2000年12月 [その1] [その2] [その3]


12月27日(水)


話は26日夜に遡る。このHPの26日分の日記を更新した後、荷物の準備をして、21:30にはtaxiがお迎えに来て、22:37 Champaign発のAmtrakに乗る筈だった。しかし、taxiは21:30に現れない! おかしいと思って taxi会社に電話しても、 "He is on the way!" を繰り返すばかり。最後には "電車に乗り遅れたらあなた達の責任ですよ!" と電話口で怒鳴ってしまった。
結局taxiは22:00にやってきた。ちょっといい加減そうな黒人の運ちゃんに、 "電車に間に合わないといけないので急いで!" と言うと、運ちゃんは "OK!" なんて鼻歌交じりで気楽にreply。何とか駅には間に合った。予めinternetで予約しておいたticketをpick upして電車を待っていると、列車は1時間余り遅れますとのこと。散々焦ってしまっていたのでガクッと来てしまった。ticket counterのおっちゃんは日本にいたことがあるとかで、 "はい、どうぞ" なんて日本語で話かけれらてしまった。millitaryかな? 結局電車に乗れたのは23:55であった。飛行機に乗ったり特急列車に乗ったりするのはワクワクする。特に、ここのところ飛行機に乗ることは多かったが、特急列車なんて久しぶりである。
Amtrakには寝台車もあるが、僕は "coach" という、普通の客席にticketを取ってあった。アテンダントのおじさんが空いている席を案内してくれたが、特に席が決まっているというわけでもなさそうだった。座席は飛行機のeconomy classよりは広くて快適だった。図体の大きなアメリカ人のsizeに合わせてあるのだろうか? 隣では黒人のおばちゃんがいびきをかいて眠っていた。暫くは僕も "地球の歩き方" なんぞ眺めていたが、間もなく眠ってしまった。
翌朝、目が覚め、朝食を取りに食堂車に行ってみることにした。隣にはMichiganから来たという白人紳士のおじちゃん、前にはNew Orleansに住んでいるという黒人女性2人と相席になった。黒人女性2人は姉妹のような気もしたが、ちょっとレズっぽいなぁという感じもした。Amtrakの楽しみの一つは、こうして相席になった人と色々話を楽しめることで、Michiganのおじちゃんは、MichiganからChicagoまでAmtrakのbusが出て、そこから乗り換える筈だったのが雪がひどくて結局Chicagoまで自分で運転したとか、New Orleansの黒人女性は、北の人は雪になれているが、New Orleansで以前雪が降った時には店も学校もみんな休みになってしまい大変だったなんて話をした。朝食のmenuはapple cinnamon muffin & fruitsで、muffinはちょっと甘すぎたかなぁという感じだったがfruitsは美味しかった。ついでにmenuで昼食の内容をcheckしたが、そんな惹かれるものはなかったので昼は抜くことにした。なにせこれから行くNew Orleansは食べ物が美味しい街でもあるのである! まずいものを食べてお腹いっぱいになってしまっては勿体無い!
電車の中ではAmishっぽい人も見かけてしまった。文明に頼らない彼らもAmtrakに乗ってNew Orleans旅行なんぞするのだろうか???
"地球の歩き方" に寄れば、Chicago→New OrleansのAmtrakはswamp (沼) を走り抜けて景色も面白いとのことだったが、割と森ばかりで単調であった。それでも折角持ってきたHandyCamでの撮影を試みた。何だか HandyCamの調子が良くない…が、暫くいじっているうちに無事に録画を開始してくれた。
New Orleansに着いたのは夕方17:00。雨が降っていて、予想していたよりずっと肌寒い。これまたinternet で予約しておいたHoliday Inn French Quarterに向かった。New Orleansには雰囲気の良いHotelも色々あるらしいが、ChicagoのBest Westernでちょっとはずしているし、今回は無難にHoliday Innにした。一泊$79 とは思えない快適な部屋で、New OrleansにいくつかあるHoliday Innの中で最もsightseeing spotに近い。 indoor poolまで付いている。やはりHoliday Innは当たりはずれが少なくて良いと思った。
check inを済ませて早速夕食に。 "excite" 海外情報でcheckしてみたところ、 "Nola" という店が美味しいらしいとのことだったのでまずはここに行ってみることにした。New OrleansではCajun料理という、spicyな大衆料理と、Creole料理という、ちょっとFrenchもmixされたような多少高級な料理に分類されるらしいが、 French Quarterの中はCreoleの店が多いみたいであった。ちなみに、 "Nola" というのは、 "New Orleans, Louisiana" の略だそうで、果たして店は割とおしゃれな感じであった。釜の前のカウンター席に案内され、まずはChampaignではありつけない美味しそうなsea foodにtry! 本日お勧めに "Redfish" なるものがあったのでこれを頼むことにした。釜の前のおっちゃんがPizzaをサービスしてくれたりして、これはなかなかの美味。 "dryなwhite wineを下さい" とwaitressのおねえちゃんに頼んだら持ってきてくれたglassがこれまた美味、2杯も飲んでしまった。肝心のRedfishも美味、sauceがspicyながらもFrenchの味付けも含まれており絶品だった。 (なんだか料理の鉄人の審査員みたいだなぁ (笑) ) ついでにdessertにシャーベットを頼んだら、これまた美味! 洋梨、レモン、バナナの3種類の味のものがあって、元々僕はバナナが余り好きではないのが、これは上品な味で、この3種類の中では一番美味しかった。
すっかり満足状態になって、French Quarterを歩き回った。Bourbon Streetは観光客で大賑わい、Las Vegas より日本人らしき人の比率が低い気がした。楽しそうな音楽が店の外まで聞こえてくるところも沢山あって、その中で、 "Rythms" という Blues Bar から、渋〜い音が聞こえてきていたので入ってみることにした。 Stevie Wanderの "Superstition" (Jeff Beckがguitaristとして参加した) 等のお馴染みの曲も聴かせてくれ、funkyなノリでとても良かった。僕が洋楽に目覚めたのは高校生の頃だったが、当時流行っていた MTV系のrockより、70年代のちょっと古臭いrockの方が好きな僕にとっては最高であった。vocalのおっちゃんとは3回も握手してしまった。結局この店には夜の12時近くまで長居してしまった。



12月28日(木)


一度朝の5:30に目が覚めたものの、うとうとしたら、次に目が覚めたのが10:30! うわぁ〜! 時間が勿体無い! 急いで身支度をして、まずは朝昼食に出かけた。
入った店はHoliday Inn近くの "Acme Oyster Bar"。New Orleansに来たからには生牡蠣を食べねばならぬ! ケチャップをかけて食べる人もいるみたいだが、元々海水の塩味がついているし、レモンを絞って食べるのがさっぱりしていて美味しい! カウンター席では、陽気なおっちゃんが殻をむきながら話をしてくれて楽しかった。このおっちゃん、なかなか気前が良く、生牡蠣を1つサービスしてくれた。僕の隣には香港人 1人、台湾人2人の3人連れが座っていたが、台湾人の一人のにいちゃんが僕にそっくりな顔をしており、おっちゃんは、 "君達は兄弟かね" なんて言っていた (笑) 彼らはTaiwaneseで僕はJapaneseなのだと告げたら、俺は日本語を知っていると言い出し、 "ばかやろぉ" だそうだ (笑)
もっと店でおじちゃん相手に話をしていたかったが、寝坊してしまっていた暁にはそういう訳にもいかぬ。何故なら旅の恒例、デジカメ撮影が待っているからである! 昨日と違い雨は降っていなかったものの、曇り空で、良い画像が撮れるかなぁとちょっと気になったものの、こんな日は逆光を余り気にしないで良さそうだったので沢山撮影した。何だか最近、旅の思い出にデジカメ撮影をするというよりは、デジカメ撮影自体が旅の目的になっている気がする (笑)
途中、coffee timeを設け一服した。New Orleansはcoffeeも有名である。入ったのはRoyal St.沿いにある "Community Coffee" という店。ちょっと酸味のある味で美味しかった。
2:30には蒸気船 "Nachez" が2時間のtourに出発するとのことだったので乗船した。船の上はかなり寒かった。 HandyCamの撮影をしようとしたが、何だかまた調子が悪い。どうにか撮影することは出来たが壊れてしまっているのだろうか? 日本で買ったものなので、気楽に修理に出す訳にもいかない。う〜ん、どうしよう…といった話はさておき、船の上は風が冷たく、coatをHotelに置いてきてしまったことを後悔した。船室の中では Jazz Bandの生演奏もあったりしてなかなか楽しめた。
2泊の短い旅なので、観光spotはどんどん回らなければならぬ! という訳で、次に "Aquarium of the Americas" に行った。"Americas" と複数形になっているのは、南北2つのアメリカ大陸を意味し、この2つの大陸に生息する水の生物 (魚、鰐…) を展示してあるというものであった。diverのおっちゃんが魚に餌をやっていた。何を隠そう、こう見えても (…と言いながらこのHPにまだ自分の画像は載せていませんが (笑) ) 僕はscuba divingのlicense (PADI Open Water) を保持しているのだが、最近はすっかりさぼり気味である。水族館を見ていたらまた潜りたくなってきてしまった。デジカメ持って潜って水中写真をHPで公開なんてやってみたいなぁ。お金かかりそうだけれど。
夕食は、 "Pere Antonie" という、Cajun料理の店に行った。 "New Orleans Sampler" なる料理を注文した。 Gumbo、Red Beans、Jambarayaがセットになっていて、"Nola" よりは大衆的な味だがspicyで美味しい。ただ、みんなご飯ものというのがちょっと芸がないかなぁ。New Orleansはアメリカにしては米料理が多い。日本人の口に合うものが多いと思う。
夕食後、Hotelに戻り、軽く水泳をした。町中を歩き回ったので、ちょっと泳げば夜はぐっすり眠れるかも知れないと思ったのである。その後、少し休んで再び夜のBourbon St.に繰り出した。
Bourbon St.はストリップをやっている店が結構多い。それも、店の外から踊り子さん達がexcitingな??? performanceを繰り広げているのが見られてしまうのは驚きものである。実は、この旅に出る前、アメリカの大学を卒業なさっていて、New Orleansには4回も行ってしまったというYさんという女性の方からmailでストリップを見てみることを強く勧められていた。女性の勧めで行ったとなれば別にスケベということにはならないであろう (笑) という訳で、怪しくなさそうな店を一つ選んで入ってみることにした。確かに店に入ってみると、coupleや女性同士のgroupの客も多く、なんだかあっけらかんとしていてスケベな雰囲気はそれ程ない。しかし、暫く眺めていると、さっきまで踊っていた女性が隣にやってきて、$50出せば、別室にて個人的に触らせてあげるけれど… なるofferがあった。う〜ん、どうしようと迷ったが (笑) それ程typeの女性ではなかったので今回は止めておくことにした (^^;
天気が良ければswamp tourにも参加したかった。野生のワニが見られたかも知れない。しかし、思ったより寒かったのでswamp tourは止めておいて正解だったかも知れない。昨日今日の1.5日で、回りたいspotは大体制覇してしまった。



12月29日(金)


昨日歩き回ったせいか、昨晩はぐっすり眠り、今朝は7:00に目が覚めた。さて、今日は何をしよう? Hotelの窓から外を見ると日が照り出していたので、今日はもう一度デジカメ撮影をしておかねばならぬ!
朝食に、 "Cafe Beignet" というところに行った。New Orleansのrestaurantは、みんな朝が遅く、朝食を食べられるところがそんなに多くはない。ここは壁に絵が飾ってあったり、店の中ではシャンソン風のBGMが流れていてParisの雰囲気であった。Crawfish (ザリガニ) の入ったオムレツを食べた。
朝食後は再びデジカメ撮影をした。昨日、天気が悪くて今一つかな? と思った箇所の画像を取り直した。 Riverside WalkではJoggingしているcoupleや、Saxを吹いている黒人のおじちゃんなどがいた。夜のBourbon St.とは一転して、静かで良い雰囲気であった。
昼食は "Felix" へ。ここは、昨日行った "Acme Oyster Bar" の向かいにも入り口があるが、Bourbon St.の入り口から入った方が雰囲気は良い。またまた生牡蠣を食べてしまった。 "地球の歩き方" お勧めの "Sea Food Platter" も頼んだが、これは揚げ物中心でちょっと失敗したかなぁという感じである。個人的な意見だが、新鮮な海の食材をわざわざ揚げ物にするのは何だか勿体無い気がする。
Hotelのcheck outを済ませ、14:05のAmtrak出発まではちょっと時間があったのでCanal St.をぶらぶらした。 Louisiana州は、旅行者に対してはtaxのrefundがある。 (但し僕のように、日本人であっても、USAに住んでいて、帰りのticketを持っていない人間には適用されない) そのせいか、貴金属や、Rolexなどの腕時計、 cameraを売っている店がCanal St.沿いには多い。ヨーロッパのPAL規格に準拠したビデオカメラを扱う店も多かった。デジカメに興味があったのでちょっと覗いてみたが、案外最新のmodelはなかったかなぁ。
デジカメと言えば、昨日書き忘れてしまったが、嘗て、海外旅行でカメラ片手に歩き回っているのは日本人位で、田舎ものの証拠! なんて言われていたこともあったが、今回の旅では結構白人がカメラやビデオカメラを持ってパチクリやっているのを目にした。そんな訳なので、僕がデジカメを持って歩き回っていてもno problemであろう。何はともあれ、今回の旅で、New Orleansという、アメリカでの好きな街が一つ増えた。
予定から30分遅れてAmtrakは出発した。車窓からの風景をHandyCamに収めようとしたがこれまた調子が悪い。どうしてしまったのだろう? 何とか撮影することは出来たが。
夕食は再びdining carで取ることにした。Kentuckyから来たという6人組の家族と、Michiganから来たという黒人女性と一緒になった。話題はもっぱら雪の話。僕が日本から来て、これが初めて迎えるChampaignの冬なのだと言ったら、3月にはNew Yorkに行ってみるといいですよと勧めてくれた。というわけで、今度の private tripはEaster HolidayにNew Yorkということになりそうです。 (1月にbusiness tripでSan Joseに行く予定がありますが) お勧めのHotel、観光spot、デジカメspot等々ご存知の方おられましたらmail 下さいませ。



12月30日(金)


Amtrakでは、途中から、超横幅系のおばちゃんが隣に乗ってきて、そのせいか全然眠れなくなってしまった。大体、Amtrakの座席はかなりゆったり目に出来ているのが、その座席で隣にいる僕が寝返りを打てなくなってしまう位なので相当な横幅系である。
明け方、snack barにジュースを買いに行ったところ、店のおじさんから、"Are you Chinese or Japanese?" と言われてしまい、Japaneseだと言ったら、自分も日本にいたことがあると言い出し、 "Domo Arigato Gozaimashita" と言われてしまった。Amtrak関係者は日本に行ったことがある人が多いのかな?
Illinoisに入って、再び雪景色が拡がると、あ〜 戻ってきたなぁという感じになった。デジカメ撮影をしようとしたが、何だか液晶画面の調子が悪い。う〜ん、どうしてしまったのだろう?
行きのAmtrakで一緒になったAmishの人達を、帰りにも見かけてしまった。彼らはChampaignの一つ手前の駅で降りていった。ということは、彼らはやはりArthurに住んでいるAmishだったのだろうか??? う〜ん、声をかけてみれば良かった。
Champaignの駅からbusに乗って家まで戻ってきた。このbusは、i-card (Univ. of Illinois at Urbana-Champaignの関係者であることを示す身分証明証) を見せれば無料である。家に帰ってきたら、横幅系おばちゃんのせいで昨日眠れなかったせいか、熟睡してしまった。
14:00頃、Baytowne在住の日本人、Y氏から電話がかかってきて目が覚めた。僕が東京に出張したり、New Orleansに出かけていたりした間に、お子様が誕生したらしい。同じくBaytowne在住の日本人、I先生が、 New Yorkに行く筈だったのが雪で飛行機が出発しないため、departureを1日遅らせたそうなので家に来て 3人でDVDを観ましょうのofferであったが、ここのところ忙しくて部屋の中が散らかっていたし、旅の疲れで今日は部屋を片付ける程元気がなかったのでDVD鑑賞会は延期にさせてもらった。僕も当初、年末年始はNYの Times Square前でcount downに参加したい! なんて考えていたが、New Orleansにして正解だったかも知れない。
夜はHPの更新に励んだ。予想通り、結構良いデジカメ画像が撮れていたので頑張って沢山載せました。良かったらご覧下さい。HandyCamで撮ったビデオも近日中にuploadしようと思っています。



12月31日(日)


いよいよ今世紀も終わりである。世紀の変わり目に異国の地で過ごせるなんて去年の今頃は想像もつかなかった…とは言っても、劇的な年の瀬を迎えたわけではない。Champaignの町中にあるBar (日本で言う "居酒屋" に近い?) では、DJの誰それと迎えるMillenium Countdown! なんて企画もあったみたいであるが、僕は、うちでDVDとMTVを観て一人静かに新年を迎えた。DVDは、以前から書いているようにregion-freeな playerをgetしていて、日本のDVDが再生出来ることは確認済みだったのが、USのものはまだ確認していなかったので、近所のCD屋でGloria Estefanのliveものを買ってきて観てみた。最初liveものなんてCDで聴けばわざわざDVDで観る必要がないやなんて思っていたのが、TVで観るliveとは、音が違うのか、映像の解像度が違うのか、臨場感溢れていいものだなぁと感動してしまった。MTVでは、countdownを迎えるNew York Times Squareの様子なんぞ中継していた。
話は前後するが、近所のsupermarket "Meijer" で買い物をしていたところ、Baytowneの住人、日本人のY氏ご一家 (義理の母上もいらしていた) にお目にかかってしまった。奥様は初めてお目にかかった時以来ずっと pregnantだったのが、無事ご出産を終え、お腹の小さくなった彼女を初めて見たのは何となく違和感があった (笑)
それでは皆様良い新世紀をお迎え下さい! 


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