藤本一郎の「つれづれなるままに」
2005年10〜12月

2005年12月12日 ちょい久の更新
 午後2時。電話待ちなので、勉強場所を変えて中庭で待つ。その暇?をみて、久々につれづれを書いてみる。

 メールチェックをしたら、MPREの結果がメールで来ていた。5週間強待っただろうか。受験票もWeb(PDF)での発行だったが、結果表も同じようにPDFで発行されていた。99点、一応各州の最低ライン(NY州だと85点)だけはクリアできた。若干問題をやり残してもまずまずは出ることが確認できたので、本番の方も、ちゃんとやれば、少なくとも不可能ではないという解釈が可能だろう。努力、努力だ。

 水曜日が最後の試験(Business Association)である。本当は金曜日にPatentがあったのだが、諸般の事情を考慮して、試験期間直前にWithdrawした。ただ、ここまでの試験は、勉強そのものは楽しかったが、今ひとつ、試験結果としては良くなかったので、ちょっと緊張している(さすがにFailはなくても、Cを取る訳には・・・しかしあり得る)。Thesisも書き切れていない。早く全部解決して、秋学期に15単位ちゃんと取って、春を楽にしたいのだが・・・。

 電話、かかってこないよ。

2005年12月1日 もう12月?
 私自身、米国に温度計は持ってきていない。しかし、UCLA SCHOOL OF LAWのWebsiteには、温度計が何故かついているので、「今何度くらいかな?」と思ったら、ここを見ることにしている。12月1日の現在昼休み、日本はもう2日の朝であるが、大学近辺は華氏63度という表示であった。63度といえば、まあ大体17度くらいである(華氏32度=摂氏0度、華氏50度=摂氏10度、華氏68度=摂氏20度)。1週間前までは、最高気温で摂氏20度を下ることはなかったが、だいぶ寒くなってきた。朝は摂氏10度をかなり下回る。しかし5度とか、そこまでではないが。

 と、ふと気付くと、12月なのである。ここまで大変早かった。英語が伸びていないこととか、色々悩むこともあるが、しかし総じて言えば意味のある留学をここまでなんとか過ごすことができて、本当に良かったと思う。

 ところで、12月最初の土曜日、3日には、アメフトの最終試合、UCLAvsUSCが行われる。京大生にとっては、NF(November Festival)の時期にある最終の京大vs関学or立命館(今や最終戦でこの両校と戦えないのが悔しいが)のような存在、いやそれ以上であろう。大学のDaily Bruinでは毎日特集が組まれ、それどころか、TVにも両校のOBが登場して盛り上げている。特に、ここ数年不甲斐ない試合が続いたUCLAにとって、最終戦を目前として9勝1敗というまずまずの成績(リーグとしては良いが、全米でランキングをつけるため、1敗したせいでランキングは11位程度になっている)でUSCと戦えるというのは、UCLAの学生にとってはとても嬉しいことだ。対するUSCは、全米1位のチームであり、普通に戦えば、今の京大vs立命館くらいの力の差があるだろう。しかし、USCは前節で、Fresno State(Calironia state University of State)というチームに僅差の勝利だった。守備陣が踏ん張れば、勝機がない訳ではない。是非とも、奇跡をここでも起こして欲しいものである。

 この最終戦を迎えたということも、12月が来た1つの証拠である。1つのシーズンが終わろうとしている。UCLAのFootball Teamも、私自身もFinalをきちんと終えて、有終の美を飾れると良いのだが。

2005年11月26日 試験近い・・・+2ちゃん
 UCLAの学期末試験が近づいて来ました・・・。
 大変憂鬱な上に、論文が進まないので、なんともやる気が・・・。頑張れ、頑張れ・・・。
 仕方なく、ここの更新でもします・・・(ええ??いや更新したら必ず論文を書きます。)。

 と、憂さ晴らしに2ちゃんねるを見ていたら(え??更にそんなことを???)、なんとこのWebsiteに直リンしているところ(50大法律事務所はよくリンクされると聞いたことはありますが)を見つけたのでびっくりです(え?自作自演?なんならログから調べてみてくれ。削除依頼板に仕事として書き込んだことはありますが・・・あるいは某掲示板削除や開示の依頼はありましたねえ・・・某地裁に行って某氏に出頭頂けずに頭を抱えたことも、事務員に某氏の自宅に写真(郵便受の中)撮らせにいかせたことも・・・送達の関係ですよ。)。

 ということで、2ちゃんねるに司法試験合格者や受験生、その他が色々書き込んでいるのを25分も眺めてしまったので、自分の司法修習生時代を思い出して多少コメントを。

 事務所訪問とかは、異性探しに似ていると思います。誰からも可愛い・美しいと言われる事務所もあるでしょうが、それはクライアントの側から見たらそうかもしれないけど、働く側(付き合う側)から見たらそうでもないこともあると思います。例えば200人の事務所に新たに入る201人目と、20人の事務所に入る21人目では、仮に弁護士業務の個別内容が当初同じであっても、その人に期待される地位やその後が違ってくると思います(どっちが良いとか悪いではなくて)。だからそれぞれに合う弁護士というのも微妙に異なると思うのです。自分に合う事務所を探すためにも、是非とも「自分」を出して欲しいです。私たち弁護士(まあ今は学生ですが)としても、個性が分からないと、良いとも駄目とも言えない訳で・・・。よい子ちゃんをし過ぎるとこの世界で生きていけないと思うんですよねえ。まあ、厳しい厳しいと言われたら色々萎縮するんだとは思うのですが、そんな中でも、特徴がなければどんどん埋没するばっかりです。いろいろな人がいろんな特徴を一杯発揮すれば、お客様(国民)にとっても、使いやすい司法ということになるように思うんですよねえ。

 修習生、合格者の皆さん、あんまり型にはまらずに、がんがん行って下さいよお。日本の司法を、おもろくしようじゃありませんかあ。。。

 私も修習生時代、事務所訪問で思いっきりありのままで行きましたので、気に入ってくれる事務所とそうではない事務所と完璧に2分されてしまいましたが、それで良かったなと思うし、実務に入ってからも、お客様も、気に入ってくれるお客様は本当に私のことを本当に大事にして下さるんです。私も、その人のためにもっと、もっと、と思うようになる。

 2年間の「休暇」で色々自分らしさを見つめ、今までできなかった勉強を一杯して、私も、またもっと自分らしい?弁護士として、実務に戻りたいですねえ。おっと、勉強する気合いが戻ってきたので、頑張って英語に戻ります。。。。。。

(佐藤幸治先生に頂いたお言葉・・・「少しのデリカシー」の習得は、まだまだ遠い気がしますが・・・)

 なんか少し偉そう、でも下手な文面を自分で書いてしまい気に入らなくて削除したくなったけど、まあ良いか、と思い一応残してみます。

2005年11月23日 松井秀喜と戸田菜穂
 高裁(おっと間違った、交際、です、苦笑)しているらしいね。
 どっちも薄い縁がなくはない方なので、少しだけ人ごとではない気がして、なんか嬉しいです。

 戸田菜穂は、高校(広島県立安古市高等学校)の1年先輩なんですよね。当時既にホリプロの新人なんたらで優勝?して、地学教室の横をブルマ姿で通過するのを1度目撃したことがあるんだけど。その時どうのこうのは思わなかったのですが、今考えたらデジカメでも持っておくべきだった。。。。って当時デジカメなかったんだけど。松井についてはまあ更にとっても小さいつながりですが、すません。

 ウチの高校は歴史が浅い(えっと、30年ちょっとだったっけ)ので、あんまり卒業後のつながりというのはないのですが、一応私、「同窓会」なる組織の理事(?)をしておりまして、今年とかは無理でしたが、大抵は年1回の同窓会(高校全体の同窓会)に出席しています(来年はたぶん例年の8月15日の開催であれば行けるんじゃないかなあ)。この場で戸田菜穂に出会ったことはなく、私にとってはそのブルマ姿が最後の雄姿になっていますが、いつの日か、普通の格好で良いので、松井と戸田菜穂も出席してくれて盛り上がる同窓会なんていうのになったら良いなあ。

 ウチの事務所で時々、福岡県の公立高校である修猷館高等学校の会合があったりするんですよねえ(今は知らないけど)。卒業生が2人いるというのもあるんですが。そんなんとか見てると、ちょっと羨ましい気もするんですよねえ。なんか、そういうのになったら良いなと思う時があるんですよ。広島県人で県内で生活しているだけであれば分からないと思うのですが、私を育ててくれた(?)1つの場でもあった安古市という高校はとても良い高校だとは思うけど、旭丘(愛知)だ、修猷館だ、北野(大阪)だ、といった名だたる県外の公立高校と比べると、色々な意味でウチの母校は寂しいなと思うんですねえ。そんなところと比べても「賢く」ないから、伝統がないから、というのもあるけど。

 戸田菜穂さん、どうでしょう?一緒に

2005年11月18日 ええ!!!
 多くの人にとってはそうではないかもしれないが、朝目覚めてニュースをチェックしていたら、衝撃の事実がネット配信されていた・・・。

 ラロッカ、退団!?

 ラロッカを知らない人がいるかもしれないが、2004年は、40本塁打を打つなど、ほぼセリーグの三冠王級の活躍をし(122試合出場、打率.328、打点101)、今年も3割18本塁打(80試合出場、打率.303、打点56)の活躍をした広島カープの選手である。内野ならどこでも守れるというのも、今の広島には欠かせない要素だった。

 私は、去年(2004年)、母校の広島県立安古市高校で講演した日、広島市民球場で野球観戦した帰り道、ラロッカが極めて気さくに、長時間ファンのサイン責めに答えながら、普通に市内公共交通機関で帰宅していく様を目撃したが、あそこまで気さくで広島に馴染んでくれた選手を見たことはなかった。日本語も上手で、かつ、自らそれ程高い報酬ではなくても広島でやっていくことを希望していた。「監督の来期構想から外れた」とニュースには書いてあったが、これだけの選手がそう簡単に構想から外れるとは信じられない。勿論、日本人内野手を育成するため、ということもあるのだろうが、今の広島の選手層を考えれば、ラロッカくらいいてくれないと、来年も圧倒的に望みのないシーズンを迎えてしまうことになってしまう。外野では、ベテラン(前田、緒方)と中堅(嶋)だけで強力なレギュラーが組める。しかし、内野には、新井・栗原がいるとしても彼らはようやく今年出てきた選手。来年も同じ活躍ができるとは限らない。かつ、広島では野村が退団している。この新井・栗原をともにレギュラーとしたとして、一体誰があと2箇所守るのだろうか。誰も名前を知らない選手が、実力もないのにポジションを取っても、「レギュラーを奪取した」とは言わないだろう。

 そもそも、他の球団が赤字経営(例えば横浜は12億の赤字)を続けながら、観客動員も不十分なのに無理に「黒字」経営を続けるという球団体質が、悪循環を呼びつつあると言わざるを得ない。これは、別にホリエモンに買って貰わなくても、一定の株式をファインに買ってもらいながら増資して資金調達をするという手だって十分あり得る筈だ。

 そんな難しい経営論は無視したとしても、ラロッカほどファンから愛された外国人選手はいないことを球団は忘れてはいけない。ロッテが、ファンの気持ちを掴んで躍進したことを、目の前で見ながら、ファンの気持ちを無視してラロッカを退団に追い込んだ広島球団を、1ファンとして、私は許すことができない。

 あんまりにも悔しかったので、誤報と信じたいが、何分松田オーナーが言っているらしいからなあ。。。
 とにかく、ラロッカは、近年稀に見る、ファンの心を掴んだ、かつ能力も卓越した選手だった。私は、悲しい。

2005年11月18日(2) Chabuya
 Sawtelleに新しくできたラーメン屋、チャブヤ(Chabuya)であるが、今日開店したので、行って来た。

 これでLAにも山頭火(Torrance)以外に食べたくなるラーメン屋ができたことになる。

 が、これで良いのか、この麺。茹で具合が非常に気に入らない。
 東京のラーメンのレベルは京都と比べても人気ばかりが上位で、今ひとつではないかと感じた瞬間であった。

 まあ、LAの基準でいえば、勿論美味しいのだが。。。。

 あかつき、東龍、いいちょ、高安、どれか1つでいいので、LA進出しないかなあ・・・。

2005年11月13日 事務所訪問
 金曜日、ダウンタウンに行って、久しぶりに「事務所訪問」をしてきた。そう、UCLA卒業後の研修先を探すための事務所訪問である。修習生を事務所で受け入れる側に慣れてはいたが、再び修習生に戻った気分だった。いやー、英語で2時間会話を続けるのは緊張!である。

 その事務所は、全世界で800名程度の弁護士のいる国際的な渉外事務所であるが、LAにも、それなりの弁護士がいる。事務所につくと、受付がとても開放的で、かつ、全般にアジアンなテイストのOrnamentが広がっていて、いやはや、その優美さにびっくりした。質実剛健な淀合の事務所も好きだが、これはこれですばらしい。

 お陰様で、様々な方の助力もあって、おそらくこの事務所に暫くお世話になることになりそうである。英語がまだまだな自分が多少なりともお役にたつのか、全く不明であるが、得た知識を多少なりとも実務の場で生かすような機会が得られたことに感謝したい。

 ということで、日本での業務再開は、たぶん2007年になりそうです。ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。

2005年11月10日 この国のかたち(2)
 今日、大学のECP(English Conversation Program)のクラスで、なんかテーマを挙げて議論するということで、Daily Bruins(日刊の学生新聞)からAffirmative Action(積極的差別解消運動、とでも訳すか?)について取り上げて議論をした。
 よく日本のことを学歴社会と言う人がいるが、アメリカに比べたらそうでもないと思う。
 アメリカは何でもランキング。学士と修士の学位の差も、どーんと大きく収入や地位に跳ね返る。公立学校は日本と比べれば様々な面で劣悪と言わざるを得ない。同じ高校3年生相当の学生、貧乏な家に育った黒人と、裕福な家に育った白人とでは、本当の能力は同じであっても、スコアで見れば、白人が圧倒的に有利となりやすい。

 そこで、公民権運動の後ころから、大学入試においても、一定の割合(数%)において、黒人の専門枠を設け、優先的に大学入学を許してきた。ところが、これが80年代以後、「逆差別」と呼ばれるようになり(その契機は、1978年の連邦最高裁における憲法学的見地では極めて有名なRegents of the University of California v. Bakke, 438 U.S. 265(1978)である。これはUC Davisの入学を拒否された学生が、Affirmative Actionは違憲だとして訴えて、その訴えが認められた事案)、ついに1996年、カリフォルニア州において住民投票(proposition 209)が行われて、正式にAffirmative Actionが公立学校から姿を消す。確かにいま、UCLA School of Lawに黒人はほぼ皆無となってしまった。現在、大学を見る限り、人種による、否、収入による歴然とした格差・・・これを差別というかどうかは別として・・・が大きく米国社会を包んでいる。

 Affirmative Actionは、米国のみであって、他国ではないから、そんなことは異例で不平等という議論もある。しかし、米国で必要なのは、積極的に解消しなければならない状況があるからである。EUは教育に必要なお金が安く、大学の卒業は厳しいが入学は比較的易しい。これだけでも、状況の相違に気が付くだろう。

 他方、日本を眺めると、高度教育とか何とか言って、米国に類似した状況に、少しずつ近づいている気がする。司法の世界でも、法科大学院ー新司法試験という制度は、米国を「見習って」、教育にお金がかかる制度となって閉まった上に、旧来の法学部教育制度も併存するという中途半端なものとなって、理念が見えてこない。かつて、良く「アメリカンドリーム」というコトバがあったが、そんなとんでもなく凄い人じゃなくても、ちゃんと努力すれば、それなりに良いことがある、「ジャパンドリーム」は、今後どうなってしまうのだろうか。

 法科大学院制度は、決して悪い制度ではないと思う。確かに職業専門大学を作らなければ、司法研修所だけで実務研修を行うのは無理である。ただ、大切なのは、たとえ家が貧しかろうが、豊かであろうが、頑張る人が報われ、頑張らない人は報われないという制度の確立・発展である。これが「ジャパンドリーム」の根幹である。自分は、まだまだ夢の途中の人間であるが、少なくともここまで、塾などにさほど頼らなくても大学に入学し、司法試験を突破して、それなりの夢を見続けられている。努力を続ければ、きっとまた、自分にも進歩があって、自分に進歩があれば、きっと次の「ジャパンドリーム」・・・大したドリームではないのだが、しかし大したドリームではないからこそ、目指せるものである・・・がうまれていくのである。

 ちょっと曖昧な書き方になったが、要するに、最近の日本の雰囲気、堀江さんや三木谷さんのような「六本木ヒルズ・ドリーム」も、華やかで大切だと思う(これを否定する気はない。私にとってはプロ野球選手のような存在である。)が、余り華やかではない「ジャパンドリーム」こそ、いまの日本を支え、また今後支えていく力だと信じる。富めるモノがどんどん富み、貧しい者がそこに固定されるような社会は、絶対に良くない。皆が実質的なチャンスのある社会、これが徐々に失われているからこそ、「子供に夢がない」とか言われるのではなかろうか。

 誰でも夢が持てる社会とは、そういう実質的なチャンスが皆にある社会である。「ジャパンドリーム」の今後は極めて不透明であるが、努力こそ報われる社会の維持発展こそが、この国の形として必要なのではないだろうか。そういう観点から、例えば法科大学院制度についても、維持発展させたいし、また、そう言う観点から同制度に協力していきたいと思う。

2005年11月9日 司法試験合格発表
 日本時間の9日夕方(あれ、水曜日だ・・・慣例では金曜日の筈だったが)、日本の司法試験の最終合格発表があった。自身の合格から6年を経過しており、さすがに今年は後輩等の合格もないかも、と思っていたら、1人がメールで合格の報告をしてくれた。いやいや、嬉しい限りだ。

※いないかもしれませんが、60期司法修習生の方で、実務修習期間中、我が家(出町柳、3LDK)を借りてくれる方がいらっしゃれば、まずまずの値段でお貸し致しますので、是非ご相談を。現在59期に賃借中です。

 ところで、この合格発表日、予め、時間も含めて法務省より公表されている。これと対照的なのが、まもなく行われる筈のNew York State Bar Examination(ニューヨーク州司法試験)である。合格発表は「11月中旬」になされるとしか公表されない。昨日確認したら、今年の7月の試験の発表日はまだいまだに公表されていなかった。「決まったらメールで知らせる」というのである。

 もう1つ対照的なのが、名前の公表である。米国では、氏名がWebsiteで公表される(あはは、来年名前なかったら恥ずかしいなあ・・・まあCAを受けるかもしれないので)。日本では、されない。こっちに来て感じるのだが、個人情報保護法が施行されたばっかりだから、というのもあると思うが、プライバシーの考え方が、日本よりも緩い気がする。差別的に用いられる可能性のある情報については慎重だが、そうでなければ寛容だなあと思う。UCLAのWebsiteでも、学生や教員、検索できるし。。。まあ、大抵は(公表について)事前同意させられている訳だが。

 ちなみに、我らが弁護士法人淀屋橋・山上合同の事務所説明会が12月21日、あと、1月、2月にも1回ずつ開催されるらしい。正式な申込みは事務所のWebsiteで近日中に発表されるだろう。新合格者=60期司法修習生約1500名は、修習終了が2007年9〜10月頃となり、ロースクールを来春卒業し新司法試験に合格して修習終了する新1期司法修習生約1100名の修了時期2007年12月頃とほぼ重なる。修習生にとっても、この状況は、独立するにせよ、仕事を始めるにせよ大変な状況だと思うが、事務所側としても、どのように採用すべきか、悩むことになるだろう。まあ、おそらく主流は色々言われているが、(将来を考えると)ロースクールになると思うので、新60期は本当に大変だとは思う。しかし、志を忘れることなく、とにかく、なりたい法曹像を追求して欲しい、そう思う。そう、いつも事務所訪問で思うが、修習生は、いま一つ事務所訪問で自分をアピールする術に欠けていると思う。事務所について知りに行くのも大切だが、その逆はもっと大切。単純に志をぶつけるだけでも良いのに、それができない。まずは、どんな事務所に入りたいか、という結論よりも、どんな弁護士としてありたいか、をしっかり考えて貰えると、きっと、この苦境の中でも、立派な法曹の基礎を築けるのではないかと思う。

2005年11月4日 MPRE
 こちらに来て初めて、米国人と同じ土俵で戦うテスト(除、運転免許試験)があった。MPRE、Multiple Professional Responsibility Examination、職業倫理試験とでもいおうか。単なる60問4択のマーク試験なんだが。。。弁護士や裁判官の倫理に関する決まり(統一的な法案が作成されており、各州はこれを基本として独自の決まりを定めているが、問われるのはその標準的な法案の方)が問われる。採点は、60問中50問についてなされ(どれが採点されないかは分からない)、得点化され(多分一種の偏差値化されると思われる。最高150点、最低50円)、各州の司法試験委員会が要求するrequirementを突破できれば良し、となる。年3回開催。通常の年2回行われる米国の司法試験と一体となっており、どちらの試験でも、各州の要求する得点を突破して初めて弁護士登録が可能となる。

 60問4択といえば、司法試験の択一式を思い出す。あれは、5択がメインだったが、複雑な問題形式であったとはいえ、3時間30分の試験時間があった。こちらは、確かに形式はそれほど複雑ではないが、2時間5分で解かなければいけない。英語力が不十分な私は、10問を残してしまった。うーん、それなりに勉強して、それなりに出来そうであったが、時間不足は思ったより深刻になってしまった。残った10問を全て「C」で埋めたが、果たして・・・。うーん、悔しすぎる。

 そもそも、公式のパンフレットに、2時間5分って、書いていないところといい、適当な感じもするが、そんな適当な試験がイマイチに終わってしまったのが、なんとも悔しい。まあ、年3回あるし、万一駄目でも、3月に頑張りたい。ふう。。。まあ、でも、これが米国人同様に簡単に解けるように、もっと英文を読みこなしていきたい。本番の司法試験、もっと早くやらなアカンもんなあ。

2005年11月1日 この国のかたち(1)
 LAに来て3ヶ月。米国生活に少し慣れ始めたと同時に、日米の相違から色々考えさせられることも多い。
 特に、自分の国(日本)がどう今後進んでいくか、について。

 今日は、Business Associationの授業で、大変有名なWeinbergerのcase(Weinberger v. UOP, Inc. 457 A.2d 701, (Del. 1983))を中心に触った。一応法律家として、まずは簡単に事案を紹介したい。

 被告は、UOPという会社で、親会社として、Signalという会社が存在している。Signalは、UOPの50.5%の株式を保有していて、UOP、Signalとも上場会社であった。
 1978年2月28日、両者の兼任取締役2名が、UOPのpresident(社長、UOP生え抜き)を訪れて、1株20〜21ドルで、Cash-out merger(現金による吸収合併:米国法では比較的早くから、吸収合併時に消滅会社の株主に存続会社の株式以外の価値代替物の交付を行うことを認めていた)をしたいと申し出る。社長も、価格はそんなものか、と思い、他の生え抜き社員を思い気になる点をいくつか述べたものの、20〜21ドルの吸収合併に異議を唱えず、普段懇意にしているBankerに電話して、価格が公正だという意見書を3日で書いてくれとお願いし(この意見書、当時の価格で15万ドルだってさあ・・・値引きした後の価格で。)、同年3月6日、あっさり吸収合併を行う旨の取締役会決議をしてしまう。勿論、かかる議案は株主総会にかけられ、全議決権1148万8302個中、875万3812個が賛成、25万4840個が反対して、吸収合併案は1978年5月26日可決され、即日、UOPの株式は、1株につき21ドルを受け取る権利へと転化した。
 ところが、反対株主がかかる決議は不公正として訴訟を提起した事案である。

 デラウェラ州最高裁判所(会社法は州法であり、米国ではデラウェラ州が絶大な影響力を保持してきた)は、原審を破棄して、決議を不公正と認めた。理由は、簡単にいえば、手続の公正も、価格の適正も欠いているとするものであった。(1)手続の点については、兼任取締役2名が作成したメモによれば、1株24ドルをMaxとして買っても良いという記録があるのに、これを会社の他の取締役にも、株主にも公表しなかったこと等が不適正であり、(2)価格の点については、確かに、資産・市場価格・収益価値の3点のみから計算すれば21ドルというのもあり得る価格となり得るが、それだけで価格が決まるものではなく、実際兼任取締役が24ドルもあり得ると計算した点を重視して、適正な価格ではないと判示した。

 私の関心は、判決そのものより少し離れたところにあって、このような裁判において、少数株主の権利というのは、絶対的に金銭に置き換えられてしまうことに対するこれっぽっちの懸念も見られないことである(まあ、米国では長年そうだから、当たり前なのではあるが)。所有権絶対の法則(まあ、これは大陸法の発想だが)が株式では妥当しない、つまり、お金で満たされていれば、強制的に株式を転換させられることも全く是とする発想に対し、何ら否定的な面が見られないということであった。

 そして、我が国の新会社法においても、このような、吸収合併時に消滅会社の株主に対し交付する対価として、存続会社の株式以外の対価を交付することが堂々と認められてしまった(新会社法749条1項2号、751条1項3号)。明らかに米国流の上記のような会社法を真似した結果である。しかし、私が抱いた違和感を、日本の経営者や株主は何も抱かないのであろうか。

 具体例を挙げよう。いま注目のTBS・東京放送で考えると分かりやすい。

 楽天が現在約20%の株式を持っている。現行法でいえば、この楽天の株式を現経営陣が奪う方法はない。楽天の保有するTBS株はTBSのものである。しかし、新会社法では、方法ある(ここでは分かりやすくするために放送法等のことは除外して考えるものとする)。例えば毎日放送と吸収合併して、存続会社を毎日放送とすればいいだけのことである(勿論賛成2/3が得られるというのが大前提ではあるが)。現在の商法では、消滅会社の株主も、新会社の株式を受領できるので、TBSの持ち株比率に応じて楽天は毎日放送の株式を取得できるから引き続き大株主である。しかし、新会社法では、消滅会社の株主は、お金で我慢しなければならないかもしれない。つまり、楽天がすごいお金を投資して買った株式が、あっさり吸収合併という手法を通じて、市場外で買い取られてしまうのである。その逆もある。楽天が2/3の支持を得られるなら、いかに外に電通や毎日放送等、経営陣支持派が株式を保有していても、それらをお金に換えてしまって排除できるのである。

 勿論、決議に際しては、上記米国デラウェラ州判例で述べたような公平さが求められることになろう。価格の付け方も議論があるだろう。しかし、楽天排除の例でいえば、20%もの大株主が、ただ単にうるさい少数派であるという理由で、株主権そのものが奪われるという結論で良いのだろうか(上場会社ではないなら別だが)。株主権は、経済的権利も支配権も、持分に応じて平等に保有するのが原則であった筈が、多数派であれば全てが認められるが、少数派は、支配権的側面がとことん弱められることになったのである。実際、だからこそ、現行商法で明文をもっては規定されていない「株主平等原則」(新会社法109条1項)がわざわざ規定されるに至ったのは、この矛盾、原則と例外の極端な逆転を示しているものではなかろうか。

 私はなにも、「会社は従業員のもの、取締役のものであって、株主のもの「だけ」だと考える考え方」が良いと言っているのではない。勿論会社は誰が何と言おうと株主のものである。ホリエモンの考え方に近いと思う。ただ、少数株主を排除しすぎるのはどうかな、と思っただけである。今度の改正は、外資のファンドには大歓迎だろうなあ、と思う。三角合併に限らず、合併の手法が米国流に自由化されることは、本当に脅威だと思う。現行の、51%、67%保有している株主が支配権を得る、というだけではなく、かかる株主が、他の少数株主を現実に排除する権利まで得たのである。これを合理的というなら、そうかもしれないが・・・。

 この種のM&Aが、今回の法改正で更に加速されることは間違いがなく、そして、おそらくこの米国流のやり方によって、海外の資金が益々日本に流入することも間違いなさそうである。お金が流入すること自体は、我が国の会社に価値があるということで歓迎されるものである。買収そのものも悪ではない。しかし、多数を押さえれば100%となるというこの「完全小選挙区制」、やはり日本売りに使われるのではないだろうか。また、このような、米国流の理屈を持ってきたことで、おそらく、法律事務所、会計事務所、ファンド、その他M&Aに関連するサービス業は、きっと外資が益々幅を利かせるのではないか。上述したが、3日間で完成したBankerの意見書が15万ドルだった。日本人は益々、米国の高いサービスに馬鹿げたお金を支払うつもりだろうか。さて、そのような時に、「小選挙区・比例代表並立制」を採用する我が国は、司法の場面でどのような結論を出すことになるのだろうか。完全な米国追従をするなら、司法研修所なんかやめて全員米国のロースクールに留学した方がいい。実際、タイでは裁判官になる人は皆そうしているのである(LLM卒業がrequirementのため)

 米国で生活して、経済的合理主義を良いと感じることもある。やっぱりこの国はすごい国だと思う。大学(UCLA)も好きだ。米国との関係は良好であるべきだ。ただ、米国の制度をそのまま真似ていいかといえば、話は別だ。徹底的な経済的身分格差、その影響による一般的なサービスの不便さ(実体験でいえば、保険を申し込んでも保険約款すら読めない保険外交員、道路交通法すら知らない警察官、担当者でころころ変わる銀行窓口・・・)。会社法の改正というのは、一般生活からすればちょっと遠いところにあるかもしれないが、「完全小選挙区制」を押し進めるのは、日本の良さを失う1つの、小さいけれども後から考えたら大きな契機になるのではないか。

 私は、実務家だから、勿論改正された会社法に基づき実務を行うだろう。しかし、この国のかたちとしては、あまりに米国のまねをするのは、どうかなと思う。良いところは真似れば良い。しかし良くないところまで真似てはいけない。立法府でうまく阻止できないなら、可能な範囲で、司法権の現れの中で、なんとかしなきゃいけないのかな、と思う。

2005年10月27日 栃木教官!
『西武鉄道株の名義偽装事件で、証券取引法違反(虚偽記載、インサイダー取引)の罪に問われたコクド前会長、堤義明被告(71)と法人としての西武鉄道、コクド両社の判決公判が二十七日、東京地裁で開かれ、栃木力裁判長は堤被告に懲役二年六月、執行猶予四年、罰金五百万円(求刑懲役三年、罰金五百万円)の有罪を言い渡した。』産経新聞ネット速報版

おおお、栃木教官だ。。。私の司法研修所時代の刑事裁判の教官である。
独特の田舎っぽい語り口は大好きだったなあ。たまたま見たこちらでのニュースで裁判長の顔が映っていて、「ああ、本物だ」と思ったものです。

当たり前かもしれないけど、みんなそれぞれ、いろいろなところで活躍しているよねえ。
俺はこんなんで良いのか、よく分からないけど、負けないぞお。

P.S.そう、昨日、紅葉に気付いたので、ちょっとだけ写真載せます。綺麗ではない(なんか人がいて写真撮ること自体が恥ずかしかった)けど。。。天気予報を比較したら、この時期だいたい日本の気候と大差なさそうです。朝が京都の朝よりは3〜4度くらい暖かい程度かな。

2005年10月25日 MPREなど
 もうお気づきの人もいるだろうが、UCLA, School of LawについてのWebsiteを私的にちょっとだけ立ち上げた。UCLA近辺のお勧めの情報等で、残しておいたら将来誰かがここに留学することがあるなら便利かな、と思うようなことを書いておこうと思う。米国ロースクール留学一般にも多少は役に立つことを書いて残せれば、多少なりとも有意義かな、と思う。

 さて、私の勉学の方は相変わらず手詰まり、自転車操業、英語力不足で大変厳しい状況であるが、こんな中でなんと来週の金曜日には、司法試験の第一関門、倫理試験(Mutiple Professional Responsibility Examination、つまりMPRE)を受けることにしている。米国では、契約法とか会社法といった学科科目により構成される司法試験の外に、この種の倫理試験で一定の得点を取らないと米国のほとんどの州における弁護士登録ができないのである。一応来年は米国NY州司法試験を受けようかなと思っている身であるので、まずは試験慣れも兼ねて、受けようと思ったのだが、ちょっと早すぎたかもしれない。普段の授業の予習や、LLMセミナーで要求されている論文が間に合わなくなりつつある気がする。

 さて、一通り勉強した感想としては、全般的に結構細かく決まっているなあ、という感じである。いくつか日本と異なる点があることも分かって面白かった。1つ例を挙げると、成功報酬制についてであろうか。日本では、着手金・成功報酬金という報酬体系は、伝統的なものであるが、米国では、これが完全成功報酬制、つまり着手金0を前提とする制度として一定の事件や顧客の関係では定着していることから、規定も色々盛り込まれているのだろう。そして、面白いのは、刑事事件や家事事件では、成功報酬制にしてはいけない(懲戒の対象)のである(Rule of Professional Conduct, Rule 1.5 (c),(d))。日本では考えられないことであるが、昨日友人と議論したところでは、日米両国の善悪の考え方の相違が影響しているのかもしれない、という1つの推論が可能な気もした。つまり、日本では、代理人が誰であっても、無罪が有罪になったり、その逆になったりということは一般的には考えない(実際はそうなることもあり得るが、一般の意識として)であろう。しかし、米国ではそうなり得る。弁護士が、黒を白で塗ってはいけない、ということが、もしかしたら影響しているのではなかろうか。家事事件もそう。弁護士の力量で離婚できない事件が離婚できたり、慰謝料があがるというのは、倫理に反すると考えるのではないだろうか。

 まあ、あくまで推論に過ぎないのだが。Professional Responsiblityを授業としては取っていないので、理屈のところがよく分からないので、ご存じの方がいらっしゃればご教授頂きたい。

 そういえば、さっき、フランス在住の古い友人から出産した!というメールが写真付きで届いた。良く似ているなあ、と思った。親というものは、自分を子供によって再生産するんだなあ、と思った。俺を再生産したらどうなるのだろう。

2005年10月14日 ナゾが解ける
 今日は朝7時にソーテルのカフェに行って、UCLAの某先生の御主人(アメリカ人)と英会話レッスン。
 某先生には大変なご配慮をして頂いた。とても貴重な金曜日の朝になりそうだ。私も、日本語会話でお返しができれば良いのだが・・・(御主人はJETプログラムで日本に来たこともある方だが、日本語を使う機会が減っているらしいので、お役に立てれば・・・)。

 その後、図書館に行って、LLM Seminarで12月までというむちゃくちゃタイトなThesis提出を命じられたので、その資料探し。LibrarianにAppointを取って出向いた。大変親切な方で良かった。日本でも有名になったGroksterのケースをヒントに、File exchange softwareについての日米比較と、Grokster後に残された課題を論じるようなものをぼんやりとイメージしているのだが、さて、間に合うか。

 さて、ここからが今日の本題で、そのLibrarianに、何度か「つれづれ」でも触れた疑問、何故UCLAにこんなに沢山の日本の法律書籍があるのかを聞いてみた。そしたら、いまコロンビア大学にいらっしゃる、ナカジマさんというのが、80年代にUCLAに居て、揃えられたそうである。ナカジマさんについては、私は殆ど知らないのであるが、コロンビア大学のロースクールで日本の法律書籍を相当揃えたということを聞いている。ナカジマさんのお陰で、東西に2つの日本の法律書籍の拠点ができたのである。いやはや、すごい人だ。

 しかし、この宝の山、UCLAでは眠っているに等しい。おそらく日本の法律書籍を使っているのは、いま私と、あともう1人のLLMのクラスメートくらいだろう。はっきり言って最新の基本書を除けば、日本の大学よりも充実しているともいえるこの書籍、活用先をみつけないと、いつか予算が止まって雑誌類の新規購読ができなくなってしまったら・・・と思うと、気が気でならない。

 Deanにもっと日本人の学生を惹きつけてくれ、というか、あるいは、日本法に興味がある教授を引っ張ってくるようにお願いするかだよなあ。中国も良いけど、西海岸に位置しているんやし、もっと日本法研究をしてくれる大学になるように、何かできることがあればやってみようかな。

 というわけで、仕事を抱えながらLLMを探す日本人弁護士の皆さん、留学してまで仕事をしたくないかもしれませんがUCLAならできると思いますよ〜実際、今週私も1つ特別清算の本を脱稿しました(共著ものですので、私が書いたものはせいぜい4000字程度ですが)が、資料はUCLAで揃えましたし・・・。

 少しだけ、宣伝をしたくなった今日この頃。アメフトBruinsの快進撃もあるし、京大卒者向け??確かに違和感少ないかも。

2005年10月13日 母校
 母校の活躍というのは、嬉しいものだ。
 ちょっとネタとしては古くなったが、今週月曜日のDaily Bruins(平日のみだが日刊の大学新聞。日刊というのがすごい)には、次の文字が踊った。

"Bruins prove to be the biggest bear"

 そう、アメフトのPac10で、先週土曜日、我らがUCLA Bruinsは、UC Berkeley(CAL) Bearsに劇的な逆転勝利をおさめたのである。兄弟対決(同じUniversity of California同士)であったが、ランキング上位だったBerkeleyに4028まで点差をつけられた後の第4クオーターからの逆転勝利、TVをつけたのが第4クオーターからだった私にとって、見ていてとても心地よい試合であった。この勝利でUCLAも、久しぶりに全米11位までランキングが上がったようである。

 あとはこのまま全勝して、Pac10で唯一UCLAより上位で、全米1位に居座っているUSC(University of Southern California)にも勝って、90年代の栄光再び!となって欲しいなあ。

 日本では、母校京都大学がまた神戸大学に敗れたらしいが、UCLAは5戦全勝、京大のライバルである立命館のユニフォームはUSCをモデルにしたと聞いているので、江戸の敵を長崎で、ではないが、是非とも、京大の分もUCLA、頑張って欲しい!!

2005年10月8日 上場賛成
 阪神タイガースを巡る村上ファンド(なんでこのファンドはいつも村上ファンドと呼ばれるのだろう。正式名称知らない・・・)の投資姿勢が、波紋を呼んでいる。讀賣の渡辺氏は、「村上阪神反対」「上場会社のプロ野球参入阻止」と解釈可能な発言をしているらしい。

 だけど、上場会社がプロ野球に参入することが、そんなに悪いことか??
 私は、逆だと思う。

 確かに「安定経営」のためには、赤字の垂れ流しになれかねないプロ野球に、利益を生むことが至上命題となる上場会社が参入することは、良くないのかも知れない。しかし、プロ野球は、ファンのためにあるとするなら、そのファンが、まさに「オーナー」になり得る上場という手法は、とても素晴らしいのではないだろうか。

 それと、阪神タイガースだって、ある意味上場会社である。阪神百貨店が上場していて、その子会社なのだから、間接的には上場しているのである。村上ファンドは、もしも上場規制なんていうつまんないものがされたら、阪神タイガースを孫会社に持つ別の子会社を作って、その子会社を上場すれば良い。それだけの話しである。

 前々から、日本のプロ野球の参入規制は、なんか不健全で嫌だった。だいたい、どこも赤字の垂れ流しでいるから良くないのだ。全部上場にして、限られた資金で競争すれば、もっとどの球団も、裏の契約金とかから脱皮して、きれいなお金と、健全な育成で競争してくれるのではないだろうか。某新聞社のような、親会社も非上場で、お金の流れが全くよく分からない企業集団よりは、あるいは、私の愛する球団ではあるが、個人所有であるために、何も市民が参加できない球団よりは、上場会社の球団の方が、少なくとも「マシ」ではないだろうか。

 もし私がカープの取締役になれたら、株式を公開し、毎年増資をして、資金をつぎ込んで、カープを強くするけどなあ。勿論、カープを意図的に弱くすべくお金をつぎ込む人がいるかもしれないが、経済合理的ではないので、そういう動きがあっても限定的だろう。

2005年10月3日 訂正
 UCLAのSchool of Lawの図書館の日本書であるが、思っていたよりもあったので、若干訂正したい。

(雑誌類:概ね最新刊マイナス3ヶ月くらいまであるもの)
 判例時報、判例タイムズ、商事法務(別冊含む)、金融商事判例、金融法務事情、ジュリスト(別冊:いわゆる百選含む)、法学教室、民商法雑誌、法曹、司法研修報告書など

(注釈)
 注釈民法、注釈会社法(だいたい平成14年改正あたりまで)、その他古めの主要法令

(判例集)
 最高裁判解、判例体系(書籍版)など

(大学雑誌)
 法学論叢(京大)、早稲田法学、法学研究(慶応)、法政研究など(東大の雑誌って何ていうんですか?ちょっと分からなかった)

(統計)
 検察統計年報、司法統計年報、法務年鑑

こりゃ、やばいよねえ。日本法に避難したくなるわ・・・。仕事したいかも。時間ないくせに図書館で何してるねん。だって米国倒産法、細かいんやもん。。。

 そういえば、朝日新聞のネット版に、丸善の記事が載っていたなあ。檸檬爆弾、仕掛けてる人、いいなあ。

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