さて、今回は私の尊敬する人物の一人として、星野仙一をとりあげる事にします。
ぶっちゃけ、今年の阪神の優勝によって、かなりその知名度はあがったと思うので、
「でた、ミーハー」
とか思われるかもしれませんが、星野仙一のことは、けっこう昔から尊敬する人で挙げてました!
(いやマジで)
さてさて、ではオレが一体、彼のどのあたりを好み尊敬するのかを、おおいに語っていきたいと思います。
まず、私は、「人になんらかの影響を与えられる人」っていうのを
本当にすごいと思います。
ぶっちゃけ、人間ってのは(←こういう表現を会話で入れる人は、イタイよね・・・)
みんな自分が一番なわけで、
極論の極論を言っちゃうとさ、自分以外は実はそんなに興味がないわけだと思うんです。
いや、これはかなり大げさな言い方だけど、でも、そうっちゃそうだと思う。
だから、そんじょそこらの意見っていうのは、まぁ共感とかはできるかもしれないけど、
あまり影響力はないと思うわけよ。
影響力がある人っていうのは、
要はほんの一握りの、いわゆる「カリスマ性」を持った人間であると思う。
だから、カリスマ性を持っている人っていうのは、
それだけでけっこう稀な存在だと思うから、
たとえそれが、悪徳宗教団体だろうが、
たくさんの信者を抱える教祖とかも、カリスマ性という点においてはすごいのかもしれない。
で、そんな話はどうでもよくて、
では、そのカリスマ性はどこから出てきたか?
ここが問題である。
長嶋茂男とか、あーいうタイプは、もうまさに最初からカリスマがある、
天性のものだと思う。
それに対して、星野は、仙ちゃんはというと、
確実に今までの努力とかで積み上げてきたものの結果であると思う。
いや、もちろん長嶋だって努力してるし積み上げたもんがあるから
カリスマになっているっていうのもあるんだけど、
スターの素質っていうのかな、そういうのはもうすでに備わってたんだじゃないかな?
でも星野仙一は、
いろんな、今までの、
本当は阪神に行きたかったけど、名古屋のファンのアツイ声援にこたえるために
中日に行った潔さとか、
弱いチームを強くしてきた実績とか、
「だんこ打倒巨人」の姿勢とか、
プロ野球界全体の活性化を考えた厳しくもファンとしては嬉しいパフォーマンスとか、
そういう、自分の強い信念を、真に貫き通して、
それが世間に認められて、
それで今年ついに阪神を優勝に導いて、
そして勝ち取った
まさに勝ち取った、
そんなカリスマ性であると思うわけよ!!!!
これは相当すごいことですよ。
「勝ちたいんや」
これを、負け癖がついてるタイガースナインに浸透させ、
チーム自体の精神を改革するのは
並大抵の努力じゃなかったと思う。
「絶対に選手になめられてはいけない。」
これを第一のモットーにした選手育成はまさにあっぱれだと思う。
監督業というものを、本当に研究しつくしていると思う。
そしてこれは間違いなく「教師という職業」につながる考えである。
星野みたいな教師が、理想の教師と言っても過言ではないと思う。
ああいう教師だったら、間違いなく、信じてついていこうと思う。俺ならね。
そしてシーズン中も、
あれだけのファンの期待がもう体が壊れる寸前のプレッシャーとなっていたのに
弱っている自分を世間には全くみせない毅然とした態度。
アレを男というんだと思う。
そして、何よりオレが心を打たれたセリフは、
これである。
はっきり言ってこの言葉に俺が星野仙一を尊敬している要素が全て含まれていると思う。
いいですか、星野仙一は、自分の一言一言が、世間にどれだけ影響を与えるかを
自分自身よくわかっているんですよ。
自分が何か言えば、それがどういった内容であれ、なんらかの影響を与えることは
分かっているわけです!!
それを分かった上でのこのセリフ。
阪神ファンはマナーが悪いとか、そういうあまりよくないイメージが世間である中で、
「俺が言えば少しはファンの態度も変わるかもしれない」
っていう、いわば、パフォーマンス的なもんだと思うわけよ!!
さっき言ったように、影響力がある人間であるってだけで十分すごいのに、
それを自分で理解して、なおかつ、
自分のできることで、少しでもよくなることに貢献しようという態度が
最高だと思う!!ホントに、最高にかっこいいと思う!!
自分の影響力を悪用するような輩とは天と地の差である!!
影響力のある人間が、それをプラスの方向に作用させようとしている姿が、
とてもえらいという考えに最近思うようになりました。
俺はちょっと前までは、アーティストとかが
「平和」とか「希望」とかそういうのを唄うのが、
なんかお前何様だよ?って思っちゃうときがあったんだけど、
今は、それを唄うことで、
少なからず影響を受けて前向きに生きていこうとする人がいるっていうことが
まずすごいし、そういう「少しでも多くの人がプラスの方向へ向かってほしい」
っていう考えのもとで、
あえてそういう、一見えらそうなことも訴えてる姿勢が、
もう尊敬に値するんだなということが分かりました。
これ、実はゆずのコンサートみて思ったんです。
北川悠仁がさ、
「いつも希望を忘れないでほしいです」
みたいなことを最後言ったわけよ、
これさ、一見すっげーくっさいセリフでさ、
「うーわまたまた」
って感じになりそうだけど、
これをあえて、言ったパフォーマンス、
自分に影響力があることを知った上で、
それによって少しでもみんなに、
大げさにいうと「世界」に貢献したいっていう姿勢が
かっこいいと思うわけです。
まぁ話が星野から少しずれたけど、
要は星野は自分で勝ち取ったカリスマ性を、またさらに使って、
さらにプロ野球界だけでなく、少しでも多くの人間を
プラスの方向に向かわせようとしてるっていうことよ!!かっこよすぎだろ。
さらに、星野は見るからに強い人間であることはわかるけど、
忘れてはいけないのは、その優しさである。
なんかで聞いたけど、星野仙一は学生時代、
足の悪い生徒を毎日おぶって登下校するという
弱いものを助けてあげる心優しい少年だったという意外な一面を持ってる。
まぁそれは別に俺からいわせれば意外でもないわけで、
弱い阪神をなんとかしたいとか、そういう精神にもつながるとは思うんだけど。
大事なのは、
ところにあると思う。
強い人間というのは、その強さゆえ、けっこうより上を見たり、
自分の意志を貫くのに全力を注ぐため
自分より弱い立場の人間に目を向けられる人っていうのは
少ないと思うんだよね。
自分の強さに気付いてれば、えらそうになる奴のが多いと思う。
弱いものに目を向けられるのは、えてして自分も弱者だった経験がある人だと思う。
だから、もしかしたら星野も弱者だった時期があったのかもしれないが、
でもあまりそのイメージはない。
多分、本当にいろんなことに、真に正義感が強いんだろうと思う。
いやーーーここまで星野べた褒めしたわけですが、
まぁ、ああいう強い男になるのはとても難しいとは思うけど、
でもやっぱ、憧れるわけです!!!!
星野最高。
2003年12月5日