番外編 その9! 年末年始上海訪問記


2003年12月31日 (水)


日本の年末年始ってつまらない。毎年代わり映えのしない○白○合戦なんて観ていても面白くないし、裏番組もいまいち。 "つまらないつまらない" なんて思って時間を無駄に過ごすのも淋しい。第一、会社勤めに年末年始って結構貴重な休みではないか! 好きなことをせねば!! 。。。と、12月半ばに急遽思い立って旅に出てしまうことにしたのであった。
行き先は、やはり、近場で制覇していない台湾or中国にすることにした。特に中国は、9月から観光なら Visaがいらなくなったので、気楽に行けるようになった。そこで今回は、中国の基本中の基本、上海を制覇することにした。本当は、大連とかちょっとマニア好みの場所に行こうかとも考えたのであるが、この時期、大連は死ぬほど寒いらしいので避けることにした。
なにせ、思い立ったのが急だったので、Yahoo! Travelで検索して旅行会社に速攻で問い合わせメールを出し、料金振り込んで予約成立! となった。

同僚は結構12/20過ぎから年末年始有給休暇に入ってしまうものも多いけれど (かく言う私も2年前、そのようにしてイタリア旅行しました (^^) ) 僕は今年はカレンダーどおり29日まで仕事し、30日はちとバタバタしたりしているうちに、あっという間に当日を迎えてしまった。
行きの飛行機は、NRT発14:15のANA便で、3時間で上海に着いてしまうとのこと。いやー、中国も近い! 最近のNRTは、日本円→中国元の両替も可能である。ただし、レートはNRTで行うより、中国で行った方がいい感じかなということが後で判明した。
機内はなんか空いていて、観たいと思っていた "ファインディングニモ" なんかを観てしまったりもして快適! すぐに上海は浦東国際空港へ到着してしまった。 "○球の○き方" に拠ると、上海は鹿児島と同じ位の緯度なのだそうだが、かなり寒い! 夕方だったせいもあるかも知れないが、なんとなく霧っぽかった。
空港では、お迎えのガイドさんが僕の名前の書いた札を持って立っていた。顔立ちも日本人ぽいし、日本語ペラペラだったので日本人かと思ったが、この管さん、正真正銘の中国人なのだそうだ。この手のガイドさんは怪しい人も時にいるが、菅さんは実直な感じで、上海の地下鉄のこと、タクシーのこと、両替のことなど、丁寧に教えてくれた。
今回の宿泊先は、 "新龍華大酒店" というホテルで、ネットで調べる限りでは★★であった。出発前には、うーむ、旅費けちったが故に、怪しいホテルだったりしたらどうしよう。。。と不安になったものの、いざ到着してみて、まぁまぁまともだったので一安心。衛生面、治安面ではno problem。地下鉄上海南駅も近くて便利である。ただ、建物が少し古めなのはまぁ値段が値段だし仕方ないかなぁ。ちなみに、どういう訳かまだクリスマスモードしていた。中国の場合、旧正月こそが真のイベントであるため、この時期はまだなんとなくクリスマス気分を引きずっているのかな。
check inを済ませて、一度部屋に入ったのが夜19:00位。少しお腹空いたし、いいレストランでもないかななんて思いながらホテルの周りを散策したものの、あるのは怪しげな店と、怪しげな市場のみ。うーむ、日本では、今日は年越し蕎麦なんぞを食べる日なのに、怪しげなモノでも食って食あたりなんぞしたらこれはたまらん。
一旦ホテルの部屋に戻ってきたらここでトラブル発生! なんと、鍵が開かなくなってしまったのだ。うーむ、やはりボロホテルなのかな。ただ、受付のおねぇちゃんの対応はとても良く、すぐに部屋を交換してくれたので一安心。
うー、しかし、お腹空いたよ〜。このままでは拉致があかん! という訳で、早速地下鉄に乗ってみることにした。 上海南駅から2つ行ったところに、上海体育館駅と言うところがあり、この駅の程近くにある華亭賓館というホテルにはレストランもあることが発覚。ここへ行ってみることにした。
私、残念ながら中国語は話せません。しかし、日本人なので漢字なら書けますぞ。ならコミュニケーションの手段は筆談だぁ! 上海南駅では "体育館" と紙に書いて駅のおばちゃんに見せると、指で2元だと教えてくれた。こういうのって、ちょっとゲームみたいで楽しいではないか!
華亭賓館は、さすがにデラックスなホテルで、日本人観光客も多かったようである。ここの中にある百花園というレストランで、炒飯と豆腐料理を注文した。油ギトギトな中華という感じでもなく、さっぱりしていておいしかったっす。
帰る途中、怪しげなおっちゃんに "あなた、日本人、女、いるか?" としつこく付きまとわれるが無視無視! ホント、日本人を狙ったポン引きってアジア中至るところにいるんだなぁ。
夜はホテルでTVを観てみたりした。さすがに、政治的圧力があるのか、韓国やタイみたいにNHKの日本語放送が観られるなんてことはなかった。しかし、日本の歌謡曲っぽい番組もあったりして、思っていたよりは中国って民主化されているのかなぁなんて思ったりもした。
かくして、2003年最後の夜は上海で過ごしたのであった。


2004年01月01日 (木)


謹賀新年! 今年もこのHPに遊びに来てくださっているみなさまにとって充実した1年になりますように!!
概してこういうフリーのツアーは朝食のみは付いていて、今回も例外ではないんであるが、やはり、中国というとまいう〜♪の宝庫だというイメージがあるではないか。なので朝食には大いに期待して、 "でも余り朝食で満腹になってしまうとその後の行動がだるくなるからなぁ" なんて思っていたものの、しかし、新龍華大酒店の朝食はなんか口に合わなかった。まぁ★★だから仕方ないのかなぁ。
気を取り直して、行動開始! 上海南駅から8つばかり行ったところに人民広場なる場所があって、どうやらここが街の中心っぽいのでまずはここをめざすことに。ちなみに、運賃は3元 (日本円で45円程度) で、東京の地下鉄なんかに比べればもーただみたいなものである。ちょっと東京の地下鉄、高すぎるんでない?
時間が朝だったこともあるのかもしれないが、地下鉄はめちゃめちゃ混んでいた。なんとか人民広場に到着して、地上に出たところ、これまた人ひとヒト! なるほど、ここは世界で一番人口の多い中国の大都会なんだーということを否応なく実感させられる。地下鉄でも、街中でも、なんかみんなガンガン行動している感じで、信じられないのは、歩行者のみならず、車までもが余り信号を守らないのである! これだけ人がいたら、生存競争厳しそうだし、遠慮なんかしていられない! みたいな感じなのだろうなぁ、と、割と我が道を行くキャラの僕はすっかり先制パンチを浴びせられた気分になってしまった。
人民広場は、東京にもありそうなデパートがある一方、公園の片隅に屋台が並んでいたりもして、上海の2面性を実感できるなかなか興味深い場所であった。早速デジカメパチクリタイムを開始した次第なのであった。
おのぼりさん観光客として制覇しなければならないのは、外灘 (バンド) と、豫園であろう。南京東路が歩行者天国になっていて、ここをずっと歩いていくと、バンドに出るらしいので、そうすることに。この歩行者天国もすごい人! 通りの両脇に、色々な店が軒を連ねている。 "味千" なんて日本風のラーメン屋なんかもあったりして。食料品のマーケットっぽいところに潜り込んで、まずはお茶をゲット! 昨日管さんに尋ねたところ、上海にもATMはあるけれど、中国国内で発行したカードしか使えませんなんて言っていたが、南京東路が終わり、バンドにたどり着く辺りにCitibankを発見してしまったし、 Visaの使えるATMなんかもあったし、何も、ホテルでなくても両替はできそうな雰囲気である。尤も、 ATMは故障していて動かないこともあるそうで、今回の僕の場合既にホテルで両替してもらっていたのでtryする機会はなかったので、本当にno problemかどうかは未検証です。すみません。
バンドは、特に何があるというわけではないが、川のこちら側は租界時代の洋風な建物 (現在は専ら銀行になっているらしい) があったり、川の向こうは浦東地区で、上海のシンボル、TV塔が見えたりもする場所、本HP用にデジカメパチクリするにはもってこいの場所なんである。ただ、なーんか今日の上海、霧っぽいというかなんというか、川の向こうのTV塔がぼけてしまう感じであった。うーん、夕方にもう一度撮影を試みてみようかなぁという感じである。
ここから更に歩いて今度は豫園へ。南京東路が、近代的なお店が多いのに対して、豫園周辺はいかにも中国というような、traditionalな感じの街並らしい。方浜中路を抜けて豫園にたどり着いたが、ここはちょっと治安悪そうだったかなぁ。スリとかいてもおかしくなさそうだったので、思わず鞄をしっかり押さえてしまったり。豫園は、最寄の地下鉄駅がなく、○球の○き方では、タクシーを使って来ることを推奨していた。僕の場合、旅先では自分の足で歩き回ると色々なことが分かるし、デジカメに収めたくなるような街並に出くわしたりもするんで面白いというのがpolicyなのだが、ここ豫園に関しては、○き方に従った方が良いかも。。。であった。
方浜中路では現地の人しかいなかったのが、豫園では日本人らしき一行や、欧米人も見かけたりして、うむ、ここは観光スポットなのだなと認識。それにしても、ここも人ひとヒト! いやー、びっくりです。回転寿司や、モスバーガーなんかもあったりして。なんか麺類が食べたいなーという気分だったのでランチはここで済ますことに。
食後は、またまたデジカメ撮影したり、買い物したりして過ごした。ここでまたまたお茶をゲット! 豫園に限ったことではないが、上海では未だクリスマスツリーが飾ってあってなんだか不思議である。中国では旧正月こそが一大イベントであって、New Year's Dayは、まだ、クリスマスの延長みたいな気分なんだろうなぁ。しかし、豫園はお寺っぽい建物が多いのが、その中にはクリスマスツリーが立ててあるのもちょっと不思議な光景であった。うーむ、彼ら、何でもありの国民性なのかしらん。
帰りは、行きにずっと歩いてきた道を逆に歩いて再び人民広場に戻ることにした。途中レコード屋を覗いてVCDをゲットしたりもした。日本でもbreakしつつある女子十二公房 (英語では12 girls bandと書いてあった。まさに直訳!) のVCDが22元だから330円、日本では信じられない安さである。そもそも、日本ではすっかりDVDに置き換わってしまってもう見かけなくなったVCDがここ上海ではあったりもするんである。
歩き回ってちと疲れたと思っていたら、人民広場でスタバ発見! ちょっとここで一息入れることにした。中国にもスタバあるんだーと妙に感心したり。冬なので日が暮れるのも早く、人民広場も、先程とは違う雰囲気。これまたデジカメ撮影に励むことにする。
さて、折角食の大国、中国に来たのだから夕食くらいはなんかまいうーなものを食べたいなぁなんて思ったりもしたんで、准西中路地区にある "老夜上海" という店に行ってみることに。老夜上海は、なんかレトロな感じの建物で、食事だけでなく店の雰囲気も楽しめるが、准西地区には、これ以外にも北京ダックの店だの、四川料理なんかもあったりして、ちょっと迷ってしまった次第なのであった。ちなみにこの一帯、日本人のおじさんが好きそうな、女の子が横に座ってくれる飲み屋さんも結構あったが、噂に拠るとぼったくり店も少なくないとか。要注意ですぞ! (今回、私はぼったくられるかどうかの実体験調査はしておりませぬ 笑)
中華の店に行くと、炒飯と豆腐系と。。。となんとなく頼むものが定番化してしまっているので、お正月だし、ここではちと贅沢にフカヒレと蟹味噌のスープなんてちと贅沢なものも頼んでしまったりした。しかしそれでも160元。日本のホテルオークラなんかに比べれば全然安いというものである。兎角、中華料理屋って、何か頼むと結構な量が出てきて複数で取り分けるみたいな感じになるのが、ここは量的にも適切な感じで、何より、何を頼んでもまいうー♪であった。値段も日本人の貨幣価値からすれば、せいぜい2000〜3000円位で外食としてはお手ごろ価格。尤も、中国の貨幣価値からするとこれでも高いんだろうなぁ。
アジアの国に来たら、やはり最後はマッサージ! 街を歩いていても、 "足保健" なる看板があちこちで目に付いた。地下鉄で一駅先の黄波南路駅近くにある "Green Massage" なるところが、日本人の駐在さんなんかもご用達だそうで、怪しくないっぽいのでここまで歩いて行ってみることに。途中、上海の夜景がなかなかきれいだったので、歩きながらパチクリ!
"Green Massage" は、なんか、余り中国らしからぬ、新築っぽいお店であった。ここで中国式マッサージ 45分@88元にtry。受付のおねえちゃんは日本語分かるみたいであったが、指圧師さんは全く分からないみたいであった。しかし、僕が東京でたまに行く "てもみん" は1000円/10分なので、それに比べればホント安いというものであろう。東京ってなんでこんなに何でも高いのかしらん?
すっかり癒されたら、もう夜も11時を回っていた。上海は11時前には終電が終わってしまうそうなので、タクシーで帰ることに。管さん曰く、上海のタクシーは怪しくないとのことであったが、出発前に上海旅行記のHPをあちこちネットサーフィンしていたところ、わざわざ遠回りされたりした話なんかも書いてあってちょっとドキドキであったが (中国語話せないし、英語通じないみたいだし、もしそんなことあったらどうやってクレーム付ければいいのかなーなんて考えてしまったりもした) このタクシーの運ちゃんは no problemで、ホテルまでまっすぐ連れていってくれた。
ふぅ。上海歩き回りを1日堪能しました。明日の朝は早いので、早く寝なければ!


2004年01月02日 (金)


今回みたいに安い旅行だと、帰りの飛行機も早いんである。
朝6時には菅さんが迎えに来て空港へ。車で1時間ほど走って再び浦東国際空港へ。菅さんが手際良く check in手続きを済ませてくれて、ちょっと時間があったので、Duty Free Shop覗いたり、デジカメパチクリしたり、朝食を取ったりして8:55には飛行機に乗り込み、2時間40分で再び成田へ到着! 上海はホント近いです。下手な国内旅行するより時間的には近いんじゃないかな。今回の旅が中国は初めてだったけれど、今度は仕事かも知れない、或いはまたprivate tripかも知れないが、いつか、また、中国へは来ることが出来るような気がする。
撮ったデジカメ画像の枚数は全部で164枚。きっと中にはこのHPに来てくださるみなさまに楽しんでいただけるようなモノも撮れていることでしょう!
今まで行ったことのなかった場所に旅行して、時に感動したり、時にちょっとしたトラブルを体験したりするのって、なんか自分にとってかけがえのない財産のような気がする。今回も旅に出てみて良かった! 今年は何カ国制覇できるかしらん? 1/1付でベトナムもVisaが要らなくなったらしく、気になる今日この頃です。


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