−社会人リ−グ一歩千金2009・番外編(忘年会)−

 

 社団戦は終了したが、毎年恒例となっている「忘年会」が今年も12/5の土曜日に開催された。

 会場となったのは、中野新橋「ヘブン」である。マスタ−の木戸さんも一歩千金のメンバ−であることから、社団戦に絡むイベントには毎回のように会場として使わせてもらっている。中野新橋駅から徒歩1分。改札を出て右に行き、次の角を右に行くと、「カラオケ&バ− ヘブン」の看板が見える。1階が中華料理屋の2階である。

木戸さんがヘブンを開店したのは97年の秋というから、かれこれ12年以上になる。もともとはスタジオだったらしく、部屋が3つに分かれたつくりである。一つは木戸さんがマスタ−を勤めるカウンタ−バ−。ここにはカラオケは無い。代わりにTの字型に作られたカウンタ−の一角で、客同士で将棋や碁の対局が出来るようにしてある。もちろん盤駒・時計等は用意されている。

 

 木戸さんと指すときにはカウンタ−越しということになる。ヘブンが出来る前に

当時近所にあったスナック「K」には、やはり将棋盤が置いてあり、地元の将棋好きが集う場所でもあった。「K」に客として通っていた木戸さんは師範格で、地元の将棋好きには、ほとんど大駒落ちで教えていたらしい。その流れで、いまでもヘブンは地元客でにぎわっていて、たまに行くと、よくカウンタ−越しに木戸さんと将棋を指している地元の人も見かける。

 

 あとの二つはカラオケボックス。といっても普通のカラオケボックスと言うよりはパ−ティ−ル−ムといったほうが適当な、20人は軽く入れる豪華な作りの部屋と、それよりやや小さめの部屋の2室である。

 各地の名所・名店などを紹介するTV番組「アド街ック天国」の中野新橋の回では紹介されたこともある。たしか2000年頃だったと思う。それでか、芸能人や相撲取り(主に藤島部屋)やプロ棋士の先生なども良く利用していたようである。ちなみに、押尾学は来てないらしい。

 

 4時スタ−トなので、30分ほど遅れていくと、すでに大きいほうの部屋で鍋パ−ティ−が始まっている。鍋はしゃぶしゃぶ用とすき焼き用が用意されている。「今半」から調達の高級肉が食べ放題なので次々とおかわり。野菜も山盛り。他に、鶏のから揚げなどのつまみと、おにぎりやフル−ツまで用意されている。酒もビ−ルと焼酎は飲み放題。これで会費が1人6千円は格安。女性は4千円、なぜか「女装」が5千円となっている。

 この日は酒の差し入れも多く、銘柄の芋焼酎や日本酒の地酒、泡盛やワインなど多数。持参いただいた方、ありがとうございました。

 

 参加メンバ−は以下の通り。

 まず、一歩千金チ−ムの今年参加のメンバ−からは、石崎さん、岡田さん、前田さん、石塚さん、板垣さん、小島さん、三上さん、小泉さん、かつみさん、絵美さん、高塚さん、厚芝さん、斉藤さん、と北野。

 

元メンバ−では、波河久美子さん、加藤欣也さん、高橋利育さん。波河さんは一歩チ−ムでは数少ない、というか過去唯一の女性メンバ−。(注、女装メンバ−は除く。 あっ、一応純子ママもいましたね。すいません。) 昔はリスボンなどで腕を磨き、得意の右四間が決まると、高塚さんなども度々負かしていたらしい。 

 

加藤さん(通称カトキンさん)は、一歩チ−ムが社団戦2部に居た頃の大将役。高橋さんは、現在若駒チ−ムに移籍して活躍(?)されているらしい。その若駒チ−ムからは、中川さんが参加。 石垣さんは調布チ−ムのメンバ−、才田さんは京大チ−ムのメンバ−で、どちらも社団戦一部リーグの強豪。

 

NEC将棋部からは、加藤徹さん、田口さん、久保さん。加藤さんはNECチ−ムの監督。先日の職団戦では、S級決勝でリコ−チ−ム相手に、自ら大将戦を制し、3−2勝ちでNECチ−ムを優勝へ導いた。田口さんは第2チ−ムのメンバ−である。久保さんは昔一歩チームのメンバ−で、NEC第2にも参加していたこともある。定年後はそういったことから離れて悠々自適、どころか益々将棋三昧の日々。例会や職団戦などには必ず参加し、ネット将棋やプロの指導将棋会、でも足りず、仲間を集めて将棋合宿旅行と忙しい。現役の頃より強くなったとの評判。

 

 下田さん(通称ノ−ディ−)は蝶の研究家で、蛾の研究家である石塚さんとは話が合うらしい。将棋も指されるが社団戦には参加していない。リントンさんと手塚さんは共に一歩の常連で囲碁の方。リントンはもちろん通称で本名は林啄(はやしみがく)さんという。林→リンと読むのは良いとして、啄→トンは無いだろうと思うが(「豚」じゃないので)、昔そう読んでしまった人が居て、いつの間にか通称になってしまったらしい。囲碁は東京代表で全国ベスト4にもなったことがあり、アマ10段とも11段とも言われる。一歩の客の中では囲碁はビリから数えて2番目にヘボの北野では井目でも勝つのは難しそうである。(注)ビリというのは何人か居て、一歩で直接対決で勝つとビリから2番目に昇格するが、次の対戦で負けるとその座を奪われるというシステム。私は先日一歩でRさんに勝ったので今のところ2番目なのである。

 

手塚さんは囲碁五段くらいという。手塚さんは「ご」のつくものは得意で、囲碁のほか、イタリア語と落語も達者である。たまにイタリア語の小話を英語に翻訳したものをメ−ルで送ってくれたりもする。

 平田さんは私の学生の頃からの友人で、一歩にもたまに飲みに来る。同じ剣道部であったが、今でもOB会などでたまに稽古をしているらしい。私などは竹刀の握り方も忘れてしまったが。

 

以上、純子ママを加えて総勢28名と、良く集まったものである。ヘブンが近々閉めることになるかもしれないと、皆に純子ママから伝えたせいもあると思う。木戸さんが伊豆の方で農場をやる計画をしていて、店を閉める時期は未定だが、ひょっとしたら後をついでくれる人もいるかもしれないとのこと。ここが無くなるのは惜しいので、そうなってくれればありがたいが。

 

次々と参加者が到着する。会計は純子ママなので、私は幹事といっても飲んでいるだけの人。5時ごろ斉藤師匠が到着。会費誰に払うの?と聞くので純子さんへ、と言う。師匠、純子さんの前で千円札を数えだし、「1、2、3、4、5、おっ、ぴったりだっ。」「ぴったりじゃないでしょ。6千円だからあと千円。」「あっ、そうかそうか」 4まで数えたら、「今何時だいっ」って言わなくちゃ。丁度5時だったのに。

 

1人でカウンタ−バ−の部屋に移動する。カウンタ−のなかでは、木戸さんとスタッフの女性2名で鍋の下ごしらえをしてくれている。純子ママも(何も手伝いはしていないが)カウンタ−に座っていて、目の前には差し入れのワインがずらり。1本ずつ開けて、5人で試飲し、残りを大部屋へまわしていく。「あたいらで上前はねるのよ」と、純子ママが何やらヤクザの親分みたいなことを言っている。

 

純子ママは、牛肉食べてワイン飲んだので満足したのか、この日も遅くから店を開けるといって新宿へ移動。私が「一歩に来そうな客は今日はほとんどこっちに来てるんだから、開けても客来ないでしょ」というと、「北野さんも後で一歩に寄るでしょ」「寄りませんよ」と言ったが、結局寄ってしまった。

 

 ワインも飲んだし、次は日本酒かな、と思って大部屋へ戻ってみると、先着したかなりのメンバ−はグラスを持って隣の部屋へ移動。隣は盤を何面か並べた対局ル−ムと化している。リントンと手塚さんは囲碁対局。手塚さんの黒番5子の手合い。

続いてリントンvs高塚さんは6子局。高塚さんは「自分は将棋より囲碁のほうが得意。」といっているが、将棋もなかなかセンスが良い。所謂「筋が良い」というやつで、これは私が言っているのじゃなくて、元都名人のK滝さんなどが言っているので、そうなのであろう。将棋のセンスの良さと勝敗とは別物のようである。

 

 6子では上手のリントン有利かと見ていたら、ギャラリ−の予想というか期待に反して、上手の大石を仕留めて高塚さんの勝利。素直に喜ぶ高塚さんは、局後のコメントも謙虚であったが、明日の自身のブログでは勝ち誇りまくりであろうと思われる。

 

 加藤徹さんvs高橋さんは加藤さんの勝ち。高橋さんvs田口さんの飛車落ち局は下手の田口さんの勝ち。昨年は田口さんが飛車落ち下手で負けだったそうで、いくらか強くなったと見える。加藤さん、田口さんは翌日の「三崎まぐろ将棋大会」に出場するということで早めに帰宅。

 

 対局ル−ムでは、そのほかにも入れ替わり立ち代り次々と将棋や囲碁の対戦が続いたが、詳細はあまり見ていない。私は、斉藤師匠と石崎さん相手に将棋を指し、共に負け。お歳暮代わりである。

 

 高塚さんの奥さんの佐知子さん(通称サッちゃん)が迎えに来る。いつもは夫婦揃って参加するのだが、佐知子さんは別の忘年会と重なったとのこと。高塚さんがいくら酔っ払ってても、千葉までサッちゃんと一緒に帰ればこちらとしても安心である。

 

 大部屋に戻ると、こちらはカラオケ大会。参加しているのは小泉さん、かつみさん、中川さん、石垣さんほか。芋焼酎に切り替えてしばらく付き合う。小泉さんはかなり歌いなれていると感じたが、以前バンドのボ−カルをやっていたとのこと。それにしても皆さん新しい歌(実際新しい歌かどうか知らないが、私が聞いたことが無いというだけ)をよく知っているものだと感心。皆将棋も強いし歌も上手である。そうこうしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、11時近くにお開き。

 参加された方、お疲れ様でした。

 

  最後に、一歩千金チ−ムと参加者各位の今年の戦績を。

チ−ム成績は4部赤リ−グで7勝8敗(総合57勝48敗)で18チ−ム中11位は、まずまずといったところか。

 参加者各位(敬称略)の個人成績は以下。参加者名(基本五十音順)、個人戦を含めた総合勝敗、(個人戦勝敗)の順。(−)は個人戦不参加の場合。

 

 板垣祐介  8勝1敗(−);若駒からレンタル移籍でエ−ス級の活躍。来年も是非お願いします。

 厚芝茂樹  6勝8敗(2-2);ネット2チ−ム戦で、柿木将棋の柿木さんに勝利。

 石崎 淳  4勝9敗(1-3);日建チ−ム戦で奇跡の逆転勝ちでチ−ム43勝ち。糖尿病の回復に努めてください。

 石塚勝己  6勝6敗(1-3);リ−グ戦だけ見れば+2の勝ち越しで貢献。大将戦勝利もお見事でした。

 岡田敬介  7勝8敗(1-3);後半失速も、前半戦は勝ち頭。来年もこの調子で。

 木戸 渉  1勝1敗(−);明け方まで仕事なので対局数は少ないが、大将戦で1勝。

 小泉吉生  6勝7敗(2-2);ほぼ指し分けは初参加の昨年に比べ大幅な進歩。

 小島安洋  6勝6敗(3-1);団体個人戦の決勝で負けは残念でした。

 斉藤 尭  5勝4敗();師匠が居ないと皆が寂しがるので、来年も是非。

 高塚恒夫  2勝4敗(1-3);何といってもチ−ム創設の功労者。高塚流の序盤は見ていて面白いです。

 布川絵美  1勝1敗(−);唯一の1勝はチ−ムの4−3勝ちに貢献です。

 前田貴善人 9勝2敗(−);全て大将戦でチ−ム最多勝星。安定感が出てきた。

光瀬かつみ 3勝2敗(−);レ−ティング点数はチ−ム内で第3位。来年は是非フル出場を。

 三上幸男  2勝0敗(−);久しぶりの参加。また機会があれば是非。

 北野 豊  3勝9敗(1-3);チ−ム最多の負け越し。来年は幹事と記録係に徹したほうがよさそうである。

 

 ということで、今年1年、参加された方お疲れ様でした。来年度もよろしくお願いいたします。新規の参加者も大歓迎です。