S様邸造園工事  2008.5〜7

施工協力
作庭:  山田 雅人


S様邸造園工事について

お庭弄りの大好きなお施主様ご夫婦のご要望ですでに出来上がっていた
手作りのお庭をリフォームすることになりました。 このお庭はお花を
いつくしんで一日中でもお庭に出て手入れをされる奥様のために
ご主人様がプレゼントをされたお庭でした。
本当はもっと感動するお話をこっそりご主人からお伺いしたのですが
プライベートなことなのでご紹介できないのが残念です・・・
ご主人様との現場での綿密な打ち合わせと熱意で完成したので
「みんなで作った!」という達成感がひとしおのいい現場でした。

 

これは施工前の様子です。お施主様の手が残った庭ですのでどこに何が欲しかったのかが
一目瞭然です。 ゆえにお施主様のお気に入るデザインをすることは簡単でした。
門扉と御影のプレートのアプローチ、玄関ポーチをそのまま利用する方向でプランの作成をします。



玄関前から西側を見たところ。
御影のプレートがぷっつり切れているのが気になります。

 

  

ここは門扉を開けて真っ直ぐ正面に見える場所です。
建物にもアクセントとなる特別な出窓が付いています。 
お庭をまとまりのある雰囲気に仕上げるには
工事で使う資材の色と素材はすでにそこにある色、素材、そして意匠に
共通点を作り 庭と建物が歩み寄るものでなくてはならないと思います。

正面の石柱はインド砂岩、レンガは赤いオーストラリアレンガです。



既存の御影のアプローチをアールにカットしました。

カットに手間がかかるのではと心配をしましたが 山田さんと
応援に来てくれたロココの大塚さんが
あっという間に正確にカットしていきました。
本当に良く仕事が出来ます。


フランス製ドマルタンの壁泉です。
どっしりとした感じがいいですね。実際とても重たいです。
壁面の意匠もよいですが水受け部分や排水口が
シンプルかつ合理的なデザインで使い出があると思います。
この庭のなかで一番高価な資材ですがきっとお気に入って頂けたと思います。

 

壁泉前のボードウォークと玉石張り。
奥様が玉石張りをかわいいと言ってくださいました。
ボードウォークは鉄木(アイアンウッド)をつかいました。
重たいですが硬くはありませんので加工は容易です。


ボードウォーク設置の様子。
堀部造園さん応援に来て下さいました。

 

5mの山帽子を西側へ植えました。重機が入らないので
汗だくになりながら手掘りで大きな植え穴を掘って頂きました。
この日はとても暑かったのですが樹が入るといっぺんに木陰ができて
現場が快適になりました。 木陰とはありがたいものですね。

 


山帽子の下にベンチを作ります。これも鉄木でつくりました。
この辺の木工は私、植野の担当になります。
表にビスが見えないように またベンチ板は4分割して取り外しできるように工夫しました。




ベンチの板は現場で合わせた後 持ち帰って家で絵を描きました。
庭にお花の無い冬も寂しくないように カットフラワーを散らしたみたいに
描いてみました。 

 

さてこれは何をしているかといいますと・・・

 

勝手門の柱を加工していたのでした。
がっちり付きました。 自画自賛です。
正門以外に駐車場からお買い物荷物を持って出入りできるように
新たに出入り口を設けました。
金具がかっこいいでしょう?




そのお勝手門のすぐ横にこの作業テーブルと小さな棚を設けました。
下にお花の苗を並べるとなんだかお花屋さんみたいでかわいいですね。
テーブルの前には奥様の足が疲れない様に石を張るようご主人様からご注文が。
(なんてお優しいんだ〜と うちの夫に言うとあっち向いて「ふ〜ん」と言ってました。)





完成間近の様子。

 

 

 

 この時から3ヶ月経った今ではお花がいっぱいです。
また素敵なレリーフがフェンスに飾られ ろうそくを入れる素焼きのランタンも
そこここに並んでいました。
「毎週主人とガーデンセンターを荒らしまわってるんですよ〜!」 と 
奥様が楽しそうにおっしゃられて 私もとても嬉しいです。

 

 実は夜のお庭のために仕掛けがしてあります。 
門から玄関までのアプローチの両側の目地にLEDの小さな電球を
埋め込みました。 万灯会みたいできれい〜と喜んで頂けました。
画像が無いのが残念です。

LEDはタカショーの商品です。取り扱い説明書にはコーキング材で施工と
ありますが、コーキングでは見た目も悪く技術的にも無理があります。
ですので少しでも取替えのしやすいようにモルタルの下に
かまぼこ型の発泡スチロールを入れて施工してあります。

おまけ。

 




・・・付けない方が良かった!?
この顛末はブログでご紹介いたしました。

 

   


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