いちのせファーム

今のハウス、こうなってます。(2/15の記事)


寒いですねー。

こんな時期、いちのせファームのビニールハウスの中はどうなっているのでしょう?
と、いうわけで、にぎやかではない時期のビニールハウスの中を紹介していきましょう。

 この黒いマルチの敷いてあるところは、堆肥を入れて土起こしをして養生をしているところです。
適度な水分を入れてありまして、日光で土の温度を上げることによって、堆肥の中の有用菌が土中に増え、呼吸をすることで土が団粒化するようにしています。団粒というのは土の構造のことで、土が丸い小さなツブツブを構成している状態をいいます。この状態になると、肥料や空気を保つ力が強くなり、また、水はけもよくなるため、野菜にとってはうれしい土といえるのです。
 こうやって、春秋で2週間程度ほうっておくのです。

 冬の間でも小松菜などを栽培しています。ですから、養生させる場所は、前作が終わった部分からしていくことになります。

 こちらは小松菜のセルトレー栽培の場所。まだまだ小さい小松菜が顔を出しています。

 こちらはミニ青梗菜。先ほどの小松菜と同じような状態です。出荷できるようになるまでは、少なくともあと二週間ほど必要になります。

 こちらは小松菜の直播きをしたところ。やっと芽が出てきました。こちらはあと45日ほどあとの出荷になる予定です。

 こちら、青梗菜のセルトレー栽培で、ようやく芽が出てきたところ。冬場ですと、種をまいてから収穫までは60日ほどかかります。夏が20日ほどで収穫になることを思うと、だいたい3倍の時間が必要になります。
 画像上の方のビニールがかかっているところは芽出しをしているところです。保温と保湿のために上に透明なビニールをかけてあります。

 こちらは蕪です。寒いと蕪の表面が凍ってしまいますので、ビニールでトンネルをしてあります。
 また、今回はセルトレーで苗を作って植えてみました。またまた実験栽培でありますが、意外にうまくいっています。

 通常、根ものの野菜は苗にしてから植えることはありません。根の部分が育ちにくくなるためです。
 以前、ニンジンを苗で実験栽培してみました。そうしたら、普通のニンジンの種だったのに、ピンポン玉のような形のニンジンになってしまいました。それはそれで面白いとは思ったのですが、なにしろ大きくならないので、現在のところは保留となっています。
 一方、蕪の場合には、根の上の部分が太ります。ですからトレーで苗作りをしてから植えるのに適しているのです。この栽培方法だと、移植の手間は要るものの、理想的な株間の状態で植えることができるために間引きが不要になりますし、雑草の発芽より前に苗の状態で植えられるため、雑草の成長より一歩先に蕪が大きくなるため除草作業も不要になります。
 
 この蕪の移植栽培、有望な栽培方法だと思います。どうやらいちのせファーム、久々の成功例となりそうです。

・・・とまあ、冬の間もこんな風にあれこれやっておりますです。


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