ノルウエーのニュースを日本語にして集めました。
欧米、アジアを足で歩いて取材してきたカンと長年のフェミニストの目で選びました。
 
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ノルウェーの婚姻法、同性結婚を認める
ノルウェー国会において、3分の2の多数で新婚姻法が成立した。それにより、同性同士のカップルの結婚が合法化された。すでに1993年から同性カップルは「パートナーシップ法」によって、結婚した夫婦に順ずる権利義務が認可されていたが、新法により、養子をとって里親になる権利、レズビアン・カップルに対して体外受精などの妊娠治療に国家から補助金が出る権利が与えられ、法の下の平等が確立した。この影には、排除、差別、迫害と闘ってきたノルウェー同性愛者解放協会(LLH)の活動がある。同性結婚の合法化は、オランダ、カナダ、ベルギー、スペインなどですでに認められており、ノルウェーは世界で6番目だという。ちなみに、過去のノルウェー内閣において、ペール・K・フォス財務相(保守党、男)、アンネ・ホルト法務相(労働党、女)は、同性愛であることを公表していた。クリスティン・ハルヴォルセン現財務相は、「社会にいまだに残る差別や偏見をなくすためにも、新婚姻法をとても喜んでいる」と語った。一方、反対も強い。キリスト教民主党と進歩党(極右)は、「子どもが同性の親をどうとらえるか」などと法案に反対し、たくさんの宗教団体は連合を組んで「結婚は男女で」と大規模なデモンストレーションを展開した。
2008/06/14
http://www.aftenposten.no/english/local/article2479146.ece
http://www.llh.no/?module=Articles;action=Article.publicShow;ID=3092
http://www.norway.or.jp/policy/gender/gay/homo.htm

ノルウェー、元売春婦の就職に苦慮
ノルウェーは、売買春あっせんなど組織的売買春は禁じているものの、売春は違法でない。しかし、セックスを金銭で買う行為(買春)を禁止する法律が可決される。施行は、来年1月から。結果、セックスワーカーたちが仕事にありつけなくなる。法案提出にあたっては、窮地に追い込まれる彼女たちの生きていく手段をどうするか、激しい議論があった。「売春する人は経済的理由からであり、買春が禁止されたら、さらに経済的に困窮し、解決にならない」という主張もあった。実際、こうしたセックス産業で働いていた人がそこから抜け出るためには、想像を絶する壁がある。ノルウェーには、必要な情報や職業訓練の機会などを与えるために設立された職業訓練機関「プロ・センター」がある。このほど同所長は、そこで訓練を経た人たちを研修生として受け入れてもらうため、48のホテル、保育施設清掃関係機関などを回った。しかし、「受け入れる」という答えは1か所だけだったという。「元売春婦の再就職問題は、ボランティア人たち、プロ・センター、公的機関、私企業の間で協力しあって取り組むべきだ」と、国会法務委員会委員長は語る。ノルウェーの奮闘にエールを送ろ!
2008/06/11
http://www.aftenposten.no/english/local/article2474826.ece
http://www.prosenteret.no/index.php?option=com_content&task=view&id=12&Itemid=26

http://karmicdelusion.blogspot.com/2008/03/norwegian-crown-princess-visits.html
http://www.aftenposten.no/english/local/article1750792.ece

ノルウェー初の移民出身、非白人大臣が辞任
2月14日午後、ノルウェーのマヌエラ・ラミン=オスムンセン子ども・平等大臣が辞任した。カリブ生まれの彼女は、フランスで弁護士資格を取り、ノルウェーに移住。移民関係の政府要職を歴任し、昨秋の内閣改造で、ノルウェーで初めての移民出身の非白人大臣となった。しかも、フィンランドに次ぐ世界2番目の女性多数内閣の一員だった。任命にあたって、首相は「多様性に満ちたノルウェーのシンボル」と自慢した。しかし、大臣になったことすら世界に知られる前に、わずか3ヶ月余りで辞任に追い込まれた。大臣の管轄下にある子どもオンブッドの選考過程を正直に説明しなったことがメディアの激しい攻撃にさらされた。女性や移民には寛容であるノルウェーだが、「嘘をついた」ことには厳格だ。どちらも日本人の想像を超える。
2008.2.16
http://www.news.janjan.jp/world/0802/0802150879/1.php
http://www.aftenposten.no/english/local/article2256533.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article2257982.ece
http://www.dagbladet.no/nyheter/2008/02/14/526950.html
http://www.dagbladet.no/nyheter/2008/02/16/527143.html

第1回「女たちはできる」国際会議
「女たちはできるWomen Can Do It」は、80年代、ノルウェー労働党女性局によって考案された。女性が政治的力をつけ、政策決定の場に女性が責任を持とうとする動機づけを高めようという研修・訓練プロジェクトだ。このノルウェーの試みが、国際的に動きだした。昨年11月、セルビアのベルグラードで開かれた同名の国際会議には、4大陸26カ国から134人の女性運動家が集った。ノルウェー政府を代表して挨拶をしたのは、男女平等の推進を担当する「子ども・平等省」のマヌエラ・ラミン・オスムンゼン大臣。大臣は「社会のすみずみに男女平等を意識させ、それを広めよう」「民族、宗教、文化の違いにかかわらず女性が力をつけ、それぞれの国や地方の状況を変える力をつくりだそう」と呼びかけた。なお、「女たちはできるWomen Can Do It」は『女たちのパワーブック』(三井マリ子他訳、かもがわブックレット)の名で日本で翻訳が刊行されている。
2008.1.6
http://www.regjeringen.no/en/dep/bld/BLD-arbeider-for-at/Minister-of-children-and-equality-Manuel/Speeches-and-articles/2007/The-first-Women-Can-Do-It-WCDI-Global-Co.html?id=490909
http://www.npaid.org/?module=Articles;action=Article.publicShow;ID=5659
http://www.norad.no/items/3400/38/0558703167/WCDI_rapp_2_05.pdf
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/Womenpower-book_review.html

ノルウェー首相、世界の母子保健改良計画に10億ドル拠出
「女子ども解放を今」(Deliver Now for Women+Children、以下DNWC)という国際キャンペーンに、ノルウェー政府がいち早く協力を宣言した。ノルウェーのストーテンベルグ首相は「簡単にできる方法で何百万もの子どもと母親が救われる」と訴えた。このDNWCは、2015年までに子どもの死亡率を3分の2まで、出産時の母親死亡率を4分の3まで減らそうという国連の計画。WHOによれば、予防可能な原因で毎年1000万人以上の女性と子どもが死亡。この数字はエイズと結核による合計死亡数よりも多い。とくに出産時の女性の死亡率は年50万人、出産直後に死亡する新生児が年200万人。10月末、ロンドンで開かれるDNWC会議は、「女性に投資せよ、かならず役立つ」というスローガンの下、DNWCへの政治的意思を広く示すため、世界中から政治家などを招集する。
2007/10/09
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=24009&Cr=general&Cr1=debate
http://us.oneworld.net/article/view/153927/1/
http://www.regjeringen.no/en/dep/smk/Press-Center/Press-releases/2007/Stoltenberg-launches-Campaign-to-Reduce-.html?id=481751
http://www.who.int/pmnch/activities/delivernow/en/
http://www.who.int/pmnch/activities/delivernow/en/index1.html

ノルウェー人の性暴力に対する意識
ノルウェーの男性の2人に1人は、強姦された女性に責任があるという調査結果にストーテンベルグ首相は驚きを隠せない。また別の調査によると、10人中4人の女性は、性的に脅されたことがあると発表されており、この結果に男女平等大臣のカリータ・ベッケメレムは衝撃を受け、「こうした女性への性暴力問題はもっと社会に明らかにされなければならない」と語った。男女平等先進国と世界に知られているノルウェーが見せた、ある真実だ。
2007/04/28
http://www.aftenposten.no/english/local/article1757568.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article1755405.ece

ノルウェー、国連人権理事会で性的指向差別を非難する声明
ジュネーブで開かれている国連人権理事会で、12月1日、ノルウェーのWegger Strommen代表が「性的指向・性自認に基づく人権侵害を非難し、特別手続や将来の議論などを求める声明」を発表した。性的指向・性自認ゆえ、生きる権利を剥奪されたり、暴力や拷問を受けたりなどの差別が実際にあるとし、この問題について議論する機会を求めた。イギリス、アメリカ、韓国を含む54カ国の共同声明。彼はスピーチの中で、アルファベット順にアルバニアから一国ずつ国名を読み上げた。Iで始まる国の最後はイタリアで、その後にくるJで始まる国はなかった。ノルウェーは「平等と反差別オンブッド法」で政治的信条、年齢などとともに性的指向による働く上での不平等取り扱い、同性愛者の住居差別が禁止の対象となっている。
2006/12/02
http://www.unhchr.ch/huricane/huricane.nsf/view01/B748D0734729DD93C125723700702375?opendocument
http://odin.dep.no/filarkiv/258296/Anti-Discrimination_Ombud_Act.doc
http://odin.dep.no/filarkiv/273166/HumanRightsAnnualReport04-05.pdf

ノルウェーで、「女性の選挙キャンペーン」がキックオフ
全政党とも女性候補者を当選させようという「女性の選挙キャンペーン」が11月28日始った。このキャンペーンは、地方議会への女性進出を目標に1960年代から始められ、毎回ユニークなアイデアで女性議員が少ない政治の実態を世論に訴え、女性議員を増やす牽引力となってきた。今秋から来秋の投票日まで1年間のキャンペーン。平等と反差別オンブッド(男女平等オンブッド改め)と、男女平等大臣、自治大臣の3人の女性がそろって記者会見をし、運動の重要性を呼びかけた。ノルウェーの地方議会に占める女性議員は36%。50%になるまで続けるとしている。「女性の選挙キャンペーン」については『男を消せ!』参照(http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/mokuji.html
2006/12/02
http://www.ldo.no/wips/80554075/module/articles/smId/1089672972/smTemplate/Hovedmal/template/default/
http://www.gender.no/Topics/14/226
http://www.ssb.no/likestilling_en/
http://www.ssb.no/english/subjects/00/01/20/kommvalg_en/fig-2004-04-05-02-en.gif

ノルウェー男女平等大臣、日本で「2006年のノラ」を講演
カリータ・ベッケメレム(Karita Bekkemellem)大臣は、9月12日東京で2006年のノラ(イプセン『人形の家』の主人公)とトルヴァルド(ノラの夫)について講演をした。イプセン没後100年記念行事の一環。現在、ノルウェーのノラは社会のあらゆる分野に進出し、閣僚大臣18人中9人がノラであり、国会議員の5人に2人がノラである。19世紀、イプセンの戯曲『人形の家』ではノラが家出し子どもは夫と残ったが、現在、離婚後の子どもの多くは母と同居し、男性は週末親となっている。21世紀のノラとトルヴァルドの課題は、家庭において男女が尊敬しあい、ともに社会の働き手として活動できるようにすること。「権力の再配分」しよう!――それが全人類の持てる力の有効活用につながり、経済にも国家全体にも最良の策であると結んだ。2006.9.15
http://odin.dep.no/bld/norsk/aktuelt/taler/minister/069021-090061/dok-bu.html
http://odin.dep.no/bld/norsk/aktuelt/taler/minister/069021-090046/dok-bn.html
http://odin.dep.no/bld/norsk/aktuelt/taler/taler_politisk_ledelse/069021-090051/dok-bn.html
http://ibsen2006.fem.jp/

ノルウェーの私企業におけるクオータ制
ノルウェーは、2004年、経済界における男女平等推進に大鉈を振るった。私企業の取締役の構成員は一方の性が40%を下回ってはならないという私企業へのクオータ制が制定されたのだ。その法律に従って、2006年から会社法が改正・施行された。現在、女性取締役がゼロの会社は減ったものの、40%クオータを満たす企業は3分の1にすぎず、これからの奮闘が望まれるとしている。9月に来日したカリータ・ベッケメレム(Karita Bekkemellem) 平等大臣はその旗振り役。「ノルウェーは経済界にクオータ制を導入した唯一の国。国際競争力を保つ力の半分は女性にあるのだから真剣です」と述べている。ノルウェーは、政策決定への女性参加を促すため1980年代から男女平等法でクオータ制を明記。公的委員会・審議会などにおいて一方の性が40%を下回ってはならないとしている。こうしてノルウェーの政界における男女平等は飛躍的に進んだ。さあ、経済界はどうか。
2006.9.14
http://odin.dep.no/bld/english/news/speeches/004021-070005/dok-bn.html
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/nor_jjyoseiyuyaku.html

ノルウェー射撃大会で女性が初優勝し「射撃王」が「射撃女王」に
8月6日、ノルウェー射撃協会主催の射撃コンテストがあり、優勝、準優勝ともに女性が獲得。この快挙は1893年誕生の当協会史上初めて。協会はただちにこれまでの呼称「射撃王」を「射撃女王」に改めた。「射撃女王」第1号に輝いたのはメッテ・エリザベス・フィンネスタッドMette Elisabeth Finnestad (36)さん。未婚の母から皇太子妃となったメッテさんと同じ名であるため、新聞紙は「メッテ女王1世」という大見出しで報道。ノルウェー全土から5000人が参加し、300メートル離れたところからの射撃など心身ともに過酷な競技が1週間続く。今年はトップ・テンに女性が3人残り、準優勝は女子高校生。かつて男性のスポーツとされていた分野のトップに女性が続々登場したことは女性たちに勇気と自信を与えている。
2006.8.16
http://norwaypost.no/cgi-bin/norwaypost/imaker?id=26615
http://www.dfs.no/?module=Articles;action=Article.publicShow;ID=5487
http://www.nationen.no/nyheter/article2224621.ece
http://www.nrk.no/nyheter/distrikt/sorlandet/sport_nrk_sorlandet/1.810532
http://www.dfs.no/en/

ノルウェー、フランス高出生率のわけ
フランスは1.9、ノルウェーは1.8の出生率を誇る。その理由は、両国とも出産・育児の負担を軽減する政策が功を奏している点にある。ノルウェーでは、賃金100%をもらいながら10ヶ月、80%をもらいながら12ヶ月の育児休業が保障されている。30代の女性の6人中5人が雇用者であることから、仕事と家庭の両立がしやすいといえる。 一方、フランスでは、子どもの多い家族ほど所得税が減る税制があり、さらに、毎月の子ども手当て、交通やスポーツクラブなどの料金減額制など充実したメニュー。フランス女性も、25歳から49歳の8割が就業中だ。ノルウェーの大手石油会社社員で育児休業中のインガーさんは「育児休業はまだ女性のほうが多くとる。男女とも半々ずつ取得するようになって初めて雇用の男女平等も確立する」と言う。
2006.3.30
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/4786160.stm
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/4856992.stm
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/europe/4837422.stm

私企業へのクオータ制をとるノルウェーに障壁
公的決定機関への女性40%クオータ制に続き、2006年1月から、ノルウェーは、新しい企業はただちに、既存の企業は2年間以内に取締役に少なくとも40%女性を含めることが法制化された。罰則つき。昨秋、平等・消費問題相に就任したカリータ・ベッケメレムは、私企業からの反発の中、断固推進を公言していた。しかし、このほどこの私企業へのクオータ制がEU指令に違反しないかどうかをめぐってEFTAの監査局による調査があると、報じられている。
2006.1.5
http://www.aftenposten.no/english/local/article1190571.ece
http://www.aftenposten.no/english/business/article1175845.ece

ノルウェー男女平等・消費者問題省、男女平等賃金委員会創設
総選挙後、首相を除く大臣の半数が女性の左派中道政権が起動し、まず、かねてから評判の悪かった「子ども家族省」の名が「男女平等・消費問題省」に変えられた。仕事は、男女平等、家族、消費者、子どもに関する政策推進で、同省の下に男女平等オンブッド、消費者問題オンブズマン、子どもオンブズマンの3国家機関をかかえるという大枠は同じだ。
しかし、カリータ・ベッケメリム新大臣(40)は、男女平等賃金委員会を創設し、依然として男女同一になっていない賃金格差の解消にただちに着手する。「本来なら男女賃金格差解消は労働組合や雇用団体の仕事だが、あまりにも解消速度が遅すぎる」と語る。
2005.11.9
http://www.aftenposten.no/english/local/article1152556.ece
http://odin.dep.no/bfd/norsk/dep/minister/001001-990066/dok-nn.html

ノルウェー女性大臣、ファッションにばかり目が行く性差別メディアに反撃
ノルウェーは労働党、左派社会党、中央党3党による左派中道政権になった。 内閣は首相を含め女性率47%。フェミニストも多い。11月3日、新閣僚は国王主催の 恒例の晩餐会に招かれる。しかし、フェミニスト大臣たちは、ドレスの色がどうの、やれ夜会服がどうのと、ファッションに集中する記者にうんざり。この性差別メディアに どう反撃すべきか悩んだ末の結論は、ノルウェー古来の民族衣装ブーナッドを着よう!ブーナッドは出身地域によって模様やデザインがやや異なるが、長いスカートに長袖シ ャツ、ベストという決まりきったスタイル。「心優しいフェミニストの戦い方です」と。 2005.10.22
http://www.aftenposten.no/english/local/article1139730.ece

ノルウェーの閣僚大臣、半数が女性
総選挙で、ノルウェー国民は労働党、左派社会党、中央党の 「赤緑連合政権」を選択した。選挙後、党首たちは山小屋で話し合いを続けていた。
17日、最大政党の労働党のヤン・ストーテンベルグ首相が18人の閣僚名簿を発表。 その半数9人が女性で、首相を含めると19人中9人、女性割合は47%となった。 左派社会党党首のクリスティン・ハルボルセンは、財務大臣に就任した クリスティン・ハルボルセンは、来日経験のある親日派。80年代、第一子の育休中に「クオータ制」 で国会議員になり、夫が退職して育児家事を担当した。内閣は若く、50代5人、40代9人、 30代5人。もっとも若い32歳の女性が漁業大臣になった。また、以前、石油大臣就任中に シングルマザーとして、父の名をあかさず妊娠・出産したアーンスタッドが再び石油大臣とされていたが、「子どもと一緒の時間を優先したい」と急遽、同じ中央党党員にゆずった。
2005.10.18
http://www.aftenposten.no/english/local/article1136131.ece
http://www.norwaypost.no/content.asp?folder_id=1&cluster_id=28496

ノルウェー、赤・緑連合政権誕生
9月12日の国会議員選挙で、労働党、左派社会党、中央党の3党が169議席中88議席の過半数を獲得。赤・緑連合と呼ばれる連立政権となり、労働党党首ヤン・ストーテンベルグが首相となる。現政権を構成する保守党、キリスト教民主党、自由党は3党で3分の1以下に激減した。今回の選挙は、主要政党6党のうち4党が女性を代表に頂いて闘った。さらに、LO(最大の労働連合)代表も女性であり、メディアはジェンダー・バランスのとれた光景を映し出した。また事前動向調査によると、女性は福祉政策を、男性は減税を優先し、女性の方が赤緑連合政権に傾くという予測が出た。赤緑が勝ったのは、こうした女性の指向に男性も流れ、全体として高齢者施策や福祉優先を公約に掲げた政党が有利になったからといえる。女性は64人と選挙前より1人増え割合は38%。保守中道から革新中道が勝っても女性率に変化がないのは、ほぼすべての党が比例代表選挙の候補者名簿を上から男女交互に並べていることと、名簿1位に男性を登載する地域が多いことがあげられる。
2005/09/14
http://www7.nrk.no/nyheter/Valg05/valresultat/
http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/politikk/valg2005/
http://www.aftenposten.no/english/
ノルウェー選挙制度については三井著『男を消せ!』(毎日新聞社)

ノルウェー、またしても男女平等世界一
国連の最新調査によると、世界でもっとも住みやすい国はノルウェー。そしてもっとも女性が活躍している国でもある。住みやすさは人間開発指数HDI、女性の活躍度は政財界の方針決定への女性参画度などを調査したジェンダー・エンパワーメント・メジャーGEMによる。ノルウェーはHDI、GEMともに世界一。GEMの本年のランキングは1位ノルウェー、2位デンマーク、3位スウェーデン、4位アイスランド、5位フィンランド。トップのノルウェーは、政界へのクオータ制によりほぼ男女平等を達成し、2002年から私企業の決定の場へのクオータ制導入に着手。その結果、国営企業の取締役会はすでに平均46%が女性となった。一方、私企業は7%だ。自主的に導入しなければ2005年秋から法律による規制がスタートする。ちなみに、日本はHDI11位だが、GEM43位。タンザニア(42位)とハンガリー(44位)の間に位置する。この驚くべき落差に男女平等に対する政府の無策ぶりがうかがえる。
2005/8/25
http://www.aftenposten.no/english/local/article1103700.ece
http://hdr.undp.org/statistics/data/indic/indic_228_1_1.html
http://hdr.undp.org/reports/global/2005/
http://www.ssb.no/english/subjects/00/02/10/likestilling_en/

北欧初:ノルウェー女性、男性への強姦罪で有罪判決を受ける
ノルウェーのベルゲンで、女性(23歳)が男性(31歳)に強姦した罪で9ヶ月の禁固刑と67万円の賠償を言い渡された。男性側は、パーティの後、ソファーで眠ってしまい目が覚めたら女性がオーラルセックスをしていたと主張。しかし、女性側は男性は終始目を覚ましておりニコニコ笑っていて合意の上だったと主張し、弁護士は「厳しすぎる判決だ」とコメントしている。女性が強姦罪で刑罰を受けたのは北欧諸国では初めて。男女平等と福祉を国是とする北欧を忌み嫌う日本のバックラッシュ勢力は、このニュースのある部分だけを切り取り、勝手に捻じ曲げて広める可能性がある―杞憂にすぎないことを願うのみ。
http://www.aftenposten.no/english/local/article1027927.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article1022581.ece
http://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=oddlyEnoughNews&storyID=8332138
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200504290005.html

ノルウェーの年金生活は快適
ノルウェーは、定年後の豊かな老後で知られる。最近の統計によると、退職者の平均預金高は50万クローネ(約1700万円)で、多くは退職直前の給与の9割から10割の収入を毎月得ているという。
http://www.norwaypost.no/content.asp?cluster_id=27610&folder_id=5

ノルウェー首相、スウェーデン家具会社イケアに性差別だと、かみつく
ボンディヴィック首相は、イケアの家具の組み立て図に載っている人物が男性ばかり であり、これは性差別だと批判した。イケア側は、「35カ国で販売しており、イスラム社 会などで売る際、女性が大工をしているようなマニュアルは受け入れられにくい」と弁明したところ、「イスラム社会でも男女平等は推進すべきだ。正当化できない。変えるべきだ」と応酬。それに、と首相は「イケアの家具を組み立てるのは、ぼくには難しい」 と白状した。オスロのトルコ人は、「イスラム社会でも、女性が組み立てていても何もおかしくはない」と首相に軍配があがった。イケア側は、改善を約束した。こうした日常の 絵や写真が、性別役割分業を押し付け、維持し、広めている。日本の組み立て式家具のマニュアルはどうだろうか。
2005.3.10
http://www.aftenposten.no/english/local/article991176.ece
http://money.cnn.com/2005/03/10/news/international/ikea.reut/index.htm?cnn=yes/

ノルウェー女性は、男女賃金格差を最大の問題としている
ノルウェー日刊紙の調査によると、女性の6割が賃金の男女差を問題視してる。一方5割が 男女同一賃金だと考えている。また、国連女性の地位委員会で、ノルウェー政府代表は、今夏 までに私企業の取締役の4割を女性にしなければ、企業へのクオータ制を法律で強制することになる と報告した。愛知万博でも、ノルウェーは男女平等セミナーを開催する。
2005.3.8
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/afplifestylenorway
http://www.un.org/News/Press/docs/2005/wom1490.doc.htm
http://www.explorenorth.com/library/weekly/aa053101a.htm
http://www.norway.or.jp/news_events/news_events_2005/0504gender_seminar.htm

女性の力で緑化運動に取り組んできたワンガリ・マータイさん、ノーベル賞授賞式に
今年のノーベル平和賞受賞者は、アフリカの女性解放・環境活動家ワンガリ・マータイさん。ケニアのモイ前政権の抑圧に激しく 抵抗し、投獄は数知れない。10日、ノーベル平和賞委員長は、「正義を求めるあなたの不断の闘いは、人類へ勇気を与える。
後の研究で、世界の紛争と人権・民主主義・平和との間に明確な関係があることがさらにはっきりするだろう」と述べ、マータイさ んに平和賞を贈った。ノルウェーでは、平和賞授賞式をきっかけに子どもたちの平和トーチ行進が行われるなど、国をあげて平 和推進イベントが行われる。
(関連記事→本欄2004.10.09/ 2004.2.27)
2004.12.11
http://www.aftenposten.no/english/local/article928922.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article928956.ece
http://www.aftenposten.no/english/bildeserier/article928999.ece
http://www.aftenposten.no/english/local/article928139.ece
http://www.nobel.no/

ノルウェーの出生率また上がる
10月20日発表になった、「北欧統計ブック」によると、ノルウェーの出生率が1.8に なり昨年度よりアップした。ノルウェーをはじめ北欧諸国は専業主婦のいない国といわれている。女性も男性と同様、外で働きつづけられるシステムの国は、女性が子どもを産み育てやすいことがわかる。オスロの「赤ちゃんと一緒の映画館」がゼロ歳児をかかえた親で満員の写真が載っている。「ここでは赤ん坊の泣き声を気にしないで 映画鑑賞できる」という。
http://www.aftenposten.no/english/local/article894768.ece

ノルウェーのホテル労組、TVのポルノ映画禁止を要求
ノルウェー・ホテル・レストラン労働組合が、ホテル内のTVでアダルト映画放映を禁止するよう求めている。ルームサービスにあたる職員(ホテル・メード)が職場のセクシャルハラスメントで訴えているケースが増えており、その防止対策のひとつである。室内でアダルト映画を観ながらルームサービスを頼む客のほとんどがビジネスマンで、全裸でねそべっていたり、いやらしい言葉をかけたりする場合も多いという。「この職には少数派の女性たちがたくさんおり、こうした性的嫌がらせを多く経験している」と労組委員長は語る。日本では? 世界のホテル旅館業で働く女性たちの環境を改善するきっかけになりそうだ。
2004/07/27
http://www.aftenposten.no/english/local/article836056.ece
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3928441.stm

ノルウェー、今年もジェンダー・エンパワーメント・メジャーGEM世界一
国連開発計画UNDP恒例の人間開発指標が公表された。ノルウェーは、HDI、GDI、GEMのすべてにおいて世界トップ。日本は、それぞれ9位、12位、38位。ジェンダーの視点がはいると、日本の低開発ぶりがきわだつ。
2004.7.16
http://hdr.undp.org/reports/global/2004/

ノルウェー、女性の性器切除、強制結婚の伝統の全面禁止
ノルウェー政府は、移民層に依然として残存する、強制結婚や性器切除の慣習を撤廃するため新しい措置をとる。いかなる宗教の下でも、ノルウェーにおいては女性が強制されて結婚させられたり、女性器を切除されたりすることはないはずだった。しかし、移民層への撤廃には至ってない。そこであらゆる言語によるあらゆる方法で、この禁止措置の啓発に国家予算をかけて行うことが決定された。女性の人権保障のために、と政府が発表。
2004.3.31
http://www.aftenposten.no/english/local/article763973.ece

ノルウェーのベリット・オース、広島・長崎のヒバクシャをノーベル平和賞に推薦
2月初めに三井に届いたベリット・オースさんからの手紙によると、1月31日付けで、「被爆者」をノーベル平和賞に推薦する文をノーベル平和賞委員会に提出したという。昨年5月、初来日した彼女は、広島を訪問し市長から被爆者の推薦を依頼されていた。三井が昨夏ノルウェーで開催された国際会議「世界の勇気ある女性政治家」にて、ベリット・オースはあらためて「推薦する」意思を表明していた。きな臭いこの時期だからこそ、うれしい!
2004.2.27 中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04022732.html
ベリット・オースについては当URLの下記を
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/nor_030517report.html

ノーベル平和賞受賞者、「女性差別は、全世界から可能性の半分を剥奪すること」と演説
今年のノーベル平和賞は、イランの女性解放運動家シリン・エバディさんが獲得。12月10日(水)の授賞式で「女性を無視し政財界から女性を締め出すことは、全世界の総人口から、その可能性の半分を剥奪するに等しい」と演説した。エバディさんは、9日(火)、オスロ空港に到着。母国イランでは着用を強制させられているスカーフをしていない。「授賞式にもhijab(スカーフ)はしていきません。私はいつもイスラムの一部をいらつかせますが、それは重要なことではありません」と。ノルウェー在住のイラン人をはじめイスラム教徒たちは彼女の受賞に誇らしげ。一方、オスロ市在住のイスラム女性たちには、反エバディのデモを計画中の人もいるとか。
2003.12.11
http://www.nobel.se/peace/laureates/2003/ebadi-lecture.html
http://www.aftenposten.no/english/local/article.jhtml?articleID=687253
http://www.aftenposten.no/english/local/article.jhtml?articleID=687339
http://www.aftenposten.no/english/local/article.jhtml?articleID=644711
本FEM-NEWS 2003.10.10

ノルウェー統一地方選挙で、女性議員数が男性議員数を上回る議会11に増える
2003年9月の選挙において、また女性議員が増え平均35.3%となった。女性が男性の数を超える議会は11まで増加した。もっとも女性議員率が高かったのは、シェーッスタッド市で61.5%。女性が8人、男性が5人。女性の選挙キャンペーンを続けてきた男女平等センター長のモーナ・ラーセン=アスプは、「運動の割に伸び率が小さくてがっかり」という。今秋の選挙は、ノルウェー史上まれにみる低投票率だった。
2003.10.8
http://www.nrk.no/valg2003/
http://www.likestilling.no/nyhet/?vis=163
http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/politikk/valg2003/article.jhtml?articleID=630157
http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/politikk/valg2003/article.jhtml?articleID=630155
http://www.norway.org.uk/Home/News+in+brief/norways+local+election.htm

ノルウェーの「パパ・クオータ」延長か
男女平等先進国ノルウェーは、女性の政治参加と男性の家事参加を同時に進めてきた。
どちらも戦術はクオータ制だ。公的政策決定の場に女性を40%は含める「クオータ制」そして育児休業の4週間を父親に強制する「パパ・クオータ制」。そのパパ・クオータを4週間から10週間に延長しようとする法改正が、この秋、政府から提案される。現在、ノルウェーの育休をとる父親は85%にのぼる。しかし、その期間が短すぎるという。女親は平均128日とるのに対し、男親は26日にすぎないという。女性が働き続けながら出産育児をしやすいよう、改革につぐ改革を実行する。出生率が1,8なのもうなずける。ちなみに今のノルウェー政権は保守中道。
2003.9.3
http://www.eiro.eurofound.eu.int/2003/08/Feature/NO0308103F.html

ノルウェー男女平等センター論争
「ことの発端は、ノルウェー政府のコンサルタントが発表した『男女平等センター』に関する調査分析レポート。
その内容は、同センターに対して『活動が政治的過ぎる。もっと学術的な機関になるべし』とかなり辛口の批判に終始しました。以降、同センターを巡る活発な議論が展開。『同センターを閉鎖すべし』といった保守党若手議員の意見、『男女平等センターの役割は大きすぎるので、それに合わせた人的