こんばんわ。
フランスから帰ってきてそっこう、この文章を書いてるあたり、
現在の自分の状況が分かるんですが(笑)、
ちょっと今回のボード旅行で感じたことがたくさんあり、
さらに、さっき、今年から社会人になる友人と久々に電話で話したこともあり
風呂んなかで、これ書こうと決心しました。
さて、今回のテーマは、「仕事」についてです。
今、自分は大学は卒業して、大学院というところの1年生なわけで、
このまま修士課程で大学院を出るのであれば、
ちょうど大学三年生がやっているのと同様、就職活動シーズンなわけです。
私の周りの修士1年生も、皆それぞれ就職活動に励んでいるわけです。
それこそ、そのテンションのようなものは人それぞれで、
「就活は一生に関わることだから」
といって頑張る人もいれば、
「就職活動よりもボードだ!サーフィンだ!」
といってる人もいます(笑)
そんなこんなで今回、私は、後者の側の友人と、
約10日間にわたりフランスの山奥へスノーボードに行ったわけですが、
私からしたら、彼の就職活動に対する姿勢はアンビリーバボーなわけです笑
教員になろう!と決心したことから、就職活動に重きをおかない私でさえ、
「みんな頑張ってる時期に10日間もボードしててよいのかな」
とかなり思いました。
しかし彼は10日なんてもんではありません。この冬もほとんどボード三昧です。
しかし、彼いわく、
「俺にとってボードは大切な趣味であり、就職活動以上に大切」
らしいです。
「たまたま自分にとって大切な行事が、就職活動の時期とかぶった」
らしいです。
「お前だって、もし就職活動時期と教員採用試験の時期がかぶったら、
教員採用試験とるだろ?」
といわれました。
むちゃくちゃです笑
でも彼は彼なりに就職活動に対する考えがあるのです。
「なんでみんなそんなに就職活動を『一生に関わること』と決め付けるんだろう。
そういう意気込みで会社を探すことは自分を縛り付けることだ。
入ってみて、合わなかったら転職すりゃいいじゃん。
軽いフットワークでやらなきゃ、『自分はここに合ってる』という思い込みで
一生を縛ることになる」
これが彼の口癖です。
私は、この時期に遊んでいる彼の行為はあまり立派であるとは思わないけど、
一方でなんとも日本人的でない考えだなぁと妙に関心しました。
一般大学生である私には到底できない発想だからね。出来れば一発で落ち着きたいし。
大学生は一般的に、時期が来ればみんながするからという理由で、
就職活動をする。
当たり前のようにする。
しかし、ここで忘れてはならないことは、
ということだ。
今回の旅行で出会った人間は、皆、学生ではなかった。
フランスの山奥のペンションでバイトしている兄ちゃんたちは、
出身地は色々だったが、
30前後だけどスキーばっかやってるスキーバンプ(というらしい)
だったり、大学卒業して1年、猶予を持ってペンションでバイトしながらスキーしてる奴、
職を転々として今は大工をやってるとかいう人、(DJやってた)
英国の銀行で働いてて、6週間の休暇をもらってみんなでスキーに来てるお客さん、
などなど、
とりあえず、みんな「学生」ではなかった。
そして彼らには特に「普通に就職」という概念もなかった。
そもそもイギリスとかでは、大学卒業後、1年猶予をあけるとかって
けっこうあるんだってさ。
彼らの生き方がいい悪いは別として、とにかく、
いろんな人生があるということは、当たり前だけどあらためて実感することであった。
そしてなにより、楽しそうなんだよ奴ら!!
もちろんここは日本だから、日本のシステムというのがあって生きやすい道があるわけだけど、
日本人の中であったって、別に大学を出て就職というコースばかりではない。
中卒・高卒・専門・高専・フリーター、ニート、色々いる。
しかし、自分が置かれている環境を当たり前に感じてしまうと、
そのほかの環境に視野が行かなくなることはしばしばある。
現に、今日電話で話した友人は、
「バイトをするまで、フリーターって存在が信じられなかった」
と言っていた。
頭では分かっていても、実際にその人と触れ合わない限り現実味は帯びないのは確かだ。
すごく分かる。
自分にとって「アンビリーバボー」な生き方をしてる人たちも、
同じように仕事をして、生きている。
どんな仕事であれ、社会貢献している。(人様に迷惑をかけるのはNGだけど)
「社会に出る」という言葉がだんだんと周りの人間たちの流行語になっていく。
「学生」だとか「社会人」だとかそういう言い回しが増えていく。
周りが似たもの同士の環境だと、ついその色に染まりがちだが、
なにはともあれ、まず
幸せになる道、自分に合った道を選ぼう
と強く思う。
「社会に出る」
という言葉がかもし出す固定観念が自分にはかなりある。
これをなくそうと思った。
そして真にそのことを、
どんな生き方をしたってよいのだということを、
将来自分の教え子に伝えられる教師になりたい。
PS、今回の旅行中に出会ったスコッティッシュで、
「本当は教員になりたいんだが、一回麻薬で捕まったことがあるからなれない」
という人がいた。すごくいい人なんだけど。
恐らく、「教員」という道を考えたのは麻薬で捕まった後のことなんだろう。
「やりたくてもできない」状態にある人もいるのだ。
PS2、一緒に行った友達は海運関係の仕事に就きたいらしい。
志望理由は、
「海の近くに住めばすぐサーフィンにいけるから」
だそうだ。
それ、面接落ちるんでないかい笑
2005年3月9日