わんわんパトロール隊発足のケーススタディ

砧町町会わんわんパトロール隊調べ

砧町町会わんわんパトロール隊がいろいろなわんパトと意見交換を
した際に見聞きした情報をまとめました。

ケース 発足形態 概略 発足までのプロセス 活動資金 利点 課題 活動維持の例
愛犬家グループ主体 ●元々その地域にあるある愛犬家のグループが母体 ●グループがわんわんパトロール隊結成を宣言
●地元警察署生活安全課防犯係にわんパト結成を連絡
●グループの資金
●NPO法人としているところもあり
●自治体の助成金
●最も短時間で運用開始できる。
●組織力があるので隊員への連絡がスムース
●愛犬家グループの資金が期待できる
●活動維持が簡単
●わんパト以外に活動がある場合が多いので「防犯に協力したい」だけの人は参加しづらい
●月1回の集まり、ゴミ拾い、合同パトロール
地域住民組織 ●自治会、町会が母体 ●自治会、町会の防犯部がわんわんパトロール隊結成を会員に呼びかけ。
●防犯部長ないしはそれに順ずる役職の人が犬を飼っていて積極的に活動に参画する必要あり。
●人数が集まったところで地元警察署生活安全課防犯係にわんパト結成を連絡。
●自治会、町会の資金
●自治体の助成金
●地域の防犯目的が明らかなので参加者を募りやすい
●自治会、町会からの資金援助が期待できる
●活動維持が簡単
●新しい町や住民の世代が比較的揃っている町では町会加入率が高く参加者が集まりやすいが、人の流動が激しい町では加入率が低い(2〜3%)ので集まりにくい。
●古くても戸建が多い住宅街だと集まりやすいが、集合住宅や新しく開発された区画が多いと集まりにくい。
●自治会、町会に属したくない人が多いと集まりにくい。
●月1回の合同パトロール
個人が呼びかけ
(自治会、町会)
●個人が、自治会、町会に働きかける ●個人が自治会、町会に働きかけ、防犯部の下部組織としてわんパトを結成
●人数が集まったところで地元警察署生活安全課防犯係にわんパト結成を連絡。
●自治会、町会の資金
●自治体の助成金
●地域の防犯目的が明らかなので参加者を募りやすい
●自治会、町会を後ろ盾にしているので人集めがしやすい
●自治会、町会からの資金援助が期待できる
●自治会、町会に属したくない人も多く、そういう方は参加してくれない
●自治会、町会の会員にならなくても参加可を理解してもらう必要あり
●活動維持に工夫が必要
●月1回の合同パトロール
●月1回のパトロール通信発行
個人が呼びかけ
(わんこ仲間)
●個人がわんこ仲間に呼びかける ●個人が近所のわんこ仲間に呼びかけてわんパトを結成
●「わんパトクラブ」を作るのか、「あくまでも個人レベルでわんパト活動をする」かをはっきりさせておく。運用要領書を定めておくとよい。
●10人くらい集まったところで地元警察署生活安全課防犯係にわんパト結成を連絡
●防犯協会の予算
●自治体の助成金
●地域の防犯目的が明らかなので参加者を募りやすい
●「わんこ仲間」が地域に認知されていない場合が多く誘いづらいことがある
●資金援助を得にくい。自治体の助成、防犯協会の助成を得る必要がある。
●どうやって広く募集するか工夫が必要
●活動維持に工夫が必要

●「わんパトクラブにしましょう」か「個人的にわんパト活動をしましょう」をはっきりさせておく必要あり。
●月1回の集まり、ゴミ拾い
警察が呼びかけ ●警察主導 ●警察署防犯係が防犯協会に働きかけて防犯協会の下部組織としてわんパトを結成 ●防犯協会の予算
●自治体の助成金
●警察主導なので目的がはっきりしている
●防犯協会の予算を使える
●イベントには警察犬も出てくれる。
●参加者集めは、防犯協会に参加している地元自治会、町会に依頼する。
●行政主導なので参加者の自主性を高める工夫が必要
●活動維持は警察主導?
●防犯協会からの定期的な呼びかけ
地方自治体 ●地方自治体主導 ●市役所の防災担当部署が主体となってわんパトを結成
●市の防災関係予算 ●目的がはっきりしている。
●市役所がすべて面倒をみてくれる。
●募集をしやすい。

●参加者が自治体に甘えてしまい自主的な活動となりにくい
●そこに住む住民の自主性がないと難しい。
●広域になるので参加密度が薄くなり、参加意識が低下してくる不安がある。
●参加者の活動意識の維持が課題である。
7 小学校学区 ●PTA主導 ●PTAが主体となってわんパトを結成
●PTA内だけで組織する例と学区内の町会に協力をお願いする例がある。
●PTAの予算 ●目的が子どもの安全、親の安心確保となり、はっきりしている。
●募集をしやすい。

●PTAと町会、自治会との結びつきが強い地域であれば立ち上げは比較的スムーズである。
●PTAだけに限定すると活動密度が低くなる。
●地域によっては広域となり、活動密度が低くなる。
●子ども関係の被害情報が入ってきてそれをパトロールに活かそうする場合、情報の展開、取り扱いに注意が必要である。
●事務局をPTA内に置き、かつ地域に協力を要請して運用する場合、事務局担当者が毎年変わるため、事務局の運営が難しくなる。


【活動の表示方法例】
●腕章(わんわんパトロールの表示) 6割 (500円〜900円)
●わんちゃんにゼッケン 3割 (1000円〜1500円)
●100円ショップの黄色いバンダナ (100円)
●タスキ (2000円)
●特製帽子、お散歩袋
 (1500円〜)

【予算】
●初期投資:腕章の場合、900円/人
●年間費用:通信費のみ
         イベント開催の場合は別途必要