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  御臨末之御書
 
愚禿年つもりて病に犯され候間追付往生の本意を遂べく候
今は唯極楽の蓮台にて一味のの衆中を相待つばかりに候。
あなかしこあなかしこ
  弘長二歳十一月        親鸞

別れ路のさのみなげくな法の友 又逢う國の有りとおもえば
有難やまた逢う國のありと聞く南無阿弥陀仏のぬしに成身は
                                性信
 
我歳きはまりて安養浄土へ還帰すとも和歌の浦の片雄波の
よせかけよせかけ帰らんに同じ。一人居て喜はば二人とおもふべし
二人寄て喜はば三人と思ふべしその一人は親鸞なり
我なくもと法は尽まじ和歌の浦あをくさ人のあらんかぎりは
  弘長二歳十一月      愚禿  親鸞;  満九十歳
  西念御坊
 
※五條西洞院の華園御坊が、弘化4年(1847) 月輪(九条)兼実
(1149-1207・慈円和尚の兄)の650年の法要の時に刊行した華園文庫に初見

前が往相、後が還相