題名・不明

昔、野に聖あり御開山聖人

公家を捨てて佛道を求む

山上に心月を仰がれずして

救いを慈悲の精舎に祈る

生と死のいずべき道をききて

俗と僧をこえて凡人となる

暴力には慈悲の心をもって向かい

心くらき者に智慧の道を示す

乏しきに交わりて心豊かに

力なき人民と共に生きるも

その心太陽のごとく

そのあたたかさ 母のごとし

悪しき心の性を人みずして

自らの暗の深さを恥じ入る

その子に背かれ妻に別れ

市井の一隅にあって真実を書く

濁り多き世に生きながら

濁りなき世の来たらん日のために

自ら燃えつくしたるその人

野の聖 親鸞という


この詩は、私が中仏の時に高橋先生より教えて頂きました。
高橋先生自身もどなたが詠まれた物か解らないそうです。
私はこの詩を勝手に「御伝鈔今様」と名付けて報恩講の案内等に 書いています。
もしどなたかこの詩の作者や出典等を御存知の方御一報下さいませ。


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