佃 島 と 佃 小 橋

 佃小橋は、かつて「佃島」と呼ばれた島内にあり、現在は中央区佃一丁目となっています。 「佃島」は、摂津国佃村(現大阪府)から、江戸幕府の意向で移住した漁夫達が島を築き、開府期以来白魚漁などを生業にした人々が住んだ町で、「佃煮」の発祥地としても知られています。
 
銀座から東に2km 程と都心に近い位置にあり、佃小橋付近へは地下鉄有楽町線か大江戸線の「月島駅」で下車し、6番出口から上がると、徒歩数分くらいです。
 佃島周辺は、震災や戦災を免れたので、今日でも江戸の風情を感じさせる町並みを残しています。とは言え、隣接する「石川島」など、周囲の開発・高層化が進み、どちらにカメラを向けても高層ビルが背景に入る町となってきたのは残念ですが、そのコントラストが名残を浮き立たせています。
 


   
佃小橋は、隅田川からの入江となった水路に架かっています。水路は、隅田川と接する箇所にある「住吉水門」によって、必要に応じて水位調整が行われています。 島の鎮守である「住吉神社」に近い佃小橋は、欄干にその特徴を表現しています。



隅田川の対岸と往来した「佃の渡し」は、佃大橋が架設された昭和39年まで約300年続き、その足跡を示す碑が残されています。また、佃島のなかには老舗の「佃煮屋」さんも営業しており、香りを漂わせています。


路地の突き当たりに見えるのが鎮守の「住吉神社」ですが、祭りの賑わいでも知られています。その時に立てられる大幟(のぼり)の柱は、腐食を防止するため水路に浸してあり、その標識が佃小橋の脇に掲げてあります


佃島と石川島を結ぶ人道橋から、隅田川を背にした水路風景ですが、水路左側の石川島地区では高層住宅の建築が続いています。 人道橋を石川島側に渡ったところにある公園には、燈台のモニュメント(中は実用的施設)が設けられています。

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佃 島 と 佃 小 橋