ヘ血管造影を見ました。金沢大学病院では大腿動脈からカテーテルを入れていましたが、済○会病院では肘関節の動脈からカテーテルを入れてました。その理由を聞くと大腿動脈は血管が広くて太いカテーテルを入れることができるけど、止血に時間がかかるし、止血したところに血栓ができやすくそれが血流により肺などに流れて肺血栓を起こすことがあるそうなので(何年か前に実際に済○会病院であったらしい)造影だけのときは肘からカテーテルをいれるそうです。


 8月 29日(火) 晴れ 済○会病院での実習  その2 「ミエログラフィー」
 
 今日は一般撮影、CT、MRI、透視の実習をしました。一般撮影では一度だけ胸部写真を撮らせてもらいました。CTでは去年の卒業生Tさんが早速CTの撮影をしていました。夜勤をするためには必ず「一般撮影」と「CT」ができないといけないので、最初にたたきこまれるそうです。「はじめはよくわからなかったけど、だいぶ慣れてきた」と言っていました。

CT、MRIの操作室にはCDラジカセが置いてありリラックスした雰囲気でやっているなという印象を受けました。

済○会病院は若い技師さんが多く、技師長さんも40代らしいです。透視では脊髄造影(ミエログラフィー)を見ましたが、ミエログラフィーとは脊髄に造影剤を注入し、神経の圧迫の状況を調べる検査のことです。針で神経を傷つけないように造影剤を注入しないといけないみたいで、ドクターはすごく気を使っていました。


 8月 28日(月) 晴れ 済○会病院での実習 「きれいな病院」
 
 今日は済○会病院での実習の最初の日でした。場所は西部緑地公園から少し海に行った所で、原付で30分以上かかりました。済○会病院はとてもきれいな病院でした!最初に放射線部の技師長さんに会いに行き、着替える場所を教えてもらい、実習生カリキュラムと実習記録の紙をもらいました。実習記録は金曜日に、1.実習で習ったこと、2.実習で感じたことを書いて提出するそうです。8時35分からミーティングが始まり、診療は9時から始まりました。今日は一般撮影を見せてもらい主にTさん(金沢大学病院のTさんと同期らしい)に教えてもらいました。スクリーン・フィルム系で自動現像機を使うことはほとんどなく(足などで長いカセッテを使ったり、解像力の高い写真が必要なときだけ)ほとんどがCRでのデジタル処理でした。撮影室のすぐ近くにCRの機械があるので便利だなと思いました。でも、一度だけひやっとする場面がありました。

腰椎6方向の撮影をしたのに、現像してみると5枚しかフィルムがなかったのです。

「やばい、またやったか?」と思いましたが、まだ読み取ってないカセッテを技師さんが撮影室に置きわすれていたみたいなので、ホッとしました。午後から全ての部局に回って、機械の設備について見てきました。実習をしてからだいぶ時間がたっていたので忘れていたことがたくさんありました。ひさしぶりの実習なので疲れました。今日はゆっくりやすみたいです。



 8月 25日(金) 晴れ 「帰宅」
 
 今日はお世話になったT・Kくんの家から金沢に帰りました。帰る時は名神高速のインターまでT・Kくんの弟に車で誘導してもらい、僕の車にT・Kくんを乗せて案内してもらい、すごく助かりました!岐阜に3日も泊めてもらい本当にT・Kくんにはお世話になりました。おかげでだいぶお金がうきました。T・Kくんは8月28日に愛知にあるK井市民病院を受けるそうなのでしばらく実家にいるそうです。金沢に帰ってから、学校に行き、院試を受けるために書類である「研究計画書」の内容をS先生に添削してもらおうと思いましたが、S先生はいなかったのでT先生に渡して帰りました。来週からS病院で実習なので、K先生に詳しいこと(服装・時間・病院のどこに行けばいいのかなど)を聞きに行きました。

来週からは病院実習なので頑張ろうと思います。今度は失敗しないようにしたいです!


 8月 24日(木) 晴れ 「放射線取扱主任者試験・2日目」
 
 今日は放射線取扱主任者を2日目でした。今日は管理測定技術、生物、法令でした。管理測定技術は問題数が多く時間が足りませんでした。生物は例年より簡単だったので高得点だと思います。

法令はひっかけ問題に次々と引っかかってしまい、あとで見直して「しまった!」と思いました。

今日の夕食はいかリング、チーズフライ、ニジマスの佃煮・・、といろいろとご馳走になりました。この時、T・Kくんの妹と一緒にご飯を食べましたが、妹は「内○理名」みたいなイメージで(ちょっと誉め過ぎかも・・)、気の強いところはお兄ちゃん似だなと思いました。T・Kくんは「おにぃ」と呼ばれているらしいです。


 8月 23日(水) 晴れ 「放射線取扱主任者試験・1日目」
 
 今日は放射線取扱主任者を1日目でした。今日は物理・化学・生物、物理学、化学でした。物理と化学は苦手だったけど、今回はいつもよりいい出来だったのでよかったです。自己採点で6割はあると思います。夕食はギョーザと肉じゃがとポテトサラダと・・いろいろとご馳走になりました。手作りのギョーザがとてもおいしかったです!T・Kくんはパソコンで弟にアーティストのPVを見せていましたが、弟はすごく気に入っていたみたいで「どうやったら、こんなのを見れるようになるの?」と聞いていました。

T・Kくんのお父さんにも会いましたが、イメージがT・Kくんによく似ていてでやっぱり親子なんだなと思いました。


 8月 22日(火) 晴れ 「岐阜へ」
 
 今日は放射線取扱主任者を受けるために、午後から岐阜にあるT・Kくんの実家に向かいました。行った時には、家に誰もいませんでしたが、黒いワンちゃんが留守番してくれてました。夕食はT・KくんとT・Kくんのお母さんとでお寿司を食べに行きました。おいしかったです。T・Kくんのお母さんは聞き上手でやさしいお母さんでした。T・Kくんの体重を気にしているらしく「木津くんみたいに痩せなさい!」と言っていましたが、

T・Kくんは「65kgをきったら車を買ってくれる?」と交渉していました。

帰ってから「学○へ行こう」と「ガチ○コ」を見た後で、明日の物理、化学の勉強をし12時頃にふとんに入りましたが、暑くてなかなか寝つけませんでした。


 8月 21日(月) 晴れ 「いよいよ」
 
 今日は図書館にいって勉強しようと思ったけど、なんとなく落ち着かないので家に帰って勉強しました。管理技術測定技術と物理・化学・生物学の問題は、穴埋めのマーク式の問題なら解けるけど、記述の問題は解けません。幸い、去年から傾向が変わって全部マーク式の問題に変わったから助かっています。明日は昼から名古屋に出発です。日記はしばらくお休みします。


 8月 20日(日)
 休み。(生物学 22問/30問中)


 8月 19日(土)
 休み。(化学 25問/30問中)


 8月 18日 (金) 曇り 「あと一歩・・」 
 
 今日は放射線取扱主任者試験の物理学の過去問を解きました。結果は17問/30問で、あと一歩で6割に届きませんでした。もう少し勉強が必要みたいです。次は苦手な化学だけど6割とれるように頑張りたいです!



 放射線取扱主任者試験 (管理学 その2) <最終回>

低エネルギーβ線
サーベイ:H/14C専用(ガスフロー)
測定器:液体シンチレーションカウンタ
廃液は液シンで直接測定する。また空気中濃度は直接捕集、間接捕集、液体捕集、冷却凝集捕集で得られた試料を液体シンチレーションカウンターで測定する。
14C、35
45Ca、32P等
β線      
サーベイ:GM式サーベイメータ、(H、14C専用)
測定器:液体シンチレーションカウンタ、GM、比例(ガスフロー)カウンタ
GM式サーベイメータで検出できるが、32P以外はβ線エネルギーが低いため、測定面に検出器を近づけなければならない(検出部の汚染に注意する。)14Cは専用のサーベイを用いるとよい。
スミア法や排水の場合、液体シンチレーションを用いるのがよいが、蒸発乾固が可能な場合などはGM式等のカウンタでも測定できる。
空気中濃度はダストサンプラーでろ紙に試料を捕集し測定する。14Cのように炭酸ガスとなる可能性がある場合は、液体捕集法により吸着剤を使用し液体シンチレーションカウンターで測定する。
125I等
低エネルギーγ線             
サーベイ:125I用NaIシンチレーション式、GM式
測定器:Ge半導体、NaIシンチレーション
GM式サーベイメータで検出できるが低感度である。排水試料は、液体であってもそのままGeあるいはNaIで測定ができる。ウエル型を用いれば高い幾何学的効率が得られる。
131I、137Cs
60Co、99mTc等
γ線
サーベイ:NaIシンチレーション式、GM式
検出器:NaI(Tl)シンチレーション、Ge半導体
排水や試料は上記同様。空気中濃度の測定はろ紙捕集法により、NaIシンチレーションカウンター等を用いる。なお、131Iの空気中濃度の測定は125Iと同様。
241Am、226Ra等
α線
サーベイZnSシンチレーション式、半導体式
検出器:ガスフロー式(比例計数式)
排水は蒸発乾固し、ガスフローカウンタで測定する。空気中濃度測定はろ紙捕集後、ガスフローカウンタを用いる。


 8月 17日 (木) 晴れ 「力試し」
 
 今日は放射線取扱主任者試験の法令の過去問をコピーして答えを切り取ったものを使い、「力試し」をしました。結果は29問/30問中で1問しか間違えなかったのでよかったです。自信になりました。間違えた問題は問3で

「a事業所において、薬事法第2条に規定する医薬品の製造の目的のために、放射線発生装置1台を使用している。放射線取扱主任者に第1種放射線取扱免状を有する物を選任していたが、当該放射線取扱主任者が職務を行うことができなくなったため、放射線取扱主任者免状を有していない薬剤師を放射線取扱主任者として選任することとした。」

という問題なんだけど、正解は「○」で最初は「なんで??」と思ったけど、「薬事法第2条に規定する医薬品の製造」を目的が限定されているため、第1種免状所持者又は薬剤師を選任することができる」そうです。知らなかった・・




 放射線取扱主任者試験 (生物 その2)
しきい値 放射線障害
0.25Gy 普通の臨床検査でリンパ球の減少が検出できる。      
 0.5Gy 赤血球の減少、リンパ球の形態変化
 1.0Gy 血小板の減少、嘔吐
 1.5Gy 約半数の人が放射線宿酔を起こす
 2.5Gy 一次的不妊
   3Gy 脱毛、紅斑
   4Gy LD50(30)
   5Gy 充血、腫張、乾性皮ふ炎
  10Gy 永久不妊
  12Gy 水泡、湿性皮ふ炎、潰瘍
  20Gy 進行性ビラン

骨髄死    腸死    中枢神経死    
線量 7〜8Gy 10〜20Gy 100〜1000Gy
期間 10〜30日 3〜4日 1〜3日

細胞周期で高感受性なのはG2期後半〜M期G1期後半〜S期前半である。
3H−チミジンは、S期(DNA合成期)の細胞のみに取り込まれる。
3H−ウリジンはRNAにとり込まれる。
色素性乾皮症は赤外線照射されたDNAに生じたチミジンダイマーを修復するための酵素が遺伝的に欠損しているため発症する。
35S−メチオニンは細胞内のタンパク質の代謝を調べるのに適している。


 8月 16日 (水) 晴れ 「過去問」
 
 いよいよ、放射線取扱主任者試験の勉強も追い込みの時期になりました。過去問は第43回以外すべて目を通したので、あとは第43回の問題で力だめしです。しっかり6割とれるように頑張りたいです!



 放射線取扱主任者試験 (化学 その2)

 〜塩の水溶液の液性〜


強酸弱塩基の中和反応により生じた塩の水溶液は酸性となる。

弱酸強塩基の中和反応により生じた塩の水溶液は塩基性となる。

強酸強塩基の中和反応により生じた塩の水溶液は中性となるが、化学式中に電離してくる可能性のあるH原子が残っている場合には酸性となる。


強酸:HCl、HNO、HSOなど)(強塩基:NaOH、KOH、Ca(OH)、Ba(OH)など)

弱塩基:NHなど)(弱酸:CHCOOH、COなど)



 〜放射化学分離のポイント〜


○主に沈殿分離法溶媒抽出法イオン交換法がある。

陽イオン交換樹脂に結合する強さは、多価イオンほど大きく、La3+>Ba2+>Csとなる。

○第一遷移金属イオンを陰イオン交換樹脂を用いて分離する場合には(溶離液HCl)クロロ錯イオンになりにくい順
 (Ni2+>Mn2+>Co2+>Cu2+>Fe2+>Zn2+
に溶離する。



HClを加える Ag、Pb、Hgが塩化物となって沈殿
Sを加える(酸性で) Cu、Cd、Bi、As、Sb、Sn、Hgが硫化物として沈殿
NH水を加える Al、Cr、Fe水酸化物として沈殿
Sを加える(アルカリ性で) Ni、Co、Mn、Zn硫化物として沈殿
(NHCO溶液を加える(NHCl存在下で) Ra、Ba、Sr、Ca炭酸塩として沈殿


 8月 15日 (火) 晴れ 「勉強会」
 
今日はT・Kくんの部屋で勉強会(といっても2人だけだけど)をしました。昼ご飯はT・Kくんの作ったハヤシライスをご馳走になりました。おいしかったです。過去問からお互いに問題を出し合って答えるという形式でしたが、

法令の問題は2人とも過去問を覚えてしまっていたのでほとんど間違えませんでした。

法令は必ず6割とらないと合格しないみたいなので一生懸命勉強してます。
問題は物理と化学でなかなか難しいです。3時頃から疲れのせいか、お昼寝をし4時頃から少し勉強を再開し、5時から「Long Vacation」の再放送を見て帰りました。T・Kくん、お世話になりました。



 放射線取扱主任者試験 (物理学 その2)

 〜光子と物質の相互作用〜

光電効果・コンプトン効果・電子生成のどれが断面積が大きいかを示した表

光電効果 コンプトン効果 電子対生成
〜 0.6MeV  0.6MeV 〜 5MeV  5MeV 〜
〜 0.04MeV 0.04MeV 〜 30MeV 30MeV 〜

断面積とエネルギー(E)の関係 原子番号(Z)依存性
光電効果 E3.5〜Eに逆比例 Zの5乗に比例
コンプトン効果 全断面積は単調に減少する Zに比例
電子対生成 1.022MeV以上で起こる。単調増加。 Zの2乗に比例


 〜ポイント〜

○α線は主に軌道電子との非弾性散乱(電離・励起)によりエネルギーを失い、原子核との弾性散乱により、大きな角度で散乱されることがある(ラザフォード散乱)。
β線のエネルギー損失には軌道電子との非弾性散乱(電離・励起)による衝突損失と、制動放射による放射損失がある。
荷電粒子の衝突阻止能は電荷Zの2乗に比例し、粒子速度の2乗に逆比例する。
原子核は質量数の1/3乗に比例する。
線減弱係数は物質の密度とγ線エネルギーに関係する。
コンプトン効果の線減弱係数は光子エネルギーの増加と共に減少する。
コンプトン効果の質量減弱係数は物質の電子密度に比例する。
α線の空気中での飛程はα線のエネルギーの3/2乗に比例する。
重荷電粒子の質量衝阻止能は、物質の原子番号(Z)に比例し、質量数(A)に逆比例する。(Z/Aはほとんどの物質でおよそ0.5なので、質量衝突阻止能は物質の種類にあまり依存しない)


 〜中性子検出器〜

1)熱中性子に対して大きな断面積を持つ核反応を利用する方法。10B(n、α)Li、He(n、p)H、Li(n、α)H 等
2)高速中性子と水素との弾性散乱による反跳陽子を利用する方法。
3)中性子による放射化反応を利用する方法。


 8月 14日 (月) 晴れ  「甲子園」 
 
 今日はいよいよ、石川県代表の小松工業高校が甲子園に登場しました。対戦相手は兵庫代表の育英高校。Yahoo!Sports では「見所:長打攻勢に機動力を絡めて1回戦を大勝した育英打線に小松工の左腕・鹿野が立ち向かう。独特のフォームから投げるスライダーは打者の手元で落ちる。ボールの見極めが大事。」書いてありましたが、育英高校はスライダーの見極めがしっかりしていて、

ボール球になるスライダーには手を出さなかったので、さすがだな!と思いました。

後半に大量点を取られ、6−11で負けてしまいましたが、途中まではすごくいい試合で「勝てるかな?」と思って見ていました。 育英の機動力にやられてしまいました。 「戦評:機動力を後半に駆使した育英が逆転勝ち。六回1死一、二塁から重盗を決めると、山下の同点適時二塁打など4連打を絡めて一気に6点を挙げ逆転。八回にも盗塁や犠飛でダメ押しの3点を加えた。小松工は四回に敵失と中田の右中間適時三塁打で一度はリードしたが、頼みの鹿野が足で揺さぶられ集中打を浴びた。」 (Yahoo!Sports)




 放射線取扱主任者試験 (計測学)

 〜サーベイメータ等の特性等〜

電離箱式             ○対象:γ線、X線(先端のキャップを外し、β線検出が可能なタイプもある)
○特徴:検出感度は低い(汚染検査には不向き)が、広いエネルギー範囲で高感度(エネルギー依存性が良い)高線量率でも測定可能
GM式 ○対称:β線、γ線、X線
○特徴:
感度良く使用できる(特にβ線(低エネルギーを除く)の汚染検査)
空間線量率測定においては、電離箱式及びNaIシンチレーション式(エネルギー補償製)よりエネルギー依存性は悪い。
β線(表面汚染)測定時は、先端にキャップがあるタイプではキャップを外し、γ(X)線による空間線量率測定時はキャップをつける。
分解時間(不感時間)が長いので、高計数率領域で数え落としが顕著になり、さらに高くなると窒息現象により計数しない。
Hなどの低エネルギーβ線は検出できない。
NaI(Tl)
シンチレーション式
○対象:γ線、X線
○特徴:
γ線に対する感度がよいので、空間線量率、表面汚染のいずれにも利用できる。
エネルギー補償式はエネルギー依存性が良いが、非補償製ではGM型より悪い。
125I用
シンチレーション
○対称:低エネルギーγ線(X)線
○特徴:
3mm厚程度の薄いNaIシンチレータを用い、入射窓も薄くしてある。
測定値は通常cpm表示であり、線量率の測定はできない。
20〜45keVの範囲で検出感度が高い。
減速型線量当量計 ○原理:
ポリエチレンなどの水素を含む減速材を、熱中性子検出器周辺に設置したタイプ。高速中性子を減速材中の水素との弾性散乱により熱中性子とし、この熱中性子をBF3、3He比例計数管、LiI(Eu)シンチレーターによって計数する。
○対象:中性子
○特徴:
広いエネルギー範囲で有効であるが、数え落としやγ線混在場でのγ線の計数に注意が必要(BF3はγ線の感度が低く弁別が容易である。
ZnS(Ag)
シンチレーション式
○対象:α線
○特徴:
空間線量率の測定はできない。自然計数率が極めて低いので、わずかな汚染も確認可能である。
α線飛程は短いので、検出器の入射窓を測定面に近づけなければならない。
3H/14C用
サーベイメータ
○原理:窓なしあるいは薄窓のガスフロー型比例計数管
○対象:低エネルギーβ線
○特徴:
空間線量率の測定は出来ない。
α線同様飛程が短いので、検出器を入射窓に近づけねばならない。
半導体式 ○原理:
半導体に逆電圧をかけ、空乏層あるいはi層を作り入射した放射線により電子・正孔(ホール)対を電極に集め、パルスを得る。エネルギー分解可能。
○対象:α、β、γ、中性子
○特徴:
小型で、かつ電子・正孔対生成する必要エネルギーが3eV程度であるので高感度・高分解能である。
Ge、Siは液体窒素での冷却が必要。特にGe(Li)は常時冷却する。


 8月 11日 (金) 晴れ 「健康診断」 
 
 今日は角間の保健管理センターで健康診断を受けてきました(院試を受ける為)。検査といっても学校の健康診断をうけてあったので、視力検査だけをさせてもらいました。一人で視力検査のできる機械があり、自分で穴のあいている方向を入力しながら手軽に視力を測ることができるので便利だなと思いました(右:0.9、左:0.9でした)。前に測ったと時よりもよかったので、そっちを書いてもらいました。



 放射線取扱主任者試験 (生物学)

 〜内部被曝〜

骨髄・赤血球:Fe 全身:H、Na、Cl 骨・歯:Ra、Pu、Sr、Caなど 甲状腺:I 筋肉:Cs

 〜確率的影響と確定的影響〜

例示 しきい線量 線量の増加により変化するもの
確率的影響 発がん・遺伝的影響 存在しないと過程 発生確率
確定的影響 白内障・紅斑・脱毛・不妊 存在する 重篤度

 〜高LET放射線と低LET放射線〜

高LET放射線 低LET放射線
種類 α線、中性子線、重粒子線など X線、γ線など
細胞への作用 直接作用が主 間接作用の寄与が大
細胞の回復 低線量率でも起きにくい 低線量率では認められる
RBE 大きい ほぼ1
酸素効果 小さい ある
線量率効果 小さい ある(低線量率では回復能が上昇)
防護剤の効果 小さい ある
分割照射の効果 小さい ある(生存率が上昇)


 8月 10日 (木) 晴れ 「図書館」 
 
 最近は図書館で放射線取扱主任者試験の勉強をしています。今日は管理技術学の勉強をしました。管理の問題でよく出てくるのが「液体シンチレーションカウンター」で、Hや14Cなどの低エネルギーβ線の計測に特に有利で、Hについてはほとんど唯一の高感度の測定手段なのだそうです(管理技術3・4)。しかも液体シンチレーションカウンターを使えば、液体の状態でほとんど自己吸収することなく定量的に測定できるそうです。液体シンチレーションカウンターの欠点は使用済みの有機廃液が出ることだそうです。他には、粒子フルエンス率(m−2・s−1)→エネルギーフルエンス率(J・m−2・s−1)→吸収線量率(J・kg−1・s−1)→照射線量率(C・kg−1・s−1)というように計算していく問題もよく出題されるようです。




 放射線取扱主任者試験 (管理技術学)

 〜主な核種の特徴〜

    半減期:12.3年、壊変形式:β、β線エネルギー:0.0186MeV
○エネルギーが極めて低いため、通常のサーベイメータでは汚染の確認が困難。
○空気中のHOと同位体交換し、汚染の原因となる。
○3H−チミジンなどで標識された核酸は、体内のDNAウリジンはRNA、アミノ酸はたんぱく質に取り込まれるおそれがある。
 14C  半減期:5730年、壊変形式:β、β線エネルギー:0.156MeV
○炭酸塩水溶液は、酸性になるとCOとして揮発し、汚染のおそれがあるので、BaCl等沈殿剤を加え、Ba14COの沈殿物にする。
○酸と反応すると14COが発生し、空気汚染原因になる。
○内部被曝の場合、脂肪組織に沈着する。
 32 半減期:14.26日、壊変形式:β、β線エネルギー:1.71MeV
○内部被曝では骨に沈着する。
○エネルギーが高く、飛程も長いのでアクリル10mm程度の遮蔽が必要。
○半減期が短いので、2週間で約1/2、1ヶ月で約1/4になる。
 35 半減期:87.5日、壊変形式:β、β線エネルギー:0.167MeV
14Cとほぼ同じエネルギーを出すので識別が難しい。
35S−メチオニンなどの標識化合物は、凍結乾燥やインキュベーションにより揮発する恐れがあり、取扱いにはフードを使用等、注意が必要。
 131I  半減期:8.0日、壊変形式:β、β線エネルギー:0.606、γ線エネルギー:0.364MeV(89.4%)、0.637MeV(81.3%)
○内部被曝の場合、甲状腺に沈着する。
○揮発性はあるので、保存、廃棄等は密封するとともに取扱いもフード、グローブボックスを利用する。
 125 半減期:60.2日、壊変形式:EC、γ線エネルギー:0.035MeV、0.027MeV
○遮蔽には鉛0.1mm程度で十分である。
○その他、上記131I に準ずる。


 8月 9日 (水) 晴れ 「演題申込書 その2」 
 
 今日はS先生のところにいって昨日持っていった「演題申込書」の訂正をしてもらいました。いろいろと訂正をしてもらい、元の文が全然残っていない状態でした。

一番注意されたのは撮像法の説明のところで「うそを書いてはいけないよ!」と言われました・・ 

 この研究の目的は撮像することが余り多くない足関節のMR解剖の理解を深めるためにいろいろな断層面に再構成できる3D画像を使ってMR画像と解剖との対比をおこなったということなので、撮像法については詳しく述べる必要があるそうです。また、”最もきれいな”は医学的な表現ではないと注意されました。”最も解剖学的構造を理解しやすい”と言ったような表現の方がベターだと言っていました。




 放射線取扱主任者試験 (化学)
安定核種が1種類のみの元素・・・Be、19F、23Na、27Al、31P、55Mn、59Co、75As、127I、133Cs、197Au、209Bi
放射性核種のみの元素・・・Tc、Pm、およびPo(84番)以降の元素
壊変系列を構成しない長寿命核種(天然の放射性核種)・・・40K、87Rb、115In、147Smなど10以上の核種がある
よく出題される核種
H(12.3y) 11C(20min) 14C(5730y) 18F(110min) 24Na(14.96h) 32P(14.26d)
59Fe(44.5d) 60Co(5.27y) 64Cu(12.7h) 90Sr(28.78y) 90Y(64.1h) 125I(59.4d)
137Cs(30.0y) 140Ba(12.75d) 222Rn(3.8d) 226Ra(1600y) 232Th(1.405×1010 235U(7.038×10y)
35S(87.5d) 131I(8.0d) 238U(4.468×10y)


 〜気体の発生〜

1.硝酸ウラニル中性子照射すると放射性の気体が発生する。Kr、Xe、I、Brなどの気体。
2.CaCO3やNH4などの炭酸塩やアンモニウム塩強熱すると、熱分解してCO2やNH3、HClなどの気体を発生する。
3.炭酸塩や硫化物などの弱酸の塩に、塩酸などの強酸を作用させると、CO2やH2Sが発生する。アンモニウム塩NaOHを加えると、NH3が発生する。
4.AsO33−の酸性溶液亜鉛末を加えるとAsO33−+3Zn+9H+→AsH3+3Zn2++3H2Oの反応により、気体のAsH3が発生する。
5.BaCO3やNaClにH2SO4を加えると、気体のCO2やHClが、MnO2にHClを加えると気体のCl2が発生する。
6.NaI硝酸のような酸化性の酸や過酸化水素水などで処理すると、I-イオンが酸化されて気体のIが発生する


 8月 8日 (火) 晴れ  「演題申込書」
 
 今日は放射線技術学会の中部部会で発表する研究の内容を要約した「演題申込書」を書いてS先生のところに持っていきました。(でも、S先生は大学病院に行っていていなかったです。)T先生に渡して帰りました。



 放射線取扱主任者試験 (法令)
600 nSv/h (≧) 放射線発生装置
300 μSv/w (<) 管理区域
  1 mSv/w (≧) 人の常時立ち入る場所
250 μSv/3月 (≧) 工場又は事業所の境界及び居住区域
1.3 mSv/3月 (≧) 病室
 50 mSv/年 実効線量当量限度
150 mSv/年 眼の水晶体の組織線量当量限度
500 mSv/年 その他の組織の組織線量当量限度
 13 mSv/3月 一般女子の腹部
 10 mSv/診断時から出産までの間 妊娠中の女子の腹部
  2 mSv/h (≧) 輸送物
  5 μSv/h (≧) L型輸送物
100 μSv/h (≧) 1mの位置

3.7kBq 37kBq 370kBq 3.7MBq 37MBq 370MBq 740MBq 3.7GBq 370GBq 37TBq 111TGq
放射性同位元素の定義 (<) 定期検査・非密封(≦) 届出(≧) 使用場所の一次的変更(≧) インターロック(≦)
第1群 第2群 第3群 第4群・密封 施設検査・非密封(≦) 第二種免状(≧) 施設検査・密封(≦) 定期検査・密封(≦)
汚染検査・排気設備を要しない量(≧) 定期検査の期間
非密封
2年以降1年以内
自動表示装置 (<)
第1群 第2群 第3群 第4群 施設検査を要しない軽微な変更(>)
主要構造等の耐火性を要しない量(≧)
第1群 第2群 第3群 第4群・密封


 8月 7日 (月) 晴れ 「放射線取扱主任者試験」
 
 今は8月23日(水)、24(木)にある放射線取扱主任者試験の勉強の真っ最中です。科目は法令、物理学、化学、生物学、管理技術・測定技術、物理・化学・生物学(応用問題)で法令、物理学、化学、生物学は第38回から第42回まで解いたので、あとは第43回で実力を試そうと思っています。管理技術・測定技術、物理・化学・生物学(応用問題)は難しいのでなかなかてこずっています。日記には特に書くことがないので、その日に勉強したこと書いていこうと思います。まずは物理学から。




 放射線取扱主任者試験第1種 (物理学)

半価層(X1/2=0.693/μ)
(半価層) 鉛(1/10価層) 水(半価層) 水(1/10価層)
0.5MeV 0.4cm 1.25cm 15cm 50cm
1.0MeV 1.1cm 3.5cm 19cm 62.5cm
1.5MeV 1.5cm 5.0cm 20cm 70cm
2.0MeV 1.9cm 6.0cm 22.5cm 75cm


デュエヌ・フントの法則 λmin=1.24/Vmax [nm] Vの単位はkV


10−11[m] = 10−2[nm] → 124kV
10−12[m] = 10−3[nm] → 1.24MeV
10−13[m] = 10−4[nm] → 12.4MeV
2.48×10−13[m]=2.48×10−4[nm] → 5MeV


原子核の半径をR、質量数をAとすると

R=1.4×10−151/3(m)

 H  → 1.4×10−15(m)
20Ne → 3.0×10−15(m)
40Ca → 4.7×10−15(m)


エネルギーE(MeV)のα線の空気中の飛程R(cm)は

R=0.318E3/2 (4<E<7)

5MeV → 3.56(cm)
6MeV → 4.67(cm)


β線の最大エネルギーをE(MeV)とすると、アルミニウム中の最大飛程R(g/cm)の関係は

R=0.542E−0.133 (g/cm) (E>0.8MeV)

1MeV → 0.4 (g/cm (空気中) 316cm    (アルミ) 0.15cm   
2MeV → 0.951(g/cm (空気中) 735cm (アルミ) 0.35cm


 8月 4日 (金) 晴れ ○島病院また誤診 
 
 「石川県○島市の市立○島病院で今年5月、腹痛を訴えた同県門前町の男性患者(72)が、「C型肝炎によるとみられる肝臓にはれがある」とされたが、他の病院で再検査をしたところ「肝臓がん」と診断されたことが3日までに分かった。T院長は「誤診」を認め同日、患者に直接謝罪した。同病院では同月初旬にも、交通事故で運び込まれた保育園児(5)の骨にひびが入っていたことを見逃す診断ミスがあったばかりだった」(2000・8・4・北陸中日新聞朝刊より)

 医療ミスがよく新聞に載るけど、「肝臓がん」を「肝炎」と間違えたことで新聞に載ったのははじめて見ました。この患者さんはC型肝炎の既往症があり、診断に疑問に思いさらに詳しい検査と入院を申し出たにもかかわらず肝臓の飲み薬を渡して帰したそうです。

患者さんの声にしっかりと耳を傾けないといけないんだなと思いました。

 筑波大学病院でも患者を取り違えてしまった記事が載っていました。肺感染症の男性患者を肺がん患者と間違えて手術し肺の一部を切除したそうです。患者さんからしてみると「たまったもんじゃないな!」と思いました。


 8月 1日 (火) 晴れ 「中間発表会の見学 その2 S研究班」
 
 昨日の最高気温が37℃あったそうで、昼間はクーラーなしではとてもすごせません。外にいると汗がだらだら出てきます。今日は昨日の卒業研究中間発表会の感想の続きを書きます。S研究班は主に画像工学についての研究をしています。今回はまだ中間発表だけど、POWER POINTや映写機を使い本格的に発表していて驚きました。最初の発表はBさんでした。胸部ファントムを第一斜位から第二斜位まで3°ずつ回転させて撮影し、それをアニメションで動かしながら見せてくれました。

3Dディスプレイを使い立体視できない人でも3Dに見える画面で見せてくれたのでさらに立体的に見えました。

さらにその画像に人工の腫瘍をつけ、普通の画像と3D画像のどちらが見やすいかROC解析で調べるそうです。次のTさんは横隔膜の動きに注目した研究をしていました。胸部の画像の縦のピクセルについての濃度変化をグラフにしそれを微分して横隔膜の位置をコンピューターに読み取らせ、横隔膜を動かしたながら撮影した何枚かの画像を使い横隔膜の動きを研究していました。Fさんは手関節を180°回転させながら撮影し、それを再構成することによりCTのような断層写真が得られるという研究をしていました。CT・MRIより解像力がよく一般撮影で気楽に撮れるのが長所だと言っていました。最後のMさんはマンモのCAD(Computer-aided diagnosis :コンピューター支援診断)についての研究でした。発表の時に英語の論文が配られて「やっぱり院生は違うな!」と思いました。一人だいたい発表と質問を合わせて1時間くらいもかかり、質問も飛び交っていました。本当に熱心に頑張っているな!という印象を受けました。わからないことはS先生がわかりやすく教えてくれたのでよかったです。とても勉強になりました。





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