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窓拭きロボットの最新型WINBOT7が、来年にも家庭にやってくる

 

家庭用として広く普及した最初のロボットは、ロボット掃除機だった。面倒で単調な床掃除が、自律的に動作するロボットに任されたのだ。このロボット掃除機の一般化によって、一般家庭でもロボットを導入することへの不安や抵抗がなくなったようだ。

中国を拠点とするECOVACS窓拭きロボットWINBOT7は、そのような追い風の中、来年にも家庭向け市場へと投入される。

WINBOT7の使い方は、ロボット掃除機と同じくらい簡単だ。スタートボタンを押すだけで、窓拭きを開始する。ジグザグ運動などで窓の大きさを測定できたら、適切なルートによるクリーニングが始まる。

クリーニングに用いられるのは、ロボットの先端裏面に取り付けられた専用のマイクロパッドだ。あらかじめマイクロパッドに噴霧しておいた洗浄溶液で窓の汚れを溶かして拭き取る。マイクロパッドは、洗って繰り返し使える。

従来の窓拭きロボットは、強力な磁石で窓ガラスを挟むようにして吸着するタイプだったが、最新型のWINBOT7は、片面から真空ポンプによる吸引で窓ガラスに貼り付く。吸引による動作音は、テレビ音声や会話を邪魔しない55デシベル程度だ。

吸引機構は二重になっており、外側の吸引状態が不十分になった場合には、ロボットの動作ルートの変更が行われる。電源コードを中継するセーフティ・ポッドも使われており、万が一の落下にも備えられている。

窓拭きロボットWINBOT7の動きは、付属のリモコンでも操作できる。気になる箇所を重点的にクリーニングさせたり、その動きを楽しんだりすることも可能なのだ。