K様邸造園工事  2006-11〜2007-1

施工協力

作庭:平澤造園 平澤稔郁

樹木:渡辺樹苗園  木工:渡辺建築 
電気設備:小島電気工事



K様邸造園工事について

500平米ほどの土地に新築の家が建って
いました。 夏の終わりに初めて訪ねたときには
建築時に造成したままの土地でいろんな
種類の雑草と呼ばれる草花が生えていて
それはそれで面白かったのですが^^:
「草引きがえらいんですよ〜。自分で庭を
作るつもりだったのですが余りに広くて・・・」
とおっしゃられて お施主様で出来ない部分を
お手伝いさせて頂く方向でプランニングするように
心がけました。
最初は中庭だけ作られるご予定でしたが
駐車場とサービスヤードや菜園のゾーニングを
提案させて頂いて全体工事を発注して
下さいました。

和室前の花壇と泉の様子です。 
厚手の鉄平石の大判と気良石を使って水中を面白く見せています。
泥の部分も残し、今年の夏は水生植物を植える予定です。
インド砂岩の向こうに側溝的な流れを作って
水をタンクまで流して循環をさせます。
レンガからステンレスパイプの壁泉を出しています。

既設のウッドデッキを迂回して玄関ポーチまで泥土間の
アプローチを作りました。
靴の裏にしっかりと吸い付いて見た目にも泥の柔らかい
感じがアプローチには良いと思います

小惑星みたいな感じに平澤氏が作ってくれた砂場。
隣の水栓から出た水も壁泉用のタンクに流れ込むようになっています。

立水栓は平澤氏が余った枕木をカットして作ってくれました。
写真ではよく見えませんが砂場の周りの石張りと水栓の水受けの境目が
さざれ石の肌のように施工されているんです。
ほんのちょこっとの部分ですが実はこの工事の中で
私の一番のお気に入りの部分なのでした。

水を溜めるタンクは二つあります。 
一つ目に水が溜まったらそのオーバーフローが
二つ目のタンクに流れて水中ポンプで上流へくみ上げます。
足りない水はフローターで自動的に水道水が足されます。

立水栓からの流れの様子。

2400*1800の大判の御影を門柱に加工しているところです。
「あ!割れちゃった〜!」
という感じにしようと平澤氏と相談しました。
矢の痕がかっこいいです。

ユニックの力ってすごいですね。

元々現場にあった薄手の枕木も再利用しました。

石の一番高さのあるところを
隠さないように階段のデザインを変更します。

木工が始まりました。
今回は渡辺建築さんにお願いをしました。
使っている金具といえば、私がCBに取り付けたアンカーぐらいなもので
外からはビス一本見えません。
米ヒバを使用しています。

砕石敷きの駐車場と植栽スペースを区切るアプローチは
骨材のきれいな多治見の生コンを使いました。

洗い出しています。

樹木には葉がありませんし下草も殆ど入っていないので
今は寂しいですがこれからずっと庭仕事をされる施主様の
創作意欲を掻き立てる良い器を作ることができたかなと思っています。

工事終了後、「植野ちゃん表札つけてきて」 と平澤氏に振動ドリルを託されました。
「石が割れちゃったらどーするんですか!」と言うと
「表札のネジ穴くらいで割れるか!」と言われて取り付けてきました。
 
なるほど、御影は本当に結構粘っこい石でした。

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