【元旦章】
 それ、おもんみるに天恩広大にして・徳化四海にあまねく、万民その生に安んじ・めでたく新年を迎うること、まことに慶賀に堪えざるところなり、しかのみなりず・我等幸いに聖代の恵沢に浴し・弘願他力の要法に遇えり、佛は是れ・光壽無量の覚体なれば、彼の佛の本願を信ずもるもの・たちどころに摂取不捨の勝益をこうむり、当来には安養浄刹の往生を遂げ・生佛不二の妙果をさとらしめ給うなり、現当の重恩・あに深く感ぱいせざらんや、念仏の行者・よろしく此の佳辰にあたり、うやうやしく皇運の無窮を祝し奉り・正法の興隆を希念せらるぺく侯、なお、古人も一年の計は、元旦にありと示されたれば、既往を顧み将来をおもんばかり・更始一新いよいよ時機相応の妙旨を発揚して、報恩謝徳の悃誠を運ばれ候よう・希うところに候なり、あなかしこあなかしこ

 この消息は勝如さんのもので、聖教全書5巻にあるが日時は有りません。思いっきり皇国史観。ちなみに今も生きてます。