| 〜放射平衡(ミルキング)〜 |
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| 62Zn→62Cu→62Ni | 68Ge→68Ga→68Zn | 81Rb→81mKr→81Kr | 82Sr→82Rb→82Kr |
| 87Y→87mSr→87Sr | 90Sr→90Y→90Zr | 99Mo→99mTc→99Tc | 106Ru→106Rh→106Pd |
| 113Sn→113mIn→113In | 106Ru→106Rh→106Pd | 113Sn→113mIn→113In | 132Te→132I→132Xe |
| 137Cs→137mBa→137Ba | 191Os→191mIr→191Ir | 197Hg→195mAu→195Au | 226Ra→222Rn→218Po |
〜原子炉生成核種〜 |
〜サイクロトロン生成核種〜 |
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| 32P、59Fe、133Xe、131I、99Mo | 11C、13N、15O、18F、123I、111In、201Tl、68Ge(→68Ga) | ||
〜放射化分析〜 |
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A=Nσf(1−e−λt) N:親核種の数 σ:断面積 f:粒子線密度 λ:生成した放射性核種の壊変定数 t:核反応時間 |
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| ○利点 | ○欠点 | ||
| 検出感度が高い。 | 精度が低い。 | ||
| 放射化後は試薬等の混入は影響しない。 | 副反応がある。 | ||
| 化学反応とは異なった特殊性を有する。 | 自己遮蔽による誤差がある。 | ||
| 非破壊分析ができる。 | 目的以外の核種が放射化されることがある。 | ||
| 微量分析ができる。 | 放射化が少ないと分析精度は下がる。 | ||
| 〜主な核種〜 |
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| 核種 | 半減期 | 壊変形式 | |
核種 | 半減期 | 壊変形式 |
| 3H | 12.3年 | β-のみ | 81mKr | 13秒 | IT | |
| 11C | 20分 | β+ | 99mTc | 6時間 | IT | |
| 14C | 5730年 | β-のみ | 99Tc | 2.1年 | β- | |
| 13N | 10分 | β+ | 111In | 2.8日 | EC | |
| 15O | 2分 | β+ | 123I | 13時間 | EC | |
| 18F | 110分 | β+、EC | 125I | 60日 | EC | |
| 60Co | 5.27年 | β-、γ | 131I | 8日 | β-、γ | |
| 67Ga | 78時間 | EC | 201Tl | 73時間 | EC | |
| 68Ga | 68分 | β+ | 226Ra | 1600年 | α、γ | |
| 〜オートラジオグラフィー〜 |
| ○コンタクト法・・乳剤と試料検体を分離膜を介して圧着する方法。 |
| ○スミア法・・乳剤膜に液体の試料検体を塗布する方法。 |
| ○インバート法・・乳剤を圧着後、現像して試料検体に染色を行う方法。 |
| ○ストリップ法・・フィルムベースから乳剤を剥がして試料検体をかぶせる方法。 |
| ○飛跡オートラジオグラフィー・・乳剤の粒子は小さく、厚く塗布した原子核乳剤と呼ばれるものを用い、荷電粒子のよって黒化した銀粒子を顕微鏡で観察し、その飛跡から放射性同位元素の位置、放射線線質、エネルギーなどがわかる。 |
| ○マクロオートラジオグラフィー・・一般にノースクリーン型のX線フィルムを用いる。試料を直接X線フィルムに密着し、これを肉眼的に観察する。試料は薄く、低エネルギーβ線放射体が解像力もよい。動物の薬剤代謝などを調べるのによく用いられる。 |
| ○マクロオートラジオグラフィー・・前述の原子核乳剤ゼラチン層を剥離して試料上に乗せる方法と、感光性乳剤を試料に直接塗布する方法があり、近年は後者が多く用いられている。露出は数日〜数週間行い、現像処理後、光学顕微鏡で観察する。この方法は細胞レベルでの放射性同位元素の分布がわかる。 |
| ○電子顕微鏡的オートラジオグラフィー・・電子顕微鏡を観察手段としているため試料も非常に薄く数μmであり、超ミクロトームを用いる。ミクロオートラジオグラフィーよりさらに細かく調べることができる。 |
〜放射性同位元素分離法〜 |
| ○ラジオコロイド法・・トレーサー濃度のRIが無担体で水溶液中に存在するとき生成し、コロイド的な性質を示すことを利用。 |
| ○ペーパークロマトグラフ法・・試料をろ紙にスポットし一端を展開液に浸す。毛管現象により上昇する割合が物質によって一定であることを利用。 |
| ○共沈法・・担体を加えてRIの沈殿を作り、RIを分離する方法。 |
| ○電気化学的方法・・電気分解、又はイオン化傾向の違いを利用して微量RIを分解する。 |
| ○溶媒抽出法・・RIの混合液を有機溶媒を加えRIを水相と有機相に移行させRIを分離する。 |
| ○イオン交換法・・イオン交換樹脂を用い、RIを吸着させて分離する。 |
| ○蒸留法・・揮発性RIとそうでない不揮発性のRIとを蒸留することによって分離する。 |
| ○ホットアトム法・・反跳原子のことをホットアトムとよび、Szilard-Chalmers反応としてRIの分離方法にも利用されている。 |
〜in vitro検査〜 |
| 1)saturation analysis(飽和分析法)・・T3摂取率検査、不飽和鉄結合能(UIBC)測定などに利用されている方法である。ある物質(ホルモン)を特異的に結合されている蛋白の結合予備能を測定することにより、その物質の量を間接的に知る検査法である。 |
| 2)RIA(放射免疫測定法)・・動物に免疫して作成した特異抗体による抗原抗体反応を用いて測定するもので、インスリン・サイロキシン(T4)・ATP・CEAなどの測定に利用されている。 |
| 3)RRA(放射受容体測定法)・・生理的受容体を用いて測定するものであり、RIAの免疫学的活性に対して生物学的活性を知ることができる。ソマトメジン・TSH・プロラクチン・インスリンなどの測定に利用される。 |
| 4)IRMA(免疫放射定量測定法)・・RIAが競合反応を利用しているのに対して、抗体を標識することにより抗体と結合する抗原量を直接測定する検査法である.核種腫瘍マーカー、HBs抗原・Igsなどの測定に広く利用されている。 |
〜系列壊変〜 |
| ウラン系列 (4n+2) ・・ 238U → 206Pb |
| トリウム系列 (4n) ・・ 232U → 208Pb |
| アクチウム系列 (4n+3) ・・ 235U → 207Pb |
| ネプチウム系列 (4n+1) ・・ 237Np → 209Bi |