2003年2月25日
本願寺派総長
   武野以徳様
備後・靖国問題を考える念仏者の会
事務局長  小 武 正 教
 
 

要請文

 
2003年2月24日付新聞その他報道機関によって取り上げられた「日本沙漠緑化実践協会」の補助金不正受給発覚にあたり、その活動に同調し材的にも人的にも支援活動を続けてきた「アミダの森」を本願寺新報誌上で何度も取り上げ、また「日本沙漠緑化実践協会」の創設者である遠山正映氏を本派関連講演会等の講師として招待(「組活動推進者要請研修」「第14回恵信尼さま顕彰平和の日の集い」など)し、支援してきたことに対し、本願寺としての見解を表明すること。
 
  私たち備後・靖国問題を考える念仏者の会は、2000年3月本願寺の組活動推進者要請研修においてなされた遠山正映氏の講演内容が、基幹運動に照らし合わせて不適切であることを指摘し、申し入れをいたしました。
  その申し入れに対し、「確かにその主旨を承り・・・・」とのご回答をいただきましたが、その後も本願寺派僧侶が中心となって氏と「日本沙漠緑化実践協会」を支援する「アミダの森」につきましては、度々その活動が掲載されるなど不審の思いを抱いておりました。  また昨年10月15日放送のNHKプロジェクトX番組上で、遠山氏の活動が紹介されることに対して、遠山氏の抱いておられる「大東亜共栄圏をやらねばならない」(組活動推進者要請研修席上における発言)などの歴史認識は、日中の真の友好関係を考える上で極めて不適切である旨申し入れをいたしました。

   この度活動の本体である「日本沙漠緑化実践協会」が、国の補助金を不正受給していたことを認め、起訴されるとの報道がなされております。多くの方々のカンパを募って行われるボランティア活動にあって、不正受給とはその社会的信用において致命的な行為であるといわざるを得ません。
   「アミダの森」は遠山氏に共鳴し、その支援として活動を続けられていることは、「アミダの森」のホームページに会の発足から現在までの活動として自ら記しておられます。また、1997年から2000年の4年間に「アミダの森」に寄せられた基金(カンパ)55,751,657円の内、7割にあたる39,212,673円が「日本沙漠緑化実践協会」に配分されていることも記されています。
  「アミダの森」の会としての総括は会の方でなされるでしょうが、「日本沙漠緑化実践協会」を自ら「緑の協力隊」と称して支援してきた「アミダの森」を度々本願寺新報誌上で紹介してきたこと、遠山正映氏を講師として招かれたこと、また未確認ではありますが「アミダの森」に対して何らかの形で資金援助をされていることについて、本願寺としての報告とお詫びが必要であろうと思います。その旨、要請いたします。

  ※「アミダの森」ホームページ
   http://www.dia.janis.or.jp/~kenjo
 

「『アミダの森』の運動は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の有志によって始められ、本山(・・)の協力のもと、日本沙漠緑化実践協会の活動の一環として地道な活動を続けています。」と紹介されている。
 ※「組活動推進者要請研修」における遠山正映氏の講演の全文。それに対する申し入れ。本願寺からの回答は以下のホームページにアップされています。
   http://www3.justnet.ne.jp/~tanahara/
 
以上



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