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神経症を克服するための苦闘記録2
(図書館、催眠療法、自律訓練法)

4.図書館での知識集め・書物に期待をかける

通っていた高校の図書館はそこそこ蔵書数もあったので、対人恐怖症を治すための本を必死に探していた。
本にすぐ治る方法を書いている、と無知な頭は期待していたのだ。
それは街の図書館でも同じ。
今でこそ、こういう本に書かれていることは実用的でなく、犬の糞にもならないことはわかっているが、そこに真実があると思って、巡り会うために本をむさぼり読んだ。
そこからわかったことは、森田療法の存在、対人恐怖症は日本人に多い、おぼろげながら催眠療法もある、といったことだった。
インターネットがまだなかったので、情報をあつめるのは高校生にとって、難しいことだった。
いまは恵まれている時代だ。
インターネットで簡単に同じ症状の人が大勢いることがわかるんだから。


 5.催眠療法その一 行ったところがク○だった 

おぼろげだが、催眠は人の心の底を扱うものであることがわかってきたので、高2の時(皇太子と雅子さま結婚パレード)の日、タウンページの各種療法の欄で探し当てた、とある催眠療法に、まずは相談しに行った。
そして値段を聞いて途方に暮れた。
3つのコースがあり、15万円、10万円、5万円のコースだ。その時治すためには絶対15万円のコースだ、とそれ以外、考えられなかったので、15万を何処から手に入れるようか暗然とした。
なんで、こんなお金に今の年頃から苦労しなきゃいけないんだと呪った。
悩みはどちらか一つだけにしてほしかった。
催眠にかかれば、すぐに対人恐怖症が消滅すると信じていたので(それはTBSの催眠術ショーを見ていたから)、とにかく15万集めること=苦しみからの脱却だった。
親の財布からばれないように千円ずつ抜き取ったり、ゲーム機を売り払ったり、小さいときからもらったお年玉を親におろしてもらった。
もちろん親にはその目的は言っていない。
そして節約により、どうにか集まったのは晩秋のころ。 五ヶ月かかってしまった。
そして催眠療法にかかったのであるが、ここの先生(カスだと今思ってる)はただ自立訓練法のテープを聞かせるだけで、自分はずるずるとラーメンを食い、またテレビを見ていたりしていたので、幻滅した。
テープなら、わざわざそこに行かなくてもいいじゃないか! 
催眠療法士は、本当に自律訓練法レベルが多い。
本当に自分に能力があると思っているのだろうか。
未だに、そいつは、その商売をやっているらしい。
おまけに人に催眠講座まで行っている。それで、またカスの催眠療法士が生み出されるんだろうな。
でもその時は精神科の時と同じように、必死でそう思わないようにしていたが……。
考えたら自分が損するだけだ。
しかし今考えただけでも腹が立ってくる。この大先生(本やCDを出している)による他者催眠による回復はならなかった(どんな状態が催眠状態なのか?)。
おまけに、10回がおわり、ノートに感想を書くことになっていて、その時書いたコメントは、自律訓練テープを聴いてかんばっていきたいだった。
他の人の書いたのを見ると、皆そのようなことが書いてあって、多分催眠にかからず、むなしい気持ちで書いていたのだと思う。
残された希望は、その無能力先生がくれた自律訓練法のテープを聞くことである。


 6.自律訓練法その一、のれんに腕おし

自己催眠や自立訓練法の本も買って(店員に悩んでいることを悟られそうなので嫌だった)、これを続けていれば達人となり、人がいても落ち着きがでてくる、焦らなくなる、と信じ、テープをずっと聴いて自律訓練をやっていた。
手足が重くなる、暖かくなる、心臓が穏やかになる、腹が暖かくなる、おちついてくる、などの内容は世界共通だが、ぜんぜんきかない!シュルツ博士の生み出したものと聞いたが、うろ覚えだ。
自分の努力が足りないのだ、とか自分は催眠にかからない体質なのだ、と不安を感じつつも、そして心の底でしらけつつも、ともかくテープを聴いた。
しかし限度がある。あまりの退屈さに一回聞かなくなった。
そうしたらもう聞かない楽チンさが、聞こうというやる気を封じ込めてしまい、大学一年になるまで自律訓練法はおやすみになった。
特に何をするでもなく、時間が解決してくれることを祈りつつ大学受験(これとて対人恐怖症の影響からは逃れられない)のシーズンとなった。

しかし、必死でかき集めたお金だったのに、ここまで催眠療法士の能力が低いものなんて思いもよらなかった。
後年催眠療法をたくさん受けてきた多くの人から話を聞いたら、みんな催眠療法はレベルが低く何の足しにもならなかったそうです。


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