藤本一郎の「つれづれなるままに」
1998 10月〜12月

12月24日 イヴに思う事ではないかもしれないけど

 今日はクリスマス・イヴだ。

 (京都では)昨晩からの雨も上がり(天気予報ではまだ午前中は油断ならないみたいだけど)、それぞれが楽しいイヴを迎えることだろう。

 そんな日に相応しい話題ではないのだが・・・99年度予算案、皆さんはどう思われるだろうか。

 税収入は50兆、30兆は赤字国債。支出の増加分はほとんど従来型。新しい産業を興すために、というよりは、旧来の産業の崩壊を防ぐために、従来型の公共事業が大幅に増えている。

 ついこの間、佐藤幸治「国家と人間」(放送大学の憲法の授業の教科書となっている本)を買った。昨年出た本であるが、その「まえがき」では、国・地方あわせた財政赤字は400兆、という記述だったが、今回の30兆で、既に600兆が目前に迫ってしまう(利子等を考慮すればそうなる)。

 私達、若い人にとって、現在の経済の失敗は、自分たちには責任がない。むしろ若い女性を中心に、率先して良い物は消費している。にもかかわらず、宮沢蔵相をはじめ、お年の方は、「日本発の世界恐慌を起こさないため」と、将来にとんでもないツケを残してくれる。

 ただの中年サラリーマンの一人であっても、私はその方に責任を追及したい。貴方が馬鹿な政権を選んだせいで、将来、この国は完全に瓦解しそうだ。どうしてくれる。

 多くの年輩者よ、ここで書いても仕方ないかも知れないが、もっと社会に責任を持て。自己にあまりに保身的になるな。この国に将来を語る力を残す努力くらいしてくれ。


12月18日 対イラク爆撃に思う

 日本時間12月17日午前7時前より、米英による、対イラク爆撃が始まった。

 イラクが査察拒否を繰り返してきたことに対する制裁、である。

 まず確認せねばならないのは、フセイン大統領の傲慢かつ不可思議な政治に対して、国際社会がこれを放任することは許されないし、フセイン大統領は査察を今からでも直ちに受け入れるべきである。

 ただ、今回の攻撃は何ら事前の安全保障理事会の承認すらなく行われた、米英両国による攻撃であるに過ぎない。これは許されて良いのだろうか。

 国際社会では、文化や習慣の異なる190もの国が互いの国益を主張しあっている。そして、確かにフセインは一般的な国際的ルールを次々と破ってはいるが、しかし、彼なりに自国の国益を主張しようとしているらしい事は、最低限認めねばならない。彼だって、一応はイラク1400万人を代表する大統領なのだ。

 とすれば、国際社会に置いては、やはり絶対的正義というものは存在しない筈なのである。米英には、その点に奢りがあると言わざるを得ない。

 価値というものが相対的だからこそ、いかに相手が巨悪の存在であっても、制裁は定められたルール(適正な手続)を遵守した上で行うべきである。いかに巨悪な犯人を逮捕する場合であっても、刑事訴訟法の手続を守るべき事と同じである。今回、安保理決議なしに攻撃したことは、やはり許されてはならない。もしこれを放置すれば、同じく査察拒否している北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国に対しても、米国は勝手に攻撃しかねない。あるいは、逆に北朝鮮には全く攻撃しないなら、そのような二重基準は、国際社会からみれば恣意的と言わざるを得ない。これ以上、米国の傲慢を許せば、いつかは日本も被害を被りかねない。


 ところで、今回、日本政府は即座に米英攻撃に対し、全面的な賛同の意を表明した。従来、この時間が他国より遅かったことで批判を受けたりしてきた(その意味では今回の反応は、前よりはまし、なのかもしれないが)が、今回はそれでよかったのだろうか。

 我が国は、憲法上も決して国際紛争を放置しようとするものではなく、むしろ国際的枠組みのなかで積極的に紛争解決のための役割を果たすことを表明している(前文)。ただし、我が国は武力を用いることには極めて否定的であり、それは防衛時に限られる(9条)。そのような憲法を持つ我が国が、いかに同盟国の行為であっても、二ヶ国の恣意的な国益を守るための行為を称賛することは、果たして、「国際社会において、名誉ある地位」を占めるための行為といえるのか。我が国の外交・防衛も、この機に再検討されるべきであろう。


12月16日 ゼミ合宿を終えて

 12月12,13日と、和歌山県の龍神温泉に佐藤ゼミのゼミ合宿に行って来た。

 いつの間にか、俺が幹事になっていたので、かなり張り切って行ったが、正直いろいろ不安だった。

 まず、温泉を選んだのは良いが、そこまでバスで4.5時間。どうやってこの時間をつぶそうか、困った。あと、それ程すべての人と仲良くやっていたゼミとは言い難いものもあったので、夜の宴会?が盛り上がるか、とか、温泉嫌いの人に楽しんでもらえるだろうか、とか・・・。とにかく、心配の連続だった。

 しかし、どうやらみんな楽しんでくれたみたいで、特に佐藤先生が午前3時までお酒につき合って下さったことには本当に感謝している。先生曰く、40代の時以来だそうだ、こんなに遅くまで学生と酒を飲むのにつき合ったのは。それだけ先生が楽しんで下さり、かつ、先生を楽しませるほどみんなが一応は楽しんでくれた証拠だと思うと、幹事としてこれ以上の喜びはない。

 2つ残念な事があるとすれば、1つは私のゼミの発表が2日目で、30分しか眠っていなかった私の体力がゼミに耐えられなかったことと、私に「のぞき」疑惑がかかってしまったこと(笑)だろうか。冗談で物事を言うと、本当になるのは怖いね。  ちなみに、ゼミ生の方へ写真・会計報告のホームページを作成している。是非ゼミ生の方は見てね。


12月04日 ドラフト制度に思う

 いろいろあった今年のドラフト。遅ればせながら、ちょっと思うことを述べてみる。

 個人的には、近大の二岡君が広島1位を蹴って、巨人2位でいってしまったのが最も残念だった。しかし今年のドラフトはそんなもんで済まないほど問題点が明らかになった年だろう。スカウトの自殺問題まで発生してしまったのだから。

 はっきり言おう。逆指名制度は間違いだ。直ちに、前年下位球団から順番に指名していく米国の制度に見習うべきだろう。

 確かにプロになる人の職業選択の自由(憲法22条)を重視するならば、逆指名制は必要なようにも思える。

 でも、プロ野球は均衡な発展があってこそ、面白い。球団を指名できなくても、それがプロ野球全体の均衡な発展という目的による制約である場合、目的が合理的なので、憲法22条の制約としては、いわゆる私人間理論を適用するとしても、公序良俗(民法90条)に反するものではない。また、選手の意思はFA制度によっても担保しうる。

 しかもドラフト制度下での契約金の制限は、家族や所属していた高校・大学の野球部等を経由する裏金によって全く守られていないという憶測は全く絶えない。「火のないところに・・」とすれば、逆指名のあるドラフトの問題はより鮮明になる。

 今回、スカウトの死亡により制度の見直しが検討されるだろうが、全く逆、つまり高校生を含めて逆指名権を与えようとする動きが、読売グループを中心に存在することを注視しなければならない。あそこは正直危険だ。世論が、読売を止めなければいけない。今後の展開が注目される。


11月29日 紅葉3

 今日は彼女と紅葉狩り。久々のデートである。

 いろいろ書きたいが、もうおのろけする時期でもないので、書かない。

 ただ、紅葉はとても綺麗だった。今回の紅葉シーズンの写真をまとめて近々掲載する予定なので、期待していて?欲しい。


11月26日 紅葉2

 昨日、母親が日帰りで京都に遊びに来た。折角の季節、紅葉の綺麗そうなところを案内する。

 南禅寺から永観堂は、まだ今一つという感じであった。この週末まではダメかなあ、という感じである。
 ただ、南禅寺では紅葉せずに枯れる紅葉が目立つことがきになった。酸性雨の影響ではないか、と思う位である。永観堂も年々紅葉の質が落ちている気がする。

 色々回り、最後に訪れたのは真如堂。ここはちょっとした高台にあるせいか、今が最高の紅葉だった。永観堂より1週間近く紅葉が早いように思った。

 真如堂は京大から近いのに、今まで行ったことがなかった。ちょっと行きづらい所にあるが、こんなに綺麗だったら、その不満も吹っ飛ぶ。二人とも大満足。一応「親孝行」となって良かった。

 週末、もう一度どこかに行くつもりだ。色々写真も撮ったので、いいものがあったら、homepageにup loadしたい。


11月21日 お得な情報

 昨日、答練とかいろいろある合間を縫って、哲学の道に紅葉具合を偵察に行って来た。

 もう既に完全に色づいているものもあったが、多くはこれからである。スバリ、東山地区(永観堂、真如堂、哲学の道など)の見頃はこの連休ではなく、次の週の半ばから週末にかけてであろう。

 是非見頃を逃さないように!


11月18日 獅子座流星群

 獅子座流星群見ました?
 私は見ました!!

 塾講から帰宅するのが午後11時。これで午前3時起きは辛いと思い、一度は諦めましたが、体が目覚ましよりも先に起きてしまいました。本能的にとても見たかったんだと思います。

 友人のS氏が起床直前にメールくれたので、共に京大の農Gでみました。

 獅子座から東へ北へ南へ、真っ直ぐと飛び出す流星。あるものは「しっぽ」つきで、あるものは一瞬燃えるように輝いて・・・、1回だけ同時に2個流れ出すのも見えました。

 とても寒かった(京都の今朝の最低気温は4度らしい)のですが、最後にラーメン食べに行って(大混雑!!)暖まって、大満足でした。

 次は33年後だそうです。その時、私は今日の事をどのように思い出すのでしょうか。


11月16日 My Birthday!!

 11月16日は私の誕生日である。23歳になってしまった・・・。

 誕生日となれば、今まで色々な事があった。概して良くない事が多かった(小学生時代は、誕生日には発熱×3回、高校3年は誕生日に振られるetc)が、最近はお陰様でとても楽しくて心温まる誕生日を迎えることができている。まず、私を大切に思ってくれる人に感謝したい。

 さて、今年の誕生日では、私は珍しく自分自身にもプレゼントを贈った。それが、「CAMEDIA C-1400XL」というデジタルカメラである。

 こいつは、今まで持っていたEpsonのCP200とは違い、画質・機能その他カメラとしてのすべての点において、既に普通のフィルムカメラをも並ぶか、上回る性能を発揮してくれる、本格的一眼レフカメラである。140万画素、光学3倍ズーム、5連写撮影、CCDは2/3インチ、その他、とにかく素晴らしい。

 その分、自分自身の撮影能力のないこともあっさり写真に反映してしまう。画質が細かくなったので少々の手ぶれでも画面にそれが表れてしまう。これから、自分の撮影能力も高めていきたい。

 とにかく、良いカメラなので、多分しばらくは良く持ち歩くものと思われる。是非皆さん、被写体になってくださ〜い!!

 ところで・・・今までのカメラ、CP200(35万画素、パソコン接続キット、画像処理ソフト附属)が欲しいという人いますか? ただという訳にはいきませんが、安くお売りしますが・・・。


10月31日 横浜F

 横浜フリューゲルスが、親会社の1つ佐藤工業の支援撤退と、チーム経営の不振から、横浜マリノスと合併することとなった。

 私はJリーグ自体は熱狂的に好きなわけではないが、川淵チェアマンの「地域に根ざすチームを」という理念には賛同していたが、横浜にチームが残るとはいえ、その理念と現実との乖離が明らかになったことになる。非常に残念だ。しかもフリューゲルスは一試合当たりの観客動員数は鹿島や浦和よりも多く、実はトップなのに、である。これだけ地域に愛されている球団が・・・。

 Jリーグでは、例えば親会社の宣伝を制限したり、テレビの放映料はチーム毎に収入となるのではなく、Jリーグが一旦納めてチームに比較的平等に配分するなど、各チームが環境的にはある程度平等になるようになっている。これはプロ野球などで、親会社の体力に依存する経営とは全く異なっている。これも、チームが地域に根ざすための経営である。

 が、Jリーグはまだまだ全世代の支持を得ておらず、この方法で人気がある時はどのチームも潤うが、人気がないときはじり貧となり、親会社の体力がない場合は、今回のようなことがまた起こるのかも知れない。

 でも、是非ともJリーグは、はっきりいえば渡辺読売のアンチテーゼとして、成功して欲しい。プロ野球の広島カープのように、全くの独立採算で親会社に頼ることのないチームがいっぱい誕生するまで、頑張って欲しい。各地域に愛すべきプロ球団があることは、とても良いことで、「正義は勝つ」式の理念を持っている人にも、その良さを是非知ってもらいたい。
(指摘に従い、一部訂正しました 98/11/04)


10月27日 大学のあり方

 大学審議会は、昨日最終答申を有馬文部大臣に提出した。

 答申は、現在の「入るのは難しいが出るのは易しい」という大学教育では学生が自主的な勉強をしないし、学生は議論ができない等、現状の大学教育の欠陥を指摘した上で、年間取得できる単位数を制限する、試験等の評価を厳格化するなどの「改革」を提言している。

 なるほど、現在の大学に問題があることは全くその通りで、審議会の現状分析に関しては大きく反対する内容ではない。しかし問題はその「改革」内容である。

 今の大学教育内容・大学環境のままで単位取得数を制限したらどうなるだろう。楽しくも興味もない授業の強要、3回生でも興味のない教養科目を履修の必要・・・大学で益々勉強ではなく、単位を取ることが目的化しかねない。

 私はあえて逆を有馬文部大臣に提案したい。大学では自分のやりたい勉強をしに大学に入ってくるわけだから、したいようにさせるべきで、むしろ単位は語学を除き廃止すべきである。そうすれば1回生の時から、単位のための授業選択はやらなくなり、自分の取りたい授業に専念できる。無論授業は出なくなるだろうが、授業でなくても自分で勉強するならそれで良い筈だ。そして、少人数クラス(演習・ゼミ)を沢山開講する。これからの少子化の中では学生数も減少するから、可能なはずである。

 あとは意識改革だ。大体「大学に入れば大学がなんとかしてくれる」という発想が、一般化しているのがそもそもの問題で、大学は待っているだけでは決して何かを与えてくれる所ではなく、自分でしたいことを探す所、ということをもう一度再認識すべきだ。自主性のない学生なんて、大学にはいらない。

 とにかく、今回の改革案は、学生をなめている。無理矢理勉強させて、自主性がつくわけがない。むしろ自主性のある学生を殺してしまい、大学が個性を潰してしまいかねない。大学が高校教育までの延長になってしまいかねない。強い危機感を覚える。


10月21日 カメラの前なら許されるのか?

 やはり私は許せない。

 カメラの前なら、芸能人は騒いで良いのだろうか、大学構内でも。

 ・・・

 昨日、私は午後2時頃、学校に着いた。いつもは朝行くのだが、今日は郵便物が届く予定だったから、遅く出た。

 そして時計台のある本館の地下の中央購買で買い物をした直後、テレビカメラと共に、数人の学生服を着た変な人が騒いで降りてきた。

 どうも学内がうるさいと思っていたが、どうやら吉本の芸人が来ていたみたいだ。桂小枝、オール阪神、清水啓など、「探偵ナイトスクープ」に出ている芸人5,6人だった(テレビ局は朝日ではなく10チャン(読売)だったが)。

 私は騒ぐのをこれ以上続けられては困ると思い、即座に、
 「お前ら、うるさいんだよ」と言った。

 静まったのを見て、後ろを振り返った。サークルのボックスに戻ろうと思ったからだ。ただ、言った瞬間は気づかなかったが、後ろを振り返ると学生がいっぱい。ちょっと目立ってしまったようなので、さっさとその場を立ち去ることにした。

 これを読む人は、売店なら騒いでも良いのでは?と思うかも知れない。

 しかし私が怒ったのは、売店だったからというより、カメラの前だったからである。つまり、「カメラの前なら芸人は騒いで良い」という思いこみを訂正させる必要を感じたからだ。実際、図書館に小枝が出現してうるさかったとか、授業が外の雑音でうるさかったことが後で判明する。奴らはカメラの前なら騒いで良いと思っていた証拠であり、私の行動の適切さが証明されたといえよう。

 色々な人の話を総合すると、その後少なくともオール阪神は、大学の関係者(生協の人?)に怒りをぶちまげていたそうだ。曰く「なんで邪魔するんだ?」と。邪魔したのはそっちだ。

 また、今回の撮影は、大学生協の方が求めたとの情報もある。それだとしても、学内で守るべき常識は守って欲しい。学内では学内のルールが優先する筈だ。

 とにかく腹が立った。しかしこれも、大学生が一般になめられているからかも知れない。京大生の評価も落ちたものだ。


10月9日 商品券法案

 先日の閣僚懇談会で、多くの閣僚から、先の参議院通常選挙において公明が公約に掲げた「商品券による減税」に対する賛同の声があがったそうな。
 私は、これには呆れた、を通り越して、日本はこんな馬鹿ばっかりが政治家なのか、と思い、泣きたくなった。

 自民党の狙いは、この法案に賛同することで、参議院に於いて劣勢な自民党が公明勢力と協力できることを狙っているものと思われる。確かに公明にとってみれば自党の公約が実現できるのだから、これは自民党と協力しても良いかな、という気になるだろう。特に自民でも民主でもない「新・第三極」を目指す公明にとっては美味しい話だ。

 無論、それが優れた政策なら、その手もアリだ。しかし、この減税分を商品券として国民に配布するというやり方が本当に良いのかが問題なのである。

 通常の所得税減税においては、現金が戻ってくるため、いわゆる「タンス預金」として、減税分が消費にまわらないという問題が生じてしまう。この案の特徴は、この欠陥を回避することにある。すなわち、タンス預金ができない、一定の期限のついた商品券を国民に配布することで、確実に減税分が消費にまわるようにしているのである。

 こう書けば優れた政策なような気もする。しかし、あまりにも書くに馬鹿らしい問題点が山積しているのだ。

 まず第1に、商品券分が確実に消費にまわる、というこの案の特徴は、本当にそうなのか、疑問だということだ。

 確かに私達に商品券が期限付きで渡されれば、それを使うだろう。しかしそれは、従来の消費にプラスして商品券を使うのではなく、従来の消費の代わりに商品券を使うに過ぎない。この点で、従来の所得税減税との違いは実はないのである。

 そして、このように特別なメリットが実質的にはないにもかかわらず、商品券の頒布という方法をとることで手続的には膨大な時間と予算が必要となる。ということは、素人的に考えても明らかなように、この法案の効果は従来の所得税減税以下なのである。

 無論、効果を上げる為に更に対策を立てることも可能である。例えば、商品券の使い道を贅沢品に限定するのである。そうすれば通常の食料品や衣料品には商品券が使えないので、消費は増加するであろう。しかし、そのような欲しくもない物を買わざるを得なくなる商品券を税金で配布するなんて、自由主義国家のやることではない。経済統制に等しいこのような「対策」を立てることはないと思うが、もしやるなら、自民党は解党するしかない。

 そもそも私達国民が金をもっている(私は持ってないが)のに使わないのは、将来に対する漠然たる不安があるから、貯めておこうという気分になるからである。この不安に対処する根本的対策とは、政府が50年後,100年後の日本のビジョンを具体的に示して、国民を安心させるしかない筈である。それをせず、小手先だけの改革をしようとすることが間違っている。しかも今回は、国民のための不況対策を、まさに自党の党利党略のためだけに用いようとしている。お願いだから、そんな悲しいことをこれ以上続けないで欲しい。私に、そして多くの人々に、日本人であって良かった、と思わせることを少しはやって欲しい。


10月9日 ちいさな感動

 昨日、ちょっとした感動があった。

 私は京大の附属図書館で民事訴訟法の勉強をしていた。

 私は最近、勉強がダレ気味だったが、今日は頑張ろうと思ってやっていた。夕方、ちょっと疲れた、もうやめようかと思いつつ、民訴の教科書の次のページを開く。

 カエルの絵と共に「がんばれ、ぎーち」という悪戯書きが出てきた。私の彼女の悪戯書きだった。

 そう言えば数ヶ月前、私が民訴の教科書を開いて読んでいた時に、奴が書いたことを思い出した。別にそんなことはどうでも良い。とにかく、苦しいときに、偶然ではあれ、文字であっても、(今、海外旅行中で電話すら出来ないことも重なって)励まされたことに一人で感動してしまった。

 誰でも勉強は孤独なものになりがちだ。でも、私に、こうやって支えてくれる人が今いることに、感謝している。頑張らなくちゃ。


10月6日 温泉〜

 日曜から月曜にかけて、「ゼミ合宿の候補地」を探すため、和歌山にドライブに行きました。

 本宮の温泉(渡瀬、「つぼ湯」)と龍神温泉には入って、その他、潮岬とか行きました。レンタカーは24時間、ほとんど走りっぱなし・・・。

 潮岬、午前2時、他にだれも居ず、ただ月明かりだけが海に映えて、とても綺麗でした。男4人で来る所にあらず。とにかく綺麗でしたよ。

 渡瀬温泉、「日本最大の露天風呂」というだけあって、広かったです。でもそれだけ。別に特別お奨めできる温泉とまではいきませんでした。

 「つぼ湯」、狭かった+熱かった。もう行くことはありません。

 龍神温泉、「日本3大美人湯」だけあって、素朴な作りですが、とても良い。肌すべすべになった気がするし、とにかくとても気持ちよかった。是非皆さんも龍神行ってみて下さい。温泉しかありませんし、11月30日まで、元湯の内風呂は工事中ですが、露天だけでも十分に楽しめました。

 ・・・疲れたけど、月明かりの潮岬と龍神温泉に満足したので、とても良い旅でした。  

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