番外編その6! バンコク放浪記


2月08日 (土)


話は遡ること、お正月。カレンダーを見ていると、2/10を休みにすれば4連休ではないか! 暮れは色々あって結局海外に行けなかったが、4連休だったらどこかアジアの国を制覇できるな! という訳で、またまた旅に出てしまうことにしたのであった。
昨年、3度程海外出張をしたが、JALのマイルは、昨年のベネルクスへの旅で使ってしまったし、 Star Alliance系のマイルを。。。と考え、Unitedのマイルを現在ためているのである。しかし、 Unitedは最近経営が危ういらしい。大丈夫かなぁ、僕のマイル ^_^;
で、3度の出張で飛行機に乗ったせいか、僕はUnitedのプレミア会員になってしまった。プレミア会員になると、United Vacationが10% offになるらしい。しかも、マイルだってたまってしまう。そこで今回はUnited Vacationを利用してみることにした。
行き先は。。。このHPをご覧になっていただいている人からは、 "さとうさん、あちこち旅していますね〜" なんて言っていただいているが、実はアジア方面で制覇しているのは、韓国、シンガポール、フィリピンだけなのであった。
韓国に関しては、このHPにも旅行記を書いているが、シンガポールに関しては、街はとてもきれいだけれど、地下鉄が走っていて、中心にデパートがあって、ちょっと行くと団地が見えてきて。。。と、何だか東京みたいだなというのが印象。フィリピンに関しては、昔、良く潜りをやっていた頃、セブに行ったのだが、海はホーントきれい! 但し、街中はかなり怪しくて、おまけに、食べ物が合わなかったせいか、帰国後胃腸を壊して大変だったのであった。
季節柄冬なので、暖かいところがいいな! それから、勿論例によって、デジカメ撮影をして楽しそうなところ、尚且つまいうーにありつけそうなところと考えて、今回はタイにした。キンキラキンの仏像はきっとデジカメ画像の撮影のし甲斐があるに違いない!

前置きはこの位にして、話は一気に当日に。
飛行機はNRT発 18:50 で、6時間少々でバンコクに到着。日本との時差が2時間あるので、現地着は11時30分と、夜遅かった。連休のせいか、機内は満席だった。
このツアー、添乗員なしのフリーであるが、空港-ホテル間の送迎はついている。海外を旅行していて、案外面倒なのが、空港とホテルの移動だったりする。国によってはボッタクリタクシーなんかもいるし。なので、送迎付きって結構メリットが高い気がする。
東京は寒かったのに、バンコクに到着すると、夜なのにムシッとして、なんか夏の夜みたい。バスに揺られること40分程で、今回の宿泊先、Tongtara Hotelに到着した。バンコクでは、 BTSという便利な鉄道が走っているが、残念なことに、このTongtara Hotelは、BTSの駅に歩いて行ける距離にはない。ちと不便な場所にあるのである。その代わり、economical price の割には、部屋もきれいで、チャオプラヤも見渡せるし、ジムやサウナなんかの施設も充実しているのである。
Hotelに着いたのは、かれこれ深夜1時すぎ。日本だと3時だもんなー。眠い。。。 荷物を運んでくれたポーターのにぃちゃんにtipを渡したら、仏様に拝むみたいにして、手を合わせて礼をされてしまった。さすが仏教国!
外国にきた時の楽しみの一つとして、そこの国でどんなTVがやっているのかを観ることである。早速channelを回してみると、なんとNHKがやっていた! ホント、アジアでは韓国だけでなく、あちこちの国でNHKが見られるんだなぁ。勿論日本語であった。それから、別のchannelでは、 Luciferという、 (僕は知らなかったのだが) 日本のバンドがinterviewされていたりもして、日本文化はアジアに浸透しつつあるのだなと認識した。程なく (-_-)zzz モードに突入したのであった。


2月09日 (日)


例によっていつものごとく、この旅も朝食つきである。パンフには "American Breakfast" とあったが、所謂パンとかヨーグルトだけでなく、炒飯なんかもあったりした。においがやはり、数年前に話題になったタイ米のにおい。当たり前だが、あーここはやはりタイであったのか! と実感させられる。
朝食後はホテルの中をデジカメでパチクリ。ついでに、ホテルの周りを少し歩き回ったりした。ホテルの周りの感じは、セブの町中とちょっと似ているかなぁ。狭い所にごちゃごちゃ屋台なんかもあったりして。そういう中に、セブンイレブンもあったりするのでちょっと不思議な気分。歩道には犬が気持ち良さそうに眠っていたりもする。
車は思っていた程ぼろくない。Benzとか、BMWなんかもいる。さすが大都会だけあって、車の量はかなりのものである。トゥクトゥクという、タイ独特の3輪タクシーもなんかすごい音を立てて走っていたりもした。
部屋に帰ってガイドブックを見ている限りでは、どうも、このHotelから、歩いた距離に鉄道の駅も、船の駅もなさそうである。キンキラの仏像を見に行くにはどうやらタクシーしかなさそうである。しかし、ガイドブックを観ていると、タイにはぼったくりタクシーもいるらしい。うーん、ちゃんと目的地まで連れていってもらえるのだろうか??? 心配だなー。
。。。と気に病んでも仕方ない。メーター付きのタクシー (ちなみに、メーターなしは自分で値段を交渉するが、観光客と見るとぼったくろうとするそうである) を捕まえ、第一の目的地、ワット・ポーへ。目的地までは、40分位で、100バーツ。つまり300円位かな。なんだ、東京で下手に電車乗り継ぐより安いではないか!
さすがに観光名所だけあって、ワットポーは大賑わい! 日本人の、ガイドさんつきの団体もいたりしたが、結構欧米系の人もカメラぶらさげて来ていたりもした。まずは、有名な、キンキラキンの仏像をデジカメでパチリ! 普通、仏像と言うと、修行ということで、座禅を組んでいるものが多い気がするが、この仏像、ねっころがっているんである。表情も、神妙な感じでなく、やや微笑気味であった。なんとものんびりしたタイらしいではないか! それから、どうも日本の京都あたりにあるお寺は、ヨーロッパの教会なんかに比べると枯れた感じがするのが (それはそれでまた一つの味なのであるが) ワットポーはなんだか華やかな感じ。元々仏教のお寺ってこんな感じなのか、はたまた、同じ宗教であっても、気候によってこんな違いを生むのだろかなんて考えたりもした。
ワットポーの周りは、怪しげな物売りが多い。 "ぼうし、ぼうし" なんて日本語で話しかけてくるおばちゃんもいたが、無視! "ワット・プラケオに行きたいのだが" と道を尋ねると、 "今日はあそこは閉まっている。その代わり、ここの寺が開いているから私が連れていってあげよう" なんておっちゃんもいたが、これは典型的な、詐欺の手口ではないか! (....と、 "地球の歩き方" にも書いてあった) やはり観光地は油断ならないのである。
もう一つの名所、ワット・プラケオは、なぜか300バーツも入場料を取られた。物価安のバンコクにしては、ちと高いのでは? しかし、こちらも見事な建築物の数々を目にすることが出来た。やはりこういうものは、ガイドブックで写真で眺めるだけでなくて、この目でホンモノを見ないと駄目だな! これからも、元気なうちはどんどん旅をしよう!!! と心に誓った次第なのであった。
さて、これからどうしよう? やはり鉄道の走っているところが、あちこち見て回るのに便利。しかしここ王宮周辺はBTSが来ていない。そこで、まず、チャオプラヤを走る船に乗って、 Tha ChanからSartornまで行き、そこからBTSに乗ることにした。
バンコクは元々チャオプラヤ沿いに発達した街で、 "東洋のベネチア" なんてこと言った人がいるらしいが、船を待っているうちになんとなく納得。しかし、それにしても船はすごい rushだった。日曜日なのに!!! 船の中では、隣の席になったお坊さんと話をしてしまったりもした。船から見える景色をデジカメ画像でパチリ!
Sartornは、ペニンシュラホテルなんかもあったりして、バンコクの中ではかなり高級なホテルが集まっている場所らしい。United Vacationでも、もう少しお金を出してデラックスホテルコースにすれば、きっと僕もこの辺りに宿泊していたのだろう。
ここでBTSに乗り換えた。Tongtara Hotelの周りは、 "昭和30年代の日本みたいだなー" なんて書いたが、このBTSは、新しくてきれい! 近代的なのである。それもそのはずで、確か開通したのが99年なのだそうだ。これに乗って、バンコクの中心、Siam Squareに向かった。
Siam Squareに着いたので、まずは少々遅めのlunchということに。 "タイスキ" にtryすべく、駅に近いMKレストランに突入した。以前から、タイスキってどんなものなんだろう? 一度食べたいなと思っていたけれど、まぁ、日本で言うしゃぶしゃぶみたいなものかな。タレがタイ風でぴりっと辛くてまいうー也。実は、これ、自宅でもできるかもと思ってしまった。値段は、かなり色々な皿を取っても、250バーツだから日本円で800円弱かな。これまたバンコクでの物価が安いことを実感させられた。
満足状態に陥って、食後はSiam Squareを歩き回った。勿論、気に入った眺めがあったらデジカメ画像でパチリ! なのである。
タイで是非tryしてみたいもの、それはタイ式マッサージである。マッサージしてくれそうな場所は、Siam Squareの辺りにも結構あったが、 "地球の歩き方" によれば、プロンポン駅に近い "第一" というところがよさげっぽい。BTSに乗って行ってみることにした。
プロンポン駅の近くには、ベンチャシリ公園というところがあって、なんか市民の憩いの場という感じであった。比較的ごちゃっとした街並のバンコクで、こう広々ゆったりした場所は余りお目にかかれず、そのため、なんとなく新鮮な空間のような気がしてしまってこれまたデジカメでパチリ!
この辺り、どうも日本企業の駐在員さん御用達みたいで、日本語の看板を掲げた居酒屋とか、 "Fujisan" なんてスーパーもあった。
いざ "第一" に乗り込むと、今日はいっぱいで、タイマッサージは出来ない、フットマッサージのみという。うーん、仕方ないか。今回はそれで我慢することにした。疲れは取れた気がするけれど、フットマッサージって結構くすぐったい (笑) "ぎゃはは" とか笑うと、中村玉緒に似たマッサージ師のおばちゃんのくすぐり攻撃なんかもあったりして ^^; それでも1時間で 250バーツ、日本の金銭感覚からすれば、格安で日頃の疲れを取ってもらった気がする。謝謝。
マッサージの後は再びSiam Squareに戻ってきて、夕食にすることに。駅に近いタイレストランに入ってみたが。。。 まいうーとの遭遇が期待されたタイにしては、ここははずしたかなぁという感じであった。グリーンカレーを頼んでみたけれど、なぜか野菜が堅くて。これってあえて堅いのかなぁ。もっとちゃんと煮てください! という感じであった。フカヒレ専門なんて店もあったし、そっちをtryした方が良かったかなぁ。
夜も遅くなってきたので、タクシーを捕まえてホテルに戻ることにした。まぁ、でも、バンコクは、夜遅いからと言ってもそんなに治安が悪くもなさそうである。 "地球の歩き方" では、バンコクではメータータクシーがぼられないので良いと書いてあったので、メータータクシーを捕まえたのに、、乗り込んだタクシーの運ちゃん、ホテルまで150バーツでどうかと言う。うーん、なんかぼったくりっぽいなぁ。まぁ、物価の安いタイだったらぼられたってたかが知れているが。おまけに、男一人だからと思ったのか、いい女がいる店に連れていきます攻撃。きっと僕を連れていけば中間マージンがもらえるのだろうが、僕はそんな目的で旅に来ているのではない!!! ”余計なことは言わずに早くホテルまで連れて帰れ!" と言ってしまった。


2月10日 (月)


普段は、旅に出て、この博物館は2時間で制覇! 次はここをデジカメ撮影して。。。なんて慌しく行動するのが常であるが、取りあえず、昨日でキンキラキンの仏像も、チャオプラヤも、マッサージも制覇してしまったし、折角このホテル、サウナもあるのだからと、午前中はリラックスモードを決め込んでしまった。サウナは、お香のにおいが少しして、うーん、これはやはり仏教の国だからであろうか??? なんて思ったりもした。
で、ついでに少し昼寝もしてしまったりして ^^; 残業続きの東京生活で疲れが溜まっていたのが、なんかとても癒された感じがした。
しかし、このまま1日終わってしまうのでは勿体無い! ホテルの前でタクシーを捕まえて、再びSiam Squareに出撃した。
まずは少し遅めのlunch。昨日tryしたタイすきが気に入ってしまって、今日は "COCA" という店で再度tryすることにした。店の造りなんかは、昨日のMKレストランより立派な感じかな。
食事をしながら窓の外を見ていると、今日は平日のせいか、日本の高校生みたいな制服、セーラー服みたいなのを着たおにいちゃんおねえちゃんが目に付く。最近の東京は、高校生とかでも結構おしゃれに気を使って可愛くしている女の子も多いが、以前は、高校までは制服姿で、まじめ! という感じだったのが、大学に入って急に垢抜けるみたいな感じがあったのが、タイの高校生の女の子は、ホント、大学デビュー前という感じであった。
タイ女性は、確かに美女が多い。 (うーん、なんかこんなこと書くと、僕は昼ごはん食べながら何を見ていたのだろう? と誤解されてしまうかもしれないが ^^; ) これまた、最近の日本女性は、出るとこ出てて。。。みたいな、ナイスバデー系の方が多くていらっしゃるような気がするが、タイ女性は、それに比べるとみんなスリム美女なんである。
しかし、一見のどかに見えるタイでも、受験戦争みたいなのもあるんだなということが判った。 Siam Squareの周りには、TOEFL予備校とか、数学 & 物理の塾みたいなのが結構あって、制服姿で学校帰りに向かう子供も多いみたいであった。
食事を終えて、Siam Squreの周りを歩き回り、デジカメでパチクリ。駅に程近い、MBKセンターというところでは、東急デパートが入っていたりもした。タイに赴任で来ている日本企業の方は多いみたいで、取りあえず日本のものは何でも手に入るみたいであった。
Siam Center内にある、CD屋を覗いてみた。CD 1枚500バーツだから、日本円だと1500円位かな。タイが、全体的に日本より物価が安いことを考えると、CDって結構贅沢品なのだなということが分かる。日本ではとうに滅びてしまったVideo-CDなんかも結構あったりして面白い。それから、J-POPコーナーもあったりして、なんとChemistryまであったりした。
旅って、何も、観光名所を回らなくたって良いのである。現地の人に混じって、電車に乗ったり、店を覗いたりして、日本では〜だけれど、この国では〜だな、なんて色々なことを感じるのだって自分の心を豊かにする立派な体験なのだ。ガイドつきのツアーなんて、所詮その国のよそゆきの姿しか見られないのだし!
最後に、サラデーン駅付近に行ってみることにした。ここは、夜市で、怪しい偽者ブランドの時計とか、Tシャツとか、著作権平気なのかよ! と思うようなCDが屋台で売られていて、いかにもアジアの怪しいmarket! という感じで面白い。僕は特に欲しいものはなかったし、買わなかったけれど、値切ったりもできるのかな。但し、お店の人は相当にしつこい。これまた、いかにもアジアっぽいというべきだろうか。まぁ、物価の安いタイだから、ぼられたとしてもたかが知れているし、面白半分に何か買ってみれば良かったかな???
サラデーン駅でtaxiを捕まえて、ホテルに戻った。今日のtaxiの運ちゃんはまともで、ちゃんとメーター倒してくれた。ホテルまで57バーツだった。やはり昨日の運ちゃんにはちょっとぼられたのであろうか???


2月11日 (火)


このツアー、帰りは早いんである。7時にはバンコクを飛行機で出発。なので、4時にはホテルにバスのお迎えが来た。
眠い〜。。。というか、昨日は寝過ごしてしまうとまずいと思って、眠らなかったのである。朝食は、Cafeで取れない代わりに、弁当box (...と言っても、入っていたのはパンとか果物なんかであるが) をホテルでもらい、バスの中で食べた。
空港ではDFS shopを覗いたりもしたが、そんな欲しい! と思えるものはなかったかな〜。結局何も買わなかった。タイバーツから日本円への両替は、NRTでは出来なかった記憶があるので (最近はどうなのであろう???) 出国前に余ったBを両替した。帰りは飛行機に5時間揺られてNRTへ到着!

今回旅してみて、タイの印象は、観光名所は比較的限られているけれど、暖かいし (を、通り越して蒸し暑かったが) 物価が安いし、治安も思っていたより良かったし、なんかのんびりできて良い国だなと思った。
最近、東京では、新しい建物がドンドン建って、ある意味快適な街になりつつあるが、しかし、なんか日常生活を送っている筈の場所が、よそよそしい気がしてならない今日この頃なのである。バンコクは、街の中心を除けば、東京よりずっと不便なのかも知れない。しかし、同じアジアの文化を持っているせいか、別にヨーロッパみたいに歴史を感じさせる街並という訳でもないけれど、なんか癒されると言うか、ほっとできる感じがした。
いつかまた訪れたい国が一つ増えた。

Champaign-Urbana日記はまだまだ終わりません! 今年も番外編を増やしていく予定です!!! 別館の方も頑張らねば。


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