著者50音順掲載
(前回更新日以降追加分。以下の一覧表には掲載済)
森本伸行『ビジネスの法哲学 市場経済にモラルを問う』昭和堂、2006年
「企業市民」をキイ概念として、日米企業の「企業倫理の制度化」への取り組みを比較検討した
調査報告書
青木孝平『コミュニタリアニズムへ 家族・私的所有・国家の社会哲学』社会評論社、2002年
経営倫理の最先端国であるアメリカ企業の成功例・失敗例を紹介した書
吾郷真一監修『職場の基本的権利と国際労働基準 ILO基本権条約の解説』日本ILO協会、2005年
アメリカのCEPを強く意識して1990年から実施されている調査の報告書。ビジネス倫理学的
発想からの「企業評価」ではないが、今後ビジネス倫理学的観点から企業評価を行う場合に
参考となる先駆的な業績。
企業の社会貢献度が10の指標を用いて5段階評価されている。現在の段階では、本書が、
個々の読者が自分の価値観に合う日本の有力企業を見つけ出す「有益な」モノサシとなろう。
朝日新聞文化財団「企業の社会貢献度調査」委員会偏『有力企業の社会貢献度 2002』PHP研究所、2002年
朝日新聞文化財団「企業の社会貢献度調査」委員会編『有力企業の社会貢献度 2003』朝日新聞文化財団 / 朝日新聞社、2003年
このスタイルで出版されるのは今回が最後となる。
足達英一郎・金井司『CSR経営とSRI』金融財政事情研究会、2004年
安達巧『企業倫理とコ−ポレ−ト・ガバナンス 知的資産の有効活用』創成社、2002年
福祉国家に代表される現代リベラリズムに代わるものとしての規範理論を「ポスト・リベラリズム」と名付け、
様々な学問分野から、その内容を検討している
社会的責任論の概論的文献。企業倫理も社会的責任論体系に組みこまれている。
従来の経営戦略の枠組みの中に、経営者の倫理的価値判断を含めることを主張
石川伊織『倫理の危機? 「個人」を超えた価値の再構築へ』廣済堂出版、2002年
リベラリズムの立場から「正義論」を位置づけるとこうなる、ということがよく分かる一冊
リベラリズムの限界を中心に、最小福祉国家の構想を提示
コミュニタリアニズムを意識して、リベラリズムの現代的意義の確認を試みた書
マリー=フランス・イルゴイエンヌ著高野優訳『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』紀伊国屋書店、2003年
「企業と社会」の枠組みの中に「倫理問題」を積極的に取り込もうとする試み
コミュニタリアニズムの立場から、複合的平等(分権化された民主的社会主義)を提唱した書
ウォルツァ−の方法論のエッセンスがまとめられている論文集
コミニュタリアン(共同体論者)ウォルツァ−が、外国人労働者の権利、能力主義、等々の現代の
社会問題を、平等の意味を問い直すかたちで、論じた書。
原著は1983年に出版され、欧米で論争を生み出した書として有名。
近年 リ−ダ−シップが倫理との関連で論じられる傾向が強くなっている。
本書はビジネススク−ルの教科書である。
社会主義的問題意識から、正義論を論じる
自然主義の倫理理論についての考察が有益
倫理学の歴史・現状を知るのに最適な書の1つ
経理不正をテ―マとしている
「ビジネス倫理」が21世紀の企業の将来を決める・・・・
ノ−ジックの『アナ−キ−・国家・ユ−ピア』を、批判的立場からだが、
わかりやすく説明し、検討している、本格的なノ−ジック研究書
エッツオ−ニ著永安幸正監訳『新しい黄金律』麗澤大学出版部、2001年
コミュニタリアニズムからの提唱。
社会的責任論の大家がこれまでの自己の「社会的責任」概念の枠組みを破って執筆してきた論文集の翻訳
企業社会のモラルと市民社会のモラルは「異なる」ことが力説されている
大槻裕志『行動綱領で創りだす新しい企業価値−−−社会と顧客から評価される活力企業への行動ルール』プレジデント社、2003年
大庭健『所有という神話 市場の倫理学』岩波書店、2004年
組織の腐敗を生み出す無責任体質を社会心理学的に分析
奥山俊宏『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』現代人文社 / 大学図書、2004年
科学技術倫理フォーラム編『説明責任・内部告発 日本の事例に学ぶ』丸善、2003年
環境倫理・生命倫理等々、今後の行動様式が展望される
笠原俊彦『企業の営利と倫理 M.ウェバー研究』税務経理協会、2003年
自由社会は痛みを伴う社会である、との認識のもとに、
人間と社会そして法律の「絡み合いを解きほどこうとする書
市場倫理学提唱の書
応用倫理学の存在を我が国に平易に紹介しアピ―ルした書
日常生活の中で出会う倫理問題を題材にして、
現代倫理学の基本的な考え方を易しく同時に「論争的に」解説した書。
『倫理学の基礎』が親本である。
第4章で「企業倫理学」が取りあげられている
加藤尚武編『他者を負わされた自我知 近代日本における倫理意識の軌跡』晃洋書房、2003年
正義に関する様々な考え方が整理されていて便利な一書
ソトの市民倫理よりもウチの共同体の維持に関わる倫理が重要視されてきた企業社会
の矛盾を指摘
正義論を中心に、現代の応用倫理学界を鳥瞰できる書。
巻末の文献一覧や倫理学者の紹介も有益である。
川本隆史・高橋久一郎編『応用倫理学の転換 二正面作戦のためのガイドライン』ナカニシヤ出版、2000年
河宮信郎『公共政策の倫理学』丸善、2002年
カントを導きの糸に、自由と責任について論じる
単なる「企業道徳論」では企業社会は変わらないことを主張
「第5章 企業の社会的責任を果たす組織」は今日でも示唆的である
北田暁大『責任と正義』勁草書房、2003年
T.M.ギャレット著清水猛訳『経済成長と広告倫理』千倉書房、1979年
マルク・キルシュ編松浦俊輔訳『倫理は自然の中に根拠をもつか』産業図書、1995年
進化論的倫理、欲求としての倫理、倫理の自然主義的理解・・・・・
現代は、すべての企業経営に、リ−ガルマインド(適正な判断)とコンブライアンス(遵法)が必要とされる
時代であるとの立場から、 コンブライアンス経営が奨められている。著者は弁護士。
経営活動展開のベ−スには企業倫理がある、との立場から、21世紀の企業経営を考える
企業評価の資料としても読める
「社会」の要請・期待に応える経営、という視点から展開された、「利害関係者論的」
経営学のスケッチ
コ−円卓会議の「企業の行動指針」の日本語版。この資料は、コ−円卓会議のHPから
ダウンロ−ド可能。また、1995年1月19日「日本経済新聞」(朝刊)に解説記事がある。
コ−テン著西川潤監訳『ポスト大企業の世界−−−貨幣中心の市場経済から人間中心の世界へ』シュプリンガ−・フェアラ−東京、2000年
市民社会の論理と倫理が環境問題や人権との関連でまとめられている
ドゥルシラ・コ−ネル著仲正昌樹訳『正義の根源』お茶の水書房、2002年
ビジネス倫理学で援用されることが多い道徳意識の発展段階を実証的に研究し概念化した書の翻訳
KPMGビジネスアンシュアランス(株)『コンプライアンス・マネジメント』東洋経済新報社、2003年
小泉良幸『リベラルな共同体 ドゥオ−キンの政治・道徳理論』勁草書房、2002年
河野大機『経営・組織の科学と技能と倫理−−−バーナーディアン・コ−オペレ−ションーーー』千倉書房、2003年
ロ−ルズやセンなどを手かがりに多元的民主主義の基本を再検討
経営学の新しい分野である「企業と社会」論からのアプロ―チ。戦略論との関連
で企業倫理を位置づけている。
小林俊治・百田義治『社会から信頼される企業 企業倫理の確立に向けて』中央経済社、2004年
ロ―ルズとドゥオ―キンに依拠し、組織の正当性を確保するための条件を「模索」した書。
「地球環境問題と資源効率性」への経営学的研究の成果の1つ
「ゲ―ムの理論」を通して倫理学を学べる書
いわゆる憲法論のジャンルに属するものだが、
リベラリズムと平等及び自由との関連がわかりやすく説明されている
人権思想の正当性の根拠ははどこにあるのか、と問いかける
「意図−道徳」に代わる道徳の可能性をどこに求めればよいのか
効率と公正を両立させる新しい経済倫理のあり方を構想した書
一冊手元に置いておくと便利な文献
企業倫理のケ−ス・スタディとして読める
コミュニタリアニズムの立場から「共通善」を主張
経済の倫理的不祥事を現象的レベルで解説するのではなく、経済システムのレベルで、
その在り方を倫理的・道徳的に問いかけた書。対話・小説形式で書かれている。
パトリシア・ジョ−ンズ&ラリ−・カハナ−著堀紘一監訳『世界最強の社訓 ミッション・ステ−トメントが会社を救う』講談社、2001年
社訓」となっているがいわゆる「企業行動基準」が紹介されている。
原題は、Say It & LIVE It. 50 Corporate Misson Statements That Hit The Mark
塩野谷祐一『経済と倫理 福祉国家の哲学』東京大学出版部、2002年
効率と正義、自由と卓越、資本主義の倫理学、等が論じられている
塩原俊彦『ビジネス・エシックス』講談社、2003年
入手できなかった著作が文庫版で復刻。「新しい時代の功利主義」が提唱されている
前書に続いて、主として、ドイツの文献を利用して、
企業倫理に関する原理的・方法的な考え方を提示した書
「企業と社会」で論じられてきた諸問題を「企業倫理の経営学」として論じようという試み
鈴村興太郎・後藤玲子『アマルティア・セン−−−経済学と倫理学』実教出版、2001年
センの理論を体系的に概説した文献。センの思想を知るために便利。
ジェフリー・L・.セグリン著著山崎康司訳『正しいこと ビジネスにおける「良心」と「利益」と「個人の責任」を考える』ダイヤモンド社、2004年
芹川博通『いまなぜ東洋の経済倫理か 仏教・儒教・石門心学に聞く』北樹出版、2003年
功利主義を批判して、独自の学問体系を構築している、倫理学者・
経済学者アマルティア・センの論文集の翻訳
様々な機能の組み合わせの達成を意味する「潜在能力」の平等化を主張。
企業倫理は現代ビジネスの大前提であるとの立場から、企業倫理をいかに実践していくのか、
その具体策を提示している書
高巌他『企業の社会的責任』日本規格協会、2003年
高巌・ドナルドソン『新版 ビジネス・エシックス』文眞堂、2003年
我が国における経営学からの倫理研究の最初の書物。
著者は「社会的責任論」 研究者てしと知られている。
倫理コ−ドの制定・実践に取り組んでいる日米の代表的企業について、
倫理コ−ドの具体的内容を解説
ビジネス倫理学には直接関連していないかもしれないが、
これからの社会を考え展望する際に役に立つ書の1つである
滝沢美佐子『国際人権基準の法的性格』国際書院、2004年
新自由主義的な不平等主義に批判的な立場から、平等の意味を考える
なぜ現在不平等が蔓延しているのか、という課題に、新自由主義との対立軸を鮮明して歴史的経緯を検討するなか挑戦している
リバタリアニズムからの正義論
「社会的責任」論の立場から、経営倫理を論じている
田中朋弘・柘植尚則編『ビジネス倫理学 哲学的アプローチ』ナカニシヤ出版、2004年
若い世代の倫理学者から見たビジネスと倫理学
特に、15章正義論の復権とその展開、が役立つであろう
谷本寛治編『CSR経営 企業の社会的責任とステイクホルダー』中央経済社、2004年
土屋恵一郎『正義論/自由論』岩波書店、1996年
土屋恵一郎『正義論/自由論 寛容の時代へ』岩波書店、2002年
アメリカの教育機関で使われているビジネス倫理学の教科書の代表的なものの1つ
前書の第三版の翻訳
出見世信之『企業倫理入門 企業と社会との関係を考える』同文舘、2003年
初学者だけでなく、専門家が知識を整理するにも便利な書
寺崎俊輔他編『正義論の諸相』法律文化社、1989年
「平等主義的」権利論的正義論の代表的名書
ドミニ著山本利明訳『社会的責任投資−−−投資の仕方で社会を変える』木鐸社、2002年
仲正昌樹『法の共同体 ポスト・カント主義的「自由」をめぐって』お茶の水書房、2002年
仲正昌樹編『共同体と正義』御茶の水書房、2004年
中林真理子『リスクマネジメントと企業倫理』千倉書房、2003年
永松巌静『法の論理と企業の倫理』商事法務刊、2002年
中村葉志生・福本高興『実践 ビジネス・エシックス』有斐閣、2003年
コンサルタントが語るノウハウ集
中村瑞穂編『企業倫理と企業統治 国際比較』文眞堂、2003年
企業行動基準の再構築を提唱した書。
原著者はアメリカのビジネス倫理学会の有力メンバ―(哲学・倫理学者)である
夏目誠『メンタルヘルスと企業責任 いま企業に求められている「健康リスクマネジメント」』フィスメック、2003年
南村博二『わたしたちの企業倫理学 CSR時代の企業倫理の再構築』創成社,2004年
バ―ナ―ド研究者の立場から、組織道徳論を展開した書
知足・共生」の倫理を社会規範とすべきである、との立場から、
現代の経済システムを分析した書
西岡健夫『成熟社会の企業学-----いかに経済と環境を両立させるか:知足共生のもとに』文眞堂、2003年
日本規格協会編『CSR企業の社会的責任』日本規格協会刊、2004年
日本経営倫理学会監修・水谷雅一編著『経営倫理』同文舘、2003年
日本弁護士連合会国際人権問題委員会編『企業の社会的責任と行動基準−−−コンプライアンス管理・内部告発保護制度』、商事法務、2003年
貫井俊雄『企業経営と倫理監査』同文舘出版、2002年
倫理監査の仕組みを解説
「自由としての正義」を理解するために最適な書。
ノ−ジックは自由至上主義者として有名
荻原勝『企業倫理・コーポレートガバナンス規程集』中央経済社、2004年
会社の存在理由は「価値創造と社会的配慮」にある、との立場から、会社とは何か?
という問題に、経済記者としての取材を通して得た「資料」に基づき解答を与えた書
ウェ−バ−に依拠し、多元的社会のなかの「来るべき」人間像を模索・構築し提示する
人間社会における「公共性」概念を軸に、権利の諸相を解き明かそうとした書
文化の壁を超えて共有される正義の内容が論じられている論文集
著者は弁護士。
第5章 ビジネスか倫理か、迫られる選択−−−企業責任と取締役の倫理」が示唆的。
コンブライアンス経営を「危機管理」として位置づけて、弁護士の立場から書かれた企業向け啓蒙書
浜辺陽一郎『コンプライアンスの考え方 信頼される企業経営のために』中央公論新社、2005年
ビジネス倫理学で新しい意味づけがなされている「社会契約」概念を歴史的に整理した書
市場経済の意味を自由至上主義の立場から考え抜いたハイエクの思想を端的に表現している論文集
原著のタイトルは、「ビジネス倫理は教えられるのか?」である
ビジネス倫理の実践的内容を我が国の経営者に紹介しようとの意図のもとに翻訳された書
功利主義と道徳的権利は両立しないと主張。
ピ−チャム&ボウイ著梅津光弘監訳『企業倫理学 2』晃洋書房、2001年
アメリカを代表するビジネスエシックスのテキストの翻訳。全4巻。
ピ−チャム&ボウイ著中村瑞穂監訳『企業倫理学 3』晃洋書房、2003年
菱山隆二『倫理コンブライアンス 企業繁栄への新しい道』経済法令研究会、2002年
功利主義を「新しい」視覚から見直し、その思想が現在でも有効であることを主張
規範倫理学とメタ倫理学を統合した総合的・全体的な倫理学大系を提示
広島大学大学院マネジメント専攻編『企業経営とビジネスエシックス』法律文化社、2004年
独占禁止法で規定された「公正な競争」とは何か、との問題意識のもとで、
「公正」概念が再検討されている
著者の言に拠れば、日本の歴史と文化を継承した経営道と倫理判断の基準が提起されている
福光寛『金融排除論−−−阻害される消費の権利と金融倫理の確立』同文舘出版、2001年
欧米の金融排除論を金融倫理の確立という問題意識から紹介した文献
コミュニタリアニズムに共感を寄せて、リベラリズムを批判的に検討
倫理学の教科書の「古典的」「定番」
D.フリードマン著森村進他訳『自由のためのメカニズム』勁草書房、2003年
国家なき社会を構想する
経営の在り方・意志決定の在り方を文化的次元から問い直す
米国NSPE倫理審査委員会編日本技術士会訳編『科学技術者倫理の事例と考察』丸善、2000年
プロフェッションの倫理を取り上げている文献
米国NSPE倫理審査委員会編日本技術士会訳編『科学技術者倫理の事例と考察
続』丸善、2004年
組織の誠実さ」をコア概念とした「新しい」アプロ−チを提唱。ケ−スも有益。
リン・シャープ・ペイン著鈴木主税他訳『バリューシフト 企業倫理の新時代』毎日新聞社、2004年
倫理コンサルタントが書くとこのようになる、という見本のような書
「自由」と「不自由・抑圧・破滅」。自由のパラドックスを考察。
オリジナルタイトルは、Beyond the BottomLine。
社会的に責任あるビジネスを語る。
国際基督教大学社会科学研究所他が1989年11月に主催した国際シンポジウムの記録
コミュニタリアニズムの立場から「ロ―カルな共同体」を主張する
「良き企業市民として」の存在を試行錯誤的に続けているアメリカ企業の実態を紹介
水尾順一『セルフ・ガバナンスの経営倫理』千倉書房、2003年
インテグリィをベ−スとしたセルフガバナンスを経営倫理の内部制度化 と位置づけその内容を概観し、と同時に具体的な提言もなされている
水尾順一・田中宏司『CSRマネジメント』生産性出版、2004年
「効率性」「人間性」「社会性」「競争性」の4概念を軸に独自の経営倫理学を提唱した書。
著者は日本経営倫理学会の初代会長。
前書を易しく書き直した啓蒙書
三並敏克編『企業社会と人権−−−「日本型」企業社会の構造と現況』法律文化社、2001年
法人の人権、公害と人権、情報化社会における企業と人権、等々がテ−マとして取り上げられている
アメリカのモラル改革運動を批判的に追体験し、倫理の内部制度化の一環としての
倫理コ―ドがその機能を十分に果たし得ないことをあきからにする
企業をモラル主体と見なしそのようなものとしての実体を与える途を考えることが
学としてのビジネス倫理学であるとの立場から、ビジネス倫理学の基本的な問題を整理
現在、ストックホルダ−企業からステイクホルダ−企業への転換が進みつつある、
との認識に立って、ステイクホルダ−・マネジメントを提唱
宮坂純一『企業社会と会社人間』晃洋書房、2002年
ビジネスエシックスで読み解く会社人間の現在・過去・未来
宮坂純一『企業は倫理的になれるのか』晃洋書房、2003年
宮坂純一『ステイクホルダー行動主義と企業社会』晃洋書房、2005年
不平等の「由来」を文化論的に検討
公正な分配のル−ルを、ロ−ルズ、ドゥオ−キン、アッカ−マン、
等々の諸説を批判的に検討して、論じる
1989年に我が国で開催された開催された「グロ―バリゼ―ションと経済倫理」の記録
真、美、善、をビジネスに適用したら、どうなる・・・・・・・・。
市場の倫理を超える思想は可能か
正義論を鳥瞰できる一書
森本伸行『ビジネスの法哲学 市場経済にモラルを問う』昭和堂、2006年
道徳的主体としての企業の意味・あり方を本格的に論じた書
自由を至上主義で知られるリバタリアニズムの入門書。巻末にリバタリアニズム関係の参考文献があげてある。
社会的責任論の立場から、企業倫理にも言及。各種の企業評価の手法も詳しく紹介されている
心理学からのアプロ−チだが、我が国で初めての「信頼」に関する著作。
今後、組織論や倫理学的アプロ−チから執筆された類書の刊行が待たれる
山口意友『正義を疑え!』筑摩書房(筑摩新書)、2002年
ビジネス倫理をいち早く我が国に翻訳紹介した著者の「経営倫理学的」組織論
山田省三『セクシュアル・ハラスメントと男女雇用平等』旬報社、2002年
スティーブン・B.ヤング著経済人コー円卓会議日本委員会監訳『CSR経営モラル・キャピタリズム グローバル時代の資本主義のあり方』生産性出版、2005年
現代リベラリズムの諸問題が「個の自由」との関連で論じられている
未来への責任がキ−ワ−ド
ホセ・ヨンパルト『道徳的・法的責任の三つの条件』成文堂 、2005年
ラスマッセン著菊池理夫他訳『普遍主義対共同体主義』日本経済評論社、1998年
ユニバ−サリズム、リベラリズム、そしてコミュニタリアニズム・・・・・
権利ベ−スの規範を考える場合に参考となろう。
社会学の思想的立場を、社会学固有の理論を通して確保し、その上で、倫理学との対話を試みた書
David B.Lewis編日本技術士会訳『内部告発 その倫理と指針』丸善、2003年
ロ−ゼンソ−ル&ブックホルツ著岩田浩他訳『経営倫理学の新構想』文眞堂、2001年
プラグマティズムに基づいて執筆されている
投資家はどのような企業に投資すべきなのか?
今後の企業のあり方を「投資家」の立場から考える。
メタ倫理学から規範的倫理学への「復活」を象徴する書。
応用倫理学の古典とも位置づけられる書で、論争を呼ぶ。
ロールズ著田中成明他訳『公正としての正義 再説』岩波書店、2004年
M.ロスバード著森村進他訳『自由の倫理学』勁草書房、2003年
リバタリアニズム理論体系を提示
アメリカの経営者に、コミニュティ全体の調和を志向する「コミュニタリアニズム」を提唱した書
渡辺幹雄『ロ−ルズ正義論再説 その問題と変遷の各論的考察』春秋社、2001年
「正義の2原理」の意味論的分析をベ−スに、それが正当化されるプロセスが詳細に検討されている