2001年7月 [その1] [その2] [その3]


7月21日(土)


Chicagoから車で1.5時間北に行ったところにMilwaukeeという町がある。Miller (ビール) の工場があったりもして有名なところだが、町全体がドイツっぽい感じでなかなか良いところらしい。C-U から車でweekend tripで行かれる距離にあるし、一度行ってみようかなと思っていたところ、Iさんという在住の方が案内して下さることになったので今週行ってきた。
IさんとはStarbucksで12時にお会いする予定だった。8時前にうちを出れば、4時間位でMilwaukeeに着くだろうと思った。Chicagoを10時前に通過して極めて順調…と思っていたところ、Chicagoを抜けたあたりで渋滞にはまってしまい、Wisconsin州に入ったのが12時少し前、Rest AreaでIさん宅に連絡を入れたものの、既におうちを出られてしまったらしい。う〜ん、まずいな。
しかし本当にまずいのはここからだった。Wisconsinに入ってから工事渋滞が始まってしまい、1時間に5mile程度しか進まない、歩いた方が早いんじゃないかという位のところにはまってしまった。こんなの "高速道路" じゃない! "低速道路" だ!! 仕方ないので、I-94を降りて下の道を走った。ここで迷って更に遅れてしまったら本当に申し訳ないなと思ったけれど、なんとか迷うことなく Starbucksに無事着いた。が、Iさんらしき人物は発見出来ず。おうちに再び電話させていただいたら果たしていらしたので一安心であった。Iさんには本当に本当に申し訳ないことをしてしまった! まずはlunch timeということで "Mader's" という、 "地球の歩き方" にもMilwaukee一押しのドイツ料理屋に連れていっていただいた。店の雰囲気も良く、なかなかであった。僕は基本的にビールは毎日飲む程は好きではない (但し、嫌いでもない。人と一緒なら付き合う程度) が、やはりここに来たらtryしてみるべきであろう。という訳で昼からビールに行ってしまった。Wisconsinではそれから cheeseもいけるらしい。そう言えばWisconsinは牛関係、有名だもんなぁ。
時にこのIさん、めちゃめちゃに英語が出来るみたいである。ご専攻がrhetricだそうで、英語を読んで英語で考えるみたいな生活をしているらしい。なるほどという感じである。大したことのない自分の英語力が恥ずかしくなってしまった。
その後、車でLake Michiganの湖畔を走ってみた。湖畔には大きな家も沢山あったりして、聞けば高級住宅地なのだそうだ。湖水浴している人も沢山いた。天気にも恵まれ、いい日に来たなぁという感じである。同じLake Michigan湖畔でも、Chicagoよりごちゃごちゃしていない感じであった。湖畔に新装開店した美術館があるというので行ってみることにした。Santa Feでお目にかかった O'Keefeの作品にここでもお目にかかってしまった。O'Keefeは出身がWisconsinで、その後NYに行き、New Mexicoで芸術家として生活していくことを選んだのだとか。なかなか個性的な絵で、恐らく好き嫌い分かれると思うが、一目見て彼女の作品だと分かる絵が多い。美術館も湖畔の素晴らしく眺めの良いところに建っていてniceである。
暑いので暫くは美術館近くのcafeに避難して涼むことにした。Mader'sでも思ったが、ここMilwaukee の店員さんは結構美男美女が多い気がした。ヨーロッパ系なのかな。でぶちんの多いChicagoとは違う気がする。ちなみに僕の住むC-U地区ではAsia系の人達を多く見かけるがここではそうでもない。やはり大学は人口構成が特殊なのかも知れないと思った。
今日はcomedy showがあるということで、Iさんに予めticketを取っていていただいたのであった。 "Shear Madness" という、床屋を舞台にしたお笑いで、 "英語がかなり分からないと楽しめないのでは?" という不安をよそに、言葉だけでなくてactionでも楽しめるものであった。アメリカに来てcomedy show を観るのはかなり楽しいし良い経験かも知れません。英語の修行にもなりそうです。
夕食に、Iさんのrecommendationであるインド料理に行こうとしたところ夜遅くて閉まってしまっていた。結局Irish Pubに行った。しかし、インド料理食べてみたかったな〜。何を隠そう、僕はEthnic系結構好きなのである。しかしChampaignにあるインド料理 "Basmati" はあかん。味がしないインド料理 ^^; を食べたのは生まれてここが初めてである。まともなインド料理が食べたい! 東京に帰ったら行くことにしよう。何はともあれ、遅くまでお付き合いいただいたIさんのお陰で楽しい1日になった。カムサハムニダであった。
さすがにこの時間からC-Uに戻ると夜が明けてしまう。IさんからAstor Hotelというところが良いと教えてもらったが、まずIさんをお送りした後、道に迷ってしまって1hr程度のloss、やっと辿り着いたと思ったらフロントで "no vacancy" の冷たい一言。その後Downtownを彷徨ったがすべてのHotelで "no vacancy"。う〜ん、これは、このHP始まって以来の野宿か??? とさすがに不安になった。Iさん曰く、 "Milwaukeeは治安いいし、野宿しても大丈夫ですよ" だそうだが、やっぱり野宿は嫌だ! 結局、I-94沿いのMotelを探してみることにしてこれが正解。 "Ramada Inn" にcheck-inしたのは深夜3時を回っていた。いやぁ、一安心。部屋に入るなり、死んだように眠ってしまった (-_-)zzz



7月22日(日)


昨日は、楽しいことは楽しかったけれど、しかし渋滞にはまるわ、Hotelは見つからないわでちょっと疲れてしまっていた。11時位まではMotelでTV観てだらだら過ごした。
その後、ちょっとだけMilwaukeeのDowntownに行ってデジカメ撮影をした。今月は全然デジカメ画像増えていませんが、近々upload出来ることでしょう。請うご期待! 昨晩Hotelを探してMilwaukeeの Downtownは散々走り回ったのですっかり道に詳しくなってしまった。
shopping mallみたいなところで、Chicken、Cheese、Tomatoの挟まったSandwichがあった。きっと Wisconsin産のcheeseを使っているに違いないと思ってこれをlunchにした。美味。渋滞にはまってまたまた夜遅くなってしまうのも嫌なので昼ちょっと過ぎには帰路に着いた。
途中、Rest Areaで昼寝したりもしたが、C-Uには6時頃到着。ここで突然思いついて "Custard Cup" に行ってみることにした。確かに結構美味しい。が、supermarketで買えるGodivaやHaagen Dazsに比べて著しく美味しいかなぁと思うと、そうでもないかな? というlevelである。smallが$2.95だが、何故か紙コップにアイスクリームが入れられて出てくる。一度に食べるにはちと量が多すぎの感無きにしもあらずである。韓国系らしきお客が多かったのはどうしてかしらん?
今週のweekendは楽しんだが、8月にもいくつか楽しい予定もあるし、研究関係でもやることあるので今週末はまた少し勉強に精を出すことにします。



7月23日(月)


この時期のmid-westは時々thunderstormがある。雷は、自分のうちの近くに落ちるのは嫌だけれど、遠目で見る分にはなかなか見事なものですな。いつかデジカメに収めたいと思っているが、花火と一緒で瞬間のものだからきっと "あ!" と思ってシャッターが切れる時にはもう終わっているのであろう。ううむ。



7月24日(火)


昨日から英作文に励んでおります。Iさんみたくrhetric専攻だったりすると、最初から英語で考えておられるみたいだが、僕の場合、普段は日本語で "うーん、こうするとどうだろう?" などと日本語で独り言を唸りながら勉強しているので、自分がやったことを英語で表現するのは結構大変だなぁと思う今日この頃である。
"今度海外生活の機会があったとしても、もう日記形式のHPは作りません!" と先日書いたが、英語の trainingのため、次回は英語の日記のHPでも作ろうかしらん…そんなの3日位しか続かなかったりして。



7月25日(水)


友人数人とMi-koでlunch mtg.をした。ここのところcomputerとひたすら睨めっこの生活が続いているので、たまに友人と会うと良い気晴らしになって良い。しかし、Mi-koのlunch buffetは、タイカレーみたいなものもあるかと思うと、味噌汁があったり、キムチもあったり、一体何料理なのだろう? 謎だ。



7月26日(木)


Milwaukeeでのデジカメ画像をupload致しました。 "Downtown" はMilwaukeeの雰囲気が出ていい感じだと自分では思っておりますが如何でしょう??? ついでにIndependence Dayの花火もuploadしてみました。 "いまいちかなぁ" とも思ったのですが感じだけでも伝わると嬉しいです。



7月27日(金)


ふぅ。今週はやること沢山あって疲れた …なんてことをメールでお話している方達に言うと "何言っているの、アメリカでお気楽生活送っている癖に" と返されてしまったりもしているが、今週は本当に本当に大変なのであります。ちょっとムッとしてしまっている今日この頃です。weekendも休日出勤します。休出手当付かないのがちと残念だけれど。



7月28日(土)


学校行く前に髪を切ってさっぱりした。例によって "IPPATSU" に行ったのだが、今日の担当はアンジェラさんなる人で、まぁ "Shocking Hair" よりは大分まともだが、 "IPPATSU" の理容師さんのなかではいまいちかなぁ。やはりKorean American理容師さんを指名するべきだった。しかし彼女の名前が分からないので、 "〜さんをお願いします" と電話で頼むにはどうしたらいいかしらん? とちょっと悩んでしまい、ついつい "理容師さんの指名はありません" なんて答えてしまったりしているのだ。こういう自分の優柔不断な性格直したいなぁなんて思ったりして。
で、午後から大学に行った。ちと疲れたので、夜は気晴らしにと思って "Jurassic Park 3" をlate showで観てきた。何故か映画館の目の前に、Champaign空港で良く見かけるtaxiの運ちゃんを見つけてしまった。いやぁ、C-Uは本当に狭い町ですな。向こうは気づかなかったみたいだけれど。その昔、 "Jurassic Park 1" を観た時は本当に本当に怖い! と思ったけれど、今回は "Jurassic Park" の怖さに慣れてしまった感じかな。でも良い気晴らしになった。明日からまた頑張ります!



7月29日(日)


昨日のことになるが、Texas州を回っていた両親からTELがかかってきた。母は出発前、 "この暑いのにTexas を車で回るなんて嫌だー。お父さんは何を考えているんだろうね" なんて言っていたのが、Coloradoまで行ったりもして楽しかったのだとか。ううっ、話を聞いているうちに、僕も、段々帰国が迫ってきて忙しい癖に、Denverまで週末旅行で行ってレンタカーでRocky Mountain National Parkを回りたくなってしまった!! 行きたいよー! 国立公園系はこのUS滞在でまだ全然回っていないし、Coloradoも行ったことないし。tour mateになって一緒にレンタカーで回ってやってもいいぜ! なんて人がもし万一いたらmail下さい。例によって一人旅に出てしまう可能性も大ですが。
大学生の頃、 "自分が何やりたいか分からないよ〜" なんて思いながらぼーっと過ごしたり、社会人になりたての頃、自分でやりたい仕事を見つけられなかったりした頃が本当に懐かしい! 何かもう、最近勉強も遊びもやりたいことが次々に出てきて大変なのであります。僕って欲張り???
食いもんの話ばかりしていた今日この頃でしたが、mail下さった方とO'Keefeの話をしたりもしていたのでたまにはartの話でもしようかと思いましたが、明日します。もうすぐ7月も終わりだが、9000countに届きそうである。来月中にこれはもしかして10000count達成か???



7月30日(月)


そんなに日記っぽくないが、予告どおりartの話をすることにする。
人間、"おおっ! この風景素晴らしい!!" "なんてこの花きれいなんだ!" などなど、視覚的な感動があった場合、その感動を誰かに伝えたいという気持ちに駆られることがあるものだ。その際、僕だったらやおらデジカメを取り出して安直に撮影してしまうが、そこでartistの方達は作品に取り組みだすのであろう。あるartistは、自分の見たものを極力忠実に伝えようとする。Monetなんかその代表例の気がする。光のあたり具合、反射具合などを見事に表現していると思う。一方で、別のartistは、自分が感動したfeature を特に強調して描く。O'Keefeはこちらのtypeのartistに属すると思う。前者のartistはヨーロッパ系に多いような気がする。Native Americanの描く絵は後者に属する気がする。前者も後者もそれぞれに味わいがあって良いなと思うが、こういう違いはどこから来るのだろう? 気候の違いなのか、visualの捕らえ方が人種、民族によって生まれつき違うのか、伝統として受け継がれているのか、はたまた食いもんの違いによってこういう差異が生まれるのか (おっと、また食いもん方面に話が転がってしまった) ... 何だかとても不思議な気がする今日この頃である。
この前の日記にも書いたが、O'KeefeはWisconsinの出身で、NYで暫く暮らした後、New Mexicoでartist としてずっと暮らしていく道を選んだ。Wisconsinと言えば、ドイツを初めとしてヨーロッパ系の人達が多い。O'Keefeのrootがどこにあるのかまでは知らないが、Wisconsin出身ということはヨーロッパ系の血が入っていても良さそうな気がするのである。しかしそれならどうしてO'Keefeの作品、特にNew Mexico での作品は、もののfeatureを誇張したような作風なのだろうと考えるとちょっと不思議な気分なのである。砂漠に咲いている花の絵なんて、何となく感性がNative Americanっぽいななんて思ってしまったりする。
時にこのO'Keefeさんの作品は日本でも観られるのだろうか? その筋の情報に寄れば、横浜方面で一時的に展示会があったらしいが。なかなか個性的な絵を描く人です。もし絵に興味がある人で、画集など本屋で見つけたら覗いてみて下さい。
ちなみに何でartの話を急にしたかというと、Chicagoにも美術館があるが、実はまだ行ったことがないものの、今週知り合いの方がChicagoに来られる予定で、美術館に行きましょうなる展開になっているからなのである。Chicagoの美術館は、D.C、NYと並んで確かUSの3大美術館の一つだった気もする。D.Cは高校生の時制覇、NYはこの前制覇したので、これでChicagoを制覇すれば全て制覇したことになるのである!
もう一つちなみに、僕はvideoでなくてCGの研究がしたいなと昔思っていた。しかし、実は恥ずかしながら、絵のセンスが全然ないのである。CGの研究をしている人達は、勿論algorithm的にも色々頑張っていると思うが、impressiveなdemoを作るにはやはり絵のセンスがあった方がいいような気がする。なのでCGの道に進まなくて正解だったのかななんてたまに思ったりもしている。



7月31日(火)


この日記に以前書いたかも知れないが、僕は学生時代magicianをやっていた。はっきり言ってmagician時代には余り良い思い出がない。入部した時には、 "飲み会の時に使える芸でも覚えられたらいいな" 程度の軽いノリだったのが、magicianサークルの体質が極めて体育会っぽくて、裏方としてこきつかわれるわ、先輩に "練習が足りない" と怒鳴られるわ、辞めようにも辞められなかったし、今から思うにあの頃時間が沢山あったのになんで世界旅行にでも行かなかったのかなぁと後悔することしきりである。
が、しかし、たま〜に役に立つこともあるのである。master 1年目の時、僕はOhio州にある某メーカーで summer internをした。このための面接があって、 (当然英語) 応募は5人、枠は2人であった。前の人の面接している様子を聞いて、ものすごーく英語がお達者だったので "う〜ん、これは直球で勝負したら話にならんな" と思った。ここでふとポケットに手を入れたら手品道具が入っていたのだ! そこで、自分の番が回ってきたら、いきなり面接官に "Look!" と言って手品を見せ、 "自分は前の人に比べると英語力は劣るかも知れない、が、これさえあればアメリカでのcommunicationもばっちりだ!" と言ったら、面接官さん偉く感動して、晴れてofferをいただいてしまったのであった。 "芸は身を助ける" を実感した瞬間であった。
先日English Centerで "あなたの得意なことについて話して下さい" という展開になって、僕は他に大して芸もないので "実は昔magicianをやっていました" という話をしたら、classmateの人妻達が "今度手品道具持ってきて見せて!" なることになってしまい、今日、classで芸を披露してしまったという訳なのであった。
7月ももう終わりですね。


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