺での離着陸直前直後の姿や飛行場内での姿しかありません。しかも飛行場内は原則として一般は立ち入り禁止地帯ですからその撮影にも限界があります。
そんなことからか、飛行機ファンと言うのはいろいろな物に興味を持ちその範囲の広さは他のファンを圧倒しています。無線ラジオによる航空無線を聞いたり、乗務員や係員の制服に興味を持ったりと言うところからいろんな分野に及んでいます。また、マニアがそのまま航空関係の仕事に就いている人が多いのもここの特徴でしょうか。


11日(水)周遊券
4月から、長年親しまれてきた周遊券が廃止になるとJR各社から発表になりました。JR関係のホームページではJR西日本のホームページではこの事が掲示されています。
たいへん長い歴史が有りましたし、ワイドやミニ周遊券は自由に乗れると言う事で人気が有ったんですが最近では各種の安い企画切符に押されていたようです。一般周遊券はJRもバスも私鉄路線もすべて安くなるオーダーメードの乗車券だったんですが旅行代理店から見れば手間ばっかりかかって儲からない事から売る側の熱が冷めていたようです。じっさい、一般周遊券を作ろうとすると大手旅行代理店のベテランの社員がいる支店へ行って代理店と喧嘩覚悟でないと手に入らないと言う人もいるぐらい悲酸な状況でした。むかしは、旅行代理店へ旅行のプランを提示すると周遊券の条件に合うようにしかも旅行者の予定通りにいけるような切符に仕立て上げて安くしてしまうと言うのも代理店のサービスの内だったんですが。私も何回か利用した口だけに寂しい気持ちがします。
4月からはゾーン券という1種のフリー切符が発売になります。

今日のコラムは予定を変更して周遊券の話題に切り替えました。


9日(月)バスマニア
自称鉄道ファンと言う人達の中にはその行動に問題が有り、他の鉄道ファンや鉄道会社、鉄道職員からヒンシュクをかっている人達が少なからずいます。そんなことから鉄道ファンと鉄道マニアとの関係は決して良好と言えないのが哀しい現実です。しかし、バスにはそういう不心得なファンがいない為バスファンとバス会社との関係は極めて良好な状態に有ります。

バスマニアには大きく分けて高速バス・貸し切りバス系の人と一般路線バス系の人に分かれるようです。高速バス貸し切りバス系の人はバス会社よりメーカー別にお気に入りが有るのに対し、一般路線バス系の人はバス会社別にお気に入りが有るようです。
普通の人から見るとバスなんて鉄道以上に会社ごとの違いが少ないように見えますが実際は同じ会社でもかなり違うので興味は尽きません。またある程度大きいバス会社になると鉄道と違い複数のメーカーに同時発注する為毎年すさまじい種類のバスが製造されているのではまると大変です。しかも地方へは都会のバスが中古として流れるのであきる事は有りません。

バスマニアと言うのはすごい記憶力です。日本全国のバスのネジ1本にいたるまで記憶しているのではないかと思う時が有ります。「A交通の5年前のM社製の5台の内の1台が後ろの方の吊革のネジが1本少ないんだよな」「それて、B営業所のバスでしょ。あれは前の方は1本多いんですよ」「へー、そうなの。だけどあのバス去年、BからC営業所に配置替えになっていますよ」「先月からCからBに戻ってますよ」「あれは、2ヶ月ほどと言う事でCからBに貸しているらしいですよ。何でも当てにしていたH社製の新車の納品が2ヶ月遅れるとかで急遽決まったらしいですよ」ここまで細かい会話が出来るマニア集団はバスだけだと思います。


8日(日)鉄道マニア
最近「テッチャン」と呼ばれている人たちです。仲間内では「テツ」と言いますが。大きく分けると、模型、車両、歴史、乗り潰し,切符に別れるのでしょうか。

模型 物すごく根気とお金が必要です。元々不器用な私はただ指を加えてみているだけの世界です。子供が出来ると脱落していく人が多いのは矢張りしようがない面があるのですね。
車両 更に分けると、JR系や民鉄系、あるいは電車専門とか機関車専門とかあります。貨車専門て言う人もいます。貨車なんて何が面白いのかと言う人がいますが実は貨車はもっとも車両形式が多くやりだしたら病みつきになる分野です。
乗りたい電車とかがあってこだわりますからね。ある、奥さん曰く「30分ほど電車に乗って行くのに乗りたい電車が来るまで1時間以上ホームで待ってるんですよ。」結婚前のデート時代の話だそうです。
歴史 文献調査派と史跡探訪派とに別れます。最近は廃線跡を歩くのが一寸したブームです。でもあれと思うような史跡と言うか跡が結構いろいろあるんですよ。
乗り潰し 鉄道全線を乗り潰した人は結構います。新線開業すると何とかスケジュールをやりくりしてその年の内に乗りに行くようにしています。実は結婚するとこのての人が一番脱落しやすいです。最近は各駅に降りるんだと言う「じっくりテツ」なんてすごい事に挑戦している人や、全車両乗車何て挑戦している人もいます。私の知っている人で山手線全車両乗車と言う人がいますが最後の3両が大変だったようです。この人は現在京浜急行全車両乗車に挑戦中です。
切符 オレンジカード等も含めていろいろな珍しい切符を集めている人たちです。最近は記念切符より普通の切符でめずらしい物を集めている人が多いです。普通の駅でも結構出る事が多いのです。駅では必ず出札口の横の切符が置いてあるところを見ながら切符を買っている人が多いです。


7日(土)ファンな人たち
週刊SPAに小特集として鉄道ファン達の事が書かれています。全体的に好意的な記事ですがどこの世界にもマニアと呼ばれる人たちは他の人から見ると面白おかしく写るようです。
そこで、次回はその鉄道ファンから見た鉄道ファン、バスファン、航空ファン、艦船ファンについて書いてみたいと思います。
マニアは、他のマニアに対し寛容である。そのとおりだと思います。


5日(木)コンピュータと鉄道
4日の朝、首都圏の中央線などで電車が全面的にストップするという事態が発生しました。その理由は何と、鉄道に使っているコンピュータが立ち上がりがうまく行かなかったんだそうです。
なぜ、コンピュータが止まってたら、電車がこけたのかは今後の注意事項を参考にするしかないのでしょう。


4日(水)SLと瀬戸大橋
一部報道機関によると、蒸気機関車を瀬戸大橋に走らせようという計画が進行中だそうです。あの四国側の雄大なカーブを上りながらの走行シーンを思い浮かべるとどこかの有名な漫画のシーンをほうふつとさせるようで。
しかし自動車の運転手はびっくりするでしょうね。下から煙がモクモクと着たら。


2日(月)臓器輸送
中日本航空が小型ジェット機の不定期便の免許を取得しました。これにより臓器輸送の最大のネックが、民間の力によって解決する可能性が出てきました。もっとも当分の間は採算割れ状態でこの問題を解決しないと日本での臓器輸送は早晩行き詰まります。今後どういう運営でジェット機を維持するのか。難しい困難な問題です。


1日(日)日米航空交渉
どうなるかと思っていた日米航空交渉がやっとの思いで妥結しました。先発会社の権利を得た全日空グループの喜びも大きいでしょうが大幅増便が可能になる日本エアシステムも今後どういう動きがあるのかが注目です。
今回の合意内容では他国同士、第3の国の航空会社との提携はほとんど無条件に認めているのが今後の日米間の航空業界の台風の目になると思います。


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