2001年9月 [その1] [その2] [その3]


9月21日(金)


いよいよこの "Champaign-Urbana日記" も最終ラウンド "2001年9月 (その3) " に突入です。ここまで来てしまうと殆ど "今日も帰国準備に励んだ" 程度の内容しかなくなってしまい恐縮であるが、それでも読んで下さっているみなさまには感謝する次第である。
この日記にもしばしば登場している、Beckmanでcomputer scienceのPh.D CandidateをなさっているNさん、今年はIJA (イリノイ大学日本人会) の会長を勤められているが、Nさんからのmailに寄れば、今度のテロ事件で亡くなった方を弔うため、IJAでは千羽鶴を折るという企画があるのだそうだ。日本人であればこそ出来る、素晴らしいことであると思う。
研究も、帰るまでに終わらせようと思っていたsimulationは終わった。まだdata整理とか、reportのrevise とかやることはあるが、これはさすがにやっている時間がない。この辺は日本に帰ってからかな。


9月22日(土) 


今日は最後のChicago Tourである。朝6時にはうちを出て車を走らせること2時間ちょっと、道にも迷ったりしたが、Amtrak Stationの近くにある "Lou Michell's" に到着。ここでは自称 "アメリカ一美味しい" オムレツが食べられるそうなのである。注文して "しまった!" と思った。何故って、sizeがとてもAmericanなのである。う〜ん、卵4つは使っているんじゃないかなぁ。
とてもheavyな朝食を取った後、Michigan Ave.で最後の買い物である。Chicagoでは結構駐車場が高い。ちょっと止めておくとすぐ$20も取られてしまう。Rock'n Roll McDonaldの駐車場だけは無料である。但し30分以上は止めてはいけないらしい…が、この前Chicagoに来た時は2時間以上駐車していてもno problemだったので、今日もここに止めることにした。
一通り買い物を済ませて戻ってくると、車がないではないか! 駐車場に、 "長いこと止めてあった車はレッカー移動します。ここに電話してください" と書いてあったので電話してみると果たして "Yes, your car is here." の返事。そこまで行くのにtaxiで行かねばならないという。しかも罰金$105! 安物買いの銭失いというか、ちゃんとお金を払って駐車場に止めなかったばかりに飛んだことになってしまった。トホホ。いやぁ、本当、帰国直前になって色々troubleが重なりますなぁ。が、しかし、そんなtroubleにもめげずに元気に頑張るのがAmerican Spiritsなのである! 重要なのはpositive thinkingなのだ。
気を取り直してChinatownにlunchに行った。 "Phoenix" という、seafood系が美味しいと言われている店にtry。heavyな朝食のせいで大して食べられなかったが美味。Chinatownは割と小汚いけれど味は良いという店が多いものの、ここは雰囲気も良い店であった。ふかひれなんかもあったが少々お値段お高めであった。
食事後はLake Shore Dr.の運転を楽しんで帰路に着いた。途中消防車や救急車を見かけて、 "もしかしてテロ?" とギクッとしてしまったがそんなことはなかったみたいである。Chicagoでは店も普通に営業していた。
早起きして1日頑張って、帰ってきたのが夜中だったのでちょっと疲れた。 (-_-)zzz modeに陥ってしまった。


9月23日(日)


moving saleの一つとして愛車Golf君をどうしよう? という懸念があったが、BaytowneにいらしたFさんに買っていただけることになった。Fさんご夫妻に試乗して、無事気に入っていただけた模様。一安心!!!
また、Baytowneに越してきたS先生という日本人の方がうちにいらしていただいて、掃除機とcoffee maker も落札した。いやぁ、moving sale出した時は売れ残り沢山出たらどうしようなんて思っていたけれど、殆ど片付きそうである。良かった良かった。


9月24日(月)


English Centerのclassでまたまた "Pot Luck" をしようなる話が持ち上がっていて、 "どうせ僕は帰国だから関係ない" なんて思っていたものの、B先生、 "Kazushiは今週が最後だから金曜日にやらないか" と言い出した。引越し前日の忙しい時に、何と僕はお好み焼きを作ることになってしまった! う〜ん、ちゃんと土曜に引越し出来るかどうか心配になってきた。え? こんな日記なんて書いている暇があったら荷造りでもしなさいって? 仰せの通りでございます ^^;


9月25日(火) 


Panera Breadでlunchしていたところ、これまたこの日記に度々登場しているChemistryのポスドク、Nさん (ご本人、たまにこのHP覗いて下さっているらしいが) にお目にかかってしまった。moving sale itemの一つ、Aerobedを買ってくださるらしい! カムサハムニダ!!! なかなかmoving saleの売れ行きは良いですな。これも、僕の人柄の賜物… なんて自分で言ったら世話ないですね (笑) が、しかし、僕のC-U生活はこんな風に多くの方に支えてもらっていたこと、決して忘れない。 
時に、 "moving saleってなんですか?" というmailをいただいた。日本では余りしないが、アメリカでは、引っ越す時にTVだの家具だの… を、格安で近所の人にsaleして中古で買ってもらうのが常である。日本人は新品が基本的に好きなのでそんなには買ってもらえないこともあるが、それでも、僕のように1年とか2年とか期限を決めてvisitingのstatusで来ている方も多く、そんな短い間に新品を揃えることもなかろうということで、それなりにみなさんに買ってもらえるのである。但し、学期の頭だったら新しく生活を始める方も多いので売れ行きが良いが、僕の場合ちょっと中途半端な時期で、それなりに売るのに苦労した。この moving sale、極めて合理的な制度だと思うし、日本でも定着すればいいのにと思う次第である。 
さて、moving saleと同時に、冷蔵庫の中も整理せねばならぬ。これまたこの日記に何回かご登場いただいた ParklandのSさんにみりんだの砂糖だのを引き取ってもらった。 (こちらは無料である) 余りに荷造りが進んでいない僕の部屋を見てSさん一言、 "真面目に土曜日に引っ越す気あるんですか?" だそうだ ^^; 気合を入れないといけないのは認識しております。


9月26日(水)


English Centerでclassmateの若者、ブラジル人の若者2枚目にいちゃんD氏から、 "I miss you so much, you are such a funny guy!" と言われてしまった。そう、この日記で何度もネタにさせていただいた English Centerも今日が最後なのである。どちらかというと研究は一人で机に向かうことが多く、English Centerのconversation classではその代わり色々な国の人と話が出来て本当に楽しかった。勿論英語に関しても沢山学ばせていただいた。それにしても、僕って南米系と韓国系から好かれるキャラなのかしらん? なにはともあれ、本当に淋しい限りである。
電話会社や家具のreltal会社にも次々に電話して、 "今月いっぱいで引っ越しますので…" という話をしている。いよいよ帰国なのだ。 "淋しい" の一言に尽きる。
ところで、この日記に書いたかどうか忘れましたが、僕は土曜日に荷物を搬出して、O'Hare空港近くの Holiday Innにレンタカーで向かいます。翌日、JALに乗って旅立ちです。なのでこの日記の最終回は、飛行機の中で書いて日本に着いてからupload、若しくは日本に着いてから書くことになりそうです。 13ヶ月と10日間過ごしてきたChampaign-Urbanaに対する想いを書き綴りたいと思います。


9月27日(木)


大学の研究室で使っていたPCも、明日には使えなくなってしまう。なので今日がbackupを取る最後の chance。1年以上もがさごそやっているとdata量もかなりのものになってしまう。
火曜日にはSさんに "荷造り進んでいないですね〜" と言われてしまったし、明日はPot Luckなので今日こそラストスパート! と思ったものの、どうも秋は涼しくて気持ちが良いせいか、眠気に襲われますな。気がついたら (-_-)zzz modeしてしまっていた。


9月28日(金)


いやぁ〜、今日は本当に忙しかった。
まず、朝からFさんご夫妻と、Parklandの目の前にある免許センターへ行き、Golf君の名義を書き換えた。去年の8月の最後の日、O氏からGolf君を譲り受けた日にしたことと全く同じことをした。但し前回は僕が譲られる側、今回は僕が譲る側である。Interstate上でゴネゴネして動かなくなってしまったりもしたことのあるGolf君だが、本当に可愛いヤツだった。Golf君とお別れするのは本当に淋しい。いよいよ帰国の日が近づいてきたんだなという実感が湧いてくる。
Fさん夫妻には、その後、Champaign空港に連れていってもらった。何故ならここでレンタカーを借りるためである。明日にはレンタカーでO'Hare近くのHoliday Innに向かい、明後日はJALで日本へ… というシナリオになっているのだ。
その後も、moving saleのitemを届けに大学内を走り回ったり、Busey Bankのaccountをcloseしに行ったりとドタバタ過ごした。そうこうしているうちに6時になってしまった。そう、English Centerのclassmate 達とPot Luckの約束があったのである。
レンタカーでB先生のうちへ向かった。 "この忙しいのに…" なんて思っていたけれど、ブラジル料理のシュラスコあり、中華料理の餃子あり、韓国料理のブルコギあり、なかなか楽しかった。僕の作ったお好み焼きもなかなかの評判!! 最後にみんなで記念撮影をしたりもして (例によってここでデジカメ登場、あとでみなさんにmail添付で送る予定なのである) 楽しい時間を過ごすことが出来た。
帰りにMeijersに寄ったが、駐車場で、緑のGolf君を無意識のうちに探してしまい、 "ああ、もうGolf君は僕の車ではなかったんだっけ…" と数分後に気づいた自分が何だかとても悲しかった。が、ここで感傷に浸っている暇はない!! 今晩はこれから荷造りなのである!!!


9月29日(土)


昨日は夜3時まで荷造り頑張ったが、またまた眠くなって、100%終わる前に眠ってしまった ^^; それでも朝6時に起きて再び荷造り開始。何とか終わった! 朝にはinternet常時接続用のcable modemの返却に車を飛ばして、10時位からぼちぼちmoving saleのitemを引き取りに来てもらったりしているうちに11時ちょっと過ぎて、いよいよ引越し作業が始まった。ところで、moving saleについては、売れなかったものは値段を下げてmailing listに流したりもしたが、結局完売しました!!
作業そのものは日通の人が全部やってくれてしまっているので僕は楽チンmodeであった。それでも結構時間がかかった。最終的に大学まで含めて片付いたのが夕方5時であった。
ふぅ、やれやれ… と一息ついて、今年の1月にお目にかかって以来、度々C-Uでhang outにお付き合いいただいたParklandのSさんと、最後の日にまたまたhang outしていただき、町中を車で走り回った。 "あそこのHotelに最初は住んでいたんだな" とか "ここのrestaurantはC-Uでも数少ないまともな店だったな" なんてやっているうちに、引越しでバタバタしていて感傷に浸っている暇なんてなかったのが、急に "本当はずっとこの町にいたかったのだ!" という思いが湧きあがってきた。大して遊ぶところがあった訳でもないが、本当に過ごしやすくて良い町だった。SさんからはPaneraのMag Cupを "会社で使って下さい" といただいてしまった。これを会社で見る度、僕はChampaign-Urbanaで過ごした時のことを思い出すことであろう。Sさん本当にどうもありがとう。
などと感傷に浸っているうちに深夜12時になってしまった。いやぁ、本当に寝不足の日々ですな。車を飛ばしてO'Hare近くのHoliday Innに辿り着いたのはまたまた深夜3時。少しでも眠って疲れを取らなければ!


9月30日(日)


この日記も今日で終わりです。おしまいまで読んでいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
僕の会社の同僚の中には会社から留学させてもらった経験を持つ人も多いが、大体がみんな西海岸を留学先に選んでおり、は "Illinoisなんて、夏は暑いし、冬は寒いし、遊ぶところもないようなところに何を好き好んで行くの?" と随分物好き扱いされもしたが、今、13ヶ月と10日過ごしてみて、 "もっとこの町にいたい!" と思える程Champaign-Urbanaのことが好きになってしまっていた。確かに冬は寒いし遊ぶところも少ない。しかし、渋滞もなく、治安も良くてとても過ごしやすく、勉強するには素晴らしい環境である。ちょっと車を飛ばせば全米第3位の都市であるChicagoにだってaccess出来る。住んでいる人も親切でfriendlyである。物価も安い… と良いところを挙げるときりがないが、こんなふうに楽しく過ごせたのも、僕のC-U生活が、実は多くの人に支えられた恵まれたものだったからなのだなと改めて実感する次第である。
帰国直前、みなさまご存知の通りのテロ事件のせいで、アメリカが必ずしも暮らしやすい国ではなくなってしまったことを悲しく思う。当分観光目的で海外に行くのは自粛かなぁという感じである。今は一日でも早くアメリカそして世界に平和が再び訪れることを願いたい。そして、いつの日か、また、アメリカで暮らせるchanceが持てるよう頑張ろうと思う。1年なんて本当にあっという間だった。今度は1年と言わず、もっと長〜い間暮らしてみたいと思う。一生でもいいなぁ、なんて。もし本当にそんな時が訪れたら、こんな日記形式のHPは作らないかも知れないけれど、また町の様子をデジカメ撮影したりしてHPを作りたいなぁと思う次第である。デジカメ画像と言えば、未整理の画像も少しありそうなので後日upload致します!
何はともあれ、アメリカに着いたその日から、アメリカを離れる今日まで (時に数日分まとめ書きしたりもしたけれど ^^; ) ついに1日も欠かさず日記を続けてしまった。う〜む、なんかちょっとした充実感を感じてしまう。と、言う訳でこの日記もお終いにさせていただきます。The End.

追伸: 帰国前後のドタバタで、最後の数日分の日記は暫くupload出来ませんでした。大変失礼致しました (_ _)


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