美濃加茂市N様邸造園工事について

このお庭の図面は全部で4通り描きました。
3世代が同居する家で、隣り合う母屋と
新屋を繋ぐように3つのゾーンに分かれている
庭をつくりました。



着工前の様子 県道沿いで駐車場が急勾配になっていました。



以前お客様が大勢いらっしゃる喫茶店をされていたので
敷地の多くが駐車場になるようアスファルトで覆われていました。
工事はアスファルトを剥がすところから始まりました。





県道側の駐車場は勾配をゆるくするために、かなりの土をけずりました。
それに伴い玉石積みも一部作り変えます。




これは東の母屋のアプローチ周りです。玄関前には流れを作りました。
気良石という岐阜の石を使って山椒魚がいるような渓流を表現します。
庭師の山田が石と対話しながらこつこつ作っています。






流れの終点には200リットルのタンクを埋めてあります。
ここに水を溜めてポンプで上流へ水を押し上げて循環させるのです。
タンクの中にはフローターが入っていて減った水を自動的に足せるようにしています。
奥の管を抜くとタンクに入らずに上流からの水が排水できるので
タンクの中の水も簡単に入れ替えられるようになっています




下流から上流を見たところ
まだ仕上がりではありません




流れの横は母屋への玄関アプローチです。
気良石と泥丹波を組み合わせて、間は茶系の砂利で洗い出しにしました。



これはウッドデッキの下地です。
雨水がすっきり切れていつもデッキの下が乾いているように
排水枡に向かって水勾配に気をつけてコンクリートを打ちました。




約1ヶ月半かかってここまで完成。
東側からなるべく気候の涼しいうちに樹木を植えられるだけ植えていきました。






県道側には大門を作ります。
これは恵那の御影石です。



これは上の写真にある門柱石を切り出した恵那の石切場です。
山までいっていいところを切ってもらいました。





さて突然ですがこれは何の穴?



こうなって・・・





こいのぼりのポールを建てる穴でした。
現場中に初節句がありポールの工事も
追加注文頂きました。
私達はこいのぼり業者ではありませんが
こんなのは朝飯前?
大きなこいのぼりが気持ちよく泳ぎ始めました。




砂場とプレイハウスの隣にある立水栓の
水受けにご家族の思い出になるように、手形を押す場所をつくりました。





ウッドデッキを作っています。構造にはヒバ材を使いました。
いいにおいがします。 虫や腐りにも比較的強いです。



床板はアイアンウッドを使いました。





門扉もデザインしました。
設計がぴぴっと落書きしたデザインスケッチを
本物に作ってくださるのが
いつも鉄工で御世話になっている阿部工房さんです。
今塗装のタッチアップや鉄の色に表情を出すために
金を少しのせています。
錠のかかる音が高級感があってとてもいいです。



表札もつけました。





芝生を張って完成間近の様子。



流れの様子。



暖かい時期は毎夕子供達が砂場でべたべたに
なりながら遊んでくれます。 お砂場を作った甲斐がありました。
夏はデッキの上にずーっとビニールプールがのっています。
モミジのトンネルの下でアイスクリームを食べたり
お弁当を食べたり、小さい子供さんがいると
お庭のいろんな場所でいろんなシーンが生まれて
それだけで庭が生き生きします。



水を打った玄関アプローチ。



人がいるから庭が絵になります。
洗濯物が似合う中庭がとても好きです