翻訳書 (イタリア語文学・文芸) イタリア語の世界


           

 【訳書】

ブーベの恋人



377頁/1995円
 (税込)

        
【名作文学】

『ブーベの恋人/ カルロ・カッソーラ著、菅谷 誠 訳、柏艪舎刊(04年12月)
                                     ISBN 4-434-05293

“待つための出会い−待つための別れ” : クラウディア・カルディナーレ、ジョージ・チャキリス主演の映画が日本で公開されてから四十年。トスカーナを舞台にした、けなげな娘・マーラの恋物語が、今よみがえる。

【あらすじ】第二次世界大戦末期のイタリア。小さな村で過ごすマーラのもとを兄の同志だった青年ブーベが訪れる。まっすぐで素朴なブーベに次第に惹かれていくマーラ。彼もまたマーラの美しさに魅せられていた。やがて、二人は結婚の約束をする。――ある夏の日、何の前触れもなくブーベが現れた。ブーベに起きた事件とは…、そしてマーラの運命は…。愛を信じた女性のひたむきな姿を描いた切ないラブロマンス。


わたしの赤い自転車


315頁/1500円
(税込)





【思い出語り】

『わたしの赤い自転車/ アデレ・グリセンディ著、菅谷 誠 訳、柏艪舎刊(04年2月)
                                                 ISBN 4-434-04096

“なつかしいイタリアを感じる一冊” : 
一イタリア人女性が自らの 幼少期を思い出の中にたどり、自然豊かな50〜60年代の農村の生活を四季の「アルバム」として書き綴った愛らしい作品です。 厳格な祖父、愉快なおじ・おばに囲 まれた大家族の暮らし、そしてマンマ手作りの自家製パスタやドルチェの味の記憶は、より純粋で素朴だった当時のイタリアへと読者を誘うだけではなく、経済的繁栄のいっぽうで我々が 失ったものの大きさにも思い至らせてくれます。広く皆様にお薦めします。

                写真館 : 『わたしの赤い自転車世界』へ
白紙委任状



169頁/1500円
(税込)
        
【イタリア捜査シリーズ】

白紙委任状/ カルロ・ルカレッリ著、菅谷 誠 訳、柏艪舎刊(05年1月)
                                  ISBN 4-434-05613


◎ 現代イタリアを代表する推理小説作家の一人、カルロ・ルカレッリによる「デルーカ事件簿」の第一作

【あらすじ】第二次世界大戦末期、混乱を極めるファシズム体制下の北イタリア。自宅で刺殺された男の捜査線上に浮かんできたのは、怪しい魅力の伯爵令嬢、占い師、教授夫人…。デルーカ捜査官の身に権力や占領独軍の黒い手が伸びる。事件は危険な香りを漂わせながらめまぐるしく展開し、その背後に、あの暗い世相が瘴気のように立ち昇る。

★ 読書欄掲載/毎日新聞(05/02/13) 

★ 『ミステリマガジン』評:「……ふむ。イタリアンって、ミステリもけっこう美味だったのね……」

混濁の夏



181頁/1500円
(税込)
       
【イタリア捜査シリーズ】

混濁の夏
/ カルロ・ルカレッリ著、菅谷 誠 訳、柏艪舎刊(05年3月)
                              ISBN 4-434-05827

◎ 「デルーカ事件簿」第二弾

【あらすじ】混乱の渦にある終戦間もないイタリア。逃亡の身となったデルーカ元捜査官は、南へ向かっていた。通りかかった田舎町で待ち受けていたのは、一家四人殺し。図らずも事件捜査に身を投じるはめになったデルーカを追いつめる、陰謀と危機!!


★ 読書欄掲載/朝日新聞(05/05/08)

★ 『ミステリマガジン』評:「……(前作と)続けて読めばデルーカという不器用な男の魅力が深みを増して迫る……」
オーケ通り



204頁/1600円
(税込)
       
【イタリア捜査シリーズ】

『オーケ通り』
/ カルロ・ルカレッリ著、菅谷 誠 訳、柏艪舎刊(05年5月)
                              ISBN 4-434-006051


◎ 「デルーカ事件簿」絶賛の第三弾。シェルバネンコ賞受賞作

【あらすじ】1948年イタリア。時は国家を二分した政治の季節。ボローニャ・オーケ通りの娼館で用心棒が殺された。風紀取締り班へ配属になったデルーカは、再会したプリエーゼ警部補と管轄外の捜査に乗り出す。大戦後初の総選挙、トリアッティ襲撃事件を背景に、事件は複雑に絡み合っていく。


★ 『ミステリマガジン』評:「頑固で愚直で生き方のへたな男デルーカの刑事魂には胸を打たれるものがある……」
8017列車



277頁/1680円
(税込)
       
【イタリア捜査シリーズ】

『8017列車』
/ アレッサンドロ・ペリッシノット著、菅谷 誠 訳、柏艪舎刊(05年9月)
                                ISBN 4-434-006673


◎ 知られざる大列車事故をめぐる鉄道ミステリー

【あらすじ】1944年3月、連合軍占領下の南イタリアで起きた大列車事故。2年後に発生した連続殺人事件を追って、捜査はトリノからナポリ、そして惨事の現場となったバジリカータ州山間のトンネル内へと展開する。


★ 読書欄掲載/産経新聞(05/12/04) 
       〈柏艪舎〉HP などから購入できます。
ご意見、ご感想は訳者あてメールで


【イタリア語、イタリア文芸などにまつわる小文集】

☆ 二人の「ブーベの恋人」 

カッソーラの名作文学『ブーベの恋人』。映画ではC・カルディナーレが演じた主人公・マーラには実在のモデルがいた。
その人ナーダの、知られざる波乱の半生とは……。

 
                               
☆ “ボナセーラ”と“ボンジョルノ”―電波に乗った二人 

第二次大戦下のイタリアに向けロンドンからラジオ放送で語りかけたキャスター"ボナセーラ(こんばんは)大佐"と
高度成長のはじまった50年代、TVとともに登場した、クイズ番組の名物司会者"ボンジョルノ(こんにちは)氏"の話

 
 
☆ 辞書を離れて適訳さがし―イタリア語の場合 

PIZZAを「ピザ」としたのでは、「NYピザ」としては売れても、イタリアの味は出てこない。ここは、やっぱり「ピッツァ」でなくては。
辞書は大切だけれど、それだけにたよっていては言葉の旨みが欠けるのでは…という話。

 
☆ 小夜ふけて「裏切り」を思う 

「翻訳者は裏切り者」という箴言―聞いたことありますか? ボクは、《Traduttore (翻訳者), traditore(裏切り者)》というイタリア語の警句に由来すると、英米語翻訳家(者)の方々が言っているのを耳にし、少々考察を試みてみました。

 
ご意見、ご感想は筆者あてメールで

ページトップ(訳書紹介)へ



その他の著作

「菅谷誠」TOPページへもどる


 
■当サイトに掲載されている記事・写真・図表 類の無断転載を禁じます。当サイトで提供される一部または全てのコンテンツを、著作権法に規定する私的使用以外の目的で複製することはおやめください。引用については、当方の許諾をお求めください。
Copyright (C) 2004-2009 MakotoSUGAYA. All rights reserved.