いちのせファーム![]()
いちのせファーム、井戸を掘りました。
野菜作りでもやっぱり水は大切。きれいな水で作りたい。
そこで、今回、いちのせファームでは井戸を掘ってしまいました。・・・とはいっても、もちろん、そこは本職に掘ってもらいました。
掘っていただいたのはこちらの会社です。今回は社長さんにお願いして会社名と連絡先をHPに掲載する許可をいただきました。
斉藤工業株式会社 0265-24-3110
〒395-0823 長野県飯田市松尾明5262-1
井戸掘りをお願いしたのは平成19年2月中旬。最も地下水の水位が下がる頃を狙ってのことでした。一番厳しい条件のときに十分に水が出れば、一年中安心して使うことができるからでした。しかし、このときは斉藤工業さんの仕事上の都合がつかないということで、3月上旬から、ということになりました。
待つこと約一ヶ月。ようやく待望の工事の開始です。
まず持ち込まれたのは巨大なエア・コンプレッサー。下の画像の右下、車の奥にある黄色の箱です。なんでもドイツ製とのことで、社内秘ながら価格は1000万円とのこと。ミニロトが当たってようやく一台買えるかどうかという代物。斉藤工業の社長さん、いろいろ教えてくれます。
次に来たのが画像中央の青の掘削機。エア・コンプレッサーから圧縮空気を送り込んで、ハンマーで鉄管を打ち込みながら土を吹き上げるというものです。
鉄管を吊るしています。画像左下にあるのが打ち込む鉄管。4m×8本で、32m分です。
鉄管の中には掘削機の先端の刃に動力を伝えるための芯が入っており、二重構造になっています。これを順次つなぎ合わせて合計30mほど掘っていくわけです。
どががん!がんッ!
掘削機のハンマーがうなります。掘った後は、鉄管の中にたまった土や砂、砕いた石などをエアで吹き上げます。そうやって掘ること二日目・・・・。
出たぁ!
このシーンは掘りながらたまった泥水をエアで吹き飛ばしているところです。泥交じりではありますが、水です。確かに水です。
でも、これぐらいでは終わりません。まだ掘り続けていきます。そうすると・・・。

三日目。かなり綺麗になった水が噴き出すようになりました。
ちなみにこの画像は、「水がドバーーーっと出てるところを撮りたいなぁ。」と、お願いモードの目つきで斉藤工業の社長さんと話したところ、「では。」と、二回ほどシャッターチャンス用に水を吹かせていただいて、撮る事ができました。
うーん、すばらしいサービス精神。
この後、鉄管と掘削用の芯を抜いて、水の汲み上げ用の管と入れ替え、ポンプでの井戸さらいとなります。

井戸さらいは、仮設のポンプで間断汲み上げをしながら行います。この箱はノッチ箱(だったと思います)といいます。鉄の箱が二つに仕切られ、仕切板の向こう側に水が入り、手前の方に流れ出す仕組みになっています。仕切り板があるのは、汲み上げた水にある砂等が向こう側にたまるようになっていて、水がどれぐらいきれいになったかを知るための仕組みです。
また、手前の三角の切れ込みは水量が一目で分かるための工夫。直角二等辺三角形の切れ込みのどの位置まで水が来ているのかで毎分あたりの吐水量があるのかが分かるのです。ちなみにこのときの量は毎分200リットル。蛇口四つぐらいなら全開にしても余裕とのこと。
井戸水がきれいになるには、この後2週間ほどかかりました。

井戸さらいが終わると、いよいよ我らのポンプ登場。
メインポンプは井戸の鉄管の中に入ってしまいます。大きく見えますが、直系は10cmにも満たない細いものです。これまたドイツ製。

仮設のポンプやノッチ箱が撤去されるとコンクリートの枠の中にすべてが収められ、鉄のふたがされます。下にもコンクリートが敷かれるのは、雨水や上水が井戸に入ることを防ぐためです。この井戸は用水路の近くに掘りましたから、用水路の水があふれてきても大丈夫なように、地面から50cmほどコンクリートの枠が出ています。これで万全。

コンクリートの枠の中にある調圧ポンプです。画面右下のパイプが出ているところが井戸本体。この下に細いポンプが入っているわけです。
さてさて・・・と、いうわけで、とうとう井戸水を使うことができるようになりました。今後は潅水などはこの水を使うことができるようになりまして、野菜作りもますます楽しみです。
いちのせファーム![]()