2001年6月 [その1] [その2] [その3]


6月01日(金)


アメリカには至る所、 "Borders" という本屋がある。うちの近所にもある。結構いいところである。どこがいいところかというと、まず、以前にも書いたかも知れないが、日本の本屋で立ち読みしていると店員さんに嫌な顔をされることもあるが、立ち読みどころか、 "どうぞ座ってお読み下さい" と言わんばかりにtableとsofaが置いてある。本だけでなく、CDも売っている。視聴も出来る。"Espresso" というコーヒー屋もあって、何か飲みながら "立ち読み" ならぬ "座り読み" している人もいる。そして何よりいいのは、weekdayなら夜11時まで営業していることである。夜、特に予定がなかったりした時に帰りに寄り道するのにぴったりではないか!
今日は丁度そんな日だったので "Borders" に寄り道してみた。金曜だったせいか、弾き語りのミニコンサートをやっていたりもした。思わずice coffeeを買い求めて30分位聴いてしまった。日本にもこんな居心地のいい本屋があればなーと思う。



6月02日(土)


天気が良ければそろそろ思い出の地、Cincinnatiにdriveしたいなと思っているのだが、どうも日本の梅雨みたいに雨が良く降るので今ひとつ "よし! 今週は行こう!" という気分にならない。きっとこのHPを見て下さっている当時の友人N氏もCincinnatiでのデジカメ画像を期待していると思うし、どうせなら曇りの日でなくてピーカンの下、思い出の場所の数々を撮影したいものだ。恐らくCincinnatiへは1泊で行くことになってしまうと思う。
今日は、隣のIN州にある、Indianapolisというところまで日帰りで行ってみることにした。 Indianapolisは1月頃、深夜driveで行ったことがある。このHPにも "何にもないところだった" なんて書いたかも知れない。しかし、地図を見ていて実は1月に行った時、道を間違え、Indianapolis の町のはずれだけ見て帰ってきてしまったことに気づいた。
アメリカでは、日本の高速道路に相当する、 "Interstate" という道があって、大体I-74とか I-57とかいったように2桁の数字がついている。ChicagoとかIndianapolisなどのように大きな町だと、I-294とか、I-465などのように3桁の数字がついたInterstateもある。これは、丁度首都高速のようにその町をぐるっと循環している道路である。思うに、アメリカで "大きな町" かどうかを見極めるには、この循環道路があるかないかが一つの基準なのかなともいう気もする。C-Uには循環道路なんてないし、Indianapolisにはあるので、どう考えてもIndianapolis の方がC-Uより大きな町の筈なのだ。
今日はIndianapolisに関して色々発見してきた。まず、Downtownには結構大きなbuildingがあって、C-Uよりは大分 "都会" という感じがした。DowntownにはRCAドームなんて球場もあるし、やはり結構大きな町である。 "Circle City" なるとても充実したshopping mallがある。アメリカって、大都市に行く程African Americanの人口に占める割合が大きい気もするが、このshopping mallでは結構African Americanの方達を見かけた。それから、Downtown には "Mikado" というJapanese restaurantもあるし、なんと! St. Louisで僕がお勧めする "Old Spagetti Factory" のbranchがここにもあったのだ。知らなかったー。さすがに混んでいて入れなかったが、いつかまた出直して来ようと思う。結構面白い建物もDowntownにあったものの、雨が降ってきたりして撮影できませんでした。またそのうち機会を見つけて撮影してきます。
それから、I-465沿いにもOutletやmallがあちこちある。そのうちの一つ、 "Fashion Mall" に行ってみた。ここも、C-Uで僕が最も充実していると思っている "Market Place Mall" より更に充実している感じである。"Market Place Mall" にも入っている "Eddie Bauer" "Gap" なんかは当然入っている。それから "Market Place Mall" には入っていない、 "Brooks Brothers" なども入っている。 (さすがに品揃えはChicagoやNew Yorkの "Brooks Brothers" の方が良かったが) あと、C-Uでは余り見かけない、 "Starbucks Coffee" や、Chicagoの John Hancockにしかないと思っていた "Cheese Cake Factory" もこのshopping mallにあった。全米の結構大きな町にある "Benihana" (Japanese restaurant) もあった。
町の中を走るとOriental FoodのrestaurantもC-Uより大分多いみたいで、昼には飲茶が出来るところ、Korean style BBQ (焼肉) が食べられるところもあちこちあるみたいだ。
Chicagoは町中の渋滞が結構ひどいし、St. Louisは行くのに片道3時間かかってしまうので気軽に日帰りで行くにはちょっとだけ辛い感もある。そういう意味ではC-Uに飽きたら片道2時間で来られるIndianapolisに行くのものもいいかなと思った。僕の記憶の中にある、 Cincinnatiと、町の規模としては同じ位な気がしている。そのうち検証に行かなければ。
韓国料理の店によって夕食を取って帰ってきた。半袖のTシャツで出かけたのだが、雨が降ってきたりもしてちょっと寒かったせいか、少し体調崩したみたいだ。
"地球の歩き方" は、New YorkだのLos Angelsだの日本人観光客が多く訪れる町に関しては elaborateなのに対し、当たり前だがCincinnatiとかIndianapolisなどの、そんなに日本人が観光として訪れない町に関しては "Downtownは1日あれば十分" なんてある意味いい加減なことが書いてあったりもする。しかし、こういう町だって、何も観光名所を訪れなくても、町中を歩いたりmallを覗いてみたりするだけで、結構日本とは違う何かアメリカっぽいものを感じることが出来るのだ。このHPにlinkしてある "YYplanet" の "まちナビ" には結構小さな町の情報も載っています。もし、そんなに "地球の歩き方" には詳しい情報が載っていない町に行くことがあったら、 "まちナビ" をcheckしてみて気になるspotの住所を確認し、 "Yahoo! Map" で地図を出力してprint outして持ってくるといいのではないかと思います。
shopping mallsの様子はデジカメに一応収めてきてあります。映りのいいのがあったら uploadします。



6月03日(日)


アメリカに来た当初は、SSN獲得に苦労しただの、なかなか電話が繋がらないだの、e-mail addressを大学でなかなかもらえなかっただの、色々troubleがあったが、ここのところはさほど大きなtroubleもなく、平和に暮らしていた気がする…と書くと何だか大きな不幸があったような前置きに聞こえるかも知れない。大したことが起きたわけでなく、ただGolf君のトランクの鍵が壊れてしまい、閉まらなくなってしまったのだ。
まぁアメリカには車検がないし、そういう意味では日本の中古車に比べると怪しいものだってある訳なのでちゃんとcheckしておかなかった僕も悪いのかも知れぬ。ただ、いくらC-Uが大都市に比べて安全だと言って、やはりトランクに鍵が掛からないのはsecurity上不安がある。これはnote PCなんて貴重品は当分車の中に置いたままに出来ないなぁ。僕の住んでいる場所がChicagoみたいな大都市でなかったのが不幸中の幸いだが。
日本で起こっても大したことないtroubleでも、海外で起こると結構不安になったりもすることがあるが、今回は "まぁー車屋に持っていけば何とかなるかぁ" 程度にしか感じない。大分アメリカ生活にも慣れてきたのかな?
話は違うが、うちの近所のGateway 2000 country shopがopenしていた。自宅で僕が使っている Desktop VAIO君はP-IIの333MHzで、MPEG-1のencodeしか出来ない、少々out-of-dateなspec なのである。まぁNet-Surfingして、mail読むのが主な使い道なのでこのまま使い続けて、日本に帰ったらまたDesktop VAIOを買うという手もあるが、VAIOなんかよりGW2000の方が確実に安いし、こちらで買い換えてしまってもいいかななんて心惹かれるものがある次第である。bonus出たら考えよう!



6月04日(月)


Yellow Pageで VWを扱ってそうな車屋を探して、 "University Auto Park" を発見。早速行ってきた。メカニックの人の話では部品取り寄せに3〜4日かかるとのことであった。金曜 or 土曜辺りには修理してもらえるかな? 一安心。



6月05日(火)


今日からEnglish CenterのSummer Semesterが始まった。8月10日まで週2回、午後2時間だけちょっと研究を抜け出してconversationのお勉強である。本当は前semesterと同様、夕方のclassに通いたかったのだが、registrationしたのが僕1名でclassが消滅してしまったのであった。
このclass、人妻classである。何故なら、講師であるJ先生は人妻、classmateとなったMさん (日本人) も、Dさん (ベネズエラ人) も人妻である。話題は "うちの旦那が…" とか、 "娘に見せたくないTV番組は…" なんて調子なので、会話に加われるかなぁとちょっと不安だったりもする。



6月06日(水)


今日ははっきり言ってネタがない。なので研究の話でも少し書こうかしらん? 余り勉強の話を書かないと、 "ちゃんと勉強しているんですか?" なんてお節介なmailが来たりしても困るし ^^;
僕は会社でも、ここの大学でも画像処理の研究をしている。 "画像処理" と一言で言ってもすごく広いareaなのだが、僕の関心は動画像である。静止画も、JPEGの画質をどうしたら良く出来るか? なんてことを考え出すと、色々深いものもあるが、動画は動いているが故の難しさと面白さがあったりする。
この日記にもちょっと書いている通り、僕は今、インド人のPh.D Candidate I氏と一緒…というか、彼が昔やっていた研究を更に発展させようとしている。平たく言えば、彼の研究は、 "従来の方法に比べ、こういう風にすると、計算量は増えるけれど、画質も良くなるぜぃ!" というもので、僕は、"インド人さんの研究をこういう風に改善すると、計算量が大幅に減って従来の方法より軽くなるぜぃ! しかし、画質は依然として従来の方法よりいいぜぃ!" という結論に向かうべく日々simulationに励んでいる。我々の業界、人によっては何やっているのか訳分からないprogramを書く人がいるが、幸いなことに、I氏の作ったcodeは非常に分かりやすくて、彼のcodeを修正して自分のideaを試すのはそんなに大変ではないのが有難い。お陰さまで、目論見通りの結果が得られそうな感触はあるし、9月までこれとこれをやろうみたいなideaも取り敢えずある。最終的にdataが出揃ったら一つ位論文を書きたいなぁなんて希望も持っていたりする。
しかし、このsimulationがとてもtime consumingなのである。simulationにはSunの早ーい workstationを使わせてもらっているが (御社製品にはお世話になっております > Mさん) 早いもので1時間、遅いもので3日もかかったりしてしまう。しかも、ちょっとずつparameter を変えて試してみたいsimulationの種類が20位もあったりするのだ。dataが揃えばExcel君との格闘になって忙しくなるものの、揃うまでは待ち時間が長くて暇である。そこでそういう時間に図書館に行って論文を見つけて読んだりもしている。しかし、論文を読み終わってもまだ計算が終わっていなかったりもすることもある。そこでそういう時間にこのHPを作ったりしてしてしまっている訳のだ。
こんな感じで普段の研究生活も楽しく送らせてもらっています。



6月07日(木)


留守番電話は苦手である。日本語でも苦手である。tape recorderに自分の声が録音されるなんて、なんだか恥ずかしいではないか。加えて、英語で電話するのは何だか緊張する。face-to-faceで話す時に比べ、相手の顔や身振りから状況が判断出来ないからであろう。
English Centerで、 "今学期、何をclassで勉強したいか、2つをpick upしなさい。そして私のうちの留守番電話にそれを入れておいて下さい" なる恐ろしい宿題が出てしまった。本当は今日までだったのだが、まだやっていない。う〜む、これも英語の練習だと思ってやらなければ。



6月08日(金)


大阪で恐ろしい事件があったみたいですね。
"今アメリカにいます" という話を日本にいる人にすると反応は2つ、一つは、 "日本では決して出来ない貴重な体験をなさっているのですね、いいなぁ" というもの、もう一つは "アメリカというとなんか危険! というイメージがあるんですが" というものである。後者のpatternの人の中には、アメリカで銃をつきつけられた時何と英語で言えばいいのか? なんて真剣に悩んでしまっている人もいる。
僕に言わせれば、アメリカだって危ないところに行かないよう気をつければno problemだし、逆に日本だって最近は治安がいいとは決して言えないと思う。勘が良いのか運が良いのか、僕はアメリカで怖い目にあったことが全くない。 (ひょっとして余りお金を持っているように見えないのか???) "銃をつきつけられた時には…?" なんてこと真剣に悩んでいる人を見ていると吹きだしたくなってしまう位である。
ただ一度、昔LAでbusに乗っていた時、ラリっているおばあさんから "金を恵んで!" としつこく迫られたことはある。尤も、busの運ちゃんが "あなたうるさい! busから降りなさい!" と言ってくれたので事なきを得た。アメリカではbusの運ちゃんは正義の味方。LAのような危なそうな町でbus に乗る時は、運ちゃんの近くに座るに限る。C-Uみたいな安全な町でbusに乗るならどの席に座ろうと no problemである。ただ、僕はこの町に来て10日目に車をgetしてしまったのでbusに乗る必要はなくなってしまった。
ちょっと話が反れてきてしまったかな? まぁ人の価値観なんてそれぞれだが、 "海外に行くのは危ない!" と徒に思い込んで、狭い島国に閉じ篭ってしまったり、海外には添乗員付きのtourでしか行きたくないなんて人よりは、自分の目で広い世界を見てやろう! というopen-mindedな人とお友達になりたいなぁ… と個人的には思う。



6月09日(土)


Baytowne Apartmentsは静かで良い…が、居心地が良いのでついついだらだら過ごしてしまうこともある (^^;
昨日、留守番電話に車屋さんから "部品届いた、修理に来てくれ" の連絡をもらっていた。まぁ今日は土曜日だし、修理が終わらなければ遠出も出来ないし、午後からゆっくり行けばいいかぁ…なんて構えていて、2時位に出かけていったら、無常にも "Open Hours: Saturday 8am-12pm" の張り紙が… 日曜日はclosedらしい。ううっ、月曜日に出直さなければ。
時に、最近、Salt Lake Cityで買った2002年 OlympicのTシャツがお気に入りである。今日もこのTシャツを着て歩いていた。Market Place Mallでice coffeeを注文したら、店のにいちゃんから、 "君は Salt Lake Cityに行ってきたのかい? 実は僕、昔住んでいたんだよね" なんて話かけられてしまい、 "僕はbusiness tripで行っていたんで余り遊ぶ暇なかったんですよー" なんて会話を楽しんでしまった。日本でice coffeeを買ってもこんな風に話し掛けられることはないし、アメリカのこういうところって好きだなぁと思う。
が、店員さんがfriendlyなのが無条件に良いとは最近思えなくなった。アメリカ人は、週に1度位しかみんなsupermarketに来ないらしく、その代わり来た時には夥しい量の買い物をする。レジに3,4人位の列が出来ている時など、ただでさえ品物が多いのに、レジを打つ店員さんとお客が、 "How are you?" "Fine! 孫がSan Diegoから遊びに来ていてね…" なんて調子でやっていると、 "ちょっとぉ! 世間話はいいから早くしてよ!!" と思ってしまう。こういう時は、日本のsupermarketで店員さんが無表情にすごい速さでレジを打ち込んでいるのを懐かしく思ってしまったりもするのである。
また話が変わるが、アメリカにはあちこち "Olive Garden" というItalian Restaurantがある。チェーン店みたいだし、ファミレスみたいな感じなのかなと思って入ったことはなかったが、先日English Center で、 "Which restaurant is your favorite in C-U?" と先生が質問した時、classmateのMさんが "Olive Garden!" と言っていたので、もしかして美味しいのかしらん? と思って行ってみることにした。店の雰囲気はチェーン店にしては結構良かったし、頼んだshrimp & crawfishのpastaもまぁまぁだった。但し麺はやや茹ですぎかなぁ。やはり "Old Spagetti Factory" がUSで食べたspagettiの中では唯一アルデンテだった気がする。



6月10日(日)


車は直っていないが、まぁ貴重品を置いていかなければ大丈夫だろう! と思って今日は出かけてしまうことにした。
今週は、I-74を、先週と反対の西方面に走った。1時間程行って、 "Peoria" という町についた。この Peoriaには "Paradice" という船の上のcasinoがある。Illinois州では水の上でのみgambleが許されているので、こんな風に船の上にcasinoがあったりするのだ。Illinois Riverの眺めが良い。水のある風景って何だか気分が落ち着く。この様子を例によってデジカメに収めてしまった。
casinoに入ろうとすると、入り口のおっちゃんに "ID見せて!" と言われてしまった。先週髪を切ってしまったし、今日はTシャツだったし、もしかして僕がすごーく若く見えたのではないだろうか??? と内心嬉しくなってしまった (笑) casinoに入って、今日は見るだけにするつもりだったのが、slot machine の音を聞いていると、Las Vegasで$360買ったあの記憶が蘇ってきてしまい、 "これは一発勝負してみるか!" とtryすることにしてしまった (踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら…という奴か???) …が、柳の下にどじょうはいない (^^; $20で1時間位遊び、元手がなくなった時点で店を出ることにした。Peoriaにはその他、 "Wildlife Park" と言って、Buffaloが放し飼いにしてある公園もあるらしい。そのうち行ってみようと思う。
このまま帰ろうかとも思ったのだが、I-74をこのまま西に進めばIowa州まで行ける! と思って急に行ってみたくなってしまった。Iowa州に行ったからといって何か面白いspotがあるかどうかも分からないが、今までIowa州には行ったことがないので行ってみることにした。Peoriaから更に1.5時間、Iowa州に着いた。橋を渡って、 "おー、ここがIowaかぁ" と思い、そのまま何もしないで引き返してきてしまった。車を運転しながらCDをポータブルCDプレーヤーで聴いたりもして、良い気分転換のdriveになった。
時に、大体のアメリカのsupermarketではEthnic Foodsコーナーがあって、そばなんかも売っている。昨年MissouriでTさんからそばつゆをもらってあったので今晩はざるそばにしてしまった。 (ざるがなかったので皿そばだが…) 夏らしい天気になってきたのでざるそばとかそうめんが恋しい季節なのである!!! 


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