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花のこと、植木のこと
 毎日花屋の店先で、お客様から花や植木について色々なご質問を頂きます。
ホンの少しヒントを差し上げれば納得して頂ける単純なことや、
花屋でも頭を抱えてしまう、難しい問題など様々です。
そんなひとつひとつの話を少しずつ書いていこうと思います。
このホームページにいらした方の参考になれば幸いです。


2019.05.01更新


綺麗な花ってどんな花?
 切り花はもともと茎を切って出荷していますから、基本的につぼみは発色しにくく、大きく咲く事はほとんどありません。
 「それなら、菊やバラ、百合は?」と質問されそうですが、
それらの花も一番大きなつぼみが十分に成長して、発色してから出荷します。
菊やバラの例で言えば、もともと質の良い物は、はじめから大きな花で開く直前の物を出荷します。
花の部分が硬すぎる物や、つぼみが小さい物は品質が良い物とは言えないかも知れませんね。
百合などは一番大きな花がまだ完全に成長していない物を買うと、その物本来の色を楽しめない事があります。
 当然の事ですが、咲いていなければいけない花は、花が開いた状態で店頭に並んでいます。
ひまわり、ガーベラ、蘭類などはその代表的な花です。
 
ガーベラは最近では出荷時にビニールで花を覆って出荷されますが、
あの花を見て「ガーベラはこれを取ると咲いちゃうから嫌い!」と言った人がいました。
昔は、あのまま市場に出荷していましたから、輸送の際に花びらが傷になって売り物にならなくなってしまった事がありました。
あのカバーのお陰でその様なロスが無くなりました。
手間暇を掛けて綺麗に咲かせた花を無傷で出荷するのは大変な苦労を伴います。あのカバー、おばちゃん達(おじちゃんも居るかも知れません)が一つずつ手作業でやっています。最近では大輪系の大きなガーベラもあって、花マニアを喜ばしています。
ビニールのカバーは私の店でも水揚げが済めばなるべく早く取るようにしています。カバーを付けたまま飾っていると花がカビてくる事がありますので、なるべく早く取るようにして下さい。
 ひまわりは極まれに、つぼみも出荷される事がありますが、綺麗に咲いている花が足りなくて、数合わせだけが目的で出荷される場合がほとんどです。
分かりやすく言えば、「これも一緒に箱に入れて出しちゃえ!」的な物です。
 
ガーベラや胡蝶蘭がつぼみの状態で花屋にある事はありません。蘭でつぼみが多いのは、東南アジアから輸入されているデンファレですね。あれは咲きませんね。
反対に国産、沖縄産の物は、ほとんど先まで花が咲いて出荷されます。それが一番綺麗で花もちも良いのです。
 基本的には、太くて長い茎には大きな花が咲きます。この様な茎をした花は、生命力も強く、花も大きく開きます。
当然、時間的にも長く楽しめます。
 価格だけを見ないで、しっかりした品質の花を買って、ちょぴり贅沢を楽しみましょう!
10本安い花を買うなら、1本の贅沢を味わって下さい。


花市場ってこんなトコロ (o~-')b
この写真は朝の競りが始まる1時間程前のオークションルームです。もう少しすると(8月の中旬)時計の形をしている価格の表示板が簡素化されます。
これは最近リニューアルされたばかりの端末機にこれと同じものが表示されているからです。

右は私が普段使っている新端末機です。
L列の左から30台目です。
市場に着くとオークションカードでチェクインしてから、自分の買参番号を入力し、4桁の暗証番号を入力します。
競りが始まると、欲しいモノがあるレーンの
画面をタッチしてをA〜Hで選びます。
後は欲しい値段のところで、右側にある10キーのボタンで必要な口数を押します。
競り機がたくさん写っている写真は
「全体モード」画面です。
買参人(競りで仕入れをする人)の意見を聞いて、こんな画面も作りました。
どこのレーンで何を幾らで売っているのか、次に何を売るのかが一目瞭然です。


オークションルームの我々が
座っている所から見て、競り機の後ろ側です。
この日は鉢物の競り日だったので
大量の胡蝶蘭が台車に乗って
競りの順番を待ちます。
花束を、いただいたら・・・

ラッピングを取り除いて一分でも早く水に入れてあげましょう。
花束を作ってから、お客様の手に渡るまで、何時間かかってるか分かりません。
その時間や環境が花にとってダメージとなる場合があります。

バケツでも洗面器でも良いのでとりあえずたくさん水の入る器に花を入れてあげて下さい!

よくパーティーやお祝いなどで使った花を持ち帰る為に包んで歩いてらっしゃる方を見かけますが、
花の茎ばかりを包んで花の部分は紙から出てしまっている人を見かけます。

花は風や光などが当たると水分が蒸発して萎れる場合があります。
もし包むなら花の部分を痛まないように丁寧に包んであげる事が大事です。

アレンジメントを、いただいたら・・・
やはりラッピングを取り除いて、
エアコンの風が当たらない所に置きましょう。挿してある花を少しめくると、
吸水性スポンジが見えると思います。
お水が少ないようでしたら
たっぷり足してあげて下さい。

全体のバランスを考えて
長く挿してある花もあると思いますが、
長いものから萎れる事があります。
抜いて切りかえし別の花瓶の飾るのも良いかもしれません。
自宅や会社などに花を飾る時は・・・

花米はビジネス街の花屋ですので、会社の受付に飾る花を買いにいらっしゃるお客様が多いのですが、
時々「お花がすぐ駄目になるのよ」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに切花というものは皆さんがイメージしてらっしゃる程はもたないのかもしれませんが、
一晩で駄目になることは、まず、ありません。

・・・でよく話しを伺うと、天井からエアコンの風が吹いている所に置いたとか、
ライトアップしている所に置いたとかというケースが多いようです。

お花は生き物です。畑で咲いていたものを切って輸送するだけでもダメージなのに、
一番苦手な風に当てたりライトに当てたら可哀そうですね。

特に夏場は、少しでも長く楽しめる工夫をしたいですね。

ご相談にも乗りますので、どうぞご遠慮なく、お話し下さい。

花の名前って・・・

お客様によく花の名前を聞かれる事があります。
多分、ご自分が綺麗だなぁ〜と思った花の名前を覚えておきたいという事でしょう。
でも、確かに○○草とか○○百合とかという名前なら、すぐ頭に入るでしょうけれど、
デルフィニューム・フォルカフレーデンとかリシアンサス・リネーションピンクピコティとか・・・ 
なんのこっちゃσ('、`)?という名前もいっぱいあります。

もっと覚えやすい名前なら良いのでしょうが、
種苗の専門家さん達にも色々理由があるのでしょうし、
訳の分からない名前の方が有り難いような気もしますね。

「どうしてそんなに難しい名前を覚えられるの?」とも よく聞かれます。毎日、接してれば覚えます。
競馬を好きな人が馬の名前がスグ頭に入るのと同じです。

フロリスト・ナイフ

花屋は店によって水揚げの方法は千差万別です。オーバーな言い方かもしれませんが、当店だけの秘伝とか先祖代々のやり方などが有るようです。茎の切り口を熱い湯に何秒かつける方法、明礬や水揚げ専用の薬品を使う方法など色々です。

・・・で花米の場合は、とてもシンプル! ナイフだけです。菊などは手で折りますし、枝モノは剪定鋏を使いますが、入荷した花の水揚げも手入れもアレンジや花束の製作もすべて小さなフロリストナイフ一本です。店主が毎日のように研いでますので、とてもよく切れます。切れるナイフで茎を切ると水揚げがとてもスムーズにいきます。水も痛み難いのです。

よくお客様にも、お勧めしているのですが、怖くて使えないという方が多いようです。フラワーデザインの教室をなさってる方でも苦手な方が多いようです。慣れてしまえば、とっても楽で重宝な道具です。お花をよく扱う方は一念発起して練習をしてみては?当店にいらっしゃれば、使い方のコツなどを教えて差し上げますよ( ̄▽ ̄)√ナイフで花を扱っていると、とてもカッコいいですよ〜。  

 そうは言われても怖いですよネ。実はフロリストナイフは逆刃なんです。つまり、分かりやすく言えば、左利きと同じです。刃を下に向けると
左側に刃が付いているやつです。これは使うときに刃を上にして使う為です。ですから、見た目で真似しても逆刃でないとできません!気を付けて下さい


胡蝶蘭をもう一度咲かせたい・・?
お客様の中には胡蝶蘭は暖かい所の植物だから、きっと夏は強いと思っている人も多いと思います。
残念ですが違います!日本では 寒い時期、1〜2月頃が出荷のピークなんです。でも寒さには凄く弱いんです。

ところで、御祝い事などで頂いた胡蝶蘭、花がお終わったからって捨ててしまうのはもったいないですよね?

まず、その植物が生育している環境はどんな所なのかイメージする事が大切です。
胡蝶蘭は大きな木の枝別れしたところに直接種子が着生して(鳥などに依って)そのまま根を張っている事が多いんです。
植物園に行った時に上の方を良く注意して見てみると、
根をむき出しにしたままの胡蝶蘭が、木の枝からぶら下がっているのを良く見かけます。
上のほうは枝が張っていて直射日光ではなく、木漏れ日が当たっている場所なんです。
風通しも決して悪くない。そしてたまにスコールがあるような場所ですね。
従って、自宅やオフィスでは窓から少し離れた場所に置き、1週間ほどで水をあげて、スコールの代わりをします。
ただ、温度が高くなる時期は、花は咲きにくくなりますが・・・。

もう一つ注意が必要なのは湿度管理です。
花屋では、胡蝶蘭は乾燥に弱いので、霧吹きをして湿度を補って下さいと言っています。
ところが、ご存知のように日本の夏は高温多湿。霧吹きをしなくても全く問題はありません!
でもエアコンが強い部屋は乾燥しているので保湿は必要ですね。
基本的には、湿度の低い季節は、一日の最低気温になるような時間(例えば明け方頃)に直接霧吹きで加湿すれば効果的です。
逆に気温が高い時に霧吹きをすると、花が蒸れてしまいますのでご注意下さい。
お榊について
お榊は、毎月1日と15日の朝に新しいものを神棚にお供えする習慣です。
花屋ではそれに合わせて2〜3日前から準備しております。

 花米で皆様に購入して頂いているお榊は、千葉県・君津のお榊専門の業者さんにお願いして、
直接、届けて頂いているものです。多くの店が販売している輸入のお榊に比べ、高品質だと思います。

 お榊専用の器は口が狭く洗いにくいため、中がとても汚れている場合があります。
熱湯や漂白剤で消毒したり、いっそのこと夏場は大きめのガラスのコップなどに、挿すのも良いかもしれません。

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