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藤本一郎の「つれづれなるままに」 1997 7月〜9月 |
・・・というか、そこまでが長かった。
うちのゼミの多くは、20名迄は先着、残り数名が成績順、という決め方である(完全成績順もあるが)。だから、行きたいゼミが人気だったら、人より早く申し込むしかない。そこで、ある程度の「行列」は覚悟はしていた。
前日の午後2時30分、登録場所である法経1番教室に5人程度座ってるな、と思っていたら、知らぬ間に即30人程度の列に。
人気ゼミの筆頭である佐藤ゼミにちょっと入りたかった俺としても並ばねば、と思って並び始めたのが午後4時。それでも結局48番目。
クラスの奴とシートを買ってきて、その場(野外)で徹夜。酒も買い足して、周囲は徹夜麻雀するし、ホントお祭りのノリ。でも周囲12,3人で、先着順の人気ゼミに行ったのは2人だけだった。めちゃめちゃ疲れたけど、楽しかった。蚊にやられまくったけど。
毎年加熱するゼミの行列競争、これを黙認する寛容さが、今の京大法学部にどれくらい残っているか、来年以降が楽しみだ。
ロッキード事件で執行猶予付きの有罪判決が確定した、佐藤孝行氏(自民・旧中曽根派)の入閣を皆さんはどう考えるだろうか。
弁護士等は懲役刑以上の有罪が確定すれば、なることはできない。26年前の出来事、では終わらない。
政治家も法律を作る者であるから、弁護士等と一緒に考えるべきだ。
確かに橋本首相の言うように、佐藤氏は衆議院議員となっているのだから、国民の審判を間接的に得ているので、大臣になることに支障ないようにも思える。
ところが佐藤氏は先の総選挙では、小選挙区では落選し、比例区での「復活当選」であって、国民の審判を得ていると言って良いか、疑問がある。
このような人事がまかり通って良いのか、それは次の選挙で、確実に我々有権者が決める必要がある。
俺が言いたいことは2点。馬鹿な大人と、事なかれ主義の鉄道会社よ、再考せよ。
まず、いい加減、タバコ吸うこととアメなめることの区別をして欲しい。
タバコの煙・害が、本人にしか及ばないなら誰も文句言わない。自分の家だけで吸って欲しいし、そいつらの悪例のせいで悪例が次世代に引き継がれてしまうこと、つまり、政治家や官僚とかの以前の問題として、自分たち自身が自分より年下の周囲すべての見本であることの自覚をお願いしたい。
また、JR等の鉄道会社は「喫煙コーナー」を作ったのなら、きちんと注意して守らせて欲しい。俺が刺されたらJRは責任をとってくれるのか。駅員が言えば従うことが多いし、駅員は構内放送だけでなく、直接注意して欲しい。見て見ぬ振りが多すぎる。
ああ、大人の唯一の存在価値は、反面教師、自己の理想のアンチ・テーゼだけなのか。お前らに少年法を議論する資格がそもそもあるのか。・・・かくいう俺も21、大人の一員でもあるが、少なくとも自分以下の年齢の害になる行動はしていないつもりだ。
俺の先輩の塾講師の授業を聴講していた。授業中、確か、He talks as if he were a child.を解説していた時に、一言。
「みんなはサカキバラの写真見た?、***の***(芸能人の名)に似てるよ。」
塾講師と言っても、教師の端くれ。また、俺達の塾は1学年800名を越す塾であって社会的責任も大きい、と思っている。確かに生徒の眠気をさますのには良い話題かも知れない。でも、少なくとも俺は傷ついた。
後である生徒に聞いてみた。「**先生がサカキバラの話したやん、どう思う?」「別に。私も見たし。」「え、どうやって」「え、フォーカスのコピー」
俺は気にし過ぎなのか。
社会感覚はむしろ俺がないのか?
うーん、悩んでしまう・・。
ところが、最も期待していた花火が台風で中止。確かに花火の数はPLの12万発には遠く及ばない1000発しか予定されていませんでしたが、花火と花火との間の「間」も楽しみの1つ。でも、1発も見れないなんて・・・。
本当に残念でした。でも、全て悪いことばかりではなかったんですがね。浴衣は最高!
理由は、フォーカスの容疑者少年の写真掲載に対する抗議の為だそうだ。新潮社が謝罪することを求めて、問題の次のフォーカスに意見を投稿した氏であったが、交渉が決裂し、新潮社から本を出していては読者の理解が得られない、との判断からのようである。
フォーカスの写真掲載の是非は別にして、氏の行動は凄いと思う。氏は2/3の収入を新潮社から得ているという。それをも犠牲にして自己の主張を貫くのは容易ではなかろう。
無論、それは氏のような有名人で、今までの収入が十分にある人だから出来たとの意見もあろう。それも事実だとは思う。しかし、にしてもだ。少なくとも自己の主張を貫くためにここまでする著名人を最近では他に知らない。
単に、自己の主張を貫けばそれで全て良し、とは思わないが、氏のような存在に一歩でも近づきたいなあ、と感じた。
あんまりたいしたページでないが、1万1千以上のアクセスがあったことは大変嬉しい。少しでも見てくれた人全てに感謝したい。
総選挙、特措法、ゴミ、淳君事件等、どうしても自分の意見を主張したい社会問題がある度に自己主張をしてきただけ。勝手な作りなのに「大学」という名を冠しているのは、少々恥ずかしい。
今後は、出来るだけ読み手にとっても意見表明がし易いページ作りを心がけたい。一応、「大学」だから・・。
私は、以下の理由から、このような行為は断じて許されないと思い、フォーカス編集部・新潮社に、犯人自身や世間その他日本国じゅうに対して謝罪を求めたい。
理由その1。フォーカス側は「検討したが少年法適用が甘すぎるから掲載した」等のことを言っているらしい。
確かに一般の殺人罪は死刑・無期もしくは3年以上の有期懲役となる(刑法199条)。一方16歳未満の少年に対しては家裁から地裁への送致が認められない結果、刑法の適用はない(少年法20条参照)ので、少年院2年間で終わってしまう。
* 刑法適用がある場合、殺人罪と死体遺棄等との併合罪になるので特に重くなる。
でも、だからといって、写真を公開する必要性があったのか。単に利益目的で公開したとしか言えないのではないか。
危険とは、表現の自由等に対する公権力による制約(事前抑制等)の可能性が増加することによる、表現の自由に対する萎縮効果のことである。
そもそも表現の自由(憲法21条)が我が憲法下で優越的地位を認められ、非常に厳格な司法審査基準が適用されているのは、国民にとって非常に大切な権利だからである。
ついでに二度と私はフォーカスを買わないだろう。
また、18歳未満の場合、少年法51条の適用により、刑事事件となっても死刑はない。
理由その2。こんなことしてるから、今度は我々の権利も侵害される危険が増す責任をフォーカスはどうやってとってくれるのか?
しかし、権利の濫用は権利の実質的力を弱くしてしまう。今回の事件の再発を防ぐために、公権力による事前抑制が何らかの形で強まるかも知れないのだ。どーしてくれる?
ああ、国会が、内閣が、といつも批判してるけど、マスコミもこうだったら、そりゃー、こんな国になるよなあ・・・。
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