政治腐敗の少ない国は女性議員が多い
国際機関発表
                                  三井マリ子
 

 2000年9月13日、政界の腐敗と闘う国際NGO「Transparency International」(本部ベルリン)が、政界の腐敗度を示す最新調査を発表した。
 クリーン度の最高点を10点とし各国の汚職レベルを出したもので、今回は90カ国が参加した。1位はフィンランドで10点を獲得。最下位はナイジェリアの1.2点。日本の腐敗度は、6.4点で23位に位置している。
ランキングによると、シンガポールを唯一の例外として女性議員率の高い国ほどクリーン度が高いと言えそうだ。とりわけ、女性議員の割合が常に世界のトップにある北欧5カ国は、政治の透明度でも他に追随を許さない。政治の透明度が高いから女性議員が多いのか、女性議員の多い政治環境が透明度を高めるのか。どちらにせよ、女性議員が増えることにはいいことがありそうだ。
  

政治の腐敗度ランキング 2000年
ランキング
国名
ポイント
女性議員率世界ランキング(*)
  1
  フィンランド
10.0
3
  2
  デンマーク
9.8
2
  3
ニュージーランド
9.4
9
  3
  スウェーデン
9.4
1
  5
  カナダ
9.2
24
  6
  アイスランド
9.1
6
  6
  ノルウェー
9.1
4
  6
  シンガポール
9.1
132
  9
  オランダ
8.9
5
 10
  イギリス
8.7
28
 14
  アメリカ
7.8
46
  .
     .
.
.
  .
     .
.
.
 23
  日本
6.4
126
  .
     .
.
.
  .
     .
.
.
 89
  ユーゴスラビア
1.3
126
 90
  ナイジェリア
1.2
   156以下
腐敗度の測定方法についてはhttp://www.transparency.de/ を参照。

女性議員率世界ランキングの出典は、「女性展望 2000年1月号」(市川房枝記念会)


http://www.jca.apc.org/fem/ 「数は力なり」2000年9月17日更新分の三井元原稿)

 

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