〜半減期と製造方法〜 |
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| 67Ga | 111In | 123I | 201Tl | 11C | 13N | 15O | 18F | ||
| 78時間 | 67.5時間 | 13時間 | 73.5時間 | 20分 | 10分 | 2分 | 110分 | ||
| 医療用サイクロトロン | 医療用サイクロトロン(ポジトロン・エミッター) | ||||||||
| 99Mo | 131I | 133Xe | 99mTc | 60Co | 226Ra | 81mKr | 125I | ||
| 66時間 | 8日 | 5.3日 | 6時間 | 5.3年 | 1600年 | 13秒 | 60日 | ||
| 原子炉 | 99Mo→(ミルキング) | 81Rb→(ミルキング) | 124(n、γ)125Xe→125I | ||||||
〜投与量〜 |
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| 600〜800MBq → 99mTc大量 脳血流、心筋血流、骨、RIアンギオグラフィー | |||||||||
| 74〜185MBq → 99mTc少量 肝(胆道)、肺、腎静態(DMSA) 甲状腺、唾液腺 | |||||||||
| 74〜111MBq → 123I、201Tl、67Ga、111In | |||||||||
| 18.5〜 37MBq → 131I−アドステロール | |||||||||
| 3.7〜7.4MBq → Na123I 甲状腺摂取率検査 | |||||||||
| それ以下 → 試料測定 | |||||||||
〜おもな放射性薬剤(頻出薬剤)〜 |
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| 核種 | 用途 | 検査時間 | 投与量 | ||||||
| 67Ga−クエン酸 | 悪性腫瘍の診断 | 3日 | 74MBq | ||||||
| 201TlCl | 心筋シンチグラフィー | 10分 | 74MBq | ||||||
| 腫瘍シンチグラフィー | 10分 | 74MBq | |||||||
| 99mTc−MDP | 骨シンチグラフィー | 3時間 | 740MBq | ||||||
| 99mTc−MAA | 肺シンチグラフィー | 直後 | 185MBq | ||||||
| Na123I | 甲状腺シンチグラフィー | 3〜24時間 | 3.7MBq | ||||||
| 131I−アドステロール | 副腎皮質シンチグラフィー | 7日 | 18.5MBq | ||||||
| 99mTcO4− | 甲状腺シンチグラフィー | 30分 | 74MBq | ||||||
| 唾液腺シンチグラフィー | 30分 | 185MBq | |||||||
| 脳シンチグラフィー | 10分 | 740MBq | |||||||
| 99mTc−DMSA | 腎シンチグラフィー | 2時間 | 185MBq | ||||||
| 99mTc−フチン酸 | 肝脾シンチグラム | 20分 | 111MBq | ||||||
| 99mTc−HSA | 心プールシンチグラフィー | 5分 | 740MBq | ||||||
| 123I−IMP | 脳血流シンチグラフィー | 20分 | 111MBq | ||||||
| 99mTc−DTPA | 腎シンチグラフィー | 直後 | 185MBq | ||||||
| 99mTc−HMPAO | 脳血流シンチグラフィー | 10分 | 740MBq | ||||||
| 99mTc−PMT | 肝胆道系シンチグラフィー | 10〜60分 | 185MBq | ||||||
| 111InCl2 | 骨髄シンチグラフィー | 2日 | 74MBq | ||||||
| 133Xe | 肺血流機能の検査 | 直後 | 185MBq | ||||||
〜検査時間〜 |
| →直後 ○RIアンギオグラフィー ○ファーストパス法 ○レノグラフィー ○99mTc−MAAの肺シンチグラフィー ○133Xeガスの肺換気シンチ |
| →1日以上 ○111InCl2:骨髄シンチグラフィー(2日) ○67Ga−クエン酸:悪性腫瘍の診断(3日) ○131I−アドステロール:副腎皮質シンチグラフィー(7日) ○51Cr−クロム酸ナトリウム標識赤血球による赤血球寿命測定(15分〜72時間) |
〜集積原理〜 |
| 能動輸送:腎臓の濃縮作用 OIH、DTPA |
| 能動輸送:拡散と浸透圧 HM−PAO、ECD、Xe |
| 生合成:ホルモン合成 甲状腺I |
| 貧食能:肝臓、コロイド 99mTc−フチン酸 |
| 微小塞栓:肺MAA |
| ○ファーストパス法は初期通過時の駆出率の評価または右心室壁の機能をみる |
| ○固有均一性はコリメータをはずしUFOVマスクを取り付けて、点線源をカメラ有効視野(UFOV)の5倍以上の距離に置き、カメラにγ線を一様に照射して行う |
| ○ヨウ化ヒップランは腎血漿流量型(RPF)DTPAは糸球体ろ過型(GFR)といえる |
| ○99mTc−HSAによる生理的結合蛋白の結合予備能を測定する |
| ○直接飽和分析により生理的結合蛋白の結合予備能を測定する |
| ○SPECTは現在の段階では撮像時間は非常に長い。よって被検者の動きによりアーチファクトは出やすい。また現在γ線吸収補正が十分でないので定量性には問題がある。 |
| ○固有均一性試験の場合、ファントムはコリメータをはずした検出面に有効視野を囲む厚さ3mm以上の鉛マスクを装着する。 |
| 不飽和鉄結合能 | クエン酸アンモニウム | 血漿鉄消失時間測定 | クエン酸第二鉄 | |
| 悪性リンパ腫 | 67Ga−クエン酸 | 腎血管性高血圧症 | 99mTc−DTPA | |
| 血小板寿命測定 | 51Cr 111In | 循環血漿量測定 | 131I−HSA | |
| 赤血球寿命測定 | 51Cr | ビタミンB12吸収試験 | 57Co | |
| 脳梗塞 | 99mTc−HMPAO | 狭心症 | 99mTc−MIBI 201TlCl | |
| バセドウ病 | 99mTcO4− Na123I | 褐色細胞腫 | 131I−MIBG | |
| 胆のう炎 | 99mTc−PMT | 肝硬変 | 99mTc−スズコロイド | |
| 移植腎 | 123I−OIH | 鉄代謝 | 59Fe | |
〜体内にRIを投与しない検査〜 |
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| ○放射化分析による微量元素の測定 | ||||
| ○ヒューマンカウンタによる体内カリウム量の測定 | ||||
| ○血清CA19−9濃度の測定 | ||||
| ○T3摂取率の測定 | ||||
〜静注後の放射性薬剤〜 |
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| ☆腎臓→尿 99mTc−MDP 99mTc−MAG3 99mTc−DTPA 123I−MIBG 131I−馬尿酸ナトリウム 99mTc−フチン酸 Na123I 111In-DTPA | ||||
| ☆肝臓→胆管・腸→糞 99mTc−PMT 67Gaクエン酸 201TlCl2 | ||||
| ☆呼気運動 81mKr 133Xe | ||||
| ○Na131Iの内用療法は悪性の甲状腺機能亢進や甲状腺癌の治療に利用され、できるだけ投与した薬品が多く集まるために、食事制限等を行う。β線が治療に利用される。 | ||||
| ○プラナーイメージング(平面像)で行うのは、均一、直線性(画像歪)の補正のほか、分解能、感度、計数率特性、エネルギー分解能などの補正がある。 | ||||
| ○99mTc−GSAは肝シンチグラフィーに用いられ、肝実質細胞のアシアロ糖蛋白レセプターと結合し、肝の予備能を評価する検査に用いられる。 | ||||
| ○IRMA:免疫放射定量測定法は抗体を標識し、これに結合する抗原量を測定する検査法である。 | ||||
| ○RRA:放射受容体測定法は生理的受容体を用いて測定するものであり、生物学的活性を知ることができる。 | ||||
| ○57Co−シアノコバラミンによるビタミンB12吸収法はRI標識VB12を経口投与した後に大量の非常識のVB12の大部分とともに尿中に排泄させて尿中放射能より吸収率を求める。 | ||||
〜前処置等〜 |
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| 心筋血流シンチグラフィー | 絶食 | |
レノグラフィー | 飲水 |
| 腎動態シンチグラフィー | 水分負荷 | 骨シンチグラフィー | 排尿 | |
| ガリウムシンチグラフィー | 下剤投与 浣腸 | 唾液腺シンチグラフィー | 検査前絶食 | |
| 脳血流シンチグラフィー | 静脈注射 遮光 | 心筋シンチグラフィー | 運動負荷 | |
| 脳槽シンチグラフィー | 腰椎穿刺 | 肝・胆道シンチグラフィー | 前食を禁止 | |
| 肺換気シンチグラフィー | 経気道投与 | Na123Iによる甲状腺シンチグラフィー | 経口投与 | |
| 骨髄シンチグラフィー | 静脈注射 | 甲状腺ヨードシンチグラフィー | ヨード制限食 | |
| 副腎皮質シンチグラフィー | ヨード剤投与 ルゴール腋 | |||
| ○コリメータの厚さは感度に影響する。 | ||||
| ○ピンホールコリメータは小さな臓器の撮像に適する。 | ||||
| ○ピンホールコリメータは被検者に近づけるほど像は拡大する。 | ||||
| ○コンバージングコリメータは平行コリメータより有効視野は狭い。 | ||||
| ○ファンビームコリメータはSPECT撮像に用いる。 | ||||
| ○コリメータは被検者との距離を離すほど分解能は悪くなる。 | ||||
| ○イメージング用核種としてはγ線放出核種で、被曝の面からは有効半減期が短く,薬品の有効期限はほぼ2週間であり、いかなる場合でも原則として管理区域外での使用は禁止。 | ||||
| ○99mTc−DMSAは膀胱に排泄されないで、腎臓に集積するので、形態検査に使用される。静注後2〜3時間後に検査。 | ||||
| ○肺塞栓では大部分が血栓塞栓であるので、肺血流シンチでは異状像で、換気シンチグラムでは正常となり、血流・換気のmismatchが診断上有用な所見となる。 | ||||
〜半減期〜 |
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| 14C | 226Ra | 60Co | 75Se | 125I | 51Cr | 131I | 133Xe | 67Ga | 201Tl |
| 5730年 | 1600年 | 5.3年 | 120日 | 60日 | 27.7日 | 8日 | 5.2日 | 78.3時間 | 73時間 |
| 111In | 99Mo | 123I | 99mTc | 18F | 11C | 13N | 15O | 81mKr | |
| 2.8日 | 66時間 | 13時間 | 6時間 | 110分 | 20分 | 10分 | 2分 | 13秒 | |
| ☆高エネルギ−コリメータ ・・・ 131I | |||||||||
| ☆中エネルギ−コリメータ ・・・ 111In 67Ga 81mKr | |||||||||
| ☆低エネルギ−コリメータ ・・・ その他の核種 | |||||||||
〜SPECT〜 |
〜PET〜 |
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| ○臨床の場で使いやすい。 | ○小型サイクロトロン | ||||||||
| ○回転補正試験を定期的に行う。 | ○0.511MeVの消滅放射線を測定する。 | ||||||||
| ○単検出器型と多検出器型とがある。 | ○同時計数回路を用いればコリメータなしで撮像できる。 | ||||||||
| ○回転中心軸から検出器を離せば空間分解能は低下する。 | ○吸収補正が容易である。 | ||||||||
| ○吸収補正は原理的に可能である。 | ○定量性がよい。 | ||||||||
| ○バターワースフィルタは雑音除去の目的で用いる。 | |||||||||
| 陰性像 | 陽性像 | |||
| 脳腫瘍 脳出血 | 123I−IMP | メッケル憩室 | 99mTcO4− | |
| 肺塞栓 | 99mTc−MAA | 副甲状腺腺腫 | 99mTc−MIBI | |
| 心筋梗塞 | 201TlCl | 副腎皮質腺腫 原発性アルドステロン症 | 131I−アドステロール | |
| 肝癌 | 99mTc−GSA 99mTc−フチン酸 99mTc−スズコロイド | 骨腫瘍 転移性骨腫瘍 骨髄炎 骨折 | 99mTc−MDP | |
| 肺癌 | 99mTc−MAA | 褐色細胞腫 | 131I−MIBG | |
| 甲状腺癌 | 99mTcO4− Na123I | 脳腫瘍 甲状腺癌 肺癌 | 201TlCl | |
| 腎癌 腎のう胞 | 99mTc−DMSA | 消化管出血 | 99mTc−HSA | |
| 脳梗塞 | 99mTc−HMPAO 123I−IMP | 悪性リンパ腫 術後膿瘍 | 67Ga−クエン酸 | |
| 骨転移 | 111In塩化インジウム | 急性心筋梗塞 | 99mTc−ピロリン酸 99mTc−PYP | |
| ○光電子増倍管の調整は均一性に影響する。 | ||||
| ○位置計算方式には遅延線方式と抵抗マトリックス方式がある。 | ||||
| ○ガンマカメラは空間分解能を半値全幅(FWHM)と1/10全幅(TWHM)とで表す。 | ||||
| ○固有分解能の値は総合分解能の値より小さい。(固有分解能と総合分解能の違いはコリメータを使用するかしないかの違い) | ||||
| ○骨シンチグラフィーでは膀胱内の放射能を減少させるため検査直前に排尿する。エネルギーフォトピーク140keV。収集ウィンドウ幅をフォトピークの±10%。全身像の撮像は前後2方向。1画像の収集カウントは100kカウントが目標。全身画像収集のスキャンスピードは10〜15cm/minがよく用いられる。 | ||||
| ○脳槽シンチグラフィは111In−DTPAを腰椎穿刺で投与する。 | ||||
| ○201Tlの集積機序はK−NaATPase活性と腫瘍部位の血流増加とされている。甲状腺の分化癌、肺癌、副甲状腺腫、胸腺腫、脳腫瘍、軟部腫瘍に集積する。 | ||||
| ○線広がり関数は半値幅の1/10以下の間隔で求める。 | ||||
| ○平滑化処理(smoothing)はカーブや画素間や画像間(連続画像)の雑音を除去するために行う画像処理の方法である。平滑化処理は分解能は低化し、統計的変動は小さくなる。 | ||||
| ○半減期の短い順に検査を行う。 | ||||
| ○123Iと131Iの被曝線量は131Iの方が約100倍多いとされている。 | ||||
| コリメータ | 線源形状 | 使用ファントム | |||||
| 固有均一性 | 無 | 点線源 | なし | ||||
| 固有空間分解能 | 無 | 点線源 | 1mm鉛スリット | ||||
| 固有空間直線性 | 無 | 点線源 | 1mm鉛スリット | ||||
| 固有エネルギー分解能 | 無 | 点線源 | なし | ||||
| 固有計数率特性 | 無 | 点線源 | 1)銅板(線源側) 2)時間減衰法 |
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| 総合均一性 | 有 | 面線源 | 面ファントム | ||||
| 総合空間分解能 | 有 | 線線源 | 線状ファントム | ||||
| 総合感度 | 有 | 面線源 | 小型ファントム | ||||