いちのせファーム![]()
シカクマメ、最盛期を迎えています。(9/7の記事)
5月15日に種まきをしたシカクマメが3ヵ月半の生長期間を過ごし、8月下旬から花をつけ始め、現在、収穫期の真っ最中です。今年は試験的に100本あまりの栽培ですが、今年の暑い天候が良かったのか、元気いっぱいです。
花です。サヤインゲンと形はそっくりですが、色が青いのが特徴です。遠目からでも小さく青い花がきれいです。
親子写真です。豆ができ始めたばかり。この後は、実にすくすくと育って大きくなります。
これがシカクマメです。
これで長さが12cmぐらい。そのまま育てるとどんどん大きくなりますが、15cmほどになるとスジが硬くなり、料理には下ごしらえが必要になってきます。また、そのまま放置すると30cmほどまで大きくなり、サヤの中の豆が成熟します。まだ収獲真っ最中なので若採りするため、大きくはしません。
シカクマメ雑学辞典
その1 ようこそ、日本へ
原産地はマダガスカル。主に熱帯アジアで栽培されていました。熱帯でしか育たないものでしたが、1980年代、夏のたんぱく質源として旧農林水産省熱帯農業研究センターにより「うりずん(沖縄方言:4月頃の新緑の季節という意味)」という改良品種ができ、沖縄で栽培が始まりました。
いちのせファームでは青莢で収獲していますが、そのまま大きくすると豆が取れます。栄養価も大豆に近いとのことです。
その2 おまけ付き?
シカクマメは土中にダリアのような球根をつけます。これがまた食用になるんです。薄切りにしてポテトチップスのようにして食べるとのこと。また、球根の方を大きくするため、花を全部摘んでしまう、という育て方もあるようです。
その3 3ヵ月半
今回のシカクマメ、種まきが5月15日で、収獲開始が9月でした。収獲まで実に3ヶ月半!実に長い雑草との戦いであります。
なぜにこんなに時間がかかるのか。それは、シカクマメが高温短日性という特徴を持っているからなのです。これは、高温期で、日照時間が一定時間よりも短くなることに反応して花を咲かせる、というものです。夏に向かって体力づくりをし、日が短くなると培ってきた体力を動員して花を咲かせ、実をつけるものが短日性の植物ということになります。例えば、お米もそうですね。
一方、長日性のものもあります。たとえば白菜は、冬に向かって葉をたたんで体力づくりをし、春、日照時間が長くなってくるとたたんだ葉を割って花を咲かせます。冬の白菜がおいしいのは、力をためこんだ状態にあるからなんですね。
2007 7/4
いちのせファーム![]()